2000年12月15日  東京国際フォーラム
No 2   TONOTN & PAOより  

2000.12.15   於国際フォーラムA

 曲目 ・愛したい ・アクセル ・どんなふうに ・大空と大地の中で
    ・もう一度 ・夜よ泣かないで ・電話 ・恋 ・生命 
    ・笑っていたい ・遠い愛

  アンコール1 ・旅立ち ・長い夜 ・24時間 ・俺の人生
         ・さよなら
 
  アンコール2 ・夢 ・オホーツク ・凡庸

 初めて入りました。国際フォーラムAへ。
 44歳最後の日のコンサートということで、『随分やる気だな?』と
いう感じに受け取れました。
 木村さん、工藤さんの結婚の話、小錦さんの離婚の話、加藤さんが、
来生さんのバックをやってたって事で、♪シルエットロマンス♪をワン
フレーズ。小椋さんの♪シクラメンのかほり♪ 正やんの♪22歳の別
れ♪ こうせつさんの♪神田川♪をちょっぴりづつ歌ってくれました。
『ここの会場は、5千人入るんだとよ。俺を10回以上見たことある人?
5回〜10回? 5回以下?』ていう質問してました。こういう聞き方
は初めて耳にしました。私は。
 大空と・・・・は加藤さんのみのバックから始まり、1曲に仕上げて
くれました。月ちゃんのこと、裕福と幸福は違うこと・・・・・・・・
MCには随分時間をかけてくれたました。

 アンコール?では、長い夜終了後、千春さんMCを予定していたんで
しょうが、間を入れずに、夏目さんのリードで、ハッピーバースデーを
はじめてくれました。千春さん、うれしそうでした。演奏中、おろおろ
として・・・・・・・・・・(失礼)
また、久しぶりに聞く♪さよなら♪は良かったです。

 アンコール?では、浦和レッツのシンジさん(サッカーおんちでごめ
んなさい)から頂いたという、サイン入りのユニホームを着て登場。
ちょうど私の席から横を見ると、鈴木宗男さんらお客様席。にやけてた方だ
ったのでしょうか?千春さんのお友達の広さを実感させていただきまし
た。また、カメラマンの富井さんがステージ下でシャッターを切ってま
した。富井さんに『ご苦労さん』LaLaLa のジャケット撮影の話をして
くれてオホーツクをワンフレーズ。
バックのメンバー宇山さんの♪この世がドラマだったなら♪を披露。他
の会場ではギターのみだったそうですが、本日は、夏目さんらバックの
メンバーが参加での1曲に仕上げてくれてました。千春さん、吉永さん
と二人並んで過ごしてました。終わったら『お前ら、いつ練習してたん
だ?リハーサルでこういうのを練習してた?タツも仲間に入れてくれな。
』と。ラストは、♪凡庸♪を歌い上げてくれました。
 
 私にとっては20世紀最後のコンサート。出かけようか、否かで随分
悩んだ時間もありましたが、千春ファンの方々の応援もあって出かける
事が出来ました。千春さんのパワフルなステージに出会えて大感激でし
た。21世紀も、お元気な千春さんにお会いできればと思います。 
                    TONOTN & PAO



No 1   もるるんより  

「俺の人生2000秋」 2000.12.15 東京国際フォーラム ホールA

今世紀最後のコンサート。千春も見納め。いつになく期待が高まります。
18:42 2ベル
いつものように声援が。とくに男性の声援が飛び交う。

1曲目「愛したい」
「20世紀、東京で歌うのは最後になりました、松山です」と挨拶。
また、「今日が44才最後の日です。」と、誕生日の話を。
「44才最後のコンサート、最後までがんばります」
2曲目「アクセル」
3曲目「どんなふうに」アレンジが違ってて、イントロではわからなかった。
なつかしい選曲です。声の調子がいまひとつかな?と心配になりました。

メンバー紹介、春のメンバーから2名変わりました。
松田聖子の話、KONISHIKIの離婚の話から、
メンバーの加藤さんの話に。
その加藤さんが来生たかおのバックをしてたことから
4曲目「シルエットロマンス」を少し。
エコーがビンビンでしたね。
そして小椋佳のバックもしていたといって
5曲目「シクラメンのかおり」をさわりだけ。
次に、春名さんが正やんのバックをしていたので
6曲目「22才の別れ」を少しだけ
今度は夏目さんが南こうせつのバックをしていた話から
7曲目「神田川」だったんだけど♪洗い髪が〜ない!♪でオチをつけ、今回も
会場大爆笑。「8年前からないんだよ」とのこと。
そして、紅白の出演者の話を。なんでこうせつと都はるみが出ないんだと
怒ってました。
こうせつとはウマがあう、べーやんとキンちゃんはいいけど、谷村はだめという話から
「こうせつは敵を作る人間じゃないからなあ。俺は味方を作る人間じゃない」
「自分の曲は歌詞カードないと歌えない。歌える曲はねこの曲くらいかなあ」
ということから
8曲目「大空と大地の中で」
「この曲歌う終わると、また来年!みたいな感じになるなあ」とのコメント。
私も同感です(笑い)

