2006年 6月17日  幕張イベントホール
No 1   もるるんさんより  
 

2006.6.17 松山千春デビュー30周年記念コンサートツアー2006 「再生」  幕張イベントホール
 
30周年記念コンサート。今回はキャパも大きい会場が多く、参加しやすくてうれしいです。
そして初日は地元幕張。正直ここの会場は一昨年の12月、別の人のライブで二日間来た思い出の会場。
今回も、海浜幕張からホールへと歩く道すがら、そのときのことを思い出しました。
 
ところで、ちょっと話はずれますが、その別の人の話題が多いという意見もあるのですが、私、最近ブログを始めました。アドレスはhttp://blog.goo.ne.jp/molulun/ですので、もしおヒマなら遊びに来てください。もちろん千春の話も書いてます☆
 
幕張はこの日は、メッセでワールドホビーフェアが開催され、すごい人。それも子供ばかりですが。。。
なんだかざわざわした感じで会場へ。そして会場はすごい人、それもそのはず、超満員でした。
スタンド2階までぎっしりと。。。年齢層はいつものとおりです☆
 
開演前にVIP席を見ると、宗男氏登場。会場から拍手も起こり、彼はご機嫌で手を振ってました。
私の席は、アリーナのIブロック。ちょうど真ん中あたりでよく見えました。
 
ステージには、大きなカーテンのような白い幕が。。。そしてスクリーンがスタンド両側にもセットされ、アリーナでのコンサートという感じです。
開演前に、いろんな照明の色のテストをしてたのでしょうか?ときどきカーテン(?)に映る色が変わります。
 
17:36 場内アナウンス・・・いよいよ開演です。
17:39 会場の照明が落ち、ものすごい声援。千春〜!と叫ぶ男性の声多数・・

そして、白い幕が開き、千春登場?と思いきや、ステージセンターには椅子と、ギター3本、そして赤いバラのみ。
ステージ真ん中に大きなスクリーン。
そこに昔の木造の足寄駅の映像が。。。そして池北線の映像。北海道の映像。昔の千春。。。
30周年記念コンサートなんだ〜とこれだけで、ドキドキしちゃいます。
昔の映像がたくさん。。野球(私も行ったよ)とかステージとか・・・そして、最後にツアータイトルが・・・
 
ものすごい声援の中、千春が一人で登場。茶系のジャケットに、カーキのパンツ、インは白のTシャツ(に見えた)
 
1曲目「現実」(弾き語り)
え〜???そうきたか???
オープニングは「旅立ち」だと予想していた私はビックリ!!!!いきなり「現実」で来るとは思わなかった。
それもギターの弾き語りだよ〜
1曲目からものすごい熱唱。。千春大丈夫?最後までもつ?というように気合が感じられて、客席も熱気に包まれます。
3つのスクリーンに千春の歌う姿が映され、見やすいです。そのためか自動のカメラが動くのがちょっと気になりましたが。。。
 
「今日はあれだな。これがフォークシンガーだというコンサートをお聞かせするぞ」会場大拍手。
 
2曲目「おいで僕のそばに」(弾き語り)
これももちろん弾き語り・・昔と変わらない歌声。
 
「ありがとうございます。デビューして30年目の松山です」(大拍手)
「ワールドカップのさなか、幕張まできてくれてね〜俺が出てくる前から、お前たちの粋を感じたよ。特に男性のね、たんがからんだ声援(笑い)」
「みんなも今日ね、時間の都合をつけてね〜」ここで、遅れて入ってきた人たち多数に向けて
「中途半端な都合のつけ方をするんじゃない!(爆笑)」「今日は5時半からか?普通は6時半からだからなあ」

