2010年10月7日  市原市民会館
No 1   もるるんより  
 

2010.10.07 「慕う」 市原市民会館
 
秋ツアー初日です。今回も千葉からのスタート。。。遠い方申し訳ありません。
私の家からは東北方向に車で20分で東金、そして真逆の南西方向に車で30分弱で市原市民会館です。
毎回このあたりだと、私はほんとに助かります。
 
先月から、宗男さんの実刑確定、収監の話題から、千春が選挙に出るだの出ないだのと報道されたりして・・・初日のMCが気になるところですよね。
でも、それよりまず、元気な千春に会いたいなというのが一番です。
 
市原市民会館の近くには、デニーズとガストがあるんだけど、5時前には、もう千春ファンでいっぱいでした。
国分寺台のあたりは、お洒落なお店もけっこうありますが、どこも車で行かないといけないので、動けず・・・
なんで、前回(3年前)と同様、近くでお店を探すことに。。。ところが、このあたり市役所の職員目当てのお店なのか、夜の営業は17:00〜のお店ばかり・・・
17:00になってすぐ、ガストの近くの中華料理のお店に行きましたが・・・・ここがすごくおいしかったです(店の名前は忘れました)
お店を出るときに、「松山のコンサートでしょ。がんばってね」と声をかけられましたが。。。
「千春」でなくて「松山」という言い方にびっくりしましたよ。一般の方は「松山」なんですかねえ・・・
 
今回の座席は。。。。なんと、7列目のセンターブロック。いやあ、いい席だ!!ここの会館と私は相性がいいようです。
 
18:34に2ベルで照明が落ち、、、千春〜との声援!!意外に今日は女子の声が多いかも。
 
 
1曲目「ピエロ」

まず、サックスのソロから・・・・
何の曲だろう??そんな風に考えてたら、千春が登場。会場の声援も一段と高くなる。
千春は、チャコールグレーのジャケットに、同色の細身のパンツ。オレンジ系のフリンジのついたマフラーを。メガネは赤いフレーム。
 
歌いだして。。。「ピエロだ〜」久々に聞いた。
1コーラスが終わって、会場に「どーも!!」と声をかける。
夏目さんやももちゃんに間奏では何か話しかけてました。
 
今回のステージには、四角を形どったオブジェが下がってました。照明が当たるとすごくきれいです。
声の調子は上々な感じ。歌い終わると会場大拍手!!
 
まずはあいさつ。
「3年ぶりに市原にやってきました」「しかも今日は秋のツアー初日です」(大拍手)
「春は東金からスタートしたんですよ」そうです。そうです。行きました!
「とんでもない銚子の方なんだけどさ、俺はコンサートのスタートは千葉県がいいって」(さらに大拍手)
そうです。そうです。ぜひ、毎回スタートは千葉県でお願いします。
「まあ、会館が空いてたってことでね」(笑い)

「しかし、3年ぶりだからな」「おい、強一、ズッダンってやって」
強一さんがドラムをたたくと
♪あれは3年前〜 と歌いだし(会場爆笑)
会場も手拍子で応援。そしたらメンバーも少し音をつけだし。。。
「ちょっと待て。お前ら誰も弾けないんだろ?何で中度半端についてくるのよ」(笑い)
 
「今日は初日ね、楽しみにしてきました」
「この間。5日の日にね、東京は帝国ホテルで、あるパーティがありまして。私、いわゆる、特別ゲストですよ。この辺が2流、3流と違うとことですから。」(会場大拍手。笑い)
「ねえ、特別ですよ。控室からね、1歩もでちゃいけないんですよ。独居房だな」(爆笑)
 
「そのパーティで白鵬に会いまして、一人横綱ですよ」
「「千春さんご無沙汰してます」「おー白鵬」(笑い)白鵬は若いころから俺が胸を貸して(爆笑)」
「モンゴルの連中はね、「大空と大地の中で」がすごい好きなんだ。あいつらな、「大空と大地の中で」を歌うと、モンゴルの風景が浮かぶっていうんだ。おれは北海道だっていうんだけど」(笑い)
「白鵬は俺に憧れてたらしい。まさか俺がこんな姿、形だとは知らず」(爆笑)
「「おー、白鵬、がんばれよ。これから双葉山の記録を塗り替えてね、全勝優勝も続くように、しっかり稽古してがんばれよ。連勝記録もな。しかしお前強いな〜」「いやそんなことないです。運がよかったんです」」
「「白鵬、運って漢字で書けるか?」「漢字よくわかんないです」」(笑い)
 
「運っていう字はさ、軍隊が走るって書くんだよな。戦が走る。自分が走る。自分が戦わなければ運はやってこない」「だから、運がよかったということは、お前が常に戦う気持ちがあるから、運がやってくるんだぞ」
「だからお客さん、今日は運がいい」(大爆笑)
 
「まだ1曲歌っただけで、池上彰より価値がある」(爆笑)
「このあと、どんどん歌が続くぞ〜がんばって歌います」(大拍手)
 

2曲目「抱きしめたい」
 
上からキラキラした紐みたいのが下りてきて、それに光があたってキラキラしてすごくきれいでした。
 
1コーラス終って会場が拍手。千春もちょっとお辞儀を。
この曲は夏目さんのコーラスが大好きです。
 
続けて

3曲目「麗」
 
なんだっけ〜???この曲。タイトルが出てこない。。。「麗」だっけ〜と思いながら聴いてました。歌えるのに、タイトルが・・・
CDや昔歌ってたころより、テンポがスローなアレンジでした。
 
「「抱きしめたい」と「麗」という曲を聴いていただきました」「今日は、1曲目から「ピエロ」歌ったろ、この曲知ってる人もいると思うんだけど」会場は大拍手でした。
「この曲は、古い歌だな。髪の毛のふさふさある頃の歌な」(拍手)

