2009年6月16日  東京国際フォーラムホールA
No 1   もるるんより  
 

2009.06.16  松山千春コンサートツアー2009 「偶然と必然」   東京国際フォーラムホールA
 
初日以来の春ツアー。東京国際フォーラムの2日目です。
1か月半ぶりの千春。わくわくドキドキ。。。。。。が。。。全くなく。。。。申し訳ありません。千春ファンの皆様。
私、ちょうど、6/12に始まった「カレ」のライブツアーの真っ最中。6/12横須賀、6/14仙台、6/19新潟の谷間なわけです。だって〜「カレ」の日程は1月にはわかってたんだもん。しょうがないじゃないですかぁ・・・千春の日程がわかったのは、ずっとあとだし・・・
 
「カレ」が誰かは、私のブログをご覧いただければ・・・すぐわかります(汗)

ということで、どっぷり「カレ」に浸かっている状態での、千春コンサート。私のテンションが心配でした。切り替え下手だし・・・
 
フォーラムに向かう電車の中で、何人かのお友達にメールして。。。とりあえず、待ち合わせ。。。
そこで、お茶しながら「オーラスはなにかなあ・・・」なんて話をしていたら。千春モードが戻ってきました。そしてフォーラムの前でまた何人かと合流。席に着くころには、だいぶ千春モード。
 
今回の席は、1階34列だけどセンターブロック。遠いけど、見やすいです。

で、ここでちょっと「カレ」モード。ちょうどツアーのファイナルが、7/18.19で同じフォーラムなんですよ。ファイナルの座席が、1階27列なんで。。。ちょっと予行したりして。。こんな見え方なのね〜でも、千春と違ってスクリーンあるしなあ。。。とかね。
 
そうこうしているうちに、開演時間をすぎ。。。

「卒業」のイントロが。。。。即座に「ちはる〜〜!!!!」とかけ声が。さすがに、越谷のときとは違って、みんな落ち着いてます。わかってるもんね〜
照明が落ち、幕が上がり、そして千春登場。かけ声と拍手がすごいです。
 
1曲目「卒業」

歌いだしてまた大拍手。間奏でももちろん拍手
声がちょっと心配。少し伸ばすところでフラットしたんで、気になりました。前日が風邪気味だったという情報があったもんで、ちょっと心配です。
 
歌い終わって、
「大変長らくお待たせしました。ねえたまらんね。お前ら、幕が上がる前から、千春千春ってよびやがって。それも巻き舌で」(笑い)
そこに会場から「松山さん」というかけ声「松山さん、それいいね」(笑い)
「しかし、東京、昨日初日、今日千秋楽(爆笑)。早いな2日間」

会場を見渡して
「つくづく思うけど、俺の場合、みんな同じ料金でね。1階の前と2階ってね」「ここさ、2階はとんでもなく広いんだ。」「2階席聞こえるか?」2階から大拍手「心配すんな。2階席。お前たちのことを1分1秒忘れたことないから(笑い)」
「けどな。思うんだけど、公平さにかけてるよな。だから、1曲終わるごとに席替えしていく(笑い、拍手)。1番前から1つずつずれればいい。で、1番後ろが1番前にくればいい」「んで、たまにかわいい子がいたら、君はいい!動かなくていいから(爆笑)。それとか、君は振り出し(大爆笑)ぜひやってみたいな」
 
「今日は、初めて来られた方、いつも来てる常連の方」男性の「千春〜!」という声に「ま、こんな男も(笑い)含めて、みんなが理解していただけるような古い歌から歌わさせていただきます(会場大拍手)」「いや、もったいない。こんな拍手くれたら、新しい歌はうたうなってこと?(爆笑)」「懐かしい歌も出てくると思うんで、上の方も後ろの方も、前の方も楽しんでやってください」(大拍手)
 
2曲目「初恋」
 
「「初恋」ですよ。この曲はね、デビューアルバムに入ってるんだけど、そのアルバムを持ってるって人?」アンケート。会場、大拍手
「お前たち、泣かせるね〜後ろの方、見えるか?俺のほほにきらっと光るものを(笑い)」「花粉症なんだ(爆笑)まいったよ。涙が出てきて」
 
「今回春ずっとな、ツアー中でさ、楽しかったね。」「東京とかは大都会だけどね。くそ田舎も楽しいわけだ」「お前らがけっして足を踏み入れたことのない鳥取県(爆笑)」
「ねえ、町が真っ暗でさ、客が来るのか?と思うくらいでな。ねえ、幕があいたら、鯛やヒラメだったらどうしようって(爆笑)。ところが、幕があいたらちゃんと人がいた。拍手してくれたりね、ありがたいな」
「それは盛り上がってだよ。帰る時に、楽屋口にずらっと1000人くらいの人が並んでだよ。すごいべ。」「そんで、マネージャの井上、ねえ、井上元っていうんだけど、ウォンともいう(笑い)」「これとタクシーのって、「おーすごいな。鳥取の客は気合い入ってるな」ってね。ずらーっと並んでるわけだよ。そこをタクシーが行くんだけどさ、「千春〜」って手を振ってくれて、それも両サイドよ」「そしたら、タクシーの運転手だよ。何を間違ったか、クラクションを「パーン」と鳴らしたんだよ(爆笑)」「それは出棺だろ(大爆笑)。両サイドから「千春〜!」その中を車がしずしずと出ていく(爆笑)俺はびっくらこいたよ」「ねえ、くそ田舎は何があるかわからんな(笑い)」
 
