2005年10月21日  秋田県民会館
No 1   TONTON&PAOより  
 

2005.10.21   秋田県民会館

 曲目 本 編 1
     ・水溜まり ・Lovin' you ・男と女 ・恋
     ・純ー愛する者たちへー
    本 編 2  
     ・ねえ君 ・オホーツクの海 ・欲望の街 ・淡々と…
     ・勇気ありがとう 
    アンコール  
     ・星空の夜は更けて ・冬がやってきた ・北風
     ・君を忘れない ・長い夜 
    アンコール2 
     ・大空と大地の中で 
 

♪水溜まり ♪Lovin' you
『5月20日以来、1年半ぶりです。まるで“しゃけ”のように帰って来たべ。』
『お前たちは、町村合併で大変らしいね。大曲がなくなって大仙市だと。大曲は大曲だべ。北秋田市、由利本荘市、にかほ市・・・・・人口が5万人に達しなくても‘市’なんだとよ。足寄は合併したくても、あんな赤字の町とは合併したくない、とどこもしてくれない。』そうです。
男鹿の佐藤市長さんが楽屋に訪ねてくれたそうです。 奥様もご一緒で『妻です。』と紹介されたそうです。『娘には見えなかったぞ。』手ぶらでいらっしゃったそうで・・・・・・『失礼な・・・』と。

♪男と女
『秋田は寒いな。このような頭になったから、すぐ寒さがわかる。』『歌う寒暖計』とおっしゃってました。
東北シリーズも今日でおしまい。明日は札幌に帰るだけだそうです。『のどがつぶれようが何しようが歌います。』と。『今が1部で、インターバルがあってスクリーンが下りてきます。その後2部があります。アンコールもあろうかと思うけど・・・・・・・なんなら今からアンコールでもいいよ。』と続きます。会場拍手。拍手です。

6月に春のツアーが終わってから、思いがけず選挙になった。・・・・・『ここだけの話、オレにしてみれば○○も○○○○○○○○○も同じ。目くそ鼻くそだ。鈴木氏には、“チーチー”と呼ばれているそうで、『オレはすずめの学校じゃない。』と。
県選出の元議員さん、『料亭にいなかったのにな〜 名前が‘カネ(兼)’だから』(分かりづらくてごめんなさい。想像してお読み下さい。)

歯の治療をされているそうです。『芸能人は歯が命。』2年かかるそうです。
8月23日、9月5日、14日と3回治療をされたそうです。“繊細でデリケート”なもんだから、ホークとか金属を口に入れるのがダメなんだそうです。『根性がないやつだと。』ご自分でおっしゃってました。というので全身麻酔でインプラントの治療をされたそうです。
『手術したやつはわかるかもしれませんけど、術後2時間は酸素マスクをしてください。と』言われたそうです。けど、前の日から飲まず食わずで喉が渇いてしまい、マネージャーさんへ『オイ!水をもってこい。』とお願いしたそうです。マネージャーさんは、『“お医者さんがダメ”と言っているので』と断ると、『俺の言うことと、医者の言うことどっちを聞く?』と言てお水をもらって飲んだそうです。けど、『まだ細胞が目覚めていなかったんだろうな。』千春さんは口に入れていると思っても水は“ダラー”とこぼれ落ちたそうです。
そして、初めてのタバコ。1プク吸ったらBSEの牛みたいなよろけ方で歩いたそうです。
1本目だったからそうだったんだろう?と思い、2本目を挑戦したそうです。2本目は“クラッ”ときたそうです。3本目は・・・とやっているうちもどってしまったそうです。
『川反あたりで若いやつらはうろうろするんじゃない。したくなくてもうろうろしたり、ダラーの状態にそのうちなるんだから。』
手術の日、手術着に着替え、手には“松山千春”と書いたばんそうこを貼ってストレッチャーに乗ると、アジやさばの状態だったそうです。
手術室へ向かう途中、ストレッチャーでエレベーターに乗ると、一般のお見舞いの方と一緒になって『あれ!松山千春さんじゃないですか?今日何かあるんですか?』とドアが開き、人が入れ替わるたび声を掛けていただいたそうです。『こんな格好だもの、これから歌を歌うわけじゃないだろうに。』看護婦さんに、“布かなんか掛けておきましょうか?”と言われたそうですよ。
『初めていらっしゃった方、しゃべってばかりでいつ歌うのだろうと思っていると思います。しゃべり疲れたら歌うから・・・・・・・・』