「久しぶりにギター1本で歌うのはね、おもしろいな」「始まる前にね、古いフィルムが流れてね。ねえ、何で昔はあんなでかいサングラスかけてたんだろうな(爆笑)びっくりしたよな」
「今日はね、みんなも緊張せずね。ねえ〜お前らの緊張が俺に伝わるから(笑い)。歌うのは俺なんだからな(笑い)」
「こういうコンサートね、もう芸術の域に達したな(拍手)。日本、いや世界でこれだけ、でかいつらして、えらそうにねメッセージのできる人、他にいるか?(大拍手)もう、無形文化財だな(笑い)、人間国宝だよ(笑い)」
 
「今回、足寄の家を出てくるのあたってだよ。幕張で無事スタートが切れるようにって、仏壇に手を合わせてな」「父さん、母さん(爆笑)、姉ちゃん」いやいや、千春、お母さんは十分お元気で・・・
「ねえ、母さんはまだ生きてるんだけどな、ゴロゴロしてるんだよ」
「けど、仏壇に手を合わせたら、やっぱり父さん、母さんだよな(爆笑)何で母さん入ってないんだろう(大爆笑)。ねえ、でも長生きしてほしいな」
 
「今日はね、30年前から来てる人、久しぶりに来た人、これが最後かも知れない人(笑い)」
「30年間歌ってきたけど、まだ歌い足りないな。自分の心を、心ゆくまで、最後まで歌いたいな」
「後ろの方の席の人とかね、横の方にへばりつくように聞いてる人とか、俺のコンサートは後ろでそっと聞いてるのがいいぞ。
中途半端な席はよくない(笑い)。何であんなふうになってしまったんだろうとか思うからね(爆笑)」
 
3曲目「帰郷」(弾き語り)
聴きたかった〜この曲。大好きです。北海道の風景が目に浮かぶ〜
 
「まじめな話ね。この曲知ってたやつ?」とアンケート。かなりの拍手がおきていました。
「今回のツアーね。曲の予想をしてくれたのではないかとね〜」
「ここにきて、ギターの腕が上がりました(笑い)。今までの3曲、ミスはない(笑い)。まあ、とまどったところは何箇所かあったけどな(笑い)」
 
「今の歌でね、北海道の風景は見えたか?それとかみんなのふるさとは?」「今日は千葉だけでなくね東京、神奈川、埼玉・・・ねえ47都道府県をいうわけにはいかないよな」
「昨日、札幌から羽田にきたわけだけど、出迎えてくれた人とかいてさ、花束とか手紙とかくれたんだけど、手紙にさ「千春、30周年おめでとう。合掌」ってかいてあって(大爆笑)。わけわかんないよなあ。今日は法事じゃないってんだ(爆笑)」
「今日がフィルムコンサートでなくてよかったなあ(爆笑)生きて迎えられてうれしいよ」
「それとか1977年の30年物のワインをくれた人もいてさ、「デビューした年にできたワインです」。ねえ。ありがたいねえ。けど、この年は不作だったんだと(大爆笑)」「持ってきたやつはね、もう40年から50年ものだから(爆笑)」「今日もね、ワインだったら、貴重な連中がいっぱいいるよな(爆笑)」
「うれしいよね、若い方、昨日まで若かった方、それとかきれいな方、ブスな方(笑い)」
「ねえ、みんなあるものは一緒なんだから。目もあれば口もあるよ。ちょっと不思議な位置にあるんだよ(爆笑)位置が何ミリかずれたばっかりに(笑い)。今日は腹わって話そうよ。きれいなら特別ってわけじゃないんだよ。「位置があってるよね」そういう見方をね(大爆笑)」
 