「広島もさ、今日もお前らさ、SEが入ってから客電が暗くなって。あら?どっからコンサートが始まるの?みたいなな」「それで幕があいたりして、広島、その状態で俺が出て行ったべ。そしたら横断幕があって「千春ありがとう」ってあるのよ、まだ歌ってないっていうの(爆笑)」

「東京の前は、長岡、新潟。長岡はすごかったな。2、3曲歌ったところでさ、1番前の客が「今度いつ来るんですか?」(爆笑)」「ばかか、何を生き急いでるんだ?(笑い)おっちょこちょいはどこでもいるんだな(笑い)」
 
「今日はね、松山千春の世界をたっぷりと、これからお聞かせしますんで(拍手)」
会場から「愛してるよ〜」ど男性の声が
「ありがとう。お前の期待にはこたえられそうもない(爆笑)」
 
「今日ね、1部、2部とあります。両方とも歌ですよ。1部が歌で、2部がストリップとかではありませんから(笑い)田舎の温泉場ではないですから」「私お色直しとかあるんです、その間にスクリーンが下りてきて、メンバー紹介とかつまらない時間がすぎます(笑い)」
 
「今日はね、私デビューして32年になりますけどね。3曲連続して歌います。恋愛三部作ですよ(拍手)。ねえ。今日のお客さんは運がいい(笑い)」

「これね、恋愛の歌。まず1曲目でね、男と女が別れた」会場から「え〜?」との声
「何言ってんのよ。ハッピーエンドだったらどうやってつなげるのよ」「次に2曲目は別れた方、男の立場から歌います、3曲目は女の立場から歌います。恋愛三部作(拍手)」
「これはね、二流、三流の歌手にはできない(笑い)さだや谷村にはできない。松山千春だからこそできる(拍手)恋愛三部作(大拍手)」
 
3曲目「恋」

声の調子も大丈夫そうで、安心でした
 
続けて
4曲目「電話」 
 
そして、続けて
5曲目「燃える日々」

この三部作はやっぱりウルウルです。特に「燃える日々」はやられますよね。なぜだか泣けてくるんです。。。
完全に松山千春の世界にやられました・・・すごいな〜千春って
歌い終わって、会場割れんばかりの拍手。。。
 
「「恋」「電話」「燃える日々」3曲つないで聞いてもらいました」「私は、途中しゃべりたくてうずうずしてさ(笑い)」
会場に「どうだった?3曲つなげるのは?」会場大拍手
「そうか。秋のコンサートは数珠つなぎでいくよ(爆笑)」
 
「自分しゃべるときは、こうやって横にいけますが、うたうときはあの場所です(笑い)」「自分で作った詩なんですよ。お前らバカだと思ってるだろ(笑い)いやいや、単なるバカでないんだ。禿げたバカ(爆笑)」
「しかも昨日は、まだ少し髪があったんだよ(笑い)今日は、ふと思ってな。要は髪とひげがのびるんだよ。昨日、コンサートでひげがじゃまになって、今日髪もそろえて、ひげもそろえてね(爆笑)」
 
「今日は、いろんなお客さんが、特におれの弟が。私には弟がおるんですよ」
会場から「明人〜」
「そうです。明るい人とかいて暗い性格の弟が来てくれたんだけど」(笑い)
「姉ちゃん死んじゃったから、唯一の兄弟でな」「あいつはかわいそうよ。要は兄ができすぎたんだな(爆笑)」
「小中高と足寄だべ。おれが卒業したら、あいつが入ってくるわけじゃない」「俺、中学校のときバスケやってて、俺ほんとはバスケで飯食いたかったんだから。なあ、後ろの方、こう見えても189あるぞ(会場、え〜??と笑い)」
「何よ。血糖値がだよ(爆笑)糖尿病なの。身長は170よ」
「俺が卒業したら、中学に入ってくるんだよ。そうすると先生とかが「千春、弟いるだろ。何部に入るんだ?」「いや、あいつ運動神経ないから」「そんなことないだろ、お前の弟なんだから」案の定、ブラスバンド部に入りました(笑い)」

「そんで、高校も、おれが卒業したらあいつが入ってくるんだよ。」「しかも兄は生徒会長やったりだぞ、それはそれはの兄なんだよ(笑い)」「すごいよ。中2で生徒会長ですから、それほど人材がいないんだって(笑い)」「2年で生徒会長だから、まだ3年がいるべや。月曜に朝礼があって朝のごあいさつをしないといけないんだよ。これがいやでさ。」「「それでは、生徒会長のごあいさつ」「おはようございます。生徒会から1つだけ、ベルマーク集めてください(大爆笑)」こればっかりなんだよ。朝の朝礼、ベルマークばっかりだから」
「そうすると、放課後すぐ呼ばれるんだよ。「お前なんだ。ポケットに手突っ込んで」「じゃあ、3年生、誰か生徒会長やればよかったじゃないですか?3年がやらないから俺がやってるんじゃないですか。黙ってベルマーク集めてください(爆笑)」」「そんときから態度がでかくてさ」
 
「そんで我が中学校よ。長髪禁止。みんな坊主だったんだよ。それで俺は生徒会長になって、先生とかけあってさ「坊主ありえん。長髪認めてください」ついに長髪OKになったんですよ」