恋愛の歌をということで、
9曲目「もう一度」
「俺がいいと思う曲と、みんながいいと思う曲は違うんだなあ。送り手と聞き手で違いが
ある」
「この曲ができたとき、俺は天才かと思ったもん。」といって、レコーディングのときの

エピソードを語りました。
10曲目「夜よ泣かないで」
11曲目「電話」

ここから弾き語り。メンバーは退場。退場するメンバーに「後でよぶから、帰るなよ」と

声をかける千春でした。
12曲目「恋」
月菜ちゃんの話をひとしきり。ボーイフレンドの話などを。
「最近、色気づいちゃってさ、この前ね、洗面所にね、変なものがあってね。
「月菜?なんだこれ?」「あ〜、それね、ストレートパーマのこて。
ごめん、お父さんには必要ないもんね」」会場大爆笑。

「子供が生まれたとき、感激したなあ。この世のすべてのものを手にいれたような気分
だったなあ。かわいくてね」「みんなが産まれたとき、みんなのお父さん、お母さんは
そういう気持ちだったと思うよ」
「娘にはね、「お父さんはしょっちゅう家にいない。でも、お前がどうしようもなく
なって、助けてと思ったら、すぐにいいなさい。そしたら、お父さんはどこにいても
すぐに帰ってくるから。だから、自分の力でできるところまでがんばりなさい」
「でも、これ以上どうしようもなくなったら、いいなさい」っていつもいってる」
「娘がどんな人生送るか、見届けたいなあ。人並みの生活はしてほしいしなあ」
といって、
13曲目「生命」

「3年前に姉貴が死にまして、ガンだったんだけどね。
最初、「千春、歯が痛い」っていってね、足寄の病院じゃだめで
札幌医大の病院につれてったら、「千春どうしてもっと早くつれてこなかった?」
って、言われてね。そしたら舌ガンだったんだよな。」
「年越せないって言ってたけど、何とか越せて、でも、姉貴はげっそりやせちゃって、
2月の誕生日も越せて」「そんな姉貴のために、「この世で一番君が好き」と
「笑っていたい」を作ったんだ。「笑っていたい」は、姉貴の心境というか
思いだなあ。」
14曲目「笑っていたい」
すごくよかった。千春の気持ち、心が伝わって。涙が出てきました。最高でした。
千春も音程があやしくて、泣いてたような気もします。
今日はこの曲を聴けて、感動です。

メンバーが再登場。
「みんなには、幸せになってほしいと思う。裕福でなくていいから、幸福になって
もらいたい」「金、土地、宝石みたいに、計れるものに目をうばわれてほしくない。
心とか愛とか優しさ、明日、未来は計れない。そういうものをとかを大事にしてほしい」

「SMAPの中居、ロト6のCMは許せない。あのCM見て大人はブラックユーモアだっ

わかるけど、子供はわからない。1億あれば、親だって周りはぺこぺこするって信じてし
まう」
「心の貧しいCMをどうして流すんだろうか」
「計れないものに、価値観を求めなくてはいけない。裕福でなく、幸福になってほしい。

幸せになってほしいと思います」
15曲目「遠い愛」
本当に言い曲です。ギターが本当に圧巻です。今回も感動の中、幕がとじました。

アンコール、さあ、今日は盛り上がるでしょうか。
アンコールの拍手の中、「旅立ち」のイントロが、
16曲目「旅立ち」
ところが、手拍子は続くが誰も立たない。でも、盛り上がる雰囲気は伝わってくる。
今世紀最後のコンサートでこの曲が聴けてとてもうれしい。
そして、
17曲目「長い夜」
待っていたかのように、みんながスタンディング。千春とともに盛り上がる。
曲が終わると同時に????
メンバーがみんなで
「Happy Birthday」の演奏を。会場も一緒に合唱。
すごくうれしくなる。メンバーと会場が一体になった気分。
千春は全く知らなかったらしく、びっくりしている。
「全然知らなかったから、俺何のイントロだっけって思い出してたよ」
うれしそうに照れている千春が可愛かった。

18曲目「24時間」
しっかり歌詞を間違えて、歌い終わってから言い訳してました。
19曲目「俺の人生」
「今日は最終日だから、明日はないから」と気合を入れて
メンバーに「さよなら」と指示して
20曲目「さよなら」
ここで幕が再びしまるが、アンコールの拍手はやまない

