2002年 7月15日  東京国際フォーラム
No 1   もるるんより  
 

 2002.7.15 「egoist〜エゴイスト〜[自己中心主義者]」東京国際フォーラム
 
ちょうど1ヶ月前、6/14東京国際フォーラム。到着した私を迎えたのは、青い代表ユニを着た人々。そう、フォーラムにはnakata.net.cafeがあって、チュニジア戦観戦で、ものすごい人だった。そして、ある御人のツアーファイナル。今、実は私はその人に夢中。そのライブが最高で、久々に燃えて感動して。
同じ会場、席もほぼ同じ。それを引きずっての千春のコンサート。正直言って、自分の気持ちの盛り上がりが心配でした。
今回は、私にとって千春100回目のコンサート。記念すべきコンサート。なのに、ものすごく冷めてる自分がいました。CDも結局3回しか聴いてなく(正直言って、あまり好きでなかった)、気持ち的に全く盛り上がらないまま行ったコンサート。こんなの初めてかもしれません。今回のツアーは、これ1本だけだというのに。。。
 
そうこうしているうちに、18:36に1ベル。18:41に本ベル。
 
1曲目「時代」
スクリーンの前に、譜面台とバラのおいてあるテーブル。曲は始まり、千春は歌っているけど、姿は見えず、スクリーンに映る、木のようなシルエットがきれい。そして、ワンフレーズ歌ったところで、スクリーンがあがり、千春登場。白系のカジュアルっぽいスーツ(?)。今回はメンバーのところが、一段低くなっているようなステージ。
千春を見た第一印象。千春やせた?大丈夫かな?って感じでした。でも、声はよく出ています。
間奏のところで「ありがとう」と。会場大拍手。
 
2曲目「人生の空から」それにしても、この曲よく歌いますよね〜
 
まずは挨拶を。そして、遅れて入ってきたお客さんたちに「あれほど6時半からと言っておいたのに。俺は時間に厳しいんだよ。和泉元哉と違うんだから」と笑わせて。
「東京は暑いな。今日札幌から来たんだけど、東京着いたら、俺の前世はなめくじかと思ったよ(笑い)」
「台風も近づいてるしな。お前らみんな、一緒の運命よ。台風来たら、ここで寝泊りよ」
「しかし、東京は暑い。毎日サウナ状態だよなあ。だから東京にはデブはいないと思ったのに。間違いでした!」相変わらずの千春ですよね。今日もよくしゃべりそうな予感です。
「今日、明日と春のツアー最終日です。春は府中からかな?始まって。また、秋は横須賀からスタートです」(拍手)千葉も来てね〜
 
「しかし、この衣装。薄いブルーというかグリーンというか(そうは見えなかった。私にはベージュに見えた)。いまどき、田舎のヤクザでもこんなかっこしないよなあ」
「今日も、古い歌、新しい歌、歌いたいと思います」といってから、客席に初めてコンサート来た人?のアンケート。思ったより多い。「こういうのを世間知らずっていいます。俺もうデビューして26年ですよ」
「それじゃ、最初のころから、ずっとコンサート来てた人?」拍手すごい多い。メンバーに向かって「今日、年齢層高いぞ!」
「久しぶりに来たという人?」パラパラとの拍手「こういうのを浮気症というんだなあ」
 
「新しい歌を聴きたい人?」拍手!「それじゃ、昔の髪の毛を振り乱して歌っていたころの曲を聴きたい人?」客席大拍手。
「はいはい、あなたたちの気持ちはよくわかりました!」とかわいい言い方をして。
 
3曲目「君のために作った歌」
4曲目「南風にのせて」
いやあ、おそらくコンサートでこの曲聴いたの初めてだと思います。友達と顔を見合わせてしまった!夏目さんたちのコーラスもすごいよかった。レコードの声は若々しいんで、また違った感じに聴こえて新鮮でした。途中の好永さんのギターソロかっこよかったです。
 