「まさか、それから何十年たってこんな髪型になるなんて(大爆笑)今にしてみれば坊主だよ坊主(笑い)10年早いよ(爆笑)しまいには染める?ぶったたくよ(爆笑)」
 
「明人は苦労したと思うよ。わかるよ。兄として」「兄ちゃん、頭はよかったし、スポーツはできたし(笑い)」
「ところがその弟がよ。30のときに一回り上のかみさんをもらったわけよ、弟が30だから、嫁さん42(笑い)」「ダウンタウンの松本が19歳年下。それはわかるけど、うちは12歳年上ですよ。おれはびっくりよ」「明人が決めたんだから「兄ちゃんいいかな?」「そりゃ、お前が決めたんだから正々堂々と。ねえ、大歓迎だよ」「でも40過ぎにはみえないだろ?」「見える(爆笑)ちょっと影入ったら、50代にも見えるよ」」
「そんな嫁さんも去年、無事還暦を迎え(笑い)、私、弟の女房から「お義兄さん」と呼ばれ、(爆笑)おれまだ53ですけど。」「「お義兄さん、体大丈夫ですか?」お前の更年期の方が心配だよ(爆笑)」
 
「3曲つなげると、話は3倍になる(大爆笑)」「お互い公平に行こうよ(笑い)」
 
「次は、「引き潮」というね、新しい曲なんだけど、これは見事な作品だと思いますよ。作詞作曲松山千春、編曲服部克久。編曲、服部先生だもんな」「アレンジ、編曲なんだけど、何やるかっていうと、これは、イントロとか間奏を考えるんだ。ねえ、ピアノで行くか、ギターで行くかそういうのを考えるのが、アレンジャーの仕事だな」「作詞作曲より大変だよな」

「俺のアレンジは夏目一朗くんがね(拍手)、今、アコーディオン持って、次の曲に備えてますがね(笑い)ねえ、あの姿勢が美しいね(笑い)」
夏目さんに向かって
「夏目、立ってるのか?立ってみろ(笑い)」立ってもあまり変わらない姿に会場笑い
「ねえ、けなげだろ(笑い)涙が出るな」
 
「「ひき潮」は服部先生がな。俺は、基本的に服部先生好きなんだよ」「服部家には出入り禁止になったことも何度もある。4回くらいかな(笑い)」「服部先生は偉いな。今日だって差し入れしてくれて」
「それなのに、うちの夏目はさ、「「引き潮」服部先生にやってもらおうか?」って言ったらさ「服部先生?あんなの名前だけですよ。腕は僕の方が上ですよ」」夏目さん、ものすごい勢いで、あせって、手を横に振って否定です・・・会場爆笑
「ノンフィクションでお届けしてます(笑い)」夏目さん、ほんとに否定してますが。。。千春はさらに・・・
「あんなもの、服部どころか、ハッタリですよとかな(爆笑)いえ、これな、夏目が言ったんですよ」
 
「服部先生はね、偉いとおもうよな。お父さんは服部良一さんって国民栄誉賞もらってるんだよ。息子も服部隆之さんって作曲家で」「けど、偉ぶらないで、学のない俺たちにもちゃんと教えてくれるしさ」「ねえ、これが五線譜とか全部ね(笑い)バカにされてんのかなあ?」
 
「ところが、スタジオに入ると、ミュージシャンが全然違うんだ。態度がさ」「夏目がアレンジしたときはな、ミュージシャンもだらけてな。同じオーケストラでも、薄っぺらな音なんだよな(笑い)」そんな〜夏目さんがかわいそうだ!!
メンバーに向かって
「業務連絡!人の話の腰を折るんじゃない(笑い)」
 
「ところが、服部先生だと音が厚いんだよな。あれ不思議だべ」夏目さんに向かって・・・夏目さんもうなずいてました
「あれ、緊張感が伝わるな」
 
「今回な「引き潮」はシャンソン風になっちゃった。服部先生がイントロとか考えたらな」「フランス帰りの兄ちゃんがアコーディオン弾いてさ、これがまた、かっこいい兄ちゃんでね」「さすが違うな。フランス帰りは、音が違うよって」「終わって、「お疲れ様でした。どのくらいフランス行ってたんですか?」「三か月です」(笑い)」
「何が三か月よ(笑い)フィリピンパブの女でも6か月はいる(爆笑)」
 
「けど、かっこいいフレーズ出てるな。」「「引き潮」はほんとはシングルのはずじゃなかったんだけど、服部さんのアレンジの妙技でね」「コロンビアももう「売れなくていいです」(笑い)「こっちは質で勝負しますから、お前売る気ないのかい(笑い)」「けど、いい感じに仕上がったと思います」
「自分の人生がまるで引き潮のように、そういう意味合いをこめて作りました「引き潮」」

6曲目「ひき潮」

夏目さんのアコーディオンがやっぱりいいです。素敵です。フランス帰りではないですが・・・
ただ、千春の高音の伸びが気になりました。
 
そして、スクリーンが下がって、1部終了です。
 
スクリーンは
メンバー紹介から。
「あなたにとっての偶然と必然とは?」「あなたのチャームポイントは?」という2つの質問でした
チャームポイントのみんなの答えを
春名さん「目」
関さん「たれ目」
たっちゃん「目をつぶった姿」
中道さん「髪型が変わっていく天パ」
強一さん「笑顔が素敵だといわれる」
ももちゃん「白いひげ」
夏目さん「ドラえもんのような手と、お尻」
でした。
 
