2001年 6月23日  月寒グリーンドーム
No 1   もるるんより  

2001.6.23 「松山千春の原点 春・夏・秋・冬」月寒グリーンドーム

先週に引き続き、第4回オフ会に参加しました。20名のメンバーで、ジンギスカン!
全国各地から集まった、ページのメンバーとのひととき。
とても楽しくにぎやかに行われました。
初めてジンギスカンを食する人もいたり、コンサート前だというのにビールを
がんがん飲む人(誰のことでしょう!)、ジンギスカンよりおにぎりを食べる人(笑い)。

みんなとても楽しみました。ジンギスカンおいしかったよ。
お肉が臭くなく、柔らかく本当においしかったです。
おなかいっぱい食べて、コンサートで寝てしまうのではと、マジに心配しました。
幹事のうぱちゃん、本当にご苦労様でした。

さて、コンサート会場へはオフ会会場から徒歩で移動。
月寒グリーンドームは広場の中にぽつんとかわいくたっています。
会場前の広場が広くて開放的。
そしてこの日は暑かった!ので、広場で風に吹かれるのが気持ち良かったです。
私にとっては、北海道のコンサートはやはり特別。
始まる前からテンションが高かった自分がいました。

会場に入って、自分の席を探すのですが。???。さすが、一般後のキャンセル席です。

スタンドの一番後ろの通路のところに、急遽仮設で作った席でした。
でも、一番後ろなのに、先週の横浜のセンター席52列より千春が近かった。
グリーンドームは、うーんプロレス会場って感じですかね。椅子もパイプ椅子だし。。

18時40分スタート。
スクリーンに千春の映像が流れ、そしてまず、夏目さん登場。千春も登場して
1曲目「恋」
途中、ステージ後ろから宇山くん、好永さん、春名さんも登場。そして4人とともに
2曲目「長い夜」
千春の声が、すごく出ているように思った。
メンバー退場後あいさつを。
「札幌です。二日間とことん歌わせていただきます。」
「さっきのフィルム見て、変わったなあ。毛がなくなっている様子がわかったろ(笑
い)」
「とことん、やるぞ!!今日は帰さないよ。そんな気持ちでやります」
客席の盛り上がりがすごい。
ここからは弾き語りで
3曲目「LaLaLa」
本当に声がよく出ている。
4曲目「夢」
「ここまでは、声ならしっていうのかね、でも血管が浮き出てくるような曲でね(笑
い)」
「地元だべや。北海道だもんな。お前らには説明いらんべや。内地だとそうはいかないも
んなあ」
と言って、北海道弁の話を。
「いいふりこきのがんべたかり??」って私にはわからなかったけど。。。
「俺は完璧の北海道弁だべや。べやがなければ標準語なんだけどなあ」
「25周年か(拍手)。25年続けてこれたのもひとえに、自分ひとりの力です(笑い)。

みんなも微力ながら力あったけど」
「うれしいなあ、25周年。楽屋の方にも花とか届いててね、ベーヤンから来てたなあ。

横浜アリーナには谷村からも来ててな。人食い花のような花。びっくらこいたなあ」
そして、新幹線で谷村さんとあった話を。
「大阪からのってきてな「千春〜」って誰かが呼ぶから見たら、谷村が呼んでるんだよ。

いろいろ話し掛けようとするんだ。俺さ、できるだけかかわりたくないじゃない。
だから「いつもすみませんね。チンペイさんのこといろいろ言って」って言ったら、
「うんわかってる」だって。全然わかってないよなあ。
俺の気持ちが全然伝わってない!こういうの片思い?納得いかんなぁ(爆笑)」
千春がすごくリラックスしてるのがわかる。やっぱり地元だからだろうなあ。
口の方もなめらかで絶好調!