「昔こんな曲がありました!っていうね。俺の曲ね、手抜きたいんだけど、サビの部分で一番高い音ださなきゃ気がすまないんでね。手を抜けないんです」
「東京の前は北海道でコンサートで。ねえ、メンバーに嘘をついてですよ。弟子屈。人口9000人だよ。そこでコンサートをやったわけだ。弟子屈といえば、横綱大鵬が生まれた町だよ。メンバーはさ、よくわかんないから、「弟子屈は北海道の東の拠点だから。町は観光客がたくさんいるから」ってね。だまして連れてったわけですよ」「そしたら、会館が町のはずれでなあ。行けども行けどもだよ。俺もきもだめしかと思ったもん」「そのあと、北見、札幌2日間」
「このメンバーに支えられてがんばってきました」「ねえ、体調の悪いときには支えられ、体調のいいときには足を引っ張られ(笑い)」といいながら、メンバー紹介を!「こんなやつらにまで暖かい拍手を。ねえ」
「札幌では1曲目から、間違った宇山!」宇山くん苦笑い。
「夏目!リーダーです!HPでいろいろいじめられたらしいけど。態度がでかいとか、顔が悪いとか。」「俺、夏目に言ったもん。客にどうこういわれたからといってジタバタするな。この世にはお前は二人とはいないんだ。もっとプライドを持て。俺がお前を必要としているんだから、みんなからいろいろ言われても気にすんな。ってねえ」「それが間違えた!もう、俺のプライドまでズタズタよ」千春、相変わらずあったかいです。
 
「ツアー楽しかったなあ。九州では陽水がまわってたなあ。俺の前座?(笑い)」
「盛岡では、小田と一緒だった。小田は、秋のツアーないらしいよ。のど壊して」「俺言ったもん。「小田、お前変な声なんだから、大切にしろよ」って。小田もさ「千春、俺って変な声だよなあ。最近わかってきたよ」だって」「俺さ、仙台に移動だったんだよ。で、帰ろうとしたら、小田が「千春、もう帰るの?歌いたくない?」「俺はもう歌ったって。俺は疲れてるんだ」ってねえ。あいつは、俺といると安心するらしいよ。俺は玉置宏じゃないんだって(笑い)」

「小田の歌知ってる?」(会場拍手)夏目さんがピアノで伴奏して
「さよなら」をワンフレーズ。
途中でやめて「ばかやろうだよな。度があってないってんだ(♪君が小さく見える〜♪に対して)」
「小田は俺より8コ上か(会場から声があがる)。でも態度は俺の方が一回り上(爆笑)」
「陽水がね、俺に「千春あんたはえらい。デビューしたときから年上の俺を呼び捨てにした。今も変わらない。そんな変わらない姿勢がすき」って言うんだよ(笑い)」

「いろんなことがあったなあ。横浜のときかな、ワールドカップのメンバーが発表になったじゃない。そんとき号外出したんだってね。信じられないなあ」「鈴木宗男の逮捕なら号外でても別よ(笑い)。」千春、前に一歩踏み出し、直立不動で「大変ご心配、ご迷惑をおかけしました。この話題は、後ほどゆっくりと(会場爆笑)」
「こんなことで号外を出すんじゃない!ねえ、そりゃあ代表に清原が選ばれたら別よ(笑い)」
「好永、夏目!こいつら愛媛県、松山出身なんだけど、今年松山のぼっちゃんスタジアムでオールスターあったけど、つくづく下らないオールスターだったなあ」「ヒット打ったら、これこれにサインしてくださいとかさ、こんなことやってるから、野球人気なくなるんだよ」「誰がそんなこと頼んだ?」
「マスコミは一人一人が持ってる、権利を濫用してる。今日は怒りのコンサートだ!」「フォークシンガーは、権力・体制がおかしいと思ったら、歌という牙を持って、噛み付いていくんだ。それが、フォークシンガーの使命なんだ!(拍手)」
「今、歯が抜けてます(笑い)。今、牙ないんです(爆笑)」しっかりオチをつけてくれました。
「今日初めて、俺のコンサート来た人は、この人いつまで、しゃべってるんだろう?ってね」(爆笑)
「はいはい、歌います!」
 
