2007年 6月 8日  東京国際フォーラム(ホールA)
No 1   もるるんさんより  
 

2007.6.8 松山千春コンサートツアー2007 「自壊」 東京国際フォーラム ホールA 

市川のコンサートのあと、どうしてももう1本行きたくなり、お友達からまわしてもらえて、何とかフォーラムにも参加できました。よかった〜!
平日ということもあり、お友達たちもみんな仕事があったりで、待ち合わせできたのが、5時をまわり。。。フォーラム界隈のお店はみんな待ち行列。ということで、ビッグカメラの1階で簡単に腹ごしらえです。
今日の席は1階の46列。フォーラムって何列まであったっけ?他の会場で46列ってのはないよね〜一番後ろかと思ったら、まだ後ろに何席かありました。確かに遠いけど、ステージは見やすいかも。去年の2階よりは、全然いいわ〜

会場は今日も超満員。千春人気の高さを感じます。

18:30 1ベル (最近1ベルの鳴る時間早いですね・・・)
18:34 会場の照明が落ち、歓声と拍手。。。特に男性の声!

1曲目「かざぐるま」 
いきなり、千春のシルエットが映る演出から。。。すごいね〜いいですよ〜
何だか、ドキドキしちゃいました。
間奏で大拍手でした。

続けて 
2曲目「水溜り」
ちょっと声が出てない気がしました。それは、私の席のせい?天井が低いから、何だか音というか声がこもる感じで。。。今まで、フォーラムの1階は20列前後が多かったんで、あまり気にならなかったんだけど、ちょっと気になりました。
歌い終わるとすごい歓声です。まずは、挨拶を。

「東京2日間、今日が最終日です。」「昨日はアンコール長くやってしまいましてね〜思わず、客ももう、これ以上かんべんってね」(笑い)
「後ろの方、大変だな。フォーラムは広いからなあ。2階席!ねえ、(頭をさして)私のここしか見えないよな(笑い)。今日は上を向いて歌うから(笑い)お任せください」
「しかも、今回、私、こんなコスチュームですがね、ねえ、これですね、後ろになっててもかまわない(爆笑)。どこから見ても同じ角度〜(爆笑)」「上から見たらてるてる坊主が歌ってるみたいなね(大爆笑)」
「昨日は、充実したアンコールでな。アンコールで1時間以上(会場ざわめき&拍手)客がはなしてくれないからな」・・・いいなあ、昨日は・・・って正直思っちゃいました。

「今日も暑いな。よくこんなところで生きてるな。30度あったらしいよ。」「ホテルから出るときに、直射日光あびてなあ、自分が溶けていくような(笑い)」「俺の前世はなめくじだったんじゃないか」「今度、三輪明宏さんに聞いてみようかねえ。三輪さんは付き合っていけそうだな(笑い)細木数子は許せん(爆笑)」「俺みたいなのはゲストに呼ばれないから大丈夫だな。ご心配はいりません(爆笑)」
「今年は年が明けてからいろんなことがありまして、皆様にもご心配をおかけしたのではないかとね」
「それとか、うちの所属の女子のプロゴルファーの佐伯美貴ってのがね、優勝してしまいましてね(会場拍手)。ねえ、知り合いの娘をあづかってるだけですが」「あいつはガキの頃、小学校5,6年の頃から知ってる。一緒にゴルフやったりしてるけど。その頃と身長は変わらないけど、横に行きまして(笑い)」「体型的にジェットコースターは乗れない(爆笑)」

「俺がやくざのパーティに出たり(笑い)。それは私の不徳のいたすところですが」「フォークシンガーも、50年生きてるといろんな人とつきあうこともある。やくざから国会議員まで(爆笑)」「いろんな人とつきあって、いろんな生活を見て、曲が生まれてくるんだよ」「最初に、京都新聞が書いたんだけど、もう少し取材してから書けってなあ。昨日今日の付き合いじゃないんだから(爆笑)。余計悪いって話(笑い)」

「今日は、新しい曲から古い曲までねえ。1曲目は「かざぐるま」、デビュー2枚目のシングルです」
「今日は古い曲が聞きたい?新しい曲が聞きたい?」客席アンケート。毎度のことながら、古い曲のときの拍手が大きいです。
「もう、答えはわかった(笑い)。新しい曲を歌うなっていうこと?(笑い)」「では、この歌を聴いてください」