「「ピエロ」だ!って、手拍子なんかしてね。途中で、「長いね、この曲!」(爆笑)で、最後は誰もいない(笑い)あーいうもてなし方ってあるもんな(爆笑)」
「そんで、「抱きしめたい」で、間奏に拍手した方がいいかな?どうなんだろって、とまどいの拍手。だから、こっちもとまどいの礼だよ(爆笑)」「俺たちの歌って、歌謡曲や演歌と違うんだから、間奏で拍手がくるとびっくりだよ。おれ間違った歌歌ってるかって」(笑い)
 
「3年ぶりに市原に来たけどさ、千葉はもう7年やってないんだ」「ねえ、県庁所在地に行ってなくて、浦安とか市川とか東金とか木更津とか、あっちゃこっちゃ周りは行ってるんだよ」「けど、千葉市内に入らしてもらえない(爆笑)千葉市内には立派な会館がないんだよな」
そんなことないよ〜古いけど、県民文化会館がありますよ。。
「じゃあ、これが立派か?」(大爆笑)「そのうちこの辺が全部世界遺産に入るな」(笑い)
 
「今日はね、一部は恋愛の曲。そりゃさ、今は、それぞれ老けてこんな形になったけどさ、若いころはね、みんないろんな恋愛してきただろう。一部は恋愛の歌」

「そんで、2部はごった煮です(爆笑)」「何なんでしょう。そんな感じ」

「で、1部と2部の間にスクリーンが下りてくるから。メンバー紹介とか、一応メンバーがね(数えて)7人」「紹介するから、いまさら紹介してもな(笑い)」「あとは、まあくだらない。休憩といえば休憩。休み時間」
「それより、トイレが先だわな(大爆笑)」
 
「そしてコンサートが終了するわけだ。コンサートが終了しても、お前たちが「まだ時間早いじゃない」なときは、アンコール、アンコールとね(大拍手)」「アンコールの声をいただいても、私は北海道に先に帰らしてもらうから(爆笑)」
「いや、アンコールはアンコールとしてな。これはさ、アンコール用意してあるんだもん(笑い)」「だから、お客が拍手しようがしまいがやることはやるんだよ(大爆笑)」「普通は、アンコールアンコールって気持ちがあってやるんだけどさ、こっちの用意しちゃってるもん」(笑い)

「今日のアンコール曲はね、モーツァルトのホルン協奏曲第4番やるから」(会場大爆笑)
そしてメンバーに
「何?モーツァルトは知ってるだろ?うちの横にいた(爆笑)」
 
「今日は、恋愛の歌、いろんな恋愛あったもん。そりゃ、外からみればよ。お前あんなのとつきあっちゃまずいんじゃないって言ってもよ、本人が好きなんだからしょうがないもん。不幸背負っても一緒にいたいんだからしょうがない」
「男と女はわからんよな。安全地帯の玉置見ててもそうだもん」(大爆笑)
「あれはあれで幸せなんだからな」「俺にはとてもまねできない」(笑い)
「ただ俺はステージ途中でやめちゃうとかな。7350円何が高い?とかな」(爆笑)「俺なんか7350円でも安いんじゃないかななんて気持ちでね。「クレイジーラブ」」

 
4曲目「クレイジーラブ」 
 
玉置浩二の話から「クレイジーラブ」ですか・・・なんか笑っちゃいましたけど。
2回目の♪クレイジーラーブ♪で、なぜか千春が笑ったんだけど、、歌詞間違えてないよね。。なんで?
 
ちょうど私の真正面が夏目さんで、、、ついつい、コーラスをする夏目さんをがん見してる私がいました。
千春は曲の途中で、巻いてたマフラーをはずし、かけるだけにしてました。。。
 
「今日は初日なんでね、いろいろ不手際があったりしたら申し訳ないとつくづく思いますよ」
 
「今さ、♪クレイジーラーブって歌ってて、夏目、お前コーラスしたよな。それは知ってたけど、こっちから声がしてさ。あれ?丸山くん歌ってたんだ」(爆笑・拍手)「俺、笑いをこらえるのに精いっぱいでさ」(爆笑)
「丸山くんはね、京都の出身で116歳。やっと戸籍が見つかりました。よかったな」(大爆笑)
相変わらず、年齢ネタでいじられるももちゃん。ちゃんと否定はしてました
 
「このメンバーで、12/24・25の札幌までがんばっていきます」
 
「市原、この3年間でな、糖尿病だろ、あと心臓の血管がつまって倒れてさ」「後ろ聞こえてる?」(笑い)
会場から聞こえてるよ〜との声に
「おー心配するな。俺はお前のことを1分1秒忘れたことはないから。今日は上を向いて歌うから(笑い)」
 
「倒れてから2年ちょっとだもんな。心臓にカテーテルでステントっていう金属が5本入ってるんだ」「医者からはね、100メートルダッシュみたいな過激な運動はしないでくれってのと、あと脱水症状になってはいけないから、必ず水を飲みなさいってね」「だから、あれは水だから。焼酎じゃないですから」(笑い)「水はこまめに飲む」
 
「7月に春ツアー終わって、検査に入ってね、CTスキャンとかをしたんだ。」「そしたら、どうもまた血管が細いところがあるって、ステント入れるかって話になってね。「ちょっと写真だけじゃわからないんで、またカテーテル入れて、造影剤で調べていいでしょうか?」「やりますか?先生」ってね」

「そんで9/7にね、やったんだけど、局部麻酔だから、頭はしっかりしてるんだけどね。」
「カテーテルな、これ動脈から入れるんだけど、先生が血管を見ながら、やるわけだよ。「千春さん、細くなってます。相当細いですよ。どうされますか?」「一応こういう状態だと、薬を飲んでもいいんですけど、ステント入れた方がいいんですけど、どうしましょう?」」
「どうしましょうってこの状態で言われても判断できないでしょ(笑い)「先生がいいと思うならステント入れてください。」」
「先生、そしたら看護師さんに「ステント1本追加!」って居酒屋じゃないんだから(爆笑)」「こっちは心臓病だぞ。ステントが今、6本入ってます。」
え〜大丈夫かな。千春・・・心配です。
 
