2000年 4月 7日  市川市文化会館
No 1   もるるんさんより  (4/11掲載)

「俺の人生2000春」 2000.4.7 市川市文化会館

2000年ミレニアムコンサート。楽しみにしていたコンサート。席は2階の真ん中辺と今一つでしたが、わくわくどきどきで千春を待ちます。
6:38 開演。

1曲目「La La La」
オープニングは新曲できました。小林さんのドラムがすごくかっこよかった。今回、2階だったんで、すごくメンバーの動きがわかって、ある意味楽しかったです。千春は薄いグレーのスーツ。夏目さんはピンクのベスト。挨拶のあと、千葉にあまり来てないという話。確かに県民文化会館はばっちいけど、また来てね。今日は2本目のコンさーとだから、一曲一曲、客の反応を見ながら歌って、曲を変えるかうかきめてくとのこと。今日のお客さんは総合プロデューサだそうです。

2曲目は「車を止めて」

続けて3曲目「君は僕」軽い感じの曲が続く。有珠山の話、デビューコンサートのときに噴火した話。メンバー紹介へ。メンバー色とりどりの服の話。カラフルできれいだったです。

4曲目「ピエロ」

続けて5曲目「燃える思い」
「ピエロ」はアレンジが違っていて新鮮だった。このステージは夏目色だなあとハタと気づく。最近の若いやつは礼儀を知らないという話。初めてコンサートきた人?というアンケートから、初めてきた人が知ってる曲をということで

6曲目「恋」
夏目さんがピアニカを。「ピエロ」ではアコーディオン。多彩だなあ。カラオケで自分で「恋」を歌ったら63点だったそうです。会場爆笑。自分の歌の根底にあるもの。「みんなに与えられた共通のことは死ぬこと。1日がんばれば1日寿命が縮まる。必ず死ぬってわかっているのに、一生懸命人を好きになったり、生きてるのはすばらしいことだ。終わりがあるから価値があるのかもしれない」と話してました。そして昨夏のイベントの話から、そのときにできた曲「一途」の話に。今回のアルバムは全曲夏目さんがアレンジした。(すごく楽しみです)「一途」にハーモニカを入れたが、誰もできない。で、一番若い好永さんが特訓してのぞむとのこと

7曲目「一途」
びっくりした。弾き語りとイメージが違ったから。でも、すごくよかったんです。一押し!!最近の世の中の話。小渕さん、警察の不祥事。キャリアとノンキャリア。「俺は納得いかない。キャリアっておかしくないか?毎日交番でたって、道を教えてあげたりしているベテランの警察官はキャリアをつんでるから、「キャリア」なんだよ。肩書きだけのやつが「ノンキャリア」なんだ」会場大拍手。官僚の不祥事から、真珠湾攻撃の話。
「7曲歌ったけど、歌詞をまちがえたのは1回だけです。俺はきちんと情報公開します!!」

8曲目「冗談じゃねえ」
入院の話。歯のインプラント手術。腰の骨を歯茎に移植。看護婦さんの話。入院中に考えたこと。「おやじもこうやって入院して、天井みながらくらしてたんだなあ。おやじは果たして幸せな人生を送ったんだろうか」日常と非日常の話。「昔はまずしくても、みんな日常があった。今、非日常に価値観をみんな求めている。ささいなことで笑えない、泣けない。そういうことが異常となっている。これは豊かではない。貧しい生き方だ。」「そう考えるとおやじは幸せだったかもしれない」「日常的なものに充実感を求めてほしい」

9曲目「オホーツク」

続けて10曲目「夕焼け」
「すさんだ世の中だけど、せめて顔を合わせたときには「元気か?」、くたばったときは「ご苦労さん」といえるようになってほしい」再び入院の話。全身麻酔の話から、昨年秋ツアーでも話していた末期ガンの患者さんとのエピソードを。そして「人間最後の一呼吸まで、誇り高い生き物であってほしいです」と語り

11曲目「君に」
ここで本編が終了しました。

アンコール
12曲目「人生の空から」

続けて13曲目「浜辺」。
この曲は聴きたくて、聴きたくてしょうがなかったんで、私大興奮。うれしくて涙がでてきてしまった。本編での「車を止めて」そしてこの「浜辺」。真駒内を思い出してしまうんです。とにかく久々に聴けてうれしかった。イントロでは全然わからないアレンジで、歌い出してくれたとたん、うれしくて崩れてしまいました。このアレンジ、すごくいい!!

14曲目「長い夜」
会場は盛り上がり。1階は総立ち。私も1階がよかったあ。ここで、意外にも幕が下りてしまいました。アンコールの手拍子の中、再び登場。

15曲目「この夏一番」
新アルバムからの曲。アンコールによい感じの曲。挨拶のあと、やっぱり手違いだったらしい。「長い夜」で幕が下りる予定ではなかったとのことだった。ここでゲスト登場。ニッポン放送のアナウンサーの田中みわこさん。トークのあと、CDデビューしたとのことで彼女の歌「三十路坂」を。ところが、この人何を勘違いしてるのか3番までフルコーラスしっかり歌っていった。千春もあきれてたけど、メンバーの反応がおもしろかった。あきれてのけぞってたのは夏目さん。ギターを抱え呆然としていたのは丸山さん。いやあ、飛び入りなんだからマナーってものがあるでしょ。千春も「まさか、3番まで歌うとはなあ」と言ってたけど。貴重な時間を。。。と思ったのは私だけでしょうか?そして「SMAP×SMAP」出演の話から、台本と譜面を取り寄せて(台本ほしい(笑い))

16曲目「夜空のムコウ」
これがいいんだなあ。最高だった。メンバーも練習してますね。当日(実はレポート書いてる今日なんです)がすごく楽しみです。「自分はこうやってあちこちでコンサートして、たくさんの人とであったのが財産です。」自然の話になり、「先祖代々のこと、また将来のこともよく考えて、ひとりひとりが責任を持ってほしい」と話してました。「またきます。気をつけて帰ってください」といって

17曲目「春の歌」で全公演終了でした。
時間は21:15。

全体的な感想。全体的にライトって感じを受けました。でも、いい意味でのライト!すごく明るくポップな感じのステージだった。選曲もあるけど、これは夏目さんのアレンジによるのかなとも思った。88年くらいのステージは、今思うと大石さんのステージって感じで、本編はメロウな感じ、ピアノが全面に出てる感じだった。ただ、アンコールは逆にはじける感じですごかったけど。今回は夏目色豊かって感じ。これがまた春にぴったりな感じで、私にはここちよかった。そしてオーラスが「春の歌」もう最高のプレゼントて感じ。粋な選曲だなあと思いました。千葉は桜が満開。まさに春爛漫なんです。ここちよい気持ちで帰宅しました。さて、今度は6/5に行きます。曲目変わってるかな?またここちよいステージ期待してます。

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