3曲目「MY自転車」 
間奏がいいですね〜かっこいいです。

「MY自転車ね、ほとんど中身のない曲です(笑い)。訴えるものもない(爆笑)ただ、自転車を買いましたってだけの歌で」

「今日は、東京だけでなく、関東一円の広くから来てくれたんだろうな。東京都以外のやつ拍手してくれる?」けっこうな拍手です。
「わざわざ遠いとこから人きて、そんな後ろで申し訳ないな」(一番前の人に)「お前東京都?2階と代わってやれ(笑い)」「ねえ2階のやつらなあ、チケット見て2階席とか後ろの方とかなあ。今度にしよう!とかな(笑い)」「親戚でもないのに、わざわざきてくれてなあ。焼香の順番だって最後だぞ(爆笑)」「しばらく行ってない、茨城や群馬の連中なあ。帰ったら、今日も松山、元気だったとかな。ちゃんと、色つけていっておいてよ」

「札幌でやってたラジオがね、やくざの問題でなくなりまして。」「今度7月から、NACK5っていうさいたまのFMで番組がやることになって(大拍手)ねえ、事件をおこさなければ(笑い)」「6/23の夜くらいに1時間か1時間半くらいの生放送をやることになりました。言いたいことはたくさんあるからな。お前たちもききたいことはたくさんあるだろ」
「NACK5の番組はスポンサーが、アサヒ緑健でね、青汁ですよ。大橋巨泉さんがCMやってるやつ」「お前ら今日もらった?」
なるほど〜最初に配ってた袋の中に、あったもんね。ちらしとかがたくさんあるから袋を用意してくれたんだ、気が利くなあ〜と思ったら、そういうことだったんですね。先日のCHAGE&ASKAのときのパスタとは、ちょっとグレードが違うけど、今日もお土産つきです。。。
「東京でコンサートやるなら、皆さんに渡したいと、福岡から、持ってきたんだ、ねえ。捨てて帰らない(笑い)」

「20代の頃は私もさわやかでしたね。コカコーラのCMとかやってました。年取ったら青汁です(爆笑)」「あと、2,3年したら養命酒とかな(笑い)」「今日は、アサヒ緑健の社長の古賀良太が来てまして。」社長さん、会場内にいらしていて、立って挨拶です。
「結構苦労してましてね。いや、女の方ですよ(笑い)。仕事は順調なのに。まあ、珍しい会社だったりして」「みんなも青汁をですよ。みんなもサンプルもらったべ」
ここで、スタッフが青汁を持ってきました。
「これはね、みんなが思ってる青汁って言うまずさはないんだ」と言って一口飲んで「もういい」(大爆笑)
千春は速攻水を飲んでました。会場、大爆笑です。
「ほんと、おいしいぞ〜(爆笑)何の説得力もないな」

「俺は今年の5月9日に新曲を出したんだ(会場大拍手)。いらないいらない。買う気もないくせに(爆笑)」「これは売れてない。レコード会社から(情報が)ちゃんと入ってます」「この中の「宗谷岬」はいい曲です。じゃあ、どれが悪いんだってね(笑い)」

「北海道出身のやつ拍手してくれる?」会場パラパラと拍手。
「こうやって北海道出身者もいるからな、俺もしゃべり方変えなくていいんだけど。」「「ばくる」ってわかるか?交換することをいうんだ」「北海道では、「うるがす」って言うのはわかるか?米をうるがすって言うのは、米を研いで水に浸す状態を言うんだ」「風呂入って、手がぶよぶよになることを、うるけたっていう(笑い)」「北海道は基本的にきれいな言葉だからな。要は全国からな逃げてきた人が多いからな。みんながわかる言葉ってな。」
「宗谷は、稚内とかだけど、北海道は14の州からなっている」千春さすが〜全部14州の名前を言い出しましたが。。。あと1つ
「あれ?あと一つどこだ?忘れた?」(笑い)
「我々十勝の都は帯広です。私、帯広より大きい町はないと思ったもん。小学校の修学旅行で札幌行くまで知らなかったもん。ねえ、高校の修学旅行で東京に行って、信じられなかったもん(笑い)」「あと、京都・奈良まで行って、そのときに初めて柿がなっているのを見て感動したもん。瓦屋根もな。北海道はトタン屋根だからなあ、すごい!これが日本だ(笑い)まるで自分が脱北者のようにね(爆笑)」

「ニュース見たか?ねえ、親子4人で、日本海わたって逃げてきたな。弟は覚せい剤もってなあ(笑い)」「考えてみろ、小さな船でなあ、荒海をだぞ、俺だったら覚せい剤点滴したくなる気持ちわかるよな。けど、覚せい剤は持ち込んじゃいかんよな」

