1999年10月30日  市原市市民会館
No 1   とろこさんより  

市原行って来ました。いつものとうり2時30分頃から千春さんの入待ちをしました。しっかり見ましたよ。千春さんが楽屋入りしたのは5時近くだったけど黒ずくめでとてもカッコ良かったナー。隣りにビルがあるんだけど、そこで働いている掃除のおばちゃんたちも仕事をさぼって千春さんをひたすら待っているのには笑えました。8列だったのですが、、、、今回優先チケットの人はどうも8列辺りに集められてる感じでした。1カ月ぶりに見た千春さんはご機嫌もヨロシク私としても楽しい時間を過ごせました。後は、東京2日間だけです。また、何か変わった事ができたらメールしますね。

No 2   もるるんさんより  (11/6 掲示板より転載)

行ってきました.市原です。会場の雰囲気はまずまずかな。席がよかったので、それだけで私は興奮状態でした。
思ったより会場が小さく、ちょっといい感じでした。
6:30 1ベル。おっ!時間どおりです。
6:35 開演。今日は早い!ちょっとびっくりでした。
1曲目は「優しい風」から。アンコールで歌うときにイメージが強いから、ゆっくりめのテンポで丁寧に歌うのがとても新鮮だった。
「10年ぶりに市原に来ました。10年ぶりに着たら、こんな頭になってしまってて。」「今回、千葉県では最初で最後です」との挨拶を。
「そのわりには中途半端な町を選んでしまったなあ」には会場爆笑。「最後までもりあがろう」
2曲目は「LONLEY HEART」。コーラスが光ってました。続けて3曲目「抱きしめたい」。
今回の衣装は、今年はやりのヒヨク仕立てのチャコールグレー(にみえた)のスーツ。すごいおしゃれだなあって感じました。
今年の夏が暑かった話をし、8月の札幌の平均気温が那覇より高かったといってました。「俺なんか頭がソーラーシステムだから、充電して歩いてるようなもんだ」には笑いました。
新しい歌、古い歌の話から髪の毛の話になり、「俺もさ、髪の毛を染めてみたかったよ」とのことでした。
「じゃあ、古めの歌を聴いてください」で4曲目「銀の雨」続けて5曲目「人生の空から」
そしてメンバー紹介を。「今日、アクアライン通ってきた人?」なんと全員のメンバーが手をあげてました。
東京からだと近いものね。「海ほたるってやな言い方だよなあ」にはまた会場大爆笑でした。
その後、家族の話になり、中2になる娘さんが、たまに家に帰ると「お父さん、今日泊まってく?」と聞くそうで、情けない!といってました。
メンバーに「10年前に来たときにいたメンバーいる?」と聞いたら、ももちゃんとドラムの小林さんが手をあげてました。
ももちゃんとは16年一緒にまわってるそうです。「何でこの二人が残ったのかなあ」と千春の感想でした。
メンバーの話になり今回のターゲットはキーボードの加藤さんでした。
そして得意の恋愛の話に。「恋愛は姿形じゃないんだ。顔形だ」全くね!
「うちの娘もねえ。心配なんだよなあ。ちょっときれいな女房もらったんだけどねえ。俺の血がまじったばかりに」
「目がなあ、一重なんだよ。「千春さん、大きくなったら変わりますから」って小さいときはいわれてたんだけど、
まだ一重なんだよなあ」「手に職をつけさせないといけないなあ」
「ブスと美人とではスタートラインが違うからなあ」としばらくその話を。
そのあと、札幌の友人が奥さんに先立たれた話をして「女房に先立たれたらたまらないよなあ。」と。
その友人の方が「女房が先に行くと、謝る相手がいなくなる。それがつらい」といってた話をし、
「男はさ、女に謝ることがたくさんあるんだよな。だからそれができなくなるのはつらいんだな。
女は違うだろ」といってました。そのあと、自分の恋愛の話をしてから
「どこでどうなるか恋愛というのはわからないんだよ」と話、6曲目「愛という名の旅」。
「今年さ、G馬場さんがなくなってねえ。彼は本当に真面目で誠実で勉強熱心だった。
入院したってきいて、応援歌作ったらね.死んじゃってね。プロレスのチャンピオンは馬場さんしかいない。
そんな心をこめてね「Chanp Never Die」」といって7曲目「Chanp Never Die」
このあたり、トークもとてもテンポよく引き込まれていく。「Chanp Never Die」は照明もとても素敵だった。
ちょっと私まぶしかったけど。
「表にさ、「松山千春コンサート」にならんで「南こうせつコンサート」ってあったなあ。
同じランクにしないでくれる?」からサマーピクニックの話に。
そのときに山本潤子さんと会った話になり、彼女の歌の「竹田の子守唄」と「フィーリング」を
ワンフレーズずつ歌ってくれました。そして8曲目は「翼をください」(ワンコーラスのみ)とてもよかったです。
コーラスもよかったです。でも千春いわく「松山千春と7人のけだものコーラス隊でした」とのことでした。
「俺はビジネスで歌っているんじゃない。マイライフとして歌ってる。これが超一流と三、四流の違いなんだ。
曲を作ろうとするからいけない。フォークシンガーは曲は生まれてくるものなんだ。
みんなも1日のおわりにため息とかつくと思うけど俺はそれに詩やメロディがついてくるだけ」
「曲は作るんじゃなくて生まれてくるものです」そういって9曲目「ガリレオ」を。
「いろんな歌を作ってる。北海道の自然の歌、人生の歌、恋愛の歌」と話し、
「次歌うのはね「午前3時」っていう歌なんだけど」といって歌の内容の説明を。
「恋愛は周りがとやかく言おうが本人がよければいいじゃない」
「俺の姉貴はね、だんなと一度別れてまたくっついたんだけど。姉貴のだんなが武ちゃんていって
すごいいい人なんだ。別れるときなんでだってきいたらね、
姉貴が「女というのは100あるうち、99優しくても1冷たかったら、その冷たさが許せない。
そのかわり99冷たくても1優しかったらその優しさについていこうと思う」っていうんだ。女はそうらしいよ」
「だから俺はさ、女房と娘に冷たくあたってるんだなあ」
「いろんな恋愛があって、人生があって楽しいと思う」と話し、10曲目「午前3時」。
それから今回のテーマかな?イソップ物語の話を。「ありとキリギリス」「きこりと金のおの」の話を千春アレンジで。
会場は大爆笑でした。
それから「町のねずみと田舎のねずみ」の話を、ノーマルバージョンでして、
「要は、びくびくしながら贅沢な暮らしをするよりも、貧しくてもゆとりのある生活のほうがいいってことだよ。
今の日本人はどうだ?」「ほしがったってしょうがないだろ。ハゲなんだから」これには笑いました。
「貧しくてもゆとりのある生活。そんな生活を自分も送りたいです」と話して11曲目「残照」を。
今日の1押しの曲はこれ!久々にきいたこともあって感動ものでした。千春の声のボリュームがすごかった。
歌でがんがん押してくるって感じ。引き込まれました。
そして夏目漱石の草枕の冒頭の文章を紹介し、「何がいいたいかというと、人の作った世の中、
すべて受け止めてください。この世の中を作った人はすべて普通の人。一般庶民が作った世の中だからひずみ、ゆがみはある。
それでかまわないじゃないか。」「人をうらやむこともない。さげすむこともない。貴方の人生は貴方しか歩けない。」
「俺もステージを降りればただの人。みんなもそうだ。ただの人として、自分な成りの充実した人生を歩いてください。」
12曲目、本編ラストに「明日のために」.圧巻でした。声を振り絞って歌ってくれて、とても感動しました。
本編終了8時10分。時間はまだあります。