映画「旅立ち〜足寄より」のメイキングシーン。
1/14の東京での完成披露試写会のときの映像
が流れ、
 
そして、2部のスタート
 
7曲目「偶然と必然」

ももちゃん、春名さんとソロパートがなかなかいいです。夏目さんのソロパートでは、千春が「服部さんに負けないように!」と言ってました。
 
「第1回目のお色直しを終わってね。「偶然と必然」を聞いてもらいましたが、これはアレンジはももちゃんだな」と、ももちゃんに確認。
「アレンジひとつで生かされたり、殺されたりな(笑い)。そういう曲はいっぱいあるんだって。俺のはほとんど夏目だけどね。これはやったぞ!みたいな曲もあればね、どうでもよい曲とかね(笑い)」
「作詞作曲よりも、イントロとかねえ、アレンジャーの方が難しいよな」
「好永もアレンジやるんですよ。何度かね。昨日アンコールでやった「恋ブギ」とかね。」「今回もアルバムの曲、13曲作ったんですけどね。1曲は好永がアレンジしたんだけど。アルバムを聴けばわかりますが、入ってません(爆笑)」「ボツになったんですね。まあ報われない努力っていうんですか(笑い)音楽の厳しさを知らせてやろうってね。」
ワンフレーズ歌って
「けど、アレンジが浮いちゃって(笑い)それで、入らなかった。水子状態ですね(笑い)一緒にお寺に行こう」

「俺は倒れたべ、1年前の6/25に大阪で」「こっちは心臓病と糖尿病ですからね」
「あれ、看護師さんはさ、いいかげんだよな。妙に患者を元気付けるんだな。「松山さん、心臓病と糖尿病と、病気と戦うんではなくてお友達になりましょう。がんばりましょう(笑い)」やだよ。ねえ、いらないよ。そんな友達(爆笑)」「こっちは心臓病、こっちは糖尿病。僕の友達です!なんていらない(爆笑)」
 
「大野病院ってとこで、最終的にカテーテルっていう、心臓にステントってのが5本入ってる」
「ねえ、個室に入れられてさ。松山千春って出すとまずいからって、なんだか千秋とか名前かかれて(爆笑)浪花恋しぐれじゃないんだから(爆笑)」
「ほんでお前、腕に輪っか、バーコードのをつけられて。点滴とかやるときに、ピッとかやられてさ(笑い)俺はびっくりしたよ」
 
「タバコは当然、病院内はダメなんだ。で、朝食が終わったら、「散歩行ってきます!(爆笑)」とか言ってな。糖尿病には運動はいいからな」「マネージャのウォンを連れてだよ。大野病院、横に川が流れてて、遊歩道があるんだよ。ねえ、入院するって、散歩をするこの時間が貴重よ」
「そろそろ病院から見えなくなったか?(爆笑)タバコタバコ(爆笑)」「それで一服して帰る。ねえ「只今、帰りました」」「昼食終って、また「散歩行ってきます」(爆笑)「松山さん、散歩好きですね」「はい!大好きです」(爆笑)」
 
「大野病院の理事長がさ、「タバコは絶対だめです。」アルコールはいいけど、タバコはだめなんだって。「松山さん、今度タバコを吸ってるところを見たら殺します」(爆笑)」
「そんなこと言われても俺はやめないんだ(爆笑)」「ば〜か!俺が禁煙したら、タバコ農家の人がどれだけがっかりします?それを考えたらしのびない(笑い)」「俺は吸い続けますから、がんばってくださいよ。おいしいタバコを作ってください」
「タバコのパッケージ見たことあるか?書いてあるんだぞ。このタバコを吸うと、肺がんになる確率が高くなり、脳梗塞、心筋梗塞(笑い)未成年の方は絶対吸ってはいけません。こんな危険な毒はありませんよといって売ってる(笑い)」
「これは買ってあげなきゃ。売られたケンカは買わなきゃ(笑い)」
「そんで俺が肺がんになろうがな、タバコやを恨まない。吸った俺が悪いんだから」
 
「ねえ、「タバコをやめてください!」というやつに限って、俺が死んだら、墓参りにタバコを持ってくるんだよ(笑い)そしたら、生前に持ってきてくれって」「俺だって、親父は死ぬ前はさ、お酒だめだったけど、墓参り行く時に、酒持ってくもん」「飲みたかっただろ、とか言ってな。だったら、あんとき飲ませてあげてればよかったなってな」
「そう考えるとな。タバコはやめられないんだよな」
 
「今、緊急世論調査ですが、タバコを吸ってる人?吸ってない人?」アンケート。圧倒的に会場吸わない人が多かったです。
「非国民!(爆笑)日本が今、どういう状態かよくわかってるか?税収が足りなくて(笑い)」「バンバン吸って、税金払わないと(笑い)」「俺なんか、耳から鼻から、吸えるところは全部吸う(爆笑)」
「ねえ、ホントはよくないな。できればみんなはやめた方がいいな。(笑い)」
「がんばってる、JTのことを考えたらな。しのびない。今、だいたい日に3箱吸ってるんだぞ」会場みんな「え〜!!」と悲鳴。。。私もびっくりだ!3箱って多すぎるよ千春!
「え〜?って、俺が吸ってるんだよ(笑い)」
 
「でも、やめられないんだな。俺に残された時間もあまりない。歌ってもいられないだろう。」
「よし、そしたら、俺は、日本フォーク能力検定協会って会社を作る(爆笑)そんで理事長になる(笑い)」メンバーをさして「今日は、理事の方をご紹介します」(笑い)
 
「それでさ、散歩してるときにさ、アリがちょろちょろしてるわけだ。」「アリさんはいいな〜自由で(笑い)、人間、弱気になったらいけないな。」「アリさんはどうしてバタバタできるの?(笑い)」
 