4曲目「浜辺」(弾き語り)
いやあ。この曲を弾き語りで聴くのは初めてかもしれない。。。
なつかしいし。珍しいし。。すごいうれしい〜
 
「これをギター1本で歌うのははじめてかもなあ(会場ざわめき)。違うかもしれないけどな」「デビューして最初のころは、ギター1本で歌ってたからな」

「4/20にですね、足寄でふるさと銀河線が廃線になりまして、最終のセレモニーに行ってきました」「小泉首相に見てもらいたかったな。田舎の町から線路がなくなるのはどれだけさびしいことか」
「足寄の駅で、最後の電車を見送ってね、雨が降ってね。寒かった。空まで泣き出すようにね、悲しげな朝でね。町民の方と、ホームで感傷に浸ってたんだよ」
「そしたらですよ。「チー!元気?」宗男さんが来てですよ。ねえ、現実に引き戻されたな(笑い)」「すごいね。あの明るさは何なんだろう。今裁判してるんだぞ(爆笑)。あーいうセレモニーには似合わないなあ(爆笑)」「ねえ、宗男さん、葬式のときでも、「やー!元気?」って言いそうな気がするもん(爆笑)」「それとかさ、棺おけ開けて、死んでる人の手握って「鈴木宗男です」って言いそうなきもするよな(大爆笑)」
「そういうところが大好きなんだけどな」みんな宗男さんの方をちらちら見てました。宗男さんはニコニコと笑ってましたけど・・・
 
「俺は天才だけどさ、つくづく思うよ。俺なんか自分が天才だって小学校のときに気づいたもん」「お釈迦様はもっとすごいよな。生まれてすぐに7歩歩み、右手を上に左手を下に指し、「天上天下唯我独尊」って言ったんだもんな。びっくらこくよな」「上にも下にも尊いのは、私一人であるだぞ」「強烈だよな。おれよりすごいとちょっと感じたもん(笑い)」
「俺はどんな風に生まれてきたんだろう。ねえ。おふくろにきいたらさ、俺は生まれてすぐに泣かなかったらしいよ。そしたらな、お産婆さんが「どうします?」って聞いたらしいよ。おふくろはさ、「なぐってください」(大爆笑)幼児虐待だよな(笑い)」「それで、お産婆さんがなぐったら、泣いたらしいよ「グーっ」ていったらしい(大爆笑)」
「赤ん坊は元気よく泣かないとな。あの頃から俺は我慢が強かったらしい(笑い)」「あっちの世界では、我慢は刺青のことをいうんだけどな」
 
「恋愛の曲ね、歌ってますが、今回ね、自分の曲をいろいろ聞いてみてね。恋愛の曲、北海道や自然の曲、おせっかいな人生の歌とか(笑い)。ねえ「幸せ」って曲があるんだよ」
♪今日生きてみてよかったと思うなら〜♪(と、歌詞を紹介して)、「ほっとけよだよな。お前こそ、おせっかいだよな(爆笑)」
「お前らも恋愛してきたと思う。ねえ、苦しんだだろ。顔に出てる(笑い)」
 
5曲目「愛って呼べるほどのもんじゃない」(弾き語り)
これもいいなあ。ギターをナイロン弦のに変えて弾き語ってくれました。
声が出ててすごいよかったです。
 
ここで、1部終了で、スクリーンには、まず北海道の風景が。。。

そのあとは、千春ゆかりの皆さんからの30周年の記念というかお祝いメッセージが。。
ニッポン放送の亀渕さん(取締役ですよね。。肩書き不明)
STVの北川さん
アレンジャーの石川鷹彦さん
しょうやん(伊勢正三さん)
ムッシュかまやつさん
ニッポン放送の近衛さん(常務だったような)
STVラジオパーソナリティの喜瀬ひろしさん
 
みなさん、30周年のお祝いと、あと千春の第一印象や、フォーク音楽祭のことをお話されてました。
ちなみにフォーク音楽祭の審査員が北川さん、石川鷹彦さん、かまやつさん、近衛さんがメンバーだったようで。。。
 
そして最後に、竹田さんの写真が出て、竹田さんの言葉の数々を朗読(森山周一郎さんのような声だった)。昭和50年4月のフォーク音楽祭十勝地区大会の様子を再現。
そして「千春飯食ってるか?電車代あるのか?」というセリフの後ろでは、「旅立ち」のイントロが。。。
「本当の旅立ちはこれから・・・」で
 