「あ!宗谷岬なんです(笑い)いい感じでできた曲です」

4曲目「宗谷岬」 
北海道らしい曲ですよね。千春らしくて好きです。

「北国の春は遅いからな。雪が解けると、梅、桜、つつじがいっぺんに咲く。」「この曲のポイントは、♪ヤマザクラ〜♪です。二番は♪エゾイチゲ〜♪エゾイチゲ、お前らも知らないと思うんだ。私も見たことないです(爆笑)」「お前ら、バカだと思ってるべ。違うぞ(笑い)」「あのな、1番がヤマザクラで2番もヤマザクラじゃ、芸がないだろ。なあ、「はまなす」は4文字だからな、ここは5文字がほしいんだよ(笑い)」
「いろいろ考えたんだよ。そんでね、稚内の秋川みつる、友達ですが、電話して聞いた。「春先に出てくるものって何だ?」「タコかな」(爆笑)」「「タコは歌にしずらいだろ(笑い)。1番がヤマザクラだから、5文字がいいんだけど」「タラバガニかな?」(大爆笑)」「気持ちはわかるんだけどなあ。一番で♪ヤマザクラ〜♪って、しっとりと歌ってるからな。2番で♪タラバガニ〜♪(爆笑)」

「そんで図鑑を見たら、エゾイチゲあったんですよ。高山植物でね。稚内や利尻礼文に咲く白い花でした」「私はそれを図鑑見つけて、やった〜!ってね。この際見てなくてもいいんですよ(笑い)」

「これはいろんな土地で変えてもいいな。富山だったら、二番は♪ほたるいか〜♪(爆笑)」「5文字だったらいいんだからな。福岡だったら♪めんたいこ〜♪(爆笑)」「ねえ、適当だと思ってるだろ。お前な、詩というものをどれくらい重く思っているか」」

「次、歌うのはね、「僕なら」という曲だけどね」きゃあ!私この歌大好きです☆
「これは売れなかった曲です。それもむやみやたらに(爆笑)」「これはね、恋愛の歌です。設定ってのがあるんだよ。会社員の男が、女のことを考えてるっていうんだけど、「僕なら」っていうセリフが最後に来る。これが2流3流のとは違ってな」

ここで、突然、席に戻ってきた前の方の席の男性に
「お父さん、お帰りなさい(笑い)みんな、どれだけ心配したか(笑い)」お父さんにピンスポットが当たり、会場爆笑
「みんな、ほたるいかどこいったんだってね(大爆笑)」

「「僕なら」という曲だぞ。わかってんのか?」
「2階席、俺の姿見えるか?声は届いてんの?(笑い)」「そりゃそうだよな。届いてるよな」「2階は申し訳ないな。できれば1曲ずつ席替えしたいよな。いつかやるぞ(笑い)。同じ料金払ってんんだからな。1曲歌ったら、一番後ろのやつが、一番前にくればいいんだ。席替えの時間は、俺がベラベラしゃべってればいいんだからな(爆笑)」
「そんで、前に若くて可愛い子がいたら。君は動かなくていいから(笑い)。ねえ」(会場をさして)「あ!ふりだし(爆笑)」
「いつか、そういうコンサートやりたいくらいだな。「僕なら」」

5曲目「僕なら」 
後ろの背景も曲に合わせてオフィス街のような感じでいい雰囲気でした。
この曲、大好きなんです。なんか、うれしくて〜詩がすごくいいですよね。
そして、初めての気持ち・・・なんと、曲の途中に直くんが浮かんだんです。直くんが出てるドラマのワンシーンが浮かんできました。直くんは当然サラリーマン。スーツ似合いますよね〜
「僕なら」がバックに流れて。。相手役は誰がいいかなあ。。。やっぱり仲間ちゃんあたりかなあ・・・

そんなことを考えながら聴いてたんだけど、ちょっと心配に。。。千春の声、いまひとつのような気がして。。。
でも、千春は普通にマイクをおいて、ステージを後にしました。

ステージ後ろのスクリーンに映像が映り。。。まずはメンバー紹介
それぞれの人の紹介ごとに、会場拍手でいい感じです。
映像は、夕張のコンサートの模様。市川で見たときには気がつかなかったけど、
夕張のステージのサポートは、たっちゃんや夏目さんだったような・・・なんだか、なつかしく感じてしまった。

細川たかしさんの「長い夜」には、会場が大爆笑でした。何回見ても笑えます。

映像が終わり・・・

6曲目「Message」
この曲では、やっぱりピアノが2台ほしかったかなあ。。。ちょっと音が薄い気がしました。けど、ももちゃんのギターは何度聴いてもステキです。

「第1回目のお色直しも終わり、ねえ、白をね。(見せながら)中はストライプです(笑い)。でも、今回やっぱり、この靴だな。」今回はゴールドの靴なんですよねえ。
「北海道の田舎のやくざでもはかないぞ(笑い)。どこから見つけてきたんだろうってね」

