2001年12月24日  北海道厚生年金会館
No 1   もるるんより  
 

2001.12.24 「俺の人生2001」北海道厚生年金会館
 
一生の不覚!!千春のコンサートに通い始めて、はや23年。今回が記念すべき(?)99回目のコンサートです。ところが、ところが、開演時間を間違えてしまいました。そうなんですよね。この日は祝日。開演が1時間早いんですよ。チケットを確認しなかったこと、24日が祝日だと思わなかったこと、そして札幌ということで舞い上がっていたこと。すべてが重なって、大失態です。さらに、5時過ぎにホテルについてから、七福神さんをはじめ、友人たちに電話をかけて、留守電だったり、「もう開演してるよ」なんていってもらっているのにもかかわらず、気づかず、もっとあきれるのは会館について、しーんとした雰囲気なのに、まだ気づかなかったこと。まったく、自分ながらあきれたモンです。情けない!!
そんなこんなで、ようやく会館に入って気づいたのは、17時50分。係員の方が親切に「2曲終わりました。」「あっそうですか、今入っていいんですか?」「今しゃべってますから、どうぞ」ということで、あわてて席へ。ちょうど最初のMCが終わるところでした。
 
席は前から9列目のど真ん中。千春が本当によく見えます。ごめんなさい、こんないい席なのに、遅れてしまって。しかし、動転している自分と、それを冷静に見ている自分がいて、結構不思議なものでした。
 
何とか、身づくろいをして、コンレポ記録用グッズ(と言っても、メモ帳とボールペン)をセットして、これからが私のコンサート本番です。
 
1曲目「夢」

2曲目「季節の中で」

だったそうです。
 
3曲目「時のいたずら」

4曲目「初恋」
 
メンバー紹介を。といいながらも、最初のフィルムの話に。「武富士みたいなフィルムでね(爆笑)。しかし、人間シルエットでわかるようになったら、おしまいです。シルエットでわかるのっていったら、俺と天童よしみくらいか?(爆笑)」
「始まってね、エレキがスイッチ押すのを忘れてましてね。音が出なくてね、あれ?って。そんな素人みたいなメンバーを紹介します」とようやくメンバー紹介を。
 
「たつ!スイッチ入れろよ。たつと夏目はね、四国愛媛県出身です。」と、いつもの出身高校の話に。「しかし、どこの高校出ても変わらないなあ。結局同じバンドでやってるんだからなあ」
「私は名門足寄高校出身です。この中で大学出てるのは、二人か。石村がICUか(会場からため息)春名が、神戸何とか大学だよな。あっ、3人か宇山もだな。お前は東海大か。」「宇山はシンガーソングライターです。今ギターやってくれてますが、何十年かしたら、俺が宇山のバックをやってるかもしれません。(笑い)。ありえないなあ。俺腱鞘炎だから(笑い)」
 
「今年最後のコンサートとなりました。私今年25周年でね。その最後です」
「今日はクリスマスイブじゃないか。恋愛の歌をね」
「デビューしたころね、STVの竹田さんから、酒、タバコ、女のどれか一つをやめろといわれたんだよ。で、考えた、タバコは無理だろう。女は、女がほっとかない(笑い)。それで、酒をやめたんだ。」「だから、一滴も飲まない。しらふでよくしゃべれますねっていわれるけどね。」
「納得いかんのは、有馬記念だよ(笑い)アメリカにやられたよなあ。それでも万馬券とったのが、PAの市川だよ。(市川さんにライトが当たる!)万馬券より、音をちゃんとしなさい!(笑い)」
この日も話がとまらない。舌好調です!
 