6曲目「旅立ち」
これは掟破りです。あまりに直球な掟破りです。
正直、竹田さんの写真のときから、かなり涙腺がゆるんでたのに、「旅立ち」のイントロで完全にやられました。
そして千春が歌いだした瞬間から、涙がこぼれてホントに頬をつたうのがわかる感じで泣きました。
周りの人、みんなハンカチを握り締めてたから、みんな同じ気持ちだったと思います。
 
ここで、「旅立ち」だったんですね。もうやられましたよ。すごい!千春!
そして白いスーツを着て、メンバーをバックに「旅立ち」を歌う千春。
ホントに素敵だったし。この場に入れた自分が本当にうれしくなりました。
 
続けて、
7曲目「銀の雨」
きゃあ。こう続けてきたか〜と鳥肌ものです。すごい構成ですね〜感動。
ところが、千春、歌詞間違えました。よりによって「銀の雨」を・・・
会場いきなり爆笑でした。
 
「旅立ちと銀の雨を聞いてもらいました。コメントをいろんな人に言われたりしてね〜。竹田さんはいつもあんなふうに言ってたな。自分がデビューして30年ということは、竹田さんがなくなって30年だよ」
「俺は間違っていないか?俺はフォークとして王道を歩いているか?客席に聞くしかないんだって」「俺に意見するのはお前らしかいないんだって。2階も1階もしっかりきいてほしい」「銀の雨で詩を間違ったけどな(笑い)」
「1曲目から涙出そうだったもんな。今夜もみんなたくさん来てくれて、たまらないよ。親戚でも関係者でもないのにな」
「いつでもマスコミにも芸能界にも、権力にも媚びることなくやってこれた。それは自分ひとりの力でね(笑い)。ねえ、お前らここは遠慮しなさい(笑い)」
「コメントでね、生意気だってねえ。そうなんだって。放送局とかお前たちとかに飼いならされたくはなかった。歌うために「はいはい、よろしく〜!」とかそんな男にはなりたくなかった(拍手)」
「神にも仏にも媚をうらない。お釈迦様にもキリストにもだよ」「俺の歌を聴きたかったら、1回現世に戻ってだよ。電話予約をし、はがきで申し込み、チケットに当たってから聴きにきなさいだよ(大爆笑)」「それくらいの価値はある(拍手)」「しかし、じきにそっちに行くから。あの世では媚を売りまくってたりしてな(笑い)」
 
「生意気じゃければつまらないよな。2流3流の芸能人と一緒はいやだろ?」「俺だって無理してがんばったんだよ。ねえ、おまえたちのために。普通はもっと丁寧な言葉なのに、それをわざと乱暴にね(笑い)。どれだけ俺が苦労したか(笑い)」

「30周年区切りの年です。いろんな歌を聴いていってください(大拍手)」
 
8曲目「季節の中で」
やっぱり、夏目さんと春名さんがうれしいです。千春もうれしそうに歌ってます。
 
「聴いたことある曲だと安心だろう?(笑い)ヒット曲が少なくてね〜、このあと知ってる曲はあれとあれ?(爆笑)」
「この曲はね、グリコのCMだよな。山口百恵と三浦友和のコンビだよ。俺は曲だけ(笑い)」
「もし、俺がだぞCMやってたら(笑い)。手の早い俺だからなあ・・百恵は俺にほれたろ(爆笑)」「そしたら俺は引退なんかさせない!俺が家庭に入った(大爆笑)」「人生何がおこるかわからないぞ。ねえ、そしたら30周年なんてやってないよな。家事をつとめて20年だよ(爆笑)」
 