「夕張のコンサートはね、3/25にやったんだけどね。楽しかったですよ。財政破綻の皆さんだよ。いいことは何もないよな」
「大橋純子。あいつは夕張出身なんだよ。ねえ。コンサートは俺一人でもできるんだけどな。大橋純子にもやろうやって、声かけて」「そしたら、日曜がいいっていうから、3/25なら、空いてるってなってな」「俺はヒマヒマヒマ!やくざのパーティに出てるくらいだからな(爆笑)。ヒマヒマ!全身ヒマ!(笑い)」「他を誰にしようかって。たかしは、あいつは趣旨もわからず来たな(笑い)で、あのような歌を歌ってな。あれはバカだ(笑い)」
「安倍なつみは可愛いもんな。可愛いのとブスじゃ、えらい違いだな。女子!お前たちには申し訳ない。100m競争で、可愛い子はゴール前にスタートラインがあるようなもんだもんな。ブスは1Km後ろだけどな(爆笑)」「つくづく思うよな。なつみは可愛いよな。楽屋で化粧に10分もかからないもんな。」「それにひきかえ、大橋純子は1時間かかっても出てこない。時間かけるかける(爆笑)」

「女子!なんで化粧したがるの?それ以上美しくなってどうする?」「親からもらった顔だろ。化粧なんてする必要ないって。ねえ、コンサートにうっすら死に化粧してどうするんだ?(笑い)。そういうのを、「焼き場で注射」っていうんだ(爆笑)手遅れだってことだ(爆笑)」「我々ミュージシャンの業界では、いろいろ言葉があるんですよ。「ばばさか」ってのはわかるか?これは歯止めがきかないってことだ。ねえ、ばばあが坂をころげおちると止められないってねえ(大爆笑)」

「ばばさかで思い出したけど、私、去年腎臓結石になりましてね、12月とか、コンサートほとんど痛くて立ってられない状態だったんですよ」「最後は、横になっていいでしょうか?皆さん?(笑い)って言う感じでね。それくらい痛くてさ」「そんで、これは石でないか?ってことでですね。1月5日に、ねえ、病院があくの1月5日じゃない。俺はそれまでさ、石であってほしいなあ。ねえ、石でなかったら変な病気かもしれないじゃない。そしたら帝王切開しなくちゃならないかもしれない(笑い)」
「で、1月5日に病院行きました!レントゲン撮ったら、両側に立派に腎臓結石、でかいのがあった」「で、来週砕きますよ。ってなあ」「そんで友達に石砕くのってどんな手術かな?って聞いたら、「簡単よ。衝撃波ですぐできる」って言うんだよ。「やったことあるのか?」って聞いたら「ないけど」(爆笑)」
「そんで手術しますってなってな。衝撃波でやりますから。手術室に行って、「服脱いでください」はい!「全部脱いでください」「全部ですか?」ねえ、スッポンポンよ(笑い)。男がさ、スッポンポンで手術室をうろうろしてるのは情けない(爆笑)お前らには見せられない(笑い)」
「ベッドがあるんだよ。で、寝たらこの辺に水みたいのがあるんだよ。で、上から磁石の親玉みたいので、衝撃波を出すんだな」「横になって「行きますよ!」って言って、バン!1回目だよ。痛くないんだな。1秒に1回、トントントン。こんな感じなんだ」「でさ、1回、2回、3回・・・何回?そのうち、562回(爆笑)」「トータル3000回」会場どよめきでした。
「最後は数を数えるのやめました(笑い)3000回ですよ。1時間半ずっと。トントントン・・・ねえ、こんな苦しいことなかったな。いつ終わるんだろうってね」「先生も3000回って最初に言ってくれればいいのになあ。そしたら、数えなくてすんだのに(爆笑)」
「それで両サイドだから、4週間ですよ。4週間行って、レントゲン見て、「砕き終わりましたかね?」「だと思いますよ」(笑い)」「医者がレントゲン見て、首を横に振るのって嫌だな(笑い)気分悪いな」
「そんで、医者に茶こしを渡されてさ、砕いた石が尿に混ざって出るから、茶こしですくってとってください(爆笑)俺はさ、50すぎてから、茶こし持ってトイレに入るんだ(爆笑)情けない」「石がどういう成分かを調べるんだって。マネージャなんかさ、きれいにタオルにつつんで茶こしもってなあ。(笑い)飲み屋行っても、「トイレ行くぞ!」「はい!」店のやつらもびっくりよ(爆笑)」

「そしてな。砕いたばかりだからさ、尿と一緒にでるからさ、尿が真っ赤なんだ。俺なんか、忘れてた生理が来たのかと思ってよ(爆笑)」「あーいうこともあるんだよな」

「話は関係ないけど、そろそろ曲行きます(爆笑)」
「今日、俺のコンサート5回以上来てるやつ、拍手して」会場大拍手
「初めて来たやつ?」そこそこの拍手「まだいるんだな。世間知らずなやつが(笑い)」
「初めて来られた方は、私、2部の幕が開いてからですね。いつまでしゃべるんだろう?ってねえ。大丈夫です。しゃべり疲れたら歌うから(笑い)」