「そして、糖尿病も順調に進んでます(笑い)」
「お前ら、あの食事たるは、人とは思えないぞ。菜っ葉ばかり出てくる。それも干からびたやつばかり。2日に1回肉が出てくるんだけどさ、これが誰かがかじって捨てたみたいな、パサパサなんだよ(笑い)」
「しまいには、栄養士が来てさ、これが俺より3まわりくらい太いんだよ(爆笑)」「そいつが俺にさ、「お食事はどうですか?足りないでしょ」「糖尿病だとこれくらいしかカロリーで我慢していただかないといけないんですよ」「看護師さん、君は何を食べてるの?」(大爆笑)「私は看護師じゃありません。栄養士です」(大爆笑)」「栄養士がこんなになっちゃいかんよな。たまらんよ(笑い)」
 
「けど、健康が一番よ。緑効青汁のんでな。今日も入ってるべ(爆笑)」
「5日のパーティに山本陽子さんってわかる?美人の代名詞みたいなな、おれの控室にまで来てくれて久し振りだったんだ。」
「「千春さん、いいですか?お体大丈夫ですか?」きれいなんだよなあ。すげえなあと思ってよ。で、マネージャの元に「年、調べろ!山本さんの年調べろ!」ってさ(爆笑)」
「「我々くらいの年になると、健康を大切にしながらやっていかないといけませんね」とか言いながらな」「そしたら元が「68です」(笑い)俺はびっくらこいたな。山本陽子さん68歳だって」

「俺は今度あったら、言ってみたいな。「山本さん、今度皇潤のCM出ませんか?」(爆笑)どうせ三国さんもそろそろだから、俺と山本陽子さんでな」
「あーいう68、年の取り方はいいな」

「正直、だけどな、こんだけあちこちに病気があったら、おれももう長いことはないな。」「3年おきだからな、市原これないかもしれない」「な、今、コンサート聴いておいた方がいいぞ。もう聞けなくなるかもしれない。こんなバカっぱなしも(笑い)」
 
「後悔は何もないな。いろんな女とつきあってきたけどな」
「パッと思い出して、何人か浮かんだけど、なんであいつと一緒にならなかったんだろう?何で今のと一緒になったんだろう?あ!これが後悔か?(爆笑)」
「後悔がないほど、女を愛したし」「今は薬のせいでEDってな(笑い)。ねえ、常に血管をサラサラにしなくてはいけなくて、一生飲み続けないといけないから、一生ダメなものはダメ。そっちはあきらめたから」
会場から「歌があるよ」という声
「いや、歌ではなぐさめられない(笑い)」

「いろんな女を愛し、人を信じ、何の後悔もないし、一度の人生、また今宵一夜の人生かもしれない。だからこそ愛しいものだと思います」(拍手)
 
 
5曲目「ひき潮」
 
この曲、最近の千春のお気に入りですね。でも、話の内容とか考えると合ってるんで。。。
何度、聴いてもこの曲は切ない感じになります。ちょっと、高音がつらそうで。。。早く休憩に入らしてあげたくなりました。
 
千春はマイクをおいて退場。
夏目さんのアコーディオンがすごくいいです。
 
スクリーンが下りてきて、1部は終了です。
 
スクリーンは、まずはメンバー紹介。
前回のツアーはオアシズの大久保さんがナビゲーターをしてましたが、今回は柳原可奈子ちゃんでした。
メンバー紹介では、若い頃(子供のころの人も)の写真が出て、一人ずつの紹介でしたよ。
ちなみに、ももちゃんは34歳のころ。たっちゃんは27歳のころ、春名さんは36歳、強一さんは24歳・・・強一さんは24歳のときもすでにかっこよかったです。
恵美さんは24歳、中道さんは27歳、髪の毛がすごかった。。。
そして最後は夏目さん、28歳の夏目さんはなぜか藤井郁弥さんに似てました。
 
次は、レコーディング風景を。コロンビアの創立100周年記念で出した、ひばりさんのカバーのレコーディング風景でした。
都内のスタジオでの模様です。
夏目さんを中心に曲を作っていくという姿は、あまり見れないので貴重ですよね。
しかし、、、みんな夏目さんも千春もだけど。。。タバコすごいなあ。

そして「ごった煮の」2部開幕です。
 
 
6曲目「崩壊」

千春は白いパンツに黒っぽいセーター?ニット?襟がすごくおしゃれな服でしたよ。メガネのフレームは黒に変えてました。
声は戻ってました。安心したよ〜
 
「ごった煮の2部です」(笑い)

「日本はこの先どうなるんだろうな。つくづく思います」
「わが愛する先輩鈴木宗男さんの収監も決定し、また、仲のいい小沢一郎さんの強制起訴も決定し」「今日は宗男さんも来てらっしゃるけど、小沢さんの秘書をやってた石川ともひろ、彼も今夜「勉強させてください」とかいってな。勉強といっても「こうやって否認するんだよ」とかな(笑い)「やってないことはやってないって言うんだよ」とかな」

「宗男さんはこれから入っちゃうんだけどさ、みんなとは、しばらくお別れになっちゃうけどさ、石川ともひろは、これから頑張るんだろ。無罪勝ち取るのにな」「小沢さんは強制起訴が決定しちゃったんもんな」
 
「今夜はとことん民主党にな、いいたかったことな」
「民主党は小沢さんを離党とか言ってるけどさ、ばかやろ!小沢さんいなかったら、民主党政権とれなかっただろ。」「まだ有罪かどうか決定してない時点で、離党しろとか辞職しろとかおかしい」
 