「織田信長って知ってるか?小田和正でないぞ(笑い)」
「信長は本能寺で明智光秀に殺されます。「是非もない」といって死んでいく」「その信長の小姓に森蘭丸というのがいた」「信長がある朝不思議な夢を見た。ねずみが牛を一頭食べる夢を見た」「蘭丸は信長に「それは正夢です。信長様は丑年、明智光秀はねずみ年です。牛がねずみに食べられる。明智にはお気をつけください」とアドバイスした。信長はそれを笑って、「バカな・・」と相手にしなかった」「けど、最終的にはねずみの明智にやられるわけだ。本能寺で森蘭丸も一緒に死ぬんだけど。信長は「誰がいったい反乱をしたんだ?」ときくわけだ。「明智です」と蘭丸が答えると「是非もない」」
「そのときに気づいたんだな。小さなことを小さなことと見ずに真剣に考えろって」

「俺だと、明智はマネージャの井上だろ(笑い)。あいつこすいとこあるからな。それとか、うちの事務所の菅原。金勘定しかできない(笑い)ねえ、あいつ独り者だからさ、もし誰かいれば(爆笑)」
「どこに敵がいて、味方がいるかわからない。せちがない世の中だよな。」
「フォークシンガーは勢いだけで歌っていくしかないよな」

「日銀総裁でさえ、金、金、金だからな。村上ファンドを応援するために1000万だよ。人を応援するために1000万出せるか?」
「究極のインサイダーだよな。日本のお金のすべてを扱う人だぞ。それが利益をあげるために1000万?あそこの株はやめとけ!とか言ってるわけだろ?」
「それなのに、小泉さんは「道義的責任はない」。うそだろ!信頼関係が崩れたじゃないか。なあ」
「儲かるファンドがあるなら、それは国民に教えるべきだ。アンフェアだよな〜」
「そしたら俺も金出す気はない。あんな目がグリグリしたねずみ男には。会場でしか言えない話だけどな(笑い)。TVやラジオでは言えないよな」
「村上さんとは会ったこともないけどな。あの人、いじめられてたんだろうな。(笑い)クラスにいただろ?そういうの、何か理屈こねるやつ(爆笑)」
「畠山鈴香も同じような育ち方したんだろうな」
 
「阪神にしても他の会社にしても、村上ファンドにのっとりに入られたら、資産をすべて株主に吐き出せってなあ」
「俺が阪神の社長だったら、「こら、村上!会社には過去・現在・未来がある。利益は過去の方が、汗水たらした結果である。利益は未来の人に使わせろ。現在だけで甘い汁をすったら、過去の人にも未来の人にも恥ずかしいだろ」って言ってやる(拍手)」
「日本もそうだ。じいちゃんやひいじいちゃんががんばって今の日本があるんだよ。未来にとって、我々が今の日本をくいつぶしたら、過去の人、未来の子に申し訳ないじゃないか?(大拍手)」
「なぜ言えない?欲にくらんでるんじゃないか?利益がでたら、みんなでわけなきゃいけない。」
「俺が阪神の社長になったら、あ〜その前に百恵と結婚しなくちゃな(爆笑)。いくつ体にあっても足りないな(笑い)」

「金のないやつ、俺のとこに来いって。一緒に悩もう(爆笑)貸す金はないけど」
「財界の人間にはいつも言ってるんだ。いくらでも稼いでくれ!俺は稼ぎ方は知らないが、使い方は知ってる(爆笑)」
「俺いつも言ってるけど、1万円は使わなかったら、だたの紙切れ。一千億でも使わなかったら何の価値もない。いくら持っていても、有効に使わなければ、持ってないのと一緒だ。」「持ってない方がそれだけ、気をもまないですむ。景気のいい話ができないなあ(笑い)」
 
「これまで歌ってしまったらな。アンコールができないんじゃないかなってね」といいながら
 
9曲目「長い夜」
MCで予想はしてたけど、いやあ、ここで本当に「長い夜」歌うと思わなかったよ〜びっくり!!
だけど、どうしていいかわからない(~_~;)。会場ちらほら立つ人もいたんだけど、ここで立っていいかわからないまま、中途半端な盛り上がりのまま、
終了。。うーん。。ちょっと不完全燃焼?
 