「次は「あの頃」という曲ですが、昔のアルバムに入っている曲で、ほとんど知らないとは思います」「あの頃?どの頃?(笑い)要は毛があった頃だよ(爆笑)」

7曲目「あの頃」

「しかし、日本はどうなるんだろうな。つくづくと思うよ。」「松岡農水大臣が自殺されてねえ。自分も松岡さんをよく知ってますが、自殺する人間ではないな。」「あの程度で自殺してたら、鈴木宗男は10回は自殺してるな(笑い)」「繊細な人だったんだな。鈴木宗男は図太いと言えば図太いからな(笑い)」

「年金だってそうだ。5000万件。さらに1400万件、宙に浮いちゃったってことなんだけど、これ、与野党で争う問題じゃないんです」「そのときの厚生大臣は菅さんだった!って、自民党はみっともないって。まず、国民に謝れだよな。こんな状態になって申し訳ありません。安心できるシステムになるようがんばります」「野党もそうだ。民主党とか共産党も、1年でちゃんとできるんですか?」「できる、できないじゃなくて、やらなければいけないんだよ」「お前らガタガタ文句言ってるなら、お前らも手伝えって」「俺に言わせれば、与党も野党も国会議員全員頭を下げろって言うんだ(大拍手)」「自民党も責任政党よ。けど、野党だってチェックできなかったんだから」「それなら、文句言ってる暇があるなら、国会なんて開いてる場合じゃなくてな、ひとりひとり、社保庁行って仕事してこいっていうんだ」「与野党で戦う場合じゃないよ」

「自民党は安倍総理以下、「こうなったのは我々の責任でした。議論するより、年金システムを正常に戻しましょう。そのために協力してくれますか?」って野党に言えばいいんだ」「野党も「わかりました。我々も知恵を貸します。これは国民の最大の不利益ですから一緒にがんばりましょう。その代わりシステムがしっかり決まったら、厚生大臣とか社保庁の長官とかの責任はきっちりお互いに取りましょうね」そういえばいいんだ」「なのに、国会でグダグダやってさ、バカたれ!!何やってんだ」

「しまいには、国会議員、小泉さんとこは3代な、安倍さんとこも3代。鳩山さんとこは4代だもんな。いるだろ?鳩山兄弟。やん坊まあ坊みたいの(笑い)」「お前らも悪いんだよ。目を覚ませよ。「うちは名門です」ばかやろうだ!」「3代、4代を自慢するな。お前らは税金で飯を食ってきたんだろ。小泉さん、あなたがロンドン留学していたお金も、我々の血税から出てるんだぞ。そしたら国家のために命がけで働くのは当たり前だ。自分の立場を考えろ。ねえ」「税金に頼らずに一生懸命がんばってるお前らの方が、ずっと名門よ」「小さな家庭の方が名門だよ」「政治家で3代、4代だ?お前らの方が立派よ。もっと誇りを持て。目を覚ましてくれよ」

「統一地方選挙あっただろ。話は変わりますよ。ついてこいよ。ついてこれなくてファンをやめたやつがいる(笑い)」
「東京都は石原さんががんばったな。浅野さんは情けなかったし。。まして、黒川紀章。立派な建築家よ。建てたものは知らん(笑い)。けど、天才と何とかは紙一重っていうからな。彼は紙一重だな(笑い)」

「俺が気にしてたのは、高知県の東陽町。ここはな、核のごみ処理場、埋めるとこだな。これを町長が議会にも諮らずに、勝手に申し込んだ。」「それはないだろうってことで、町長選挙。結局、反対派が勝つんだよ。」
「マスコミも悪いよな。ちゃんと国民に伝えてくださいよ。いまや電気の4割が原子力だからな。」「原子力に手を出したときから、我々はパンドラの箱をあけてしまったんだ」「原子力を使えばごみも出るって。」「俺たちの時代でなくても、子供たちの時代には、必ず問題になるって。誰かがどこかで処分しなくてはならないんだって」「マスコミはそのことをきちんと伝えなきゃ。どっかの自治体が手をあげてくれたらいいですねって」「ふるさとの海を守った住民は偉いとかな。核の廃棄場所にならずによかったですね」「大体、テレビ、お前ら一番電気使ってんだぞ。そしたら誰よりも原子力のゴミの心配をしなきゃいけないのは、お前たちの責任だろ」
「俺は、こういうストレスをさ、お前らもたまってるだろ。(笑い)つくづく思う。俺なんか爆発しそうだよ」