「俺、全然だめだもん。医者にはインポと言われ(笑い)」「ねえ、おれは下ネタ嫌いなんだけどさ、郡山におじちゃんがいて、もう80歳になるのかな。母さんの弟なんだけど。楽屋に来てね。「千春大丈夫か?千春、あっちの方はダメか?」「俺はいいよ。なきゃないで」「ほんとにダメなのか?俺はがんだしよ、迷惑ばかりかけて、何ひとついいことしてやれなかったけど、俺のを移殖するか?(爆笑)」「はい?私、やせてもかれても53歳。80歳のをもらってどうする(爆笑)」「それより、80歳でも元気なのにびっくりした。貸してあげたいくらい元気なんだな(爆笑)」「もし、おれが病院に入ったら、移殖で入ったと思ってください(大爆笑)」
 
「アリが元気なのを見てな。生きてるのはいいな〜って。ねえ、川が流れて、いい天気で、タバコはうまいしよ(笑い)。こんなときが一番幸せだなあって」「どんな姿になっても、歌は歌い続けるぞと、そう誓いました」(拍手)

8曲目「こもれ陽」 
 
「これから日本はどのようになるんだって思いますよ」「このごろ事件がたくさんあるけどな、むごい事件が多い」「俺は昭和30年生まれだけど、おれより先輩の人や、俺達にはわかるけど、最近の事件や事故はむごたらしいよな」
「けど、今の小学生や子供たちは、このむごたらしさからスタートですから」

「そう考えると、小中学生の教育より、大人の教育からした方がいいな」「大人がぴりっとしまらないと、このまま、むごい国になってしまいそうだ」
 
「世襲制について、自民党も民主党も、ねえ、有権者目当てに世襲制に規制をかけようとかな」「もし、これこんな政党が出てきたら、これは憲法違反ですから」「俺は世襲制きらいですよ。きらいだけど、規制はかけられない。日本には職業選択の自由があるんだから」「職業の選択の自由は許されているんだから、もしそれに規制をかけたら、憲法違反になる」「バッチをつけてる国会議員が決める話ではない」「世襲制がいいか悪いかは有権者が決める問題だから」

「代々国会議員っていうやつがでかい面すんな」「この前も、鳩山邦夫総務大臣が、郵便局の問題で、あの人は決して悪くはなかったんだぞ。あれは、麻生総理がバカだぜ。西川はやめさせるべきよ。郵政公社のときの問題であっても、責任はあるんですから」

「だけど、鳩山邦夫に人徳がない。(笑い)いわゆる人気がない。徳がない」「辞任させられても不平不満が出てこない」「だって、私の友人の友人がアルカイダだとかいう男だ。(笑い)下品だろ。言うことが」「しまいには、重要文化財になる郵便局を壊したら「トキを焼き鳥にするようなものだ」なんだ、どうして品のない表現しかできないの(笑い)」
「俺、本人に言ったことあるもんな「代々国会議員やってきて、しかも鳩山由紀夫、邦夫、兄弟でやん坊まあ坊みたいに(爆笑)国会議員やって、やん坊は民主党代表、まあ坊は大臣をやめさせられて。ハトとハトとがくっつくように」「何がハトハトだ。このばか(笑い)。よく言うよ。きゅうきゅうだよ(笑い)」「代々国会議員やってきた名門だって、よく言うよ。」「3代やってこられたとか、どこが名門だ!って言ったら、一番前にいた鳩山邦夫が「うちは4代です」(笑い)。お前とこは一番悪い。ばかたれ」「代々、国会議員をやってきたってことは、代々国民の税金で飯を食ってきたってことだろ」(拍手)

「うちの親父も母さんも、貧乏だよ、おれたちに飯を食わせてきたよ。お前らの親もそうだろ。税金で食わしてきたわけじゃないだろ。」「やつら名門だって言うんだろ。税金で食ってきたんだろ。そしたら死ぬ気で働けっていうんだ(拍手)」「代々やったら、1代くらい休んでみろ(笑い)。額に汗して働け!」「それで次の代で国会議員になったら、それは名門ですねって」
 
「世襲制がいやな理由はふたつある。けど、規制はだめよ。憲法違反だから」「1つは、代々政治権力は譲るものではない。」「どっかの国のように、キムウィルソンから、キムジョンウィルとキムキムキム(笑い)と代々譲り渡すもんではありません」
「もう1つは、この方が大きいんだけど、生まれた時から代議士のお坊ちゃんと言われ、みんなに見守られて育てられてきて、東京に住んで、しまいには留学とかして、そして社会に出てくる。」「こういう育ちの人間と、北海道の山奥で、田舎で牛の乳をしぼって、父さん母さん一生懸命子供の学費だして、「父さん、おれ高校いけるかな?」不安な中で、社会に出てきた人間と、ものの価値観が違うんだよ」「価値観のずれが大きいのが、一番世襲制の悪いとこだな」
「日本は世襲議員が多いよな。今の政府をみると、2代、3代ってのがいっぱいいる。ものの価値観がわれわれと違うんだよ」
「鳩山邦夫が、株で40億損した。「俺が40億損したから兄もそうではないですか?」そんで、兄の方に聞くと「弟が言うからそうじゃないですか?」」「そういうやつが権力を握ったらよ、国民と価値観がどんどん離れるよな。それがいやなの」
「だから、世襲は好きではない。けど、規制はできない。あとは、有権者であるみんなが判断するべきだ」
 