5曲目「君のために作った歌」
歌い出してから会場拍手。千春途中で止めて、「拍手は歌い出してからすぐするの。」
「これは、デビューアルバムのタイトルになっている曲なんだけど、このアルバム持って
る人?」
会場から大きな拍手。そしてジャケット写真のエピソードを。
二月にサマーセーター1枚で撮影で寒かったそうです。
そして、再度。イントロで拍手が起こる。
「まだ歌ってないって!」(爆笑)
3度目の正直で、歌い出してすぐ拍手!会場もタイミングを学習してきました。

道内各地どこから来たかのアンケート。
次に「初めてコンサートしたのが、昭和52年8月8日厚生年金会館なんだけど、
このコンサートに行ったって人いるか?」会場からパラパラ拍手が。さすが札幌です。
「コンサートに初めて来た人?」拍手が少ない!さすが札幌!
横浜のときはたくさんの拍手でびっくりしたけど。
「コンサート25周年ということで、特別な形でやらさせてもらっています」
「俺は客に失礼なコンサートだよなあ。ブスだとか、バカだとかねえ」

6曲目「君が好きさ」
ここでも、曲と同時に拍手が沸き起こって、いい感じです。
「ほんと25年コンサートやって来て、怪我もしてるんだぞ。腸閉塞にもなってるし」
「腸閉塞ってな、とんでもなく痛いんだぞ。油汗がダラダラでるんだぞ。」
「そしたら、ゲンが「これ飲んでください」ってキャベジン持って来てな(笑い)」
「痛みが治まらないから、医者に行ったら、腸ねん転だか、腸閉塞だかっていわれて、
ほっといたら、死んだらしい」「なあ、それなのに、キャベジンなんか持ってきやがっ
て」

「やっぱり健康が一番だよ。特に女子。きれい、きたないなんて気にすんな。健康が一
番。」
「病弱な美人と、頑強なブスどっちがいい?。俺は病弱な美人だな。(爆笑)」

7曲目「あたい」
手拍子がおきて、会場が一体になって楽しんでいて、とてもよい雰囲気だったです。

ギターをゴダンのギターに変えて、ギターの説明を。
「いろんなギターを持っているんだよというところを見せないとね」だそうです。

「今日さ、外の屋台でグッズ売ってたべ。」
「パンフレット5000円、ぼったくりだよなあ(笑い)。でも、5000円の価値があ
る!」
「扇子もあったな」買ったよ!
「それとか、ろうそくあったべ。あれは、業者にだまされた。アロマテラピーだかなんだ
かって、
ろうそくに火をつけなきゃならんべ。そうすると、俺が、頭から燃えてくんだよ(会場大
爆笑)
納得いかんなあ」
「あとな。粒生青汁。ラジオでも宣伝したべ。俺野菜きらいじゃんか。
でな、ひろしって俺の友達がさ、体に気をつけてくださいってなあ。
そんで青汁普通飲めないべ。だから、その青汁を固形にしたっていうんだよ」
「意外においしいんだけどさ、口ん中がもごもごになって、水飲んだ。
結局、青汁とどこが違うんでしょ(爆笑)」
ここで井上さんを呼び、、井上さんが登場。みんなに見せながら
「パッケージにサインかいてくれってね、まあ、これはいいんだけど、携帯用のこれなあ
(会場笑い)、
納得いかないなあ」

「ホントな、健康に気をつけて一分一秒でも長生きして欲しい」
「俺にもな、女房子供が一人ずついるんだけどな。女房はいいやつなんだけど、
たまにカチンとくることがある」「コンサートに出て、家に帰ってくると、いなかったり
するだろ。
で、女房帰ってくると「あら、お父さん帰ってたの?」いちゃ悪いか(爆笑)」
「それとかさ、コンサート出かけるとき、「今度は長いの?」俺は刑務所行くわけじゃな
いんだから(爆笑)」「こうなったらトコトン話すぞ」といって、座り直す千春がかわい
い。
「俺さ、TV見てブツブツいうタイプなんだよ。TVに向かって怒るんだよ。
そうすんと、女房はさ、必ず「まあまあ、お父さん、人それぞれ考え方があるんだから」
って
いうのが気にくわない!」
「俺はさ、一緒になって怒ってほしいんだよ。「そうですよね。お父さん。
そんなひどいことはありません!」ってねえ、俺が「まあまあ」って押さえるくらい。
(爆笑)」

「恋愛っていうのは、おもしろいよな。信じたり、裏切られたり、だましたり、だまされ
たり」
「だまされたって言うのは、女の方が多いよな。でも、女の方がだましてるよな。化粧し
たりしてな。」
「いろんな恋愛の歌を歌ってます。普段、ラジオでも、コンサートでも聞けないような、