「ホントに日本はどこにいってしまうんだろうな」
「けどな、1回きりの人生だから、そんなかで多くの人にあって多くのことをして」「俺、いつも思うけど、歌やスポーツなんてなくてもいい。なくても生きていけるんだよ。」「サッカーとか野球なんてなくていい。それより米作ってる人のほうが勝ちだろ。」「正直、歌なんてなくてもいいです」

「ただ北海道の田舎に生まれて」「空があまりにも青かったんだよ。流れる川がキラキラしてた。雪がつもってる山が美しかった」「好きな人とめぐりあえたんだよ」「いとしいと思えるふるさとにめぐりあえたんだよ」「ただそれを歌にしたかった(大拍手)。ただそれだけ」

「どこがいいんだか、30年も歌わさせていただいて」「お前ら、お金払ってな(笑い)30年も通ってくれて」「しまいには、本人、姿かたちもかわってな(笑い)。毛は抜ける、歯は抜ける、糖尿にもなって(爆笑)」
「しかし私は、気取った歌は歌いたくないんです。いつでも、うっとおしいとかわずらわしいとか、生活の中でしか味わえない歌をこれからも歌っていきたいな(拍手)」「みんなが、たったひとりきりになったとしても、自分は歌いますよ(拍手)」

「俺松坂に言ってやりたいもん。お前な「何十億もお金入らなっかったら、野球しないのか?客がいなかったら野球しないの?違うだろ。お前はただ投げたかったんだろ?野球が好きだったんだろ?」」「だったら、インタビューのときに「明日も会場に足を運んでください。」プロだったら絶対いうな。はずかしい」「俺はとんでもないプレーをします。見たかったら来てください。そういえばいい。」
「俺だってそうだよ。人気商売なんだから、明日から客が来なくなるかもしれない」「幕があいたら前の2列しかお客さんがいないなんてこともありうる。当然ある。けど、おそろしいとは思わない」「お前らが来ないなら、俺がいけばいい(大拍手)。お前が背中を向けたら、大きな声で歌うから。たった一人になっても、俺は、歌ってる。」「歌謡曲やポップスと違うことは、俺が地球上でたった一人になったとしても、俺は風を歌う!空を歌う!山を歌う!」

「話は難解ですが(笑い)哲学的になりますが(笑い)」
「昨日は過去、明日は未来、そして現在は永遠なんだよ。過去や未来に永遠はない。今しかない」
「いくら振り返っても永遠はない。背伸びをしても永遠はない。今しか永遠はないんだよ。だからこそ、有意義な人生を送ってほしい。今をしっかり生きてください(拍手)」
「俺のコンサートはバカではこれない(笑い)。利口は来る気にもならない(爆笑)ねえ、今日もそこそこのお客さんに支えられて(爆笑)」

8曲目「ピエロ」
いやあ、今日の選曲もいいです。久々の「ピエロ」うれしいです。
ただ、歌い方は、昔の方が好きかもしらないなあ。。。

続けて
9曲目「ばか野郎」 
ここで、千春は白いジャケットを脱いで、シャツ姿になりました。。。
やっぱり声がちょっと出てないような。。。のばすとこで音がフラットしてしまってたような。少し心配です。

「俺みたいに生意気で態度がでかくて、自分でわかるんだ」「私みたいのがいないと、世の中ピリッとしない。(笑い)俺が普通の歌手になったらつまんないだろ。世の中ピリッとさせたいなら、こっちがピリッとしないと」

「今回、CDもコンサートも「自壊」というタイトルです。自ら壊れると書きます。自ら戒めるではなく、壊れる方です」「俺は人を戒めても、自分を戒めることはない(笑い)」「俺には落ち度はない。いろいろとでかいことを言いますが、やることはは小さいです(笑い)」「さらっとしているようで根が深い(笑い)」

「俺の頭の中からいろんなことが消えていく。年取ればしょうがない。お前らも年とるよな」「俺は今年31年目だけど、40周年、50周年となる頃には、壮絶なコンサートだろうな」「客より介護の人の方が多かったりして(笑い)。楽屋で点滴うちながらね。医者も来て、不整脈が出てますねとかいってな(笑い)」「よれよれになって出てくるよな」
「しまいには、客もぼけてるし、本人もぼけてな。1曲目に「かざぐるま」歌ったのに、アンコールの1曲目が「かざぐるま」(笑い)で、本日の締めで「かざぐるま」(爆笑)」