「次にETCの問題(爆笑)ちゃんとついてこいよ」
「ETC、土日祝日が、高速道路1000円で乗れる。ねえ、普段混まない高速も渋滞していますって、マスコミもバカだよな。1000円の効果で渋滞してます!ヘリとばして。渋滞を報道して」
「ETCで1000円、走り放題の人はいいよ。けど、ETCをつけることもできず、この人たちは3000円とか7000円とか払わなければいけないんだぞ。なんでこの人たちは恩恵を受けられない?」「本来マスコミは、1000円の効果で渋滞してますと報道するんでなくて、ETCつけられない人にも光を当てなければ、マスコミではない(拍手)」「マスコミまで価値観おかしいよ」
「ETCつけろって、国が助成金まで出してるんだよ。ETCの会社はどこだか知ってるか?」「考えてみれば、官僚の天下りがいる会社なんだよ。そういうことに助成金をだす。」
 
「次はエコポイントについて(爆笑)」
「ばか!こっちは心臓で倒れて、時間がないんだ(笑い)。お前たちに話したいことがマウンテンマウンテンなんだよ(爆笑)」
「エコポイントといって、エコはいいですよ。テレビは買え、車は買えとかいって、税金免除とかな」「けど、お前ら目先の金でうろちょろすんな。エコポイントごときでな」「人生のポイントの年金はどうなったのよ(拍手)そうだろ」
「12000円の定額給付金とかもらって、そんなの猫だましだろ」
「この国で80年90年生きてたら、立派なもんだって」「そんなじいさんばあさんから税金取るなって」「麻生さんは冷たいよ。じいさんばあさんから税金取るなって、そのかわり俺ががんばるから(大拍手)」
 
「なあ、俺は宗男さんが捕まったからさ(爆笑)、これから選挙ですからね。大変なんですよ」「政権交代とか言ってるけど、うちは、どっちに転んでもいいんだ。」「北海道に帰れば、新党大地ですから」

「この前、小沢さんの秘書が捕まったけどな、あの西松建設の問題はどうなった?」「みんなは小沢さんに、説明責任があるというけどさ、あれは警察にも責任はある。献金をもらってたのは、小沢さんだけではない。他にもたくさんもらったやつはいる。それをこのまま中途半端に終わらせていいのか?」
 
「権力はすごいよな。警察と国税局と、この二つが組んだらすごいよ」「今回、小沢関係の会社にも国税局行っただろうな」
「だって、宗男さんがつかまったとき、真っ先に国税局から「ぜひ松山さんにお会いしたい」(笑い)ねえ、俺は会いたくないよ(笑い)「北海道は寒いですよ」(笑い)」「要はうちの会社を迂回して、宗男さんに献金が行ってるんじゃないかって。」「俺と宗男さんには銭のやりとりは何もありません。肉体関係もない(笑い)」「それで「じゃあ、来て下さい」って言ったら、二人来たよ。東京から札幌まで」
「「何かコーヒーでも?」って言ったら「いえ、いただけません」「紅茶ですか?(笑い)」「いえ」「何にしますか?」「水だけで」お前は仏さんか?(爆笑)」「そんで、ウォンに「おい、飯もって箸たててもってこい!(笑い)」
「そんで、いろいろ話して、そういうおつきあいはないと。俺は政治家といろいろつきあいありますが、そういうことは一切ありませんよ」
「帰り際に二人振り向いて「松山さん、いろんな方とおつきあいされてるみたいですが、政治家とのお付き合いには十分気をつけてください」」
「おい!ちょっと待て!お前今なんていった?権力をもって、あの人はいいとか悪いとか指図するのか?」「あの人がいいか悪いかは、俺が決めることだ。権力側で決められる話ではない。とっと帰れ!!(拍手)という、気持ちをぐっとこらえ(爆笑)話は最後まできけよ(爆笑)」
「「どうもいいアドバイスをありがとうございました」(爆笑)」
 
「俺、何度けんかしてきたことかな」
「もし、お前ら、なんかで、つかまったら(笑い)、足利事件もそうだけどさ。やってないなら、やってない!といい続けろ。警察は、絶対はかせようとするから。」「最後に悪魔のささやきがあるんだ。ここでやったといえば、すぐに開放してやるから。後で裁判で言えば、戦えばいいんだよとかな」「それで、ハイやりました!とサインをしたら。」「そして、いざ裁判では、裁判長に、自白がもっとも重い証拠ですといわれるんだよ。やってないなら、なぜサインしたんですか?」
「だから、やってないなら、ずっとやってないといわなきゃ」「そんなことあってはいけないんだけど、俺からできるアドバイスはな(笑い)俺の友達そういうのがいっぱいいるから」
 
「宗男さんだって、今保釈中なんだよ。本人だって、裁判のことを忘れてるみたいだけど(爆笑)。だから、ときどき「裁判!」って言ってやるんだ(爆笑)」「宗男さんは、ずっと否認してるから、400日以上拘留されてな。認めてないから」「はい!やりました!といえば、2、3日で、悪人でもすぐ解放されるんだよ。やってないといえば、拘留される」
「いいか、やってないなら、絶対やってないって言え」
「ここ、今日のコンサートの山だぞ(爆笑)変なところで山がきちゃいましたね(爆笑)」
 
「足利事件の菅谷さんも、きつい尋問受けられて、ついやってしまったと言ったから、それがあったから、ひっぱられたんだよ」
「特に俺なんか、糖尿病に心臓病がありますからね、私はゲロしますよ。二つ返事で(爆笑)」
「ホントにやってないなら、やってないといい続けるべきだな」
 