5曲目「愛は物語」
 
「いろんな人からたくさん花をもらいましてね。中島みゆきからも来てたな。みゆきは昨日ここでコンサートしたんだよな。昨日もらった花を置いてったか(笑い)」「俺はさ、いろいろ嫌いなやついるじゃない。他の人はそういうの言わないんだけど、俺は正直にいってしまうんだなあ。武田鉄矢嫌いだなあ(笑い)」
「昭和52年だよ。北九州でイベントあってな。海援隊と、ふきのとうと俺がゲストだったんだ。1部がベイシティローラーズショーよ。で、2部のトップバッターが俺でさ、デビューしたばっかりでな。1部の余韻で客席がざわついてるじゃん。で客席に向かって「うるさい。静かにしろ」ってかましをいれた。そしたら、客席しーんとなってなあ。3曲歌ったのかな」「歌って戻ったら、ふきのとうが飛んできた。「千春、お前なんてことしたんだ。2度と九州では歌えないぞ」先輩なアドバイスだよ。余計なアドバイスだよな(笑い)。そんなことしてるから解散するんだよ」「そんときな、提供がボブソンだったんだ。だからボブソンのジーンズはかなきゃいけなくて、ふきのとうも海援隊もみんなはいてたんだ。俺そのころ、ニッカボッカじゃない。これが正装だから(笑い)「いやです!」って言ってもめてたんだよ。そしたら、RKBの野見山さんが飛んできて「この子だけはかんべんしてください」ってねえ。この子だぞ!」「いろんな人のおかげでね、意地を通すことができたんだよな」
「反骨精神っていうじゃない。これは、世の中に対抗することじゃない。自分自身に妥協しないことだ」
「自分自身に妥協したら、ここまで歌ってこれなかったと思う。これを通せたのは、みんなにも感謝します(拍手)。25年歌ってこれたのはホンとに改めてみんなに感謝します」
 
「それじゃ、初めて来た人には代表曲行ってみようか!「精霊流し!(会場爆笑)」たつ!」
といって、好永さんのギターで

6曲目「恋」

今日は、好永さんのギターです。なかなかOKです。
 
「いい恋愛してる?」
「いくつになっても、いい女、いい男でいてくれ。このごろいい女が少なくなった。ねえ。おととい旭川でつくづく感じた。」「いい女が少なくなったのは、男が男らしくないからだ。だから、女が男らしくならなければいけないんだよなあ」
「よく男がさ「そのままのお前が一番好き。そのままのお前のままでいてくれたら、何もいらない」とかいうだろ。これはさ、男は嘘をついてないんだよ。嘘はついてないんだ!!そのままだったら、そのままでいれば。誰が変われといった!(爆笑)」
「けど、何で人を好きになるんだろうなあ」
と、千春が話しているときに、そのままのお前で・・・の話題をひきずって、客席でまだ笑っている人あり。
千春はすばやく「お前、、ひいてるバカがいるなあ」でまた会場爆笑。しばらく会場笑いのうずでした。
 
「うちのメンバーで離婚経験者は?」加藤さん、元気に手をあげる。ここからしばらく加藤さんの話に。
さすがに東京では加藤さんの奥様がいらしてたので、この話題はなかった。。。
そして、突然
「あのさ、3列目で望遠鏡でみるな!毛穴まで見たいのか!(爆笑)」
爆笑のまま、
 
7曲目「純」

本当にいいですよね。間奏のときのメンバーの演奏してる動きにまで感動です。熱唱!熱唱すばらしかったです。
一度ここで幕が閉じ、千春は退場。
 
スクリーンには千春ちゃんが出て、メイキングプロモビデオが。
そして演奏とともに、後半戦スタート!
 
8曲目「ガリレオ」
 
「今日はね、楽屋に入ってから一仕事しまして。ニッポン放送のチャリティミュージックソンで、佐々木がメインパーソナリティだから、コンサート前に電話を入れまして。がんばれよってねえ」「メジャーで大活躍してもらいたいけど、年棒だけメジャーになってもだめだよな。やっぱり、向こうの選手はボランティア活動とかね、してるしな。そういう意味でね、佐々木もこういうボランティア活動しないとね。イチローや、野茂、新庄より、えらいぞ」
「健常者も、身障者もいる。これだけ、人がいればいろんな生き方してるやつがいる」「障害者の人も世間に甘えるな。お前らも必要とされて生まれてきているんだから、世間に甘えることなく生きてほしい。でも、どうしてもできないことがあれば言ってくれ。俺だってお前に頼むことがあるんだから、お互い様だ。」