「アンコール以外で「長い夜」はなかったなあ。歌わないよなあ。やっぱり違和感あるな」そうだよそうだよ!!
「このあとのツアーの参考にします。やっぱり浮くんだな。暗い歌の中でね(笑い)」次回は変わるかな??
 
「今回ね、「再生」ってアルバムをレコーディングしたんだけどさ、♪なが〜い♪の「が〜」が伸びててなあ。昔の曲を聴いたら伸びてないんだよな。さわやかに歌ってるんだよ(笑い)」
「態度がでかいとか攻撃的に見られてなあ。俺は平和主義者なんだけどな。その自信が手がつけられないのは、こういうのだよな」
「松山千春が松山千春である限り、松山千春以上のフォークシンガーはこの世にはいない(大拍手)お客さん、冗談ではありませんよ(爆笑)」
 
「お前がお前でいる限り、お前以上の人生を歩くものはいない。たった一つの人生を歩んでいるんだから。自信を持ってくれ。人生の結果や責任は自分がとらなきゃいけないんだから。自分が自分でいる限り、自分以上のものはない」
「この恋愛が愛である限り、これ以上の恋愛は存在しない」「そういう気持ちで人を好きになってください」
 
10曲目「ひまわり」
加藤さんのピアノがすごくよいです。
歌い上げるとき、会場がシーンとなり、鳥肌がたつような感動でした。
この曲で終わりかなあ。。。って思ったら。。。
 
「できればな、みんなはいつも365日、太陽に向けるような人生を歩いてもらいたい」「どんな恋愛をしていようと、必ず太陽を見てくれ」
「私、この頃恋愛をすると、すぐ入り組むんですね(爆笑)」
 
「しかし、今日は暑かった。半日でとけている気がする。北海道は暑くないからな。今日の昼間に幕張をチョロチョロしたけど、暑かったよ」
「今回、アルバムに「オロオロ」という曲があるんだけど」会場から拍手が・・・
「ん?今、拍手した人は買ってくれた人かな?拍手してない人は?(爆笑)」
 
「大人も子供も見栄をはらず、もっとオロオロしていいんじゃないか?世間体を気にするから、体裁を考えるから」
「それより自分がボロボロなら、ボロボロでいいじゃない?家族中ボロボロなら、オロオロ泣いてていいじゃない」
「泣いて抱きしめればいいじゃない。我々は動物なんだから、とにかく抱きしめることだ。それで、一緒にオロオロしてもらいたいと思います」
 
11曲目「オロオロ」
しっとりと優しく歌ってくれました。私はこの曲のアレンジがすごく好きなんで、うれしかったなあ。
スクリーンにはきれいなCGが流れてました。
 
「CDで「オロオロ」を聴かれた方。CDで聴くと機械的な形でのばしているのかって思うかもしれないけど、生で聴くとちゃんと伸びてるべ?(笑い)。私を誰だと思ってるんだ?(爆笑)」
「CDより生の方がいいと思うよな。客によく言われる。ねえ、サギみたいだって(笑い)。」
「CDなんて部屋に入ってだよ。何回も歌って疲れてなあ。ライブの方がみんなの顔を見ながらなあ。気持ちも入るよな(拍手)」
「ねえ、こっち見てオロオロだなあ。歌詞カードがないとなあ(爆笑)」
 
「30年たって最初の頃からね、インタビューとかで一番嫌なことはね「夢は何ですか?」これが一番嫌な質問だな」「俺はほとんどこの質問には答えたことがないんじゃないか?これが夢ですって語ったことはない」
「夢を語る男じゃない。こうして生まれて生きていることが俺にとっての夢なんだから。これ以上の夢はない」
「足寄という小さな町で生まれて、貧乏だった。けど、家族に愛情を注がれて、小学校のときにフォークソングと出会って、高校を卒業して、水商売とかもやって、STVの竹田さんにめぐりあって、プロとして歌い始めた」「みんなに応援されて30年。これが夢でなくて何なんだろう?」「これ以上俺に何の夢があるんだろう」「夢よさめるな。だから、後戻りする気はない」