「もう、みんなも気づいている人もいるとは思いますが、2部が始まって、2曲しか歌ってません(大爆笑)いまどき、こんなコンサートは世界でも私だけだと思います(爆笑)」
「ねえ、私つくづく思うんですけど、歌作ってるけど、歌なんかあってもなくてもどうでもいいな(爆笑)」「お前ら人生、生活の中で、歌なんてあってもなくてもいいよな」「それより米とか野菜のほうが絶対いいもんな(笑い)」
 
「けどな、北海道の足寄でさ、父さん、母さん苦労しながら、俺たちを育ててくれてさ」
「空の青さをみんなに伝えたかった。雪がかぶってる山々をみんなに伝えたかった」「俺今、生きているよ。北海道のこんな田舎で一生懸命で生きているよ」「俺には歌しか手段がないから。だからフォークソングなんです」(大拍手)
 
9曲目「平凡」

声の調子が戻ったような。。。たくさんしゃべったから?なんて、思ってしまいました。
最後のMCの内容が、この「平凡」に続いてて、なんだか胸にしみました
 
「ホントに俺の、死んじゃったけど、父さん、母さん。あ!母さんはまだ生きてた(爆笑)」
「幸せとか不幸せとか、感じてる暇はなかっただろうな。戦争もあったしな。」「今の日本はひまなんだな」
 
「俺、みんなに言いたいことが3つある」

「まず、死ぬことを恐れてはいけない」
「ねえ、これはな、どんな金持ちでもどんな貧乏人でも、いつかは必ず、死にますから。」「どんなかわいい子でもブスでも死ぬんだよ。ねえ、ブスの方が日持ちはするかもしれない(笑い)」
「ブスは30年たって、31年目からきれいになることはありえない(爆笑)ブスはずっとブス」「けど、30年きれいなやつが、31年目にブスになることはこれはありうる(笑い)」「みなさんは気をつける年齢を過ぎています(笑い)」「死ぬことをおそれちゃいけないからな」
 
「2つめは、生きることをためらってはいけない」
「考えちゃいけない。俺は何のために生きているのか。何ができるのか。何もできないって、余計なこと考えるんじゃない。ばーか!(笑い)」「お前が必要だから、時代が必要としているから生まれてきたんだろ。ためらうな。ただ生き続ければいいんだよ」
 
「それと、生きることに負い目を感じてはいけない」
「今までの人生いろいろあったろ。俺もいろいろあったよ。貧しさに負けて、万引きしたこともあった」「しかし、生きることに負い目を感じてはいけない」
「夏目!たとえ離婚しようが生きることに負い目を感じてはいけない」夏目さんうなずいてました。
「養育費も払ったんだから(笑い)誕生日にメールが1本もなくてもあれはさびしい誕生日だったな(爆笑)」
 
「この3つと、そして、あと少しの知恵と勇気と愛情を注いでくれれば、もっと豊かな日本になると思う」「自分もこんなことやりながら、30何年歌ってきて、よくお前らもついてきてくれたと思うよ」
会場から「ついていくよ〜」と男性の声
「お前はいらない」(爆笑)「お前には足をひっぱられそうだ」(爆笑)
 
「冗談抜きにな、お前らはお前ららしく生きてもらいたんだよ。俺は俺らしく生きるから」
「それはよ、上から見ても横から見ても、どこからみても、松山千春ってなんて生意気なんだと思うだろ。口は悪いし、態度はでかいしな。けど、俺が生意気でなかったら、松山千春ではないんだ(拍手)」「急に俺が謙虚になったらな、「お客さん、今の歌はどうでしたか?」(爆笑)な〜そんな松山千春俺じゃないだろ」
「生意気だから、俺は俺らしいんだって。俺は俺らしく生きたいんだって」
「だから、お前はお前らしく生きてくれ。そのかわり、どんな生き方をしても、そのケツは全部俺が持ってやる(笑い)でも、今はできないんです。まだ移殖してませんから(爆笑)」
 
「この時代に生まれて、そしてみんなと会えて」「北海道の足寄で、あの父さん母さんで、あの兄弟であの町の人たちで」「ここまで歌ってこれて、パーフェクトだと思います」(大拍手)
 
10曲目「生きております」

越谷とはラストが変わりました。この曲は「ザ・フォーク」という感じですね。千春のメッセージが伝わってきました。ものすごい声が出てて鳥肌がたちました。
 
そして、幕が下りて本編終了です。

アンコールの拍手のあと、再び千春登場。 今日も水色のパーカーです。
  
11曲目「夢の旅人」 

きゃあ〜久しぶりだよ。この曲。。。なんか、大興奮。
82年の真駒内のオーラスで初めて聞いた時を思い出しました・・・
私は、もちろん、スタンディングです。。。けっこうみんな立ってます。
 
続けて
12曲目「星空の夜は更けて」
 
「ありがとうございます」

会場の盛り上がりに
「はいはい!わかりました。みんなこういうテンポがいいんですね。全然気づきませんでした」「今、アンコールの曲目を変えようと、みんなでね。だからちぐはぐな感じになりましてね(笑い)」
「ももちゃん、A!」と指示して、
 
13曲目「長い夜」

待ってました!!やっぱり、アンコールはこれがないと!!会場はものすごく盛り上がってます。昔はあんまりこの曲好きでなかったけど、最近は、アンコールでやってほしいって思います。。

盛り上がりのまま、、、幕が下がり。。。そんな予感はしたんだけど。もう少し曲が聞きたかったなあ。。。ちょっと残念だけど。。。
 
会場も手拍子で千春を待ちます。ものすごい声援。千春〜という掛け声が!!
そのうちに「千春コール」が沸き起こり。。。うわ〜千春コールなんていつ以来?
みんなの期待がひしひしと伝わります。。。もっと聞きたい。千春を見ていたい。。。。
 