5曲目「恋」夏目さんのピアノだけで。。。途中、拍手も来ていい感じです。
 
6曲目「燃える日々」うーん。懐かしい!私この曲大好きです!!
声がすごく出てるって感じです。
 
「いい恋愛してる?」
「俺、札幌に女房、子供一人ずついますけどね。娘は高校2年です。」「スカートがどんどん、短くなるし、胸のボタン開けてるし、お父さん誘ってどうすんだ?(笑い)」
「ここだけの話よ(笑い)。高2の娘、男できたんだ。この前親子3人でSEXの話をしました。高2なのに、平気で話すんだよなあ。そんとき、母親と娘で大喧嘩になりました」「「子供が出来たらどうすんの?」と女房が言ったら、娘が「いいじゃん、おろせば〜」って言ったんだよな」
「そこで、お父さん登場よ」といって、ズンズンズンと歩く姿がかわいかった。
「「おろせばいい?何言ってるんだ。そいつのこと、世界中で一番好きなんだろ?その人の子供をおろす・そんなもん、愛情でも何でもない。どんなことをしても、産んで育てます。ってどうしていえないんだ?」ねえ。新しい命なんだよ。人間はたった1回しか、生きれないんだよ。」
「恋愛は一瞬の感情に過ぎない。問題はその一瞬の感情に人生をかけれるかどうかだ。できれば、そこまで思ってつきあってほしい」
「女子は品と格をもってほしい。男子!男子はこの人とめぐり合うために生まれてきたと女子に思わせるくらいだまさなきゃだめ(笑い)」「1回しか生きれないんだから、その中でね」「一瞬の感情だと思いますよ。恋愛は」
 
7曲目「君と愛のために」加藤さんのピアノがすごくよかったです。
 
ここで、千春は退場。
 
スクリーンには「エゴイスト」のPV?最初びっくりしたけど、千春語録みたいな感じでなかなか、いいテイスト!おもしろいおもしろい。と見ていたんだけど。。。ちょっとしつこかったかな?途中で、うーん、洗脳ビデオみたいだ?って思ってしまいました。なかなか、おもしろいんだけど、やっぱりしつこすぎですね!
 
スクリーンはリハ風景のような画面に。メンバーと千春とのセッションの様子が映って、そのまま演奏に流れ込むのかなあと思ったら、そうでもなく、
一転して元気のよい演奏から、千春登場。何々?その衣装。はで〜!!何?若い!!!細い!!!ってびっくり。でも、すごく似合ってる。
 
8曲目「受難の時代」
 
「お色直しが終わってね、何か新興宗教のプロモーションビデオみたいで(笑い)」うんうん、千春わかってるじゃん!
「そのあと、呪文みたいな歌でさ、帰りにロビーでつぼ売ってるから(爆笑)」
 
「日本はどうなるんだろうな。副大臣の宮部さんは辞任なされて」「日本はみんなが大人にならなきゃだめだって!」「報道するやつらは、悪い悪いっていうけどさ、どこまでが口利きっていうんだ?きれいごとを言うんじゃないって言うんだ」「どこまでが口利きか。マスコミがせめるのはいいよ。でも、どうして頼んだ人も攻めないのよ?」
「日本はおかしな方向にいってるよ。TV東京のスクープ?偉い人が謝ってたよ。」「間違ってるよ。タレこまれたときにどうして、止めさせなかった?」「俺いつも思うけど、麻薬の取引の現場です!って見てるなら止めろよ!」「だから、次の世代がどうしようもなくなる」
「勝ち組と負け組?どんなことやっても金になれば、勝ち組か?」「それを認めてしまったら、次の世代の子供は、俺のオヤジは負け組かって」「こつこつやってきた人は負け組か。」「こんな世の中に将来を持てるか?信頼を持てるか?価値判断を変えてくださいよ」
「小泉さんが変えてくれると思ったよ。あんなに生活感のない総理もいない。あんなに教養をみにつけてない総理もいない。」「歌舞伎を見に行ってもXJapanを見に行ってもいいよ。でも、身につけないと」「教養というのは、学習してそれを身につけて初めて教養なんだよ。それを噛み砕いて応用できてこそ教養なんだよ」
「小泉さんの次は石原さんだろう。支持率今47%。じゃあ次は石原だ」
「俺は腹立たしいよ。なぜ、あなたじゃないんですか?もっとエゴイストになりなさい」「いつからそんなに人に任せるようになったんですか?男子!もっと自信をもっておくれ!政治はどこででもできるんだから。ぜひ、次はあなたであってほしい」

「こんなこと考えながらアルバム作ったら、変な歌ばかりできましたもん。」
「次歌うのは「道」だっけ?」とメンバーに確認。「自分の歌になるとあそこに(譜面台をさして)帰らなきゃならないんだよ』(笑い)
「自分で作った歌ですよ。自分で作って小さなラジカセに吹き込むんですよ。人に見せられない姿だなあ(笑い)。1番目は自分が聴く。2番目に聴くのは(指差して)夏目だよ。夏目が「千春さんは天才だ」とか言いながらね(笑い)。今のところはノンフィクションです。アレンジするわけだよ。イントロとかは夏目が考える。あと、この曲はギターで行こうとか。」「俺がどんないい曲つくっても、あれがあれするとアーなっちゃう(笑い)」
 