そして再度、幕があき
23曲目「夢」
何と、浦和レッズの小野くんのユニフォームを着て登場。ちょっとうれしかったりする。

「今日は会場に伸二(小野くんのこと)と、岡野が来ててさ。伸二が誕生日プレゼント
って、サインしてくれてユニフォームくれたんだよ。だから、着なきゃ悪いなって
思ってさ(笑い)」
「俺がさ、スポーツ選手でサインもらったのって、王さんと衣笠さんだけだもん。
国民栄誉賞だよ。だから、伸二も国民栄誉賞に近づいたな」

「今回秋のツアーから、ギターを弾いてくれてる、宇山なんだけどね。
こいつシンガーソングライターなんだよ。伊豆の大島出身でね。
CDも出してるんですよ。今日は何枚持ってきたの?」120枚だそうです。
なんて、話の最中に、急にカメラマンの人に
「どうも、ご苦労様です。」と話し掛け、「こいつね、「LaLaLa」の
ジャケットも取ってくれたんですけどね。お前だよな「オホーツク」を聴いて
オホーツク海見にいきたくなったって、見にいったのは。
今度カンボジアとか言う歌作ろうかなあ」には爆笑でした。
会場から歌って〜との声に、歌詞カードをとりよせ、
24曲目「オホーツク」1コーラス

「そうだよ、宇山の話だよ。今日はお父さん、お母さんも来てるんだよな」
宇山基道で「この世がドラマなら」
なんと、バックのメンバーがみんなついてくれて、素敵な演奏になりました。
夏目さんはコーラスもつけてました。
川口で聴いた「新しい生活」とはまた違った曲想で、これもなかなかよかったです。
本当にがんばってほしいです。
「なんだ、バックも付けるなんて知らなかった。おまえら、リハーサルで
こんなことばっかりやってるんだろ。しかも、俺の曲のときよりも
生き生きしてるじゃないか」といいながら、千春もうれしそう。
メンバーのみんなの気持ち、千春の気持ちがほんと、伝わってきました。

そして、一人ずつ再度メンバー紹介を
「たつ!こいつはテクニックはないんだけど、ハートが最高」
「夏目は孫悟空みたいだろ。だいぶ背が大きくなりました」
「小林は、一度この世界辞めて、トラックの運転手してたんだよ。
こいつは、リズム感がないんだけど、キックがすごいんだよ。
だから、帰ってこいってねえ、キックは天性のものだからね」
「石村はベルギーにいたんだよな」
「春名はですね、本当はサックス、フルートが本職なんだけど
本人がパーカッションもやりたいというから。」
「加藤はね、再婚しまして、今子供が4ヶ月」
「宇山はシンガーソングライターです」
と、一人ずつ紹介を。こんなの初めてで、なんかうれしい。

「このあと、札幌までのツアー、がんばります」
「今日はスポーツ関係の人もきてるけどね、この世に生まれてきたんだから、
力が10あるなら、全部だしてほしい。世の中が悪いからとかいって、
2とか3とか力を出さないなら、どうぞくたばってください」
「他人に謝る事はできても、自分に謝る事はできないんだよ。
10のうち、2とか3とかだったら、自分自身にはずかしい。だから10出してくれ」
「一度しかいきられないんだから、10だしてくたばれ」
「ぜひ全部の力を出して、この世と別れたい」

「もう21世紀の足音が聞こえてくるだろう」といったら、夏目さんが足音を出した。
千春あせって「誰?」と振り返り、「どうせだったら、もっといい音出せよ」
夏目さんあやまるのが、おかしかった。

「どんな21世紀になるかは、おまえ達が鍵を握っている。その前に20世紀をちゃんと

終わらせなきゃな。21世紀どんな歌を歌っているかなあ」
「人間、2アウト満塁で生まれてくるやつもいる。それもピッチャーの立場で生まれるや
つ、
バッターの立場で生まれるやつ、人それぞれ立場が違う。生まれ方が違う。」「あとは
その人生を楽しめばいいんだ、ゲームを楽しめばいい。人それぞれだから」
「あとは、そこでどれだけ力を発揮できるかだ」

「今年も1年間お世話になりました。よいお年を。来年、気持ち新たに逢いましょう」
「幸せになれよ」「20世紀最後もうひとがんばりしてください」といって
25曲目「凡庸」
エンディングでは、CDうりにスタンバイする宇山さんに代わって、千春がギターを。
そのまま、幕がしまりコンサートは終演しました。

今日は幕がしまると、速効ダッシュで、宇山さんのCDを買う事ができました。
本当にがんばってください。

秋のツアー、とてもよかった。千春本当にありがとう。
20世紀最後のコンサート、感動を胸に帰路につきました。
 

Back to Biography&Discography or 1Page