「こっちは新党作るさ(大拍手)石川お前も入れ!「新党わけあり」」(大爆笑)
 
「脛に傷をもつものはみんな入る。田中真紀子も入る。あとは辻元清美(笑い)」
「不思議なのはよ、宗男さんの場合は、贈収賄、あっせん収賄。実刑2年。2年勤めたとして、5年公民権停止。だから立候補とかしちゃいけないんだ」
「ところが、辻元清美。今度民主党入ろうとしてる、露骨な権力バカ(笑い)あいつは詐欺なんだぞ。詐欺で捕まって認めて、保釈されて、政治活動していいんだ」「宗男さんは、否認してだぞ。400何日間がんばって否認してだぞ。それで有罪になって5年間公民権停止。これ、いい加減にしろだよな」

「小沢さんもそうだろ。確かにもやもやしてるよ。けど、検察が2回も調べて、証拠不十分だって、起訴をあきらめたんだろ」「それを、検察審査会。平均年齢30歳くらいの若いやつらがさ「こいつ何か悪いよ。きっとやってるよ。起訴相当!」これで起訴相当になっちゃってさ、強制起訴されて、これも考えものだよな」
 
「鳩山由紀夫だってずっと悪いじゃない。相続税ごまかして、何十億と脱税して、政治資金に回してたんだぞ」「お前ら一般社会だと、何十億と脱税してたら、絶対お縄になるって。刑務所ぶちこまれるって」「あいつら肩書きがあるばっかりにつかまらないんだよ」

「正義はどこにあるのよ。おれはつくづく思うな」
 
「そして、中国から圧力かけられれば、船長を保釈しちゃうんだよ。何やってるんだよ」
「那覇地検が決めたことですから。仙石官房長官、あの権力の権化みたいなやつ。こいつは労働組合に支えられてさ、なまじっか長生きしたばっかりに官房長官なんかやっちゃってさ。こいつがひどいからやってることが」

「考えてみれ?1那覇地検がやったことですから。そんなことできるか?逮捕して、勾留延長決めたんだぞ。けど、日中の関係を考えて保釈します。政府は知らなかった。バカか?」「政府が知らなくて、1検察がそんなことできるか?」
 
「あくまでも検察は法務省の管轄にある役人なんだよ。」
「警察と検察は違うんだ。警察はおまわりさん、警察は逮捕できる。捕まえて最後まで持ち越すことはできない。捕まえたのが悪いかどうかを調べて、裁判にします。と、起訴するのが検察なんですよ」「だから、警察官がこいつ裁判にかけて有罪にしてやるっていうのはできない。警察は逮捕するだけ」
「だから検察ってすごい権力なんだ。けど、それを所管しているのは、法務大臣なんだよ」
「1那覇検察官がだぞ、じゃあ釈放しますとかやったら、こんなもん政治主導でも何でもないじゃない。検察官の横暴じゃない。それを官房長官や総理が許したのか?」
 
「しまいには、海上保安庁の船がぶつけられた、証拠のビデオがあります。「総理見ましたか?」「見てません」アダルトビデオのことじゃないんだぞ。大事な証拠のビデオなんだぞ」「国民も国会もビデオを出してください。それに民主党は応じない。これは証拠隠滅じゃないか」
 
「われわれ国民は知りたいよ。なぜ逮捕されてなぜ急に釈放されたか、なぜフジタの人が拘束されたか、なぜレア・アースが止まっているか」「全部知ってるのは官房長官あなたでしょ。こういう説明がまったくなされてない」
 
「俺は、鳩山は失礼なやつだと思ってた、しかし、菅は失敬なやつだ」「今や民主党政権は、失礼で失敬で無礼な政権になってしまった」
 
「もっとわかりやすく言えば、口蹄疫の問題。これはみんな知ってるな」
メンバーに向かって
「お前らもみんな知ってるな?ももちゃん、口蹄疫じゃないの?」(笑い)
 
「口蹄疫がでたとき、政治主導だといって、宮崎県にあーしなさい、こうしなさいといって、最終的に牛にワクチンをうつことになりました」「ここから皆さん、どこのマスコミも何にも報じてませんが、あのワクチンを打った瞬間、我が国は、牛肉・豚肉に関しては汚染国となったんです」「日本の肉は汚染されている。だから輸出できなくなっているんです」
「政治主導といって、わけもわからず、功をあせった政治家たちが早く終息しようと、ワクチンを打った。その結果、我が国は世界では汚染国となっているんだぞ。だから海外では我が国の牛肉豚肉は食べられないんだ。輸出禁止になってる」
「今、口蹄疫が鎮まったから、WTOの方に、解除してください。と言ってるわけだ。うまくいけば来春にも解除されるかもしれない」
「あのときに、俺は北海道だし、同級生に酪農家も多い、政治主導だと言って、国民にちゃんと説明した政治家がいたか?「今からこのワクチン打ちますが、うったら輸出できません。汚染国となります」って」
 
「6,7年前に宮崎と北海道で口蹄疫が出ました。そのときは農水省のやつや農家のやつががんばった。ワクチンは打ちませんでした。だから汚染国とならなかった」
「今回は何を焦ったか、初動から間違った。もっと専門家の意見を聞けばよかった。政治家がでしゃばって、記者会見したいから、ワクチン打とうよってな。」「何で国民に教えてくれなかったのよ。そのワクチンをうったら、世界に通用しなくなるんですよ。って言ってくれなかったのよ。どのマスコミもそんなこと一言も書いてくれなかった」「俺は唖然としてしまって、あいた口がまたあく」(笑い)「情けないな」
 
「俺は右翼でもなければ左翼でもない。まあ、中間、言いたい放題?」(笑い)
 