「もし、死神が来たら、人生は潔くありたいから、すべて受け止める」「でも死神が来たら「ちょっと待ってくれ!俺に1曲だけ、あと歌う時間をくれ」」
「そしてお前たちにも死神が来たら「ちょっと待ってくれ!あと1曲聴くだけの時間をください」」
「俺たちはくたばる寸前までコンサートができるわけだ。死神も頼みをきいてくれ。こんな時代で苦労しているんだ。これだけ苦しんでいるんだから、そのくらいの頼みをきいてくれ」
 
そして、背すじをもばし、きっぱりと大きな声で
「30年ありがとうございました!!」
 
この一言でまた涙腺がゆるみました。千春30周年おめでとう!って心から思いました。
 
12曲目「輝く時代」
ラストはこの曲。明るい曲で終わったのがすごくうれしいし、今回のアルバム「現実」の中でも好きな曲(千春の王道ですよね)なんで、
それもうれしかったです。
 
最後目をつぶってマイクを胸にたたずむ千春が印象的でした。
「どーーーーーーーーも!!!」とマイクをおき千春退場です。19:40
 
会場はアンコールの拍手がなりひびきます。ちょっと照明がまぶしかったけど・・・
アリーナ全体の拍手は迫力あります。
しばらくのアンコールの拍手のあと、再び千春登場。
チャコールグレーで斜めにストライプが入ったスーツ姿です。
 
13曲目「ナイトエンジェル」
客席はスタンディング。アリーナはほとんど立ってたと思います。
で、この曲、歌えるんだけど、タイトルが出てこなくてイライラ。。。
昔のコンサートのアンコールでよく歌ってたなあ・・・なんて思いながら。。。それにしてもなつかしいよ〜
 
続けて、
14曲目「流れ星」
この曲もなつかしいよ〜
これって「胸さわぐ苺たち」ってドラマの主題歌で、確かオープニングでライブやったりしたんですよね。
小林麻美さんが主演だったんだよね〜うーんなつかしい。
 
「帰りの時間は大丈夫か〜?」「これからがアンコールです!!」(大拍手。歓声)
 
15曲目「恋ブギ」
おお。やっぱりアンコールの曲だよね!!!ベースの入江さんが踊りながら演奏してるのが楽しかったです。
そして最高にわらったのが。。。
千春がステージを右左に走って、スタンドの方まで行くのはいいんだけど。。。。
なんとなんと!!!!両端にも譜面台がありました(爆笑)
さすがですね〜もう大笑いですよね。なんで、スタンド近くでも熱唱でしたよ。
 
「先月のおわりからね、メンバーはリハーサルやってるんだよな。俺は9日から音あわせでな。」
と夏目さんとかけあい。。うーん、やっぱり夏目さんがいるとうれしいよ〜
「それじゃ、アルバムの中から、今日はユーミンの「卒業写真」をね」
 
16曲目「卒業写真」
いやあ、最高ですね。「再生」のカバーの中では、「卒業写真」が一番好きだったんで、今日聞けてうれしかったです。
「今日は・・・」と言ったんで、毎回歌う曲が変わるのかもしれないですね。
じゃあ、あとは「妹」も聞きたいかな(笑い)
 
「影響を受けたシンガーはたくさんいるな。フォークソングを与えてくれた先輩方に感謝しています」
「次の時代に出てくるやつは、全部俺がつぶします(爆笑&大拍手)」
 
「今日、久しぶりの大きな会館でね、動いたけどね、できれば中央に通路も作ればね(大拍手)」そうだよそうだよ。ジャニーズみたいに通路作ろう!!
「サイドは間近で歌うと違うだろ?ただのハゲじゃない(爆笑)」
 
