2000年11月25日  川口リリアメインホール
No 1   もるるんより  

2000.11.25 「俺の人生2000秋」川口リリアメインホール

15年ぶりくらいだろうか。入り待ちしてしまった。記憶にある入り待ちって、日比谷の野音だったような。5時になっても千春は来ない。来た〜が、千春は?????そう、スキンヘッドをさがした私がバカだった。千春はロシアの人のような、きつね(千春がそう言っていた)の帽子をかぶっていて、びっくり&爆笑。やっぱり、頭が寒いのかなあと友達と笑いあった。

さて、秋は初めてのコンサート。が、ドキドキわくわく感がまったくない。うーん、何なんでしょ。春の東京をまだ引きずってるのかなあ。いいえ!答えはひとつ。私、サッカーが気になって気になって、他のことには気もそぞろの毎日だったのです〜(これ書いてる26日には終わってしまって、ちょっとがっくりのレイソルサポのもるるんです)そんな感じのいつもにはない雰囲気の私でした。

2ベルがなり、いつものごとくの男性の声援。でも、何かが違う。雰囲気がいいんです。拍手が沸き起こり、すごくいい感じでのスタート!
1曲目「愛したい」オープニングにふさわしいノリのいい曲で会場も手拍子が。

挨拶、MCで四国ツアーについての感想を
2曲目「アクセル」

3曲目「夜を飛び越えて」

有珠山噴火のチャリティーコンサートの話
メンバー紹介
夏目さんが靭帯をいためてるとのこと。(会場入りのときは松葉杖との情報もありました)
夏目さんが南こうせつのバックをしていた話から

4曲目「神田川」だったんだけど♪洗い髪が〜ない!♪でオチをつけ、会場大爆笑

加藤さんは来生たかお、小椋佳のバックを、春名さんが正やんのバックをしていた話から

5曲目「22才の別れ」

「どうして人の歌は歌詞カード無しで歌えるんでしょ」「自分の歌で歌詞カードなくて歌えるのはね、「恋」も2番はもうぐちゃぐちゃだなあ。「大空と大地の中で」くらいかなあ」と言って

6曲目「大空と大地の中で」

なんか、コンサートが終わってしまうような錯覚をしてしまった(笑い)BSのコンサートの話から古い歌、新しい歌どっちが聴きたい?会場はちょっと古い歌が優勢。

7曲目「もう一度」

恋愛の話。千春が好きなタイプはめがねをかけていて、ピンク色の服で、着物の人だそうです。
女も曲も好みがある。「夜よ泣かないで」ができたとき天才だと思ったが、売れなかった。
ちょうど、レコーディングのあと、この曲を車の中で聴いていたら、東京でも雪が舞ってきた。
それが、とてもきれいで、ついこの曲をシングルにしてしまったとのこと

8曲目「夜よ泣かないで」

9曲目「電話」

ちょっと声が調子悪いかなと気になったけど、迫力はすごかったです。久々の「電話」よかった。
いやあ、曲が今回は多い。いったい何曲歌ってくれるのだろうと、すごい期待感

ここから弾き語り。メンバーは退場。

10曲目「銀の雨」

家族の話を。月菜ちゃんのボーイフレンドの話を。エピソードを交えながら。千春は娘に甘くてだらしないらしいです。娘に役立っていることは父が父だけにいじめられないことらしい。千春の月菜ちゃんに対するやさしい気持ちがビンビン伝わってきました。「子供が生まれたとき、この世のすべてのものを手にいれたような気分だったなあ」実感です。すごくいい言葉ですね。「静香にさ子供ができてさ、キムタクが記者会見で「子供ができたって言われたときどんな気持ちでしたか?」って聞かれて「うれしかった」なんて言ってたけど、あれ嘘だな(笑い)」「男なんて、そういわれた瞬間は「ドキ」だよな。俺なんかほんとドキッとしたもん。何なんでしょ。責任感みたいなものなのかなあ。そのあと、うれしいんだけどね」「でも子供は本当に宝物です」といって

11曲目「生命」

四国のライブハウスの話を。とても楽しかった。三者三様で。そして下田さんのナンバーから

12曲目「セクシイ」

加川さんのナンバーから
13曲目「伝道」

高校三年のときの学園祭で歌った歌ということで、NSPの
14曲目「さよなら」

そして小川さんにフォーク全曲集のようなものを持ってこさせ、フォークの歴史を、その前からフォーク調の歌はあったといって
浜口蔵之助さんの曲の
15曲目「花とおじさん」