「今の菅政権は危ないな。なぜかといえば、菅さんは左よりの人間です」「われわれと国家観が違う。おれは日の丸を国旗と思っているし、君が代は国歌だと思っている」「彼らはどっちかと言ったら、それには賛成できない。それを法案にしようとしたときに、菅総理はそれに反対票を入れている」「われわれと国家観が違う人間たち政治をやっていることに、ここに日本の不幸があるんだよな」
 
「何で我が国の領海を侵犯した船長を捕まえたら、フジタの4人の社員が拘束されるの?」「やるならやるんだよ。なぜ覚悟をもたないの?」「中国がそういう態度で出るなら、こっちもそういう態度で出なきゃ。そして中国という国が理屈のわからない国だということを、世界にしらしめるチャンスだ」「日本はバカなことをしません。けど、中国はこういうことをするんですよ。って堂々と世界にアピールすればいいじゃない」
 
「このままいったら、腑抜けの連中ばっかりで、アメリカと中国のいいなりだな」「景気が悪いのも株価が低いのもね。これバカじゃないの?」「円高だって言うけどな、逆にいえば今、円が強いべ。そしたらな、日銀は日本銀行券、お札だよな。これをバカバカ刷ればいい。24時間体制でどんどん刷る」(笑い)

「今、日本は借金が900兆あるんだよ。この900兆分、金を刷れ。今、円が強いんだぞ」「そんで900兆持って世界中であらゆる資源を買ってこい」「83円で買えるんだから。バタバタ買ってこい。そしたら世界もな、日本おかしいぞ?そんな景気いいわけないのに、鉱山とか気前よくかってるぞ、円がおかしいんじゃないか?って円安になる」(笑い)
「そしたら、円高のときに買ってたものを、83円が100円になれば、100兆つぎ込んだとしても17兆もうけることになるんですよ。だべ」
「やればいいんだよ。みんなねじり鉢巻きしてさ、さあ刷るぞ刷るぞって(笑い)なんでそう考えられないのかな?」
 
「それこそ大企業もさ、中小零細企業、無利子無担保で金貸せっていうんだ。返しますって言われても「いや今はいいですから、円安のときにお返しください」ってな」(笑い)
「それくらいのことやればいいんだよ。そしたら気持も大きくなるべ。みんな気持ち小さくなってるんだもん」
「政治家は政治家で検察に目をつけられたらどうしようって、小さくなってるし」
 
「今回のノーベル科学省の二人はすごいよな。何もないところからつくるんだもん、すごいよな。何かあるものを右に置いたってだけじゃだめなんだよな」
「北海道大学名誉教授の鈴木さん。80歳だよ。すごい色つやよくてな。」「昨日テレビでインタビュー出まくってたけど、俺はノーベル賞もらったってことよりも、あんな夜中までインタビュー受けられる健康に拍手だよ(笑い)あれは、すごいぞ。俺は80になったらあんなしゃべれないと思うぞ。歯がぬけちゃって(笑い)」 
 
「そう考えたら、円高だってやりようによっちゃ日本はやれるんだよ」
「資源のない国なんだから、われわれは誠実さと勤勉さを持ってがんばればできるんだよ。それが30年、40年前の高度成長時代だよ」
「この先日本は成熟するしかない。人口がこれから増えるということはない。成熟期に入ったら、それなりの生き方・生活をしなくてはならない」「何に豊かさを求めるかだ」「銭金に豊かさを求めるのは、それはこの間まで。これからは哲学だな。」「平和とはなにか、人間とはなにか、精神的なものだな」

「日本くらい、正月があってクリスマスがあってあらゆる宗教OK。こんないい加減な国はないんだよ。なぜいい加減か、みんなの頭が柔らかいってことだよ。余力があるんだよ」
 
「2部が始まってからまだ1曲しか歌ってないけど。気にしない気にしない(爆笑)」「ちゃんと、9時には終わるから(笑い)」
そうなんですよ。。。もう30分近く話してると思います。。。
 
「俺は「新党わけあり」でやりたいことが1つあるんだ(笑い)」
「所得税なし。そのかわり消費税20%。消費税が1%で、税収が2〜2.5兆円と言われてる。消費税が20%なら、40〜50兆の税収になる。」「今日本は税収が37兆円だから、所得税をなくしても消費税20%にすれば40兆円になる。このほかに相続税とか固定資産税とかあるから、50〜60兆はすぐだよ」
「そういうと、弱者切り捨てだと、共産党とか菅直人が言うけど、おれに言わせたら、これはラジオでは絶対言えないけど、貧乏人は貧乏な生活してください。金持ちは金持ちの生活してください。今の日本の悪いのは、貧乏人が金持ちと同じ生活をしようとすることだ。自分に見合った生活をすればいいじゃない。」「他人がどんな車に乗ろうが、どんな家に住もうがいいじゃない。自分が汚い家に住もうがいいじゃない」「TVだって、買いたかったら2,3千円で買えるんだから、バカでかい液晶のテレビは金持ちが買えばいいんだから。100万のテレビだったら、それに消費税つけて120万。金持ちが高いものを買えばいい。貧乏人はそれなりの生活をしてれば」

「所得税がないんだから、いくらでも稼げばいい。貯めればいい。そういう時代になってくると思いますよ。またしなければいけないと思います」
「これ、まだ国会では話してはないけど、ん〜あと50年。50年かかると思うけど」(笑い)
「これは予言。松山千春の予言(爆笑)」
会場を見回して
「これ、若いやつ!その周りで50年後生きてるのはお前くらいだ」(爆笑)
 
「いいか、50年後思い出してくれ、10月7日市原市民会館、松山千春の言ったことは、あ〜本当だったって時代はお前は見れるから。あとは見れない」(爆笑)「そう思いますよ」
 