9曲目「道」
 
「この曲は鈴木宗男さんにささげるような歌だよな」
「一つだけ言っておきます!みんなの常識と私の常識がかけ離れているとは、思いません。不正に金をもらってねじまているようなことはいけないと思っています」
「俺は宗男さんはそんなことはやっていない。そういう人間だと信じています。みんなはあいつはやったと信じている。その隔たりが大きい(笑い)」
「同じ街で生まれ育って、彼はそういうことをしたこと見たことないし」
「マスコミは、検察、警察、裁判官までしているようだ。宗男さんがつかまってからのこととか、検察からリークされて報道されてるけど、何かおかしい」
「6/18、大阪でコンサートだったんだけど、宗男さんから電話きた。毎日のように電話してるからね。「今、事情聴取行って来た。俺はやましいことしてないから」「宗男さんとことん行きましょ〜。行け行けです」こういうのを人事って言います(笑い)」
「19日午後4時前。「東京地検にいってくる。このまま逮捕されると思う。もし自分のことを信じてくれるならありがたいです」そんときは胸が詰まってきたなあ。私は信じてますからね。たとえ、日本国民全部が信じてくれなくても、自分ひとりでも信じてますから」
「常識ではみんなと違いはないと思う。でも、自分はそばで見ていたからこそ、信じてあげたいと思う」

「国税庁の人が俺に会いたいと言ってると言われた。俺は会いたくないって(笑い)。札幌まで来てね、会った。「事務所から宗男さんに金、流れてませんか?」「そういう付き合いはしてません」帰るときに「政治家の方とお付き合いするときは、十分お気をつけください」ってね」「公の権力が、この人いい人悪い人ということを言っていいのか?自分は指図される気持ちはない。そういう気持ちをぐっとこらえて「はい!そうします」」(爆笑)
 
「この先日本はどうなるんだ?11桁の総背番号よ。そのうち、焼印押されるよ。その人がどうやって生まれて、どんな人生送ってきたか、そんなの関係ないんだ。番号でわかればいいんだ。」「止めれるのはお前らしかいない。だからエゴイストというアルバムを作った」
「俺は宗男さんを信じている。こんな宗男を信じてる千春の歌は聴きたくないという人もいるだろう。でも、これは俺の不徳のいたすところよ。俺の力が足りない」「本来、歌は政治や宗教を超えたものだから」「一人や二人の政治家がつまづいたくらいで、どうこうなる松山千春ではありません!(拍手)」
「あの人いい人悪い人、マスコミに決められるのはおかしい。あの店おいしい店、まずい店。もっと自分を信じてくれよ。自分の足でまわってくれよ。やっぱりおかしいよ」
 
「次に歌うのは「ばか野郎」って曲なんだけど、この曲できたとき俺天才かと思った。夏目に聞かせたらこういったもん。「千春さん最高の曲ですね。コンサートの最後でいたいましょう。」何考えてるんでしょ?お客さんに「ばか野郎!」って言って、幕がしまるんだよ」
 
10曲目「ばか野郎」
 
「俺はもっとエゴイストになりたい。思ったことの半分もいえないし(笑い)」
エゴイストは自分で見て聞いて、信念を持って行動して、自分の人生、自分で責任取れなきゃいけない」
夏目さんに向いて
「夏目!HPでいろいろ言われてな、俺言ったんだ、夏目に。他人に評価されて気になるか?それは2流、3流だ。自分の人生の評価は自分でしなさい。人の評価は気にするな」「自分で評価して、自分で責任とりなさいよ」
「お前らが生まれたとき、お父さんお母さんはどれほど喜んだか。大人になるとき、こんなになるとは思わないで(笑い)」「子供が熱を出したとき、必死で看病したさ。熱が下がったとき、よかったよかったってうれしいよな」「何の見返りも求めない愛情だよな」
「これが、今、我々が失いかけているものだと思う」「何の見返りを求めない人生があってもいい」
「この世に生まれてきて何の見返りを求めるんですか?自分は出来れば、人生に見返りを求めたくないです。エゴイスト!」
 
11曲目「egoist」
とにかく、歌に「力」を感じました。すごいすごい。ここまですべての人を引き込む歌って。。。。
最後、ステージうしろからの、ピンスポット。そこに入るピアノのタイミング。そしてエンディング。さらに千春がステージを去ったあとの、雷の音。
今までにない演出。これが曲やコンサートの内容とぴったりあって、心にじーんと入ってきました。
 
拍手の中、再び幕が開き、アンコール。
 
12曲目「ナイト・エンジェル」
うーん。歌は歌えるのに、タイトルが出てこないで、ひとりでイライラしちゃった。
久々だし、のれる曲でうれしい。
 
13曲目「Baby」
私はここではじけました。怒涛のアンコール時代のこの曲。いやあ、うれしい!!
 