「構造改革はどうなっているのかな?みんなが望む構造改革はさ、税金が無駄なところにいっていないか、わかりやすくしてくれ。天下りして退職金もらったりしてるのを、すっきり見せてくれってことじゃないか?」「それを小泉さんは、あれを民間に。。そういうんじゃないんだよ」「誰だって小泉さんに期待している。だって他にいないんだもん」「道路公団だってそうだよ。住宅金融公庫だってそうだ」「自分たちは公庫を使わずに家をたてたかもしれない。でも、俺たちはどうするのよ。低金利でお金を貸してくれるところが他にあるか?」
「いつも出てくる道東自動車道だよ。確かに清水−池田間だと、今は使い道ない。けど夕張までつながれば変わるんだよ。足寄から札幌まで今だったら5時間から6時間かかるのが、2時間半になる。そしたら、ものの流通だって変わるんだよ」
「金にならないからだめ?そしたら、高速は東京、大阪、名古屋だけか?これは、私は政治をやりませんということだよ」「あらゆる人たちの生活を安定させ、平等に平和に生きていくための生活を守るのが政治だよ。そのためにやりくりするのが政治家の仕事だよ(拍手)」
「道路公団を民営化したら、高速料金はもっと高くなるよ。高速はただになることはない。管理・維持費や職員の給料を考えれば。国道がただで走れるのは、国が管理してるからだ」
「みんなだまされないでくれ。中身までしっかりチェックしてくれ」
「諮問委員会ってあるだろ。小泉さんとかの」「田中真紀子さんだってもってるんだぞ」
「たつ!指輪がない!ロビンソンまだやってるから!(笑い)」
「諮問委員会で民間の人の意見を聞きますとか言ってるけど、評論家とか、大学教授とかばかりだ。これが一般の人か?どうして、農家の人がいないよの。一般の主婦がいないのよ。」「肩書きのある人、生活感のない人だけ置いて、何がわかるのか。労働の汗をかいてる人間がなるべきだ。そうしなきゃ絶対いいことないって」
「小泉さんは3世です。横路さんも鳩山さんもね」「鳩山さん何考えてるんだか。室蘭から先の高速は要らないんだろうか。ほんと何を考えているんだろう」
「武部さんね。今日はとことん聞いてほしい(笑い)」
「私も牛肉大使やらせていただいていますがね。大阪の阪急デパートで売りました。」「最初警備の人が3人と言われてね、うちのイベンターが「3人ではパニックになりますよ」って言ったらね「長野県の田中知事で3人で大丈夫だったんですが」そしたら、イベンターのやつが「田中と松山を比べるのか」それで30人警備ですよ。(笑い)でも、よかった。何千人の人が来てくれて、パニックになるところだったもんなあ」
「武部さんだよ。あれ、1頭目がサロマから出たろ。武部さんの地盤なんです。まず、大臣なんだから、一般国民のことを考えなければいけないのに、選挙民を向いてしまったんだなあ。それで検査もしていないのに「安全です!安全です!」軽口たたくんじゃない!」
「今出てる肉は絶対安全ですよ。3段階の検査してますから。しかし、狂牛病のあと、バタッと牛肉食うのやめて、お前らは何なんだ!今のは安全!でも、前のはわからん。もう食べちゃったの!(笑い)」
「武部さんが消費者のことを考えて謝るべきだよな。1度でも謝ったことあるか?安全です!っていうだけじゃないか」
「真紀子さんもそうだよ。都合が悪くなるとノーコメントになる」
「大人として、日本の権力を持つ人間が謝ることができなかったら、子供たちが謝ることができなくなる!」「今ならまだ間に合う。取り戻してくれ。こんな日本じゃなかったはずだ。悪いことをしたら、すみません。感謝したらありがとう。悪いことをしたらごめんなさい。だよ(拍手)」
「自分は歌手ですが、(時計を見て)ここしばらく歌ってませんが(笑い)、歌でがんばりたいと思います(大拍手)」
 
9曲目「La La La」
 
「9/11にテロが起こった。許せないことだなあ。民間機をハイジャックして、世界貿易センタービルに突っ込んだ。突っ込まなくても、テロはすでに成功しているんだよ。」「アフガニスタンはあーいう地形の国だから、取れる作物は決まってくる。世界の麻薬の7割はアフガニスタン製だ。これがタリバンの資金源となっている。いしだ壱成やカルーセル麻紀、田代まさしがタリバンを支えているんだよ」「いつの間にか先進国は麻薬でヘロヘロになっている」
「田代はばかだよなあ。つくづく思う」「俺は薬だってジキニンしか飲まない(笑い)」「あいつのせいで、野村沙知代の記事が小さくなったじゃないか。しかし俺たちは、人の不幸が好きだよなあ」
 