「去年秋のツアーで、九州だったけなあ。アンコールで「この世で一番君が好き」を歌ってくれって、客のくせにリクエストしやがって(笑い)」「この曲は俺の死んだ姉ちゃんのために作った歌なんだ」「ところが、歌おうと思ったら詩が出てこないんだよ。」「そしたら、その客が歌詞カード持ってます!なんて気の利いた客だろう(爆笑)」「で、歌詞カード見てもメロディが出てこない(爆笑)」「ねえ、だんだんそうなっていくんだって。いろんなことが頭から壊れていくんだって」
「けど、おそれることはない」「壊れるのも人生。全部含めて人生だから」「いいことばっかり続いたらおもしろくないじゃない。そんなのつまんない人生だ」「いいこともあれば悪いこともあり、強弱がついておもしろいんだな」

「みんなが100点取ったら、誰がバカか利口かわからないじゃない」「利口なやつは、バカを見下してはいけない。バカがいなかったら利口って言われないじゃないか。バカに感謝しろよ(笑い)バカに敬意を払ってな」
「いいか、一握りの可愛い女を、多くのブスが支えてる(爆笑)可愛い女はつんけんするな。ブスに感謝しろ。」「普段の生活でも、ねえ、交差点で「ありがとう。」「ありがとう」ってすれ違うたんびに一声かけてな(爆笑)今からでもできる」「そうすると、みんなから「ありがとう」って言われる人も出てくるよな(笑い)」「それとか、無理して「ありがとう」っていうやつも出てくる。見栄はっちゃいかんな。ありのまま。ありのまま」

「自壊、自ら壊れる。壊れたくないけど、仕方ないことだ」「今日こうやってコンサートやったことも、頭の中から消えていくんだろうな。いやだなあ」「年をとったらしょうがない」「それも含めて歌うのがフォークシンガーだからな」「壊れたら壊れた歌。倒れたら、倒れた歌を、死んだら死んだって歌を。(爆笑)死んだときの歌は誰も聞けないわな(笑い)」「死んだときの歌って、最高傑作だろうな」「くたばるときの気持ちは誰もわかんないからな、それが最高傑作だな」
「そのために、今がんばれ。嫌なこといっぱいあるかもしれないけど」
「私も壊れていく自分を受け止めながら、最後にお前たちに、せちがない世の中ですよ。病いとか経済的に、金銭的にもね。人生に勝てとは言わない。けど、負けちゃいけない。引き分けに持ち込め!」
「そう思ってぶつかっていけば、怖くない。勝ちも負けもないんだから」「私はあの世へ行っても勝ちます」(拍手)

10曲目「自壊」 
この曲はホントに切ないです。でも、好きだなあ・・・・心にしみます。
どうして、こんなに染みる曲がかけるんだろう。。。千春はやっぱりすごいなあ。。。しみじみ考えながら聞いてました。
間奏では大拍手がおきました。やっぱりみんな心にしみてるんだなあ・・・・

千春はお礼を言って、ステージをあとにしました。本編終了です。 20:27

アンコールの拍手のあと、再び千春登場です。 

11曲目「LONELY HEART」 
さあ!アンコール!乗っていくぞ〜とは、思ったけど。。。周りの雰囲気を見てから、立つかどうかを決めよう!と様子見をしてたら、私の2列くらい前の方が、それも背が高い男の方が、立ち上がり。。。視界がまったくさえぎられてしまい。。。
もちろん、私もスタンディングしました〜。私の回りはそこそこたってました。

続けて、 
12曲目「BABY」 
今日も歌ってくれた〜うれしいな!もりあがってしまってました

「ありがとうございます」と挨拶。。会場、すごい声援です。
「いよいよアンコールになりました。お任せください」「お前ら時間大丈夫か?私は今日終われば、一度北海道かえって、それから四国かな。今日は時間あるから」「明日、帰れるかなと思えば、力がわいてくるから」会場大歓声

13曲目「君が好きさ」 
いいテンポですね。今日のアンコール。声もよく出てます。

続けて
14曲目「長い夜」 
え〜!!!ここで、「長い夜」歌うんだ〜意外!!
一度「君が好きさ」で座ったお客さんも、みんなスタンディング。アンコールで「長い夜」は盛り上がると言うか、会場が一体化しますね〜一瞬、ここで幕がしまってしまうかと思ってあせりましたが。。。よかった〜

歌い終わったあとも、会場大拍手、大歓声!!