14曲目「長い夜」
やはり、この曲はアンコール定番ですよね。1階席は総立ちに。盛り上がるなあ。
千春の声もよく出てます。
まだ、これからと思ったら、いったんここで、幕が下りました。
 
会場はアンコールの拍手。
そして、幕が開くと、そこにはブラスの人たちがたくさん。ん???メンバーは??
と思っていると、千春が登場し、
「東京だけね、チョイスの皆さんに来てもらいました。今回、レコーディングにつきあってくれてね」と説明し、メンバーを全員紹介。
「本当は地方も来てもらいたかったんだけど、ギャラが高くてね。東京だけね。それも1曲のために」
 
「30年前、足寄の人口は25000人だった。それが今は9000人を切ろうとしている。30年前、日本が高度成長期のころ。エネルギッシュなころの歌をね。作りました。」
 
15曲目「欲望の街」 チョイスの演奏で。

実はこの曲、私、苦手です。確かにチョイスの演奏はすてきだし、それなりにライブで聴けばよかったんですが、やっぱり苦手かな。そこまで凝らなくてもいいのにって感じで。うーん。ま、人それぞれってことで。。。

「バンドで音楽聴くことないだろ?田舎のキャバレーみたいだよな。ミラーボールはどこにありますか?」
頭をさして、自分でまわって「ここにあります」(大爆笑)
 
そして、チョイスの皆さんが退場です。
「今回ねスケジュール取れなくて、彼ら一人一人がミュージシャンの活動してるからね。で、空けてもらって、今日、明日とお願いしました」
「レコーディングのときの生の雰囲気をみんない味わってもらいたくてね」
と、レコーディングの話から、チャンネル数の話に。
「昔は1チャンネルだったんだよ。美空さんのころだよ」といって
「悲しい酒」をワンフレーズ。
「それから、2チャンネル、今は64チャンネルか?」「だから、歌をたくさん歌って、いいとこだけつなげてくってできる。私は2,3回歌ったら、もういやってね」
「自分も(チョイスと一緒にやるのを)今日楽しみにしていたんで、いい形で歌を歌わせてもらいました」
 
そして、メンバーを一人ずつ呼んで(みんな元気に呼ばれると出てきました!)、夏目さんだけなぜか3回も名前を呼ばれて、そして
「夏目!どうだった?お前がアレンジを田舎にしやがって(笑い)」「でも、夏目!彼はがんばったと思う。あいつはキーボードしかできないんだよな。それが、ラッパの譜面も全部書くんだからなあ」
 
「しかし、東京フォーラムでかずぎるよな。やっぱり新宿の厚生年金とかがいいよな。懐かしいなあ」(大拍手)ほんと、そうです。そうです!
「秋も、今日来てくれた人、一人も欠けることなく(笑い)ね」「1曲でも多く、いい曲を作って行きたいです」
「俺もいつくたばるかわかんないし。手なんて抜けません。こんな楽しい人生ねえ」「みんなもさ、お天道様はえらいよな。金持ちでも、貧乏でも同じようにふりそそぐ。風は、若い人にも年寄りでも、そよ風はみんなそよ風なんだ。ブスだけ強風ってことはないよな(笑い)」
 
「手紙でね。俺のコンサートに来るのが年に1度のぜいたくです。とか、書かれると、がんばろうと思うよな」
「俺も精神的にも肉体的にも、いろいろあるけど、がんばっていくさ。1回しか生きれないんだから、またどこかでお会いできればうれしいです」
 
16曲目「明日のために」
この歌、やっぱりいいです。ちょっと思いいれもあるので、とても感動しました。
そして、コンサート終了です。
 
春のツアーはこれ1本。のわりに、私自身が非常に冷めていたんです。はっきり言えば他に気が行ってて千春のコンサートに対する期待が少なかったんですが、やはり、そこは千春さすが。すっかり引き込まれました。歌に本当に「力」があったと思います。鳥肌がたつような歌、たくさんありました。千春ワールドにどっぷりはまった3時間弱でした。
鈴木さんの件は、私はまあコメントはしませんが、ただ大丈夫!。私は千春が誰を信じようが千春は千春だし、千春の歌には力があるから、離れて行ったりはしません。
秋のツアー、家庭の事情もあるので、行かれるかわからないんですが、ぜひ1回は行って、千春の今を一緒に見て行きたいと思いました。