「最貧国、アフガニスタンやパキスタンのことをそういうんだ。言われる方の身にもなってみろ」「何をもって貧しいと言うんだろう、豊かと言うんだろう」「アフガニスタンの人を日本に連れてきたら、豊かといってくれるのか。小中学生まで携帯持って、人の迷惑かえりみず、電話したり。金さえあれば何でも手に入る。ひょっとすると、人の心まで手に入ると思ってる日本の国を見て、豊かですね!と言ってくれるか?」
「俺、北海道に住んでるから、コンサート回るのに旅費かかるんだよ(笑い)。移動時間がかかるから、たくさん週刊誌を読むんだよ。硬い週刊誌まで、グラビアにはヘアヌードがある。」「アラブの人にAVを見せたら、豊かですねと言ってくれるんだろうか。逆に、こんなものを見て満足されているんですか?貧しい人たちですね。卑しい人たちですね。と言われるかもしれない」
「何をもって、豊かだ、貧しいというんだろう。本人たちは充実した毎日を送っているかもしれないのに。俺たちの方が貧しいよな」
「豊かか貧しいか、人様に決めてもらうものではない。また、人様と比べるものでもない。どうか豊かな人生を送ってください」
 
10曲目「です。」
 
「この曲で一番歌いたかったのがね、♪一度の人生を語るには短い♪ってとこなんだ」
「俺歌うとき、全部ここにいるべ。詩がごっちゃになるんだなあ。そんな体になってしまった(笑い)」
 
「いつまで生きられるかわからないな。お袋は80になったらしいよ。俺知らなかったもん(笑い)、親父も姉貴まで死んでしまったからなあ。母さんは俺より長生きするだろうな。」
「母さんが、死ぬまでに一度でいいから紅白に出てくれっていうんだけど、12/31、こんな忙しい日にね、大掃除もしなくちゃいけないし、年越しそばだって食わなきゃいけない。そんな日にあのNHKにいるなんて、二流、三流のタレントだわな。出たら、俺もコントやったり、野鳥の会やったりしなくちゃいけないだろ(笑い)。この歌がNHKごときの器にはまるわけないだろう(拍手)」
 
「The Sun!太陽の年齢は46億才から50億才だそうです。あと50億年は太陽は輝き続けるんだって。50億年たったら太陽はなくなるかもしれない。心配することはない。生きていないから(笑い)」
「宇宙で一番速いのが光の速さです。光の速さは秒速、30万Km。The Moon!月だよ(笑い)光が地球から月まで到達するのに、1.3秒。地球から太陽までで、8分19秒かかります。」「太陽系、水金地火木土天海冥(笑い)。地球から土星までで、光が到達するのが47分」「太陽系の外の、一番近い星、ケンタウルス座のアルファ星、そこまで、4.4年かかります。4.4光年だよ」「どのくらいかわからないよな、わやだよ」「どのくらいかというと、スペースシャトルで行くのに、15万年かかるんだって」
しかし、いつも思うんですが、よく覚えてますよね。カンニングペーパーなしに。
どうして歌詞が覚えられないのか、不思議です。
 
「宇宙は小さなゆれから始まったといわれてます。破裂して宇宙が出来上がったそうです。宇宙の端まで、130億光年で行けるそうです。でも今も宇宙の端は、光の速さで今も膨張しているんだと」「そう考えれば、1キロ太った、2キロ太ったなんて、どうでもいいことだな(笑い)」
「今日帰るときに空を見上げてくれ、転ぶから(爆笑)」「空を見上げると、北斗七星見えるだろ。あれで、手前の星で50光年、奥の星で170光年です。北極星は430光年。」「北極星が光ったら、それは430年前の光をみていることになる」「400年前や1000年前の光をあびている」
「そんな光をあびながら、けんかしたとか、ふられたとか、嫁姑の問題とか(笑い・やけにリアル、何かあるの?)、喜んだり、笑ったり、人間てなんていとしいんだろう、些細なことで、泣いたり、笑ったり」
「100億年たったら宇宙は小さなゆれに戻ると言われてます。見てみたいよな。俺は見たいけど、お前らどうする?」「俺は生きてやるぞ!」
 
11曲目「宇宙のはるか」

素敵なコーラス。宇宙の話のあとのこの曲。星を見上げる気分になります。素敵です。
歌い終わり、千春はマイクを置き、退場。19:40
 
さあ、アンコールです。
再び幕が開き、ミラーボールがまわり、すごくきれいです。
加藤さんの弾き語りで、ん?きよしこの夜?と思っていると、千春登場。
さすが、クリスマスバージョンアンコールですね。
 