こんな歌を作っています」

8曲目「心貴方色」
すごいパワフルな声でしたよ。圧倒されました。そうですよね、こんな曲もあったんです
よね。
CMによさげな曲だなあなんて、ほんわか聞いてたんですが、サビの部分はもう感動でし
た。

「見つめあうのは、本当の恋愛じゃない」
「本当の愛情というのは、同じ方向を向くことだ。同じ方向を向いて一緒に歩いていくこ
とだ。
見つめ合うことじゃない。」「俺はしばらく女房を見ていない(爆笑)」

9曲目「炎」
歌いだすと拍手が。私も涙がこみあげてくる。この曲、最高ですよね。
千春の声も絶好調で、最高の「炎」でした。
下田逸郎さんの話しから
「俺の先輩といえばね、田中真紀子さんと戦っているね(笑い)、鈴木宗男さんなんだけ
ど。
真紀子VS宗男とか書かれてね。」「宗男さんがんばりやさんなんだよ。誤解されやすい
んだけど」
「俺の7期先輩でね、俺は足寄の町中だけど、宗男さんは山の方だから。宗男さんは農家
なんだけど、
お父さんが山とられてね」
「人それぞれいろんな生活環境があると思う。
政治家にとっては、父が政治家というのは政治家になりやすいよな。
2世、3世とかいって。ほっといても目をむけてくれる」
「足寄の何のバックボーンもないところからだと、誰も目をむけてくれない」

「それは俺も一緒なんだ。俺も札幌出てきたとき、ふきのとうとかみゆきとかみんな仲よ
かったさ。」
「そしたら、でかい声張り上げて、「こっち見てくれよ」ってやるしかないじゃない」
「そういう意味で宗男さんもがんばってほしいと思うよなあ」
「昨日も電話くれたさ、忙しいから行けないって。電話する暇あったら、することあるの
になあ(笑い)」
「今度は政策ですよ。真紀子さんとやりあうときは、って言ったんだけど、どうも違って
たなあ」
「そういう意味じゃ期待してるんだけどな」
「足寄すごいべや。国会議員と歌手と西武のピッチャーも出てる(笑い)」

「でも、つくづく思うよ。官僚の皆様は東大でてる。学歴は一種の武器だとは思う。で
も、すべてではない」「小学校、中学校、高校と全部答えがある問題なんだ。やつらは、
答えを知ってただけなんだ。
俺達はうっかりしてただけだ(笑い)」「答えを覚えてたやつが頭がいいんだ。」
「人間で本当に頭のいいやつは、答えがない人生を堂々と歩いていくことができるやつ
だ。」
「恋愛にしても答えがないだろ。エリートっていうのは、そういうときに心がパニックに
なる。
こっちは毎度のことだから(笑い)」

10曲目「Intentional」

「今回25周年のパンフレットにいろんな人たちがコメントを出してくれてね。
その中でに比叡山のあじゃりさんの酒井雄哉さんがコメントをくれてね。巡り合えてよか
ったと思うね。
ほんとにえらぶったところがなくて、すばらしい人です。」
「修行の秘訣はときいたら「無理せず、急がず、はみ出さず、力まず、ひがまず、いばら
ない」。
この言葉を聞いてね、自分の生き方は間違ってない(笑い)。」
「「修行は大変ですね」って言ったら、「そんなことはないです。皆さんの方が大変で
す。
我々は山にこもって俗世間と離れて修行しています。皆さんは俗世間の中で生活をしなが
ら、
修行をしているんです。」言えることじゃないよなあ。並みの坊主じゃないよなあ」
「足寄の住職は並みの坊主だよ。命日だって言って、しょっちゅう来る。
御布施を出すまで帰らんし(笑い)」
「しかし、現代に生きる人間に贈りたい言葉だよな」「みんな十分物質的に満たされてい
るのに、
さらに満たされることを望んでいる。小中学生まで携帯を持っているような国のどこが貧
しい!」
「日本は精神的に病んでいる。これはまずい。それにも背を向けて何とかしようとしてい
る」
「金は生きていくための手段であって目的ではない。それをいつのまにか、バブルの頃か
らか、
目的にしてしまった人間が多い」「みんなも気をつけて欲しい」
「俺、バブルのとき髪切ったんだよなあ。あんとき切った髪を「何でも鑑定団」に
出したらいくらになるんだろうなあ(爆笑)」