♪恋 
千春さんに恋愛を語っていただきました。
『愛した人がいかに幸せになれるか。見返りを求めないのが愛と。人は見返りを求めるから、見返りの大きさを求めてしまっている。
愛は計れないだろう?あなたの事30センチ好きとか言わないだろう?』

♪純ー愛する者たちへー
 

第2部

♪ねえ君 ♪オホーツクの海
第2部の幕開け。ステージの奥行きがないせいか、ドラムのセットに腰掛けて歌ってくれました。『人間シルエットでわかったらおしまいヨ。』

『秋田は日本海側。北海道は、日本海、太平洋、オホーツク海とあり、オホーツク海はきれいだ。冬は流氷がくるんだけれども、春になればゴミも持って行ってくれる。ちょっと出れば、ロシア船が来てくれる。』
知床が世界遺産となった。訪れる人も増えたがゴミが数十倍になった。
『マナーがだめだな! 俺に言われるのも変だけれども。』
足寄町と合併してくれなかったがウトロ。阿寒湖まで300キロ位ある。車で4、5時間、飛ばして、信号無視して3時間位かかる。あまり飛ばせば天国に行ってしまう。♪水もわたる 風さびし 阿寒の山の湖に 浮かぶマリモよ♪ の毬藻で有名毬藻がいます。その毬藻を見に中島に遊覧船で渡った。男5〜6人でガラス越しに“ジー”と見ていたそうです。飛んだり跳ねたりしないのが毬藻。『毬藻だな。動かないな。』と見学したことがあるそうです。

日清、日露、第二次世界大戦の寒さ対策として、北海道で羊を育てその毛皮を活用したそうです。戦争が終わっても、羊は増え続け、食べてみることにした。食べてみたけれどもうまくなかった。果物に漬け込んだりして食べれる工夫をし、ジンギスカンとして食するようになった。注目されてきている。
今年、ジンギスカンキャラメルが発売された。このキャラメル『うまくない。まずい。こんなまずいのはないことで有名になった。キリタンポキャラメル。しょっつるキャラメル。はたはたのコッコ(分かりますか?)の味がしますよ。と言われても受け入れられないだろう?』
“羊ヶ丘”に行って、羊に餌をやれますよとあげておいて、土産物屋に入る。みやげ物を見ているとお兄さんが、“ジンギスカン食べられますよ”と声をかけられ、食べる。さっき餌を与えた羊のお父さんかもしれない羊をすぐ食えるよな。『羊の身にもなってみろ。』

欲望の街についての注釈。『何枚か前のアルバム 聞いたことがないだろう?』釧路のような炭鉱の町。足寄は8千人になってしまった。以前は2万5千人もいたのに・・・・・北秋田市はごまかした・・・・・・(合併特例を利用したということを言っています。)『市になってしまえばいくら人口が減っても“市”を語れるから。』この街で天下を取ると・・云々・・・・・と説明をいただきました。
『歌う前にこんなに解説するのも珍しいだろう。』と

♪欲望の街
会場には金田さんもお見えで・・・・社会保障・・・四方山話などいろいろとお聞かせいただきました。『どんな風も順風ではない。オレの歌を聴きたいならCDを聴けばいい。歌詞も間違えない。お互い生きている確認をしたいからコンサートをしている。今日は気合が入っている。CDなら曲と曲の間に余計な説明はない。』

♪淡々と…
新潟でのコンサートの時、
‘去年地震があって来れなかったので’と会場からお守りをいただいたそうです。『どこから来た?』と聞いたら‘長○’とお答えになったそうです。『オレが被災者にお守りあげるんだったらわかるけど、もらったんだから。』
『上り調子の者は周りの人に親切にしなさい。下る時にまた会う人達だから。秋田だって、台風や、水害、雪害、地震など避けられないだろう。乗り越えなければならない時があるだろう。』と。

♪勇気ありがとう 

♪星空の夜は更けて ♪冬がやってきた ♪北風
『お前らやる気だね。』と。
オレはバスケットが本職だから、こう見えても168あるから・・・・・?
『身長とは言ってません。血糖値が168です。』
メンバー紹介もしてくださいました。タツさんは千春さんとともに13年になるそうです。会場のリクエストで
♪君を忘れない

『G』で
♪長い夜    

♪大空と大地の中で 
千春さんの身の回りのもの。
バラの花、タオル、グラスに花瓶。すべて会場の方々へプレゼントで幕となりました。
 
                     TONTON&PAO