この曲は私は知りませんでした!
そして、岡林さんの
16曲目「友よ」
この人が出てから、フォークはニューミュージックといわれるようになったなあ
と語り
17曲目「卒業写真」

これが、すごくよかった。もともとこの曲大好きなんだけど、千春が歌うのがまた新鮮で、感動でした。名曲は誰が歌っても名曲ですね。

ここで、メンバー再登場
来年25周年の話から「普遍なもの、変わらないものを歌いつづけていきたい」

「みんなには、幸せになってほしいと思うけど、裕福になってほしいとは思わない。幸福と裕福は違うんだ」「SMAPの中居、あいついいやつだけど、あのCMは許せない。あのCM見て大人はブラックジョークだってわかるけど、子供はわからない。1億あれば、親だって周りはぺこぺこするって信じてしまう」
「俺さ、指輪やめたんだ。叶姉妹見てさ、下品だなあって思って。ゴージャスなフォークシンガーはいらないんだよ(爆笑)」「金とか、土地とか宝石とかははかれるんだよ。でも、心とか愛情とかははかれない。そういうはかれるものにとらわれてはいけない。はかれないものに価値観を求めてほしいと思います」と語って

18曲目「遠い愛」

「遠い愛」すごくよかった。夏目さんと加藤さんがギターをもって登場したとき???と思ったんですが、エンディングの演奏、好永さん、宇山さん、夏目さん、加藤さんのギターの演奏は圧倒されました。すごかった。(夏目さんの足は平気そうに見えました)感動の中、幕がとじました。

アンコール、最近のアンコールは立つ人も少なくて、何回か座ってくださいと後の人に言われたこともあり、んー時代は変わったんだわと不完全燃焼のことが多かったし、春のゲストでアンコールは最近いい思い出がなかったんで、せめて少しでも〜っという気分でのぞみました。

アンコールの拍手の中、「旅立ち」のイントロが、おおおお〜って感じです。
19曲目「旅立ち」

んーちらほらと立つ人が出て、私も立って千春を迎えたい!で、ちょっと後の人に会釈してから立ってしまった。そして

20曲目「長い夜」

何かが起こったかのように、わーとみんな立ちあがり、私の近くはほとんど総立ち状態。これよこれ!私が望んでいたのは!!その光景がうれしくて涙が出てくる!もう最高!

21曲目「24時間」

のりのよいナンバーに、会場がゆれている。「明日からちょっとコンサートないし」の言葉に「朝までやって〜」と会場から。「朝まではなあ、でも精一杯やります」と力強い言葉に会場大拍手

22曲目「俺の人生」

盛り上がりの中、幕が再びしまるが、アンコールの拍手はやまない

そして再度、幕があき

23曲目「夢」

夏目さんと加藤さんは今度はトランペット(コルネット?)を吹いている。CDと同じようにブラスの音がとても心地よい。みんな総立ちのまま。話はギターの宇山さんに、マイナーデビューしているとの紹介。今日はコンサート終わったら、メインホールでCDを売るとのこと、本人自ら売って、サインと握手もするということになった。がんばれ!

そんな宇山さんの曲を
宇山さんで「新しい生活」
声がかわいい(失礼かな)、千春の曲とは全然違う。そして歌がうまい!コードの使い方は五十嵐の曲に似てるかなあなんて思いながら聴いていた。いいですね〜宇山さん。ブレイクしてほしいです。「宇山は24歳か。まだまだいろんなことができるな。俺くらいの年になると、もう時間を無駄にできないなあって思う。寄り道とかできないし。一回一回結果をだしていかないといけないからなあ」「今年ももう残り少ないけど、1年悔いを残さないように、すごしてください。自分も、また川口に来ます」と話

24曲目「凡庸」

久々の「凡庸」よかった。そしてエンディングでは、CDうりにスタンバイする宇山さんに代わって、千春がギターを。そのまま、幕がしまりコンサートは終演しました。

メインホールに下りていくと、宇山さんには長蛇の列。私も並んで〜と思ったのですが、川口は遠いので、時間もなく、さらに開演前に娘が熱を出したとの連絡もあり、後ろ髪を思いっきり引かれながら、会館をあとにしました。

ここんとこ、私にとって不完全燃焼のコンサートが多く、帰路の足取りが重いことが多かったのですが、川口は最高によかった。もううれしくて、感動して、遠いけど無理して来てよかった〜、千春ありがとうと心から思いました。

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