11曲目「STANCE」
「この曲が一番疲れるんだ」
「あっという間の25年でした。STVフォーク音楽祭、十勝大会出て、全道大会で落ち
て、
STVの竹田さんが声かけてくれて、すごいいい人でね、「お前の歌をみんなに紹介した
いから」って。」
「デビューさせてくれて、みんなが拍手してくれて、全国コンサート出れるようになっ
て」
「あっという間でした」
「いつでもフォークシンガーとしていたいです。」
「下田さんに言われたよ「お前もう、フォークソング、フォークソングって言わなくても
いいんじゃないか。松山千春は松山千春の世界なんだから」ってね、俺はさ「あなたたち
先輩がしっかりしてくれれば、
フォークソングって言わなくてもいいんです」って言った。そしたら、下田さんが「そう
だな」って(笑い)」
「フォークソングっていうとね、反体制、反骨主義っていうじゃない。
反体制、反骨主義っていうのはね、権力や世の中に妥協しないことではなくて、
自分自身に妥協しない生き方のことだ」
「自分がこう生きるんだということを貫きとおすことが本当のフォークシンガーだと思っ
ています」

12曲目「こんな夜は」
この曲も言葉では言い表せないくらいすばらしかった。千春ほんとすごい!

メンバーが再登場して、千春も立ち上がったら、ギターが倒れて、会場笑い。

「どんな歌を歌おうが、必要とされなくても俺は歌い続けます。」
「みんなにたとえ、必要とされなくても、俺は歌いつづける。
背中を向けたら、その背中に向って大きな声で歌う。耳をふさいだら、その手をよけても
歌ってやる」
「この世に必要とされて生きてる人間は何人いるのだろう
。自分は必要とされているかどうか、そんなことを考える暇があったら、生きていればい
い。」
「空がきれいだな、山がきれいだな、それを感じるだけで、生きるに値する(拍手)」
「頼むから1分1秒でも長く生きて欲しい」「おまえら、長生きしろよ。俺に負けないく
らい」
「どうぞ生きるに値するだけの人生を歩いてください」

13曲目「最後のチャンス」
夏目さんもますます絶好調ですね。

「昨日もおふくろが来ていてね、6年前に父さんが死んで、3年前に姉貴も死んで、
姉貴が死んだのにはびっくりしたなあ」
「俺が小2か小3の頃、母さんがリヤカーを引っ張って、俺はその上に乗って、
町はずれのゴミ捨て場にいくんだ。まだ使えるものを探しに行くんだ。」
「母さんとの思い出というと、それが一番残っている」
「途中でね友達と会うのがはずかしかった。けど、この年になって思うのは、
母さんはどれだけ恥ずかしかったんだろう」

「松山家は貧乏でした。俺が歌って、やっと春が訪れました。
けど、どんなに貧乏でもいいから、おやじ、おふくろ、姉貴がいて、弟がいて」
「できればみんな健康で、どんなに貧乏でもいいから一緒にいられればよかったなと思い
ます」
「時間はどうすることもできない」
「でも、いいんだ。これで。後悔することはない」
「俺さ、スタッフに言っているんだけど、どんな形でも死んでも、どこで死んでも、
すぐに北海道に帰せよって。どんな風に死んでも後悔はしない。だけど、北海道に戻して
くれ。」
「足寄の墓には父さんと姉ちゃんがいる。くたばったら、すぐに父さんや姉ちゃんに会い
たいから」
「北海道で生まれたんだから、北海道の土に帰りたいと思います」

14曲目「はまなす」
間奏では、スクリーンには、北海道の風景、松山家のひとりひとりの写真、
そして家族の写真が映され、曲とあいまって、涙をさそいますよね。
「はまなす」ラストにぴったりの感動的な曲でした。
そして、本編が終了しました。20:35