アンコール。まずは「北風」から。そして「生まれてきてよかった」。コーラスがとてもいい。
会場は、、はじめてコンサートにきた方、年配の方が多いせい?立つ人も少なく、れれって感じ。
「リクエストは?」との声にあちこちから声がとぶけど。一番前の男の方の「長い夜」を。
「俺、ヒット曲2曲しかないんだぞ。そのひとつ歌ったらコンサート終わっちゃうぞ」といって「長い夜」を。
ちょっと盛り上がってきた。続けて「SWAY」なつかしかったあ!
「弾き語りして?」との声に「あまーい!。恵比寿のときさ、手が痛くってなあ。俺の場合左手じゃなくて、右手が痛くて。」
「歌詞カードないと歌えなくてなあ。じゃあ、歌詞カード無くて歌える曲」といって
「恋」そして「季節の中で」を。ワンコーラスずつ。
そして会場の子供連れに。「俺のコンサートは子供がきても全然かまわない」
「じゃあね。子供に対しての親の心を歌った曲をね」といって「生命」を。
歌詞カードをとりよせてワンコーラス歌ってくれました。
「それじゃ、みんなも一緒に歌える歌を」ということで「幸せ」を。
まず練習してから、会場と一体になって歌ってくれ、幕が一度しまりました。
ここでしまったのがとても意外だった。

手拍子が続く中、また幕があき、ステージは雪がふって、黄色いジャケットの千春が登場し
「大空と大地の中で」を。途中、一番前の男の方に、赤いバラをつつんで、タオルをプレゼントしてました。
なんかとてもほほえましくて思わず拍手してしまいました。
歌い上げて、マイクを投げ、コンサートがすべて終了しました。終演は8時50分でした。
全体的な感想。本編がコンパクトにまとまっていて、テンポがとてもよかったし、話の内容もとてもよくて、
あっという間に「明日のために」でした。話に歌にひきこまれていきました。よかったあ!
それと千春の表情がすごくよかった。コンサートを楽しんでましたね。
ずっとうれしそうな顔をして、私もうれしくてうれしくて、すごくいい気分でコンサートに浸ってました。
ただ、全体の時間が短かった。全部で2時間15分。まだ9時前だよ.もう少しって感じだったかなあ。
でもアンコール10曲歌ってるんですよね。話が少なかったから、その分内容が濃くて短かったんでしょうけど。
せめて9時まで!!(笑い)
だけど、心配した声もでていて、本編のラスト2曲なんてものすごく圧巻でした。楽しかった。
千春本当にありがとう。東京、札幌もよろしくお願いしますね。
 
 
 

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