「美空ひばりさんの曲を何曲かやりました。まあ面白かったです」「ひばりさんのCDをコロンビアがたくさん持ってて、それを嫌というほど聞かされました」「やっぱり美空ひばりさんは上手いな。天才ですね。この子は」(笑い)
「いや、この子はってね、出た時は10何歳、そのころからこんな歌歌うなんてすごいな」
「これは、美空ひばりの歌を歌えるのは俺しかいない」(大拍手)
「いや、つぶやき、つぶやき」(笑い)
 
「じゃあ、今日は美空さんの曲を皆さんにも聴いてもらいます」
「「ひばりの花売り娘」な、この曲4番まであるんだけど、けっこう長いんだよ」「夏目がアレンジしたんだけど、レコーディングのときに、そしたら3番で終わってるんだよ。「夏目、この曲4番まであるよな」「え?そうなんですか?」で、急遽4番も作ったという。大変ですよ」(笑い)

「それじゃ、花売り娘」
 

7曲目「ひばりの花売り娘」
 
美空ひばりさんの曲は、本当に有名な曲しか知らないので、けっこう新鮮でした。確かに長かったけど(笑い)

歌詞に花が出てくるんですが、バックにその花のシルエットを映してました。
 
「昔はよかった。昭和の頃はよかったとか言うけどな。これさ、昔からだよな、いまどきの若いものはとかな」「このセリフは古代ローマの時代からあったらしいよ。ローマの遺跡から、「いまどきの若い者は・・・」っが出てきてるって。ホントだって、俺は嘘つかないんだから」(笑い)
 
「昔はよかったっていうのは、お前ら、いくつに戻りたいかわからないけど」
「昭和はよかった。よかったはずなんだって。それは、もう過ぎたことだから。結果がわかってるから、だからよかったと思えるんだ」
「ところが、明日はどうなるかわからない。不安の方が強い。」「過ぎたことは結果がわかっているから、昔はよかったねってなるんだって」「明日は未知の世界だから、誰も言わないだろ。「明日はよかった」って(笑い)不安があるからだ」
 
「俺だって昔はよかったよ。今は緑効青汁だけどさ、ねえ、昔はスカッとさわやかコカコーラだよ」(笑い)

「体重だって太ったしな。おー3年前と比べて俺はやせたか?どうだ?」

「しまいには、糖尿病でインシュリン打ってさ、え?ノボラビット。お前らに見せられない。楽屋の隅でさ、飯食う前に打つんだよ。6単位。自分で注射するんだけどさ、これはお前たちに見せられたもんじゃないな。あれ見たら、なんかやばいことやってんだろ?千春さん、今日もすごいぞみたいなな」(笑い)
 
「確かに経験しているから昔のことだ。けど、経験していない明日こそ、本当にいい日にしなきゃいけないな」
 
「次に「津軽のふるさと」という、美空ひばりさんのね、これ売れたような曲じゃないけど」「「りんご追分」は知ってると思うけど、その映画があって、それと一緒にこの歌が流れるんだけど」「まあ、暗い歌なんだ。「りんご追分」はヒットしたけど、これは忘れ去られてるんだ」
「ところが美空さんが、自分が大人になってな、「リンゴ園の少女」っていう映画が、あれは美空さんが15歳くらいのときか、それが30か40歳になって、あれいいから、もう1回歌おうって歌いなおしたんだよな。「津軽のふるさと」」
 

8曲目「津軽のふるさと」
 
中道さんのピアノがいいです。
この曲も初めて聴いたんだけど。。。すごすぎる。すごいです。なぜか、聴いてるだけで涙が出てきてしまった。なんでだろう?
切々と響いて。。。千春の声が心に染みて泣けてきました。千春ってすごいなあと改めて感動です。声がすごく出てました。
歌い終わっての拍手がすごかったです。

「みんなこの曲知ってた?」
「初めて聴いたやつ?」アンケート 会場かなりの拍手でした。
 
「これは、美空さんの中でも、隠れた名曲なんですよ。声、音域、声量、気品、全てを兼ね備えた人しか歌えない。(爆笑、大拍手)」
「それは私なんかね〜」
ももちゃんに
「どう思う?キムジョンウンくん。」(大爆笑)
「ジョンウンカットはやめた方がいいよ。大変だな、世襲が続いて。今日は丸山くん人民服で来るのかと思った」(笑い)
 
「しかし、ひばりさんはいいものをたくさん残してくれたな」
「ただ、おれたちはフォークシンガーですからね。自分で曲を作って、メロディも詞も考えて、そして、いざ歌うとなると、歌詞カードを片時も離せない」(笑い)
「ねえ、バカではないんですよ(笑い)記憶力がないわけでもないです。うる覚えなんですね。完全ではない。不完全だから歌詞カードがいるんです」(笑い)
 
「昔アマチュアコンテストでね。そこでSTVの竹田さんと会ったんだけど、北海道大会の選考で、20組くらい出演者がいる中で、7組残されるってなって」「「これから最終審査を行います。なお、自分で作った曲なんだから歌詞カードや譜面を見ずに歌ったら加点されます」その加点という言葉に迷いを感じたな。ふーん見ないほうがいいんだ」(笑い)
「それで見ないで「旅立ち」を歌い始めました」
ももちゃんに、「Em!」
ももちゃん次の曲の準備をしてたんで、あわてて「旅立ち」用に変更
 