アンコールの拍手が起こり、マイクスタンドが4つならべられ、
まずメンバー4人登場。
夏目さんの合図で、「春夏秋冬」をアカペラで。いやあ、すごいすごい。ますますコーラ
ス隊絶好調。
千春が登場し、
15曲目「春夏秋冬」
本当に楽しそうにうれしそうにみんなが歌ってます。夏目さんのカメラ目線もよかったで
す。
こっちまで楽しくなって。席の利?もあって、ずっとスタンディングで手拍子してまし
た。
好永さんのソロパートも最高でした。

メンバー紹介。横浜に引き続き、好永さんがいじられてました。でも楽しそう。
「今日は土曜日だし、おまえたちも暇だべ?」で
16曲目「冗談じゃねえ」
ちょっとのってきたかな。一番後ろの席はけっこう立ちあがっている。
そして、バズーカ隊登場。前日は天井のライトに当ててひんしゅくだったらしい。
今日も飛んでいるバズーカ砲。しかし、いかんせん、キャンセル席ですからねえ、私のと
ころまでは
飛んできませんでした。1発、方向はぴったりだったんだけど、私の7段くらい下で失速
してました。
千春もバズーカの扱いは完璧みたいですね(笑い)

さて、ここからのっていくぞ〜という気分のときに、、、、
鈴木宗男さん登場。真紀子さんとの確執の話。まあ、しょうがないですね。
ここは地元ですから。と無理矢理自分を納得させる。

そして、次に元横綱北勝海、八角親方登場。
「何で十勝はハゲばっかり続くんだ」には会場爆笑。でも八角親方は、断髪した髪をとっ
てあるそうです。
先場所の千秋楽の話や横綱昇進がかかった、大ノ国戦の話で、会場は受けました。

17曲目「人生の空から」
千春走って舞台の袖へ。アンコール終了。21:17
客席の拍手は続く。
私はというとゲストの登場に気がそがれ、へこんでたんですが、気を取り直して拍手、拍
手。
そして、千春が再登場し、

18曲目「新たなる旅立ち」
これが、何だかしらないけど、感動して。心の底から感動して。
その1秒前まであんな気持ちだったのに、感動して。。。
涙がこみあげてきて、泣いてました。
リセットされたアンコール。気持ちはもうすっかり平常心に戻っていたのに、
一気に、この1曲でこんなに盛り上がって。
こんなのは初めてでした。たった1曲の「新たなる旅立ち」涙が止まらず
曲、アレンジ、そして千春の歌声。。。今思い出すだけで、涙が出てきます。
千春ありがとう。本当にありがとう。

そして、千春が夏目さんと肩をくんで、何か話しながら舞台を降りて行きました。
「ど〜〜も!」がなかったのが、ちょっとさびしかったかな。
スクリーンにはエンディングロールが。帰り支度をする人も多い中、
アンコールの拍手、そして千春を呼ぶ声がだんだん大きくなり、
会場全体で千春を待ちます。さすが札幌なんでしょうか。
最後の千春の名前のときには、最高に拍手は大きくなり、みんな千春を待っています。
しかし、無情にも客電がつき、終了のアナウンス。
残念だったけど、ここちよい残念感を胸に帰路につきました。

忘れられないコンサートになりました。ホントにすごくよかったんです。
会場の盛り上がり、そして千春の歌が声が、心に響きました。
でも、手放しで喜べない、心の中に一つしこりがあって。
まあ、ゲスト登場がね。どうしても。

私はゲストが出てくるのを快く思っていません。これはあくまでも私個人の勝手な
意見ですが。やっぱり歌を聞きたいんです。
とくにアンコールで盛り上がった気持ちがリセットされてしまう。
流れを切られてしまうのが、非常に残念です。
でも、でも、でも。。。
「新たなる旅立ち」ですべて帳消しです。こんな気持ちになったの初めてです。
とにかくよかった。よかった。涙が止まらないんです。
1曲でこんなに人って心を動かされるんだなあと実感しました。
何に感動したかよくわからないんだけど、体の底から、突き動かされるような。
千春、本当にありがとう。
どの曲も最高でした。声が絶好調で、またリラックスした千春がいて、地元はいいなあ。

また北海道のコンサートにきたいなあと真剣に思いました。
最高のコンサートをありがとう。