2005年12月 1日  東京国際フォーラム(ホールA)
No 1   練馬のヒロさんより  
 

12月1日の東京のコンサート行ってきました。初っぱなから姉歯のズラ疑惑などタイムリーな話題で笑わせてくれました。相変わらず話は恋愛論から政治まで幅広く、千春流を貫いているところは、とても嬉しく聞きました。
 曲目については報告されている通りですが、感じたことは、千春も言ってましたが、一般的には「知らない曲ばかり」と言っていいほど、マニアックな選曲でした。多分30周年記念のツアーを控えて、あえてメジャーな曲は封印してるのかなと感じたくらいでした。聞いたことはもちろんあるんだけど、聞き込んだ歌じゃないものが多かったなぁ?逆に新鮮で、千春ってこうしてみると結構幅の広い曲作ってるんじゃない…なんて再発見したようなコンサートでした。
 席が2階の一番後だったので、盛り上がりには欠けましたが、その分落ち着いてじっくり聞けました。ここまで後ろに来ると、それはそれで楽しめるものだなと感じました。
 さて、一番気になったのは、千春がすごく痩せていたことです。声は出てたので、糖尿病の食事療法のせいかなと思うのですが、ちょっと心配になるくらい、足とか服の上からも細くなってるのが、わかりました。また、このところよくする話題ではありますが、あの世の話とか、死生観みたいなものを語っていて、よくない心配をしてしまいました。
 私はもう中年太り一方なので、一時期ちょっと太ってきた千春を見てて、自分勝手に安心してるところがあったので、よけいに気にし過ぎかもしれません。
 最近は、同窓会に行くような、なんかほっとして自分の力がふうっと抜けていくような、そんな効果を千春のコンサートに感じるようになりました。昔以上に歌が体に入ってくるような気がします。若い頃は、千春の人生論が聞きたくて、それで力をもらってなんてコンサートでしたが、今のコンサートもとても素敵なものと感じてます。
 春は何かと忙しくて、なかなかコンサートに行けないので、また、来秋か冬に、やっぱ元気で言葉の悪い千春に会えるのを楽しみに、帰ってきました。雑感ですみません。