「すみませんね。次の曲の準備してたのに」
 
そして「旅立ち」を歌いだした。会場も手拍子をつけたんだけど、、、、
1フレーズ歌ってすぐやめて

「あのさ、お前らね、ギターと合わない手拍子はやめてくれ(爆笑)。俺はどっちに合わせて歌えばいいかわからない(笑い)」
 
「弾き語りで歌ったんだけど、2番と3番の歌詞をひっくり返して歌ってしまったんだな。歌詞カード見てないから、俺はちゃんと歌ってると思ってたんだ」「そしたら、竹田さんがストップかけて、「松山君、今2番と3番が違ってたよね」「はい、そうですけど」「詞が変わると内容が変わるよね」「変わりますかね〜?それじゃ、歌詞カード見させていただきます」って言って、また歌ったんだ」(笑い)
「これは落ちたなと、加点どころか減点につぐ減点だよな。(爆笑)それなのに受かった」「だったら最初から見てればよかった」(爆笑)
「ねえ、大人な世界って嫌だな。」(笑い)

「それが思い出されるな。あれ以来、絶対見させていただいてます。歌詞カードを欠かすことなく歌わさせていただいてます」(爆笑)
 

9曲目「残照」
 
うわ〜いいですね〜この曲大好きです。ツボです。。。
懐かしくて・・・涙がでそうでした。この曲が入ってるアルバム「浪漫」も大好きなんです
照明が黄色で、すごく雰囲気もありました
「今まで、何百曲って作ってきたな。歌い続けて33年か」「よく、お前たちも、こんな俺を見捨てずね」
「諸君!まことにありがとうございます。感謝してもしきれないよな」(拍手)
「かわりゆく私のこの姿を、これからもぜひ見守っていただけたらと思います」(大拍手)
「だってさ、楽屋で着替えていると、めがねをかけた東条英機にしか見えない」(爆笑)「そのうち靖国神社に奉られてしまうんじゃないか?」
「どだい、私生きてるのに、我が足寄町には、歌碑ができたり、私の映画ができたり、ねえこれ、死んだ人にやるもんだよな。生きてるうちにやっちゃいかんよ」(笑い)
 
 
「9月15日、俺が心臓の手術をしてから1週間くらいかな」
「うちの事務所の田中真紀、若干48歳で肺がんでなくなりました」「本来、やつはツアーマネージャと言ってね、メンバーのね。俺のマネージャは元だけど、メンバーの方は田中真紀がついて春、秋、春、秋とな」
「真紀は気性が荒かったからな。夏目のことは嫌いだった。強一のことは好きだった。ももちゃんはどうでもよかった」(爆笑)
 
「まさか、やつが死ぬとは思わなかったな」
「2年前にガンがわかって、そんときはもう手遅れで」「でも、旅についていきたいって言って、「いいよ、かまわんよ」ってな。やる気、元気があれば、それが治療のかいになると思って」「そんでずっとツアーについてきた。去年の秋はもう重いものはもてなくなってたな。それでも旅についていきたいって」

「今年の春は「社長、すいません。もう何も持つことができません。メンバーをかまうこともできないです」「真紀、治療に専念したほうがいいんじゃないか。こう見えても俺は、いい医者いっぱい知ってるんだから」」
 
「函館の短大を出て、20歳でうちに来た。それから28年、ずっと働いてくれてた。」

「「治療に専念しろ、お前」「社長、がんばってくださいよ」「お前も頑張れよ。早くツアーに戻ってこれるように」」
 
「結婚話もあったらしい。若い頃にな。けど、俺が北海道を離れずに音楽活動やりたいっていったから」
「あいつは松前出身で、「私は北海道離れられないんで、結婚はあきらめました」って」
 
「最後に、今ロビーでグッズいろいろ売ってるだろ。カレンダー、来年のカレンダー、あれの写真選び。「私に選ばせてくれませんか?」「やれるだけやってくれ」それが真紀の最後の仕事です。俺のカレンダーの写真選び」「立派にやってくれたと思います」
 
「俺が葬儀委員長をやりました。もちろんお父さんとお母さんも松前から出てきてくれたけど」「48歳でなくなってな、28年俺のそばにいたんだから、俺が葬儀委員長しなくて誰がやるって、俺が最後を看取りますからって」
 
「通夜の日に真紀の出身である、松前の町長さんがわざわざきてくれて「彼女は松前の人間ですから」「ありがとうございます」」
「つくづくふるさとはいいなと思った」
 
千春。。。がんばって一言ひとことしゃべってたけど、このあたりからとうとう涙腺がゆるんできて、涙声になりました。会場はみんな涙でした・・・
 
「どこでくたばっても、町長が自分とこの出身だからって」
 
「俺たちはさ、おぎゃーと生まれたとき手ぶらだよな。手ぶらで生まれてくるんだよ」
「どんどん大人になっていくときに、その手でいろんなものをつかんでいく。いろんな宝物をたくさんその手でつかんでいくんだよ」
「そして年老いてくると、その宝物がひとつふたつと、手から離れていく」「そして最後はすべてをなくなって、手ぶらで死んでいくんだよ」
 
「市原の諸君!今お前は、その手でいくつの宝物をかかえている?どれだけの宝物を握っている?」
「離すな!お前がこの世に生まれて、お前が自分で勝ち取った宝物を手放すな!」
「そしてもっと多くの宝物を、この人生で、つかんでやってください」(大拍手)
 

10曲目「慕う」
 
千春は曲に入る前に、後ろを向いて涙をぬぐってました。千春の周りから、千春の大事な人がいなくなっていくのがつらいです。きっと千春もそれを感じているからこその、メッセージなんだと思います。
私も涙があふれてたまりませんでした。
そして、千春はマイクを置き、礼をしてステージを後にしました。
 