そして千春登場。声援はさらに大きくなり

「お前たち、時間大丈夫か?」大丈夫大丈夫!!
「やるじゃないよ。お前たちも、やれと言われればいくらでもやりますよ」
 
「今日、俺のコンサート初めてって方?」アンケート。思ったより拍手が多い
「え?そんなにいたの?そんで、やっと「長い夜」が出てきて、やっと知ってる曲が出てきたって(笑い)」「申し訳ない。ヒット曲がなくて(笑い)質は高いんですよ」
 
「それは、俺の最後のプライドは、卑しい歌は歌いたくない」「売れようが売れまいが、松山千春の歌を、きっといつか、誰も俺の歌を、コンサートやっても、誰も来なくなっても、俺は歌ってると思います」(大拍手)
 
14曲目「生命」 

弾き語りで。。。千春。。。弾き語りでの「生命」は反則ですよ。泣けてきます。この曲を、こんな状態で、弾き語りでやられたら。。。みんなやられますよ。なんで、この曲も涙が出るんだろう。ホントによかった。この曲が今日、聞けてよかったです。声はすごく出てました。

「「生命」という曲をね。たぶん、皆さんも、お父さん、お母さんもね、みんなにはすばらしい人生であるよう祈っていたと思います」
 
「自分は、この間、鳥羽一郎と会ったんだけど、鳥羽がね「千春さん、自分の息子も歌を始めたんですよ。」「よかったな」「自分は演歌ですから、やつに歌は教えられないんです」「そんなことはないだろ?鳥羽、歌うまいんだから」「いや、息子に演歌はわからないみたいです。千春さん、アドバイスしてやってくれますか?」」「ねえ、つくづく父親だなと思ったよ。木村竜蔵といいます。今夜、来てくれたんで皆さんに紹介します」
 
木村竜蔵くん出てくる。そして挨拶。なんか、初々しい。

千春とトーク
「やっぱり、演歌には行けなかった?」
「演歌は大好きなんだけど。違う道を通って」
「お前、父さん、心配してたよ」
 
「こんな機会ないからね、お前なりの木村竜蔵の歌を、1曲聴かしてみろよ」
 
「なんでやる?ギターか?」
「いえ、ピアノで」
中道さんが使うピアノで「あれでいいか?うちのピアノ、歌下手なんだよ」あ〜去年を思い出した。そうだった。みんなでこけたんだった!!
 
千春は座って、「人の歌をこんなそばで、きいていいのかな?」「けど、竜蔵、ギャラはでないぞ。こんな、ブルーのパーカーしかないぞ(笑い)ねえ、びっくりしただろ。瀬戸内寂静みたいで(爆笑)では、よろしく!」
 
木村竜蔵くんの歌。普通にポップスでした。声がすごくいいですね。遠めだから顔とかわからないけど。。あと、歌はうまかったです。それと、5000人を前にして歌ったことはあまりないとは思うんだけど、すごく落ち着いていた感じがしました。曲の説明もしっかりしてたし。。。さすがでした。

「2枚目だよな。俺よりホリが深いもん(爆笑)」「鳥羽の息子だけど、俺の隠し子ってことでどうだ?(爆笑)」

「けど、かわいいよな。鳥羽もかわいいよな。同じ歌の道はいってさ、自分でアドバイスできないって」「心から誰よりもあいつのこと、応援してるし、理解してるんだとおもう」「まだまだ若いですからね、みなさん機会があったら、またどっかで木村竜蔵の歌をきいてやってください」
 
15曲目「自分なりに」

弾き語りで始まり、2番からはメンバーの演奏で。ものすごい熱唱でした。。。。すごいよ。千春!!
 
「どーーーーーーーーも。どーーーーーーも!」
「元気で!!また来ます!ありがとうございました。どーーーーーーーーーも!!」
 
マイクを落とし、お辞儀をし、、、コンサート終了・・・です。
 

今ツアーも2本行くことができて、幸せでした。最初に書いたように、私は、ちょっと他で浮かれてる状態だったんですが。。。千春ってすごいよなあ・・・
1曲目で、私は「千春脳」に完全に洗脳され、千春の世界に浸ることができました。千春って、なんだろう。私にとって、そこにいるのが必然って感じの存在なんですよね。日ごろは意識しなくても、年に2回のツアーで必ずあえる存在。
 
今回も恋愛3部作は泣けました。特に「燃える日々」これはね〜涙腺ゆるみます。そして、アンコールでの、弾き語りの「生命」。。。これは、完全に反則ですよ。だめですよ。こんなとこでやったら・・・きっと、会場の多くの方、涙腺ゆるみましたよね。ホントにステキで、千春ありがとう。「生命」聞けただけで、満足です。
 
ただ、気になったのが。。。ときどきMCでちょっと、舌がもつれてかんだりするところが目立ったこと。やっぱり、体調悪いのかなあなんて、思っちゃいました。声は、最初はちょっと心配したけど、後半に行くにつれて、どんどんよくなって。。。改めて千春のすごさを感じました。
 
次に会えるのは。。。秋のツアーですね。待ってますよ。千春は千春らしく、生きてください。私も私らしくがんばります。たとえ、コンサートで客が私一人になっても(そんなことありえないけど)、私は千春が歌い続ける限り、ツアーに足を運びます。札幌までがんばってください