「女をくどくのに歌を歌ったことはないなあ。耳元で歌ったことは一切ありません!」「ねえ、それは卑怯だよな。アンフェアじゃないもんな。さんまにも言われたもん」「ささやかないいうちに押し倒してるもん(爆笑)」
「そういえば、寺尾にも言われたな。「千春さんいいですね。耳元で歌えば口説けますよね」」「ねえ、それじゃお前、女口説くのにしこ踏むか?(爆笑)」「それはオーソドックスよ」
 
「それじゃね、みんなが知ってたら、大きな声で歌ってください」といって
 
17曲目「大空と大地の中で」
最初はみんなおとなしかったけど、最後の方はみんな歌ってました。
しかし千春は途中で歌詞がわからなくなったのか、大急ぎで中央に戻ってました。
(両側の譜面台には、どうも「大空〜」の歌詞カードはなかったようです・・・)
そして、途中からその歌詞カードを手にあちこち動きながら歌ってました(笑い)
 
歌い上げて「どーーーーも!」といってマイクをおき、千春は退場しました。
場内はまだまだアンコールの拍手です。
会場に目を向けると、宗男さんもまだ客席に。。そしてその横のブロックには各地のイベンターの方が勢ぞろいしてました。それから宇山くんも来てました。さすが初日ですね〜
 
そして再び
18曲目「流浪」
白いシャツにGパン?で登場。サングラスはなしです
オーラスはこの曲でした。この曲は絶対岩見沢で聴きたい!って強く思いました。いい曲ですよね。大きな曲です。気持ちが洗われるような曲です。
声もものすごく出てたし。。。歌い上げてくれました。
ただ、いつも思うんだけど、最後に息をためるときに「千春〜!」って掛け声やめてほしいんだけどな。たぶん毎回同じ男性ではないかと思うんだけど。
さすがに今回は千春も「まあ、待ってよ」って感じの苦笑いしてたけど。。ホントやめてほしいです。
 
そして最後、頭を下げて、ステージを千春は下りました。
 
そうそう。メンバー紹介は?と思ったんですよ。今回ないの?千春忘れた?と思ったら、
千春がステージを下りた後、スクリーンに、千春とメンバーの紹介フィルムが流れました。
千春とメンバーは顔写真つき(笑い)そのあとは、全スタッフの名前が流れました。映画みたい。
たくさんの方がこのツアーに携わってるんだなあと改めて感動でした。
 
30周年記念コンサート、初日に立ち会えてよかったです。
最初から「現実」できたのには本当に驚いたし、本編で「長い夜」を歌っちゃったのにももっと驚きましたが。。。
曲の構成がものすごく私にとってはうれしく、満足!満足!涙!涙!でした。
とくに、2部の最初。スクリーンの竹田さんから「旅立ち」は。。。泣かす演出ですか?
でも、すごくよかった。やっぱり竹田さんには「旅立ち」です。この曲を今回聞けてよかった。それから、本編最後の「輝く時代」も。。
あんなところで、「30年ありがとうございました」なんて千春に頭を下げられて、「輝く時代」ですよ。これも泣くしかないじゃないですか・・・
 
そしてやっぱり夏目さんと春名さん。。ステージが締まりますね。
メンバーは昨年秋のメンバーからキーボードとパーカッションが変わっただけです。
 
MCの方は、前半千春も緊張してるの?なんて思っちゃうくらい、ちょっとぎこちなさを
感じたんですが、後半はもう千春節でしたね。のってきた感じでした。
「松山千春が松山千春である限り、松山千春以上のフォークシンガーはこの世にはいない」名せりふですね。
ホントにそう思いました。
今回は大きな会場ばかり、8月まで続きます。体に気をつけて全国まわってきてください。
そして、私は。。途中のさいたまに顔を出し、最後の岩見沢、一緒にラストを楽しみたいと思います。
 
千春!30年おめでとう、そしてありがとう。そして、ツアー行ってらっしゃい!!