会場は、まだ涙涙でしたが、それでもアンコールの拍手です。
 
再び、幕が開き、曲目が決まってるんで(笑い)アンコールスタートです
 
 
11曲目「賭け」

会場はほぼスタンディングで、気持ちよくのれます。
千春はワインカラーのジャケットに、黒のパンツ、白いTシャツイン
 
続けて
12曲目「人生の空から」

アンコールだなあ。。なかなか定番の選曲だよね。。。
 
「ありがとうございます」「今日は秋のツアー、スタートだから、縁起のいい千葉県からのスタートだから」(大拍手)
「お前ら、家に電話かけて、今日は遅くなるからって」
 
ここで、鈴木宗男さんと石川ともひろさんをステージに

「新党わけあり」のお二人だそうで(笑い)
宗男さんはもうすぐ収監されちゃうけど、お元気そうでした。千春に対する感謝を話してました。
石川さんは、いきなり「新党わけありの石川ともひろです」とあいさつしてました。会場大爆笑。
足寄町出身で大物になるには、髪の毛があるうちはまだまだだそうで、もっと苦労しないといけないそうです。
なかなか面白い方なんですね。
鈴木宗男先生の背中を見てがんばってたら、そのまま刑務所までついていってしまったとか、会場を沸かせてました。
 
ここからしばらく3人でトーク。
 
ちょっと書けないようなきわどい話も飛び出してました。
検察の取り調べの話とか。。。小沢さんはどうなるかとか。。。国会議員と検察とか。。。宗男さんの事件の真相とかね。。。
今、検察の問題、いろいろありますが、、、ホントに検察の考えたレールに乗るように取り調べってあるみたいですね。いろいろ周りを固めるみたいですよ。。。
 
宗男さん、収監をされてしまうからか、けっこう爆弾発言してましたよ。すごい強気な発言多数でした。「もう言いたい放題ですね」と千春に言われてました。
石川さんには、答えらないような質問を千春もしてて、、、石川さん、めっちゃ困ってました。
 
20分くらいはステージにいましたね。ちょっと長かったかな・・・
 
盛大な拍手に送られてステージをあとにしました。

「今日は思いもかけず、真実を話してしまったな」
「今、見てわかったと思うけど、宗男さん、国会議員のバッチつけてただろ」「あれ、今回、辞職されたから、国会議員は辞職とか選挙の期間は身分が保障されないから、バッチはグリーンをつけなくてはいけない」
「ところが、この間、25年国会議員やってて、国会で表彰されたんだよ」「25年間で表彰されたから、普通のバッチをつけてかまわないってなったんだ」

「国会で表彰されて、台に上がってな「今回勤続25年、この賞をいただくか迷いました。私は刑事被告人であるから、こういう栄えある賞をいただいていいのか、それともう一つはこの賞はお前ではなく、お前を応援してくれた支援者や、お前を当選させた国民にあげるものだ、そういう2つの声がありました。今回、これはあくまで支援者にいただいた、そう思って受賞することを決めました」そう演説したわけだ。」「そのあといろいろ演説するわけだけど、「今私がここにいられるのは松山千春さん(笑い)他、後援者の方々・・」ねえ、松山千春って2回言ったらしいよ(笑い)」「本会議場で個人名を出すのはなかなかないらしい」
 
「自民党で総理やってた安倍晋三さんに、この間のパーティであったときに「千春さん、すごいことです。本会議場で松山千春のおかげです。って2回言いました(笑い)あんなことってありませんよ。普通表彰されたら、女房や家族、支援者のおかげですって言うんですよ。個人名、松山千春のおかげです。って2回も言いました」安倍さん、最後まで聞いてたんだな。寝ないで」(爆笑)
 
「しかし、今日はこんな時間まで申し訳ありません」(拍手)
 
「よし、今日は特別にスタートの日だからね。」
メンバーに向かって
「待たせたね。みんな」(爆笑)「だいぶ待ちくたびれたね。何の楽器弾いてるんだかね」
「中道!歌いたいのか?」(大爆笑)
今回も中道さんの歌ネタは突っ込んでくるんですね
「やつの歌はすごいからね」
 

13曲目「恋」
 
千春は途中でジャケットを脱いだんだけど。。。なぜか横に置かずに、ずっと手に持って歌ってました。
 
歌い終わると、幕が下がってきました。会場はアンコールの拍手です。
 
 
そして。。。再び幕が開き、
 
千春登場。白いシャツだったんだけど、左胸に緑の四角い模様があって、なんか子供の体操着みたいでした(笑い)
 
「今日は、こんな遅くまでありがとうございました」

会場すごい声援でした。
 
そして、一人ずつメンバー紹介!!
夏目さんのことは「キーボード、アレンジ、音楽監督、神様、仏様、夏目!」と紹介し、夏目さんが嫌がってました。
 
 
14曲目「激情」
 
声も出てましたよ。この曲を最後に持ってきたんですか・・・
 
歌い終わって「どーーーーーーも」「ありがとうございました。元気で。また来ます。」
最後に再び「どーーーーーーーーーーーーーも!!!」と、叫んで、マイクを落とし、会場に笑顔で手を振って、千春はステージを下りました。
会場は、今回もスタンディングオベーションでした。
 
終わったのは21:40くらいでした。
 

とてもいいコンサートでした。切ないけど、いいコンサートでした。
真紀さんの話は、北海道のお友達から教えてもらってびっくりしてたんですが、千春にとって大事な人が、また失われてしまうのは本当に悲しいことだと思います。大事な宝物が手から離れてしまったんだなと思いました。
田中真紀さんのご冥福を心よりお祈りいたします。
 
初日なだけあって。。。しゃべりたいことがたくさんあったんですね。2部の最初は30分くらい、しゃべり続けでした。。。相変わらずすごいなあ。でも、密度が濃い内容だったと思います。
あと、声も出てたし安心しました。1部の選曲も。。うなるような選曲ですよね。個人的には「麗」と「残照」に感動でした。
ツアーも回を追うごとに曲も変わっていくんだと思いますが、このあとも楽しみですよね。
それと、ひばりさんのカバーの「津軽のふるさと」は圧巻です。聴いてるだけで心に響いて泣けてきました。
さ〜今回も初日を送り出しました。札幌まで千春、がんばってください。私は11月に東京に行きます!