「ありがとうございます。お前ら、やっと知ってる歌がでてきたよな。」「なぜこんなヒット曲が少ないやつのコンサートに来てくれるのかがわかりました。要はこの「長い夜」をどこで歌うかってなあ(笑い)」「昨日は歌わなかったんだよな」 そうなんだ〜
「俺、「長い夜」くらいはあっち行ったりこっち行ったりできるんだ。ほとんどの曲は歌詞覚えてないから、このポジションに帰ってくるんだ」「自分で何百曲も作ってるからさ、お前だか、君だかわかんなくなる。これはひどい(笑い)」「これは今に始まったことでないから。ずっと前から、デビューしたころからだから(爆笑)」
「次の曲はね」といってるときに
会場で男性のお客さんが「ひとりじめ」をリクエスト。

「何?お前、「ひとりじめ」っていうけどな。うちのメンバー、誰一人としてな」といいかけた千春に会場大拍手でリクエスト。
「新しいメンバーも多いから、弾いたことないもん」「お前も初対面だもんな。(メンバーに)お前、ドラムとギターだけじゃ無理だって」

といってるそばから、スタッフが歌詞カードを持ってきて、会場大拍手。ももちゃんは伴奏を弾き出し・・・
リクエストした男性が、「ひとりじめ行け!」と弱弱しく声をかけたんで
「俺、そういう弱弱しい男好きだな。」

ももちゃんのギターの伴奏で

15曲目「ひとりじめ」(1コーラス)
きゃあ、きゃあ!うれしい!この曲聴けるなんて思ってなかったよ〜感動して震えました。
ももちゃんがいてよかった〜。ももちゃんも譜面見ながら伴奏だったけど。完璧な演奏でしたよ〜ありがとう!ももちゃん!
サビの部分の♪今夜も〜♪と変わる歌詞が好きで〜そこまで、歌ってくれたのがうれしかった。
リクエストしてくれた方に、感謝です・・・・
歌い終わって、拍手がなかなか鳴り止まなかったです。

「恋愛の曲、北海道の曲、人生の曲、いろんなパターンの曲がありますが、すべて歌詞カードがないと歌えません(爆笑)」「次歌うのは「賭け」という曲で、ねえ、賭けだよ。博打。私にぴったりの歌ですが」
「この曲はここを1歩も動くことができません(爆笑)新曲だってこともありますが、詞がたてこんでるんです。「ひとりじめ」みたいにね、ちゃんとおっていける曲じゃないんです(笑い)」

といって、歌詞を読みだして・・・ホントにすごい立て込んでる歌詞ですよね〜会場、大爆笑です。

「わき見ができないんです。(笑い)ただ、ひたすら歌い続けないと(笑い)」

16曲目「賭け」
ホントに、千春は譜面台の横を離れずに、ひたすら歌ってました。。。

そして「ありがとう!どーも!」といってマイクをおき、再びステージを下りました。 
会場はアンコールアンコールの拍手が続きます。 

そして再び幕があき、
イントロが流れる中、千春が登場。今日も客席から声がとんでます。
正直、イントロを聞いてちょっとほっとしました。「バラード」だってわかったから。。。やっぱり「挫折」はきついかなあ〜って思ってたんで。。。

「最後までありがとうございました」と挨拶
「春は東京、関東一円はこれが最後です。秋にまた来れると思います(大拍手)」「できればメンバーが入れ替わることなく、また位牌になってることなく(笑い)幸せでいてください」(大拍手)

17曲目「バラード」 

途中で心配になった声も戻ったのか、ものすごく出てて。。。よかった〜オーラスの曲はホントに熱唱ですよね〜
間奏で、大拍手。声もかかっていました。
この曲も心にしみますよね〜ちょっとウルウルしそうでした。。。そして、ラストは千春も声を限りの熱唱で、、、

歌い終わると、 千春は「元気で!ありがとう」と言って、最後に「どーーーーーーーーーーーーーも!!!」と叫び、マイクをおき、頭をさげて、ステージを下りました。 
そして、コンサートは終了しました。

すごくよかったです〜感動でした。正直、昨日はアンコール1時間もやったという話を最初に聞いたときは、ちょっとショックでした。昨年の秋、やっぱり東京二日目に来て、同じように前の日にアンコールたくさんやった話を聞き、二日目は物足りなくて、すごくショックだったんです。だから、そのことが頭をよぎりました。
けど、この日は、前日よりだいぶ時間は短かったんだけど、濃縮された感じかなあ。テンポもよく、千春の魅力がぎっしりとつまったステージで、大満足でした。。。。時間じゃないんですね〜ホントによかった。
「僕なら」「ピエロ」「ひとりじめ」といった市川とは違う曲も聴けたし。。「僕なら」はうれしかったなあ。。。

千春が壊れていっても、私。。。見届けるからね。壊れたら壊れたなりに40周年、50周年がんばってコンサート続けてくださいね。その前に私が壊れちゃうかなあ。。。

東京に来れてよかったです。チケットをゆずってくれたPさん、ありがとう。それから、コンサートが終わってから、ホントに何年ぶりだろう、久々に会えたお友達がいてそれも感動でした。。やっぱり東京まで来ると、、いろいろいいことあるな〜
秋!またツアー楽しみにしてます。