12曲目「Silent Night」

白いジャケットで、中は赤白のストライプのシャツ。きれいな声で、英語で歌ってくれました。場内シーンと聞きほれてます。そして
 
13曲目「長い夜」

盛り上がるかなあと思ったら、札幌のお客様はおとなしいようで、控えめな盛り上がり。立つ人もチラホラ。
私は席がよいので、周りの迷惑になりそうな気がして、とりあえず座りなおして、拍手拍手。
譜面台の前にまだ舞台があって、そこまで出てきてくれるのですごく近いです。
アンコールになると、むだ口をたたかないそうで、
 
14曲目「真冬の青空」

冬コンサートの定番ですよね。

「とことん行くぞ〜!!」と言ったわりには、ゲスト登場。
会場から鈴木宗男さんと北勝海登場。うーん、春もそうだったしなあ。正直言ってがっくりです。
北の富士の還暦土俵入りの話から、相撲界のお話に。北勝海さんは、答えにくそうでした。ひたすら苦笑い。
今回は、短くてすぐにお二人は退場。ちょっとほっとしました。
 
「なして、十勝出身は毛が薄くなるんだろう(笑い)」
「相撲の世界は一門っていうのがあって、大変なんだよ。芸能界はそういうのないもんな。しいて言えば、ジャニーズ系か」
「北海道にいたからよかったな。東京に行ってたら、何やってたかわからんもんな。悪い友達も多数いるしな」
「前田もそうだよ。あいつも離婚することはなかった。飯島はな、飯島直子は自分を知ってるから、今しか稼げないって。だから子供作りたくないってねえ」
急に「A作!!」とイベンターギルドのA作さんを。A作さんが客席で起立すると「誰が立てっていった?」
そのあと、「深町さんも来てますか?」といい、深町純さん登場。
千春が深町さんに「いかがでしたか?」すると深町さん「いやあ、おもしろかった!」千春はすかさず「私歌ってたんですけど」
これには笑いました。確かに話のおもしろさは最高ですもんね。
深町さんは芸大出身だそうです。が、「この学校には僕の求める音楽はない!」と中退されたそうです。かっこいい!冬の札幌は初めてだそうで、そんな話をひとしきり。
千春が即興で弾いてくださいと頼むと、簡単にOKしてくれました。何か1フレーズをということで、千春がマイナーコードで1フレーズ歌うと、最初「それはメロディじゃなくアルペジオ!」と簡単にあしらわれて、千春苦笑。そして再度歌ったフレーズをモチーフに即興で加藤さんのピアノで演奏を。
メンバーもみんな乗り出すように真剣に聞いてました。すばらしいです。何でこんな素敵なメロディが次々と産まれるのだろう。そしてそれは、モチーフのフレーズでまとめられていて、こういう演奏を聴いたことなかったから、びっくりしましたし、感動しました。演奏が終わって、千春もメンバーも会場もみんな大拍手でした。
深町さん退場後、千春は加藤さんに「何なんでしょうね?」ほんとそうです。
「どうして、あの顔であんな繊細なメロディラインが出るんだろうなあ。まあ、俺も言われるけど(笑い)」
 
15曲目「北風」

これも冬の定番。この曲がないとなんだかさびしい私なので、うれしかった。この曲では好永さんのコーラスが大好きです、迫力満点!
 
ここで一度幕が下りました。20:14
 
会場はまだまだアンコールの拍手。だんだん、そろってきて気分が盛り上がってきます。
そして。
 
16曲目「大空と大地の中で」

幕が上がると、雪が舞い、とてもきれい。今年最後に私は聴いた曲はこの曲でした。千春も声を限りに歌ってくれ、とてもよかったです。
歌い終わり、挨拶をし、「どう〜も!」とマイクを投げ、千春はステージを去りました。
コンサート終了です。
 
今年最後のコンサート。札幌に来れて、私は幸せ者です。最初アクシデントはありましたが、これはこれでいい思い出です。このツアー千春の声はずっと、よかったようで、私もほっとしました。声も最高でしたが、話も絶好調で楽しいコンサートでした。
ただ、やっぱりゲストはねえ。もう少したくさん歌ってほしいなあと思う今日この頃です。アンコールは、歌たくさん歌ってほしいですね。来年はよろしくお願いします。
 
今年も素敵な歌、楽しい話。考えさせてくれるお話。本当に千春、ありがとう。そしてメンバーの皆さんもありがとう。来年もまたよろしくお願いします。