2010年3月29日  東京厚生年金会館
No 1   もるるんより  
 

2010.03.29 「東京厚生年金会館ファイナル ファイナリスト松山千春」 東京厚生年金会館
 
ホールっていうのは、箱もので、ずっとそこにあるわけで・・・建て替えていうことはあっても、まさかなくなるなんて、考えたこともなかった。
それも、自分が千春と一緒に生きてるって感じることができていた、東京厚生年金会館・・・
あのころ、何回足を運んだだろう・・・5日コンサートがあれば、5日とも通い。
会社勤めになってからは、勤務先の横浜から、ダッシュで駆けつけても、新宿着が18:15とかになってしまう・・・
靖国通りを何度ダッシュしたことだろう。息も絶え絶えにホールに駆け込んだことも何度もあった。
そんなにしてまで、通った東京厚生年金会館が、なくなってしまうなんてありえない。
 
私が初めて東京厚生年金会館に千春のコンサートで行ったのは、1982.12.1「大いなる愛よ夢よ'82夢の旅人」ツアーだった。以来、数えてみたら28回通ったこととなる。最前列でタオルをもらったのも、ここだった!!「ISHI」というツアーのこと。
 
久々に新宿から歩く靖国通りはなつかしかった。昔はコンビニなんかなかったな〜
でも。。。厚生年金会館の前の歩道橋は変わってなかった。涙が出そうになった。あの歩道橋の上で、千春を見送ったっけ。。。歩道橋の上から「千春〜!!」って叫んでも聞こえるはずがないのに、楽屋口がいっぱいだと歩道橋の上でお見送りした。。。
そんななつかしの厚生年金会館。
 
超プラチナチケットを手にして、、、コンサートにのぞむ。この日は、全国から千春ファンが集結していた。それにしても寒い一日。北海道からやってきた千春に気温も合わせてくれたのでは?と、思うほどの寒い一日だった。
 
相変わらず席運がない私・・・この日の席は2階11列。でも、今日は行けるだけでいい。
この会館、あんまり2階席の記憶がなかったんだけど、記録を調べてみたら、けっこう2階のときもあった。
会場は、カメラが多数。NHKの中継があるんだった。
 

ベルがなり、会場の照明が落ち・・・・・
すかさず、会場からの声援。ほぼ男性の声(笑い)。拍手がなりやまない。
 
スクリーンに映し出されるのは、新宿駅、歌舞伎町、新宿コマ劇場、などなど昔の風景も。そして靖国通り、東京厚生年金会館
こういうのを見ると、ほんとになくなってしまうんだなと。

最後に「東京厚生年金会館ファイナル ファイナリスト松山千春」と出て、スクリーンが上がり、千春登場。
歓声がものすごい。おおお〜弾き語りだ〜 
  
1曲目「君のために作った歌」
うん、そう来ると思ったよ。初めてここでコンサートしたとき。。。小ホールでの、コンサートの1曲目が確かこの曲だったんだよね。
予想的中!!千春はゆったりと歌いあげてます。
1コーラス後に、会場われんばかりの拍手。
歌い終わって、また大拍手!!
 
そして挨拶。
「お前ら、幕が上がる前から、千春千春って呼びやがって。それも男の声がやたらと多い(笑い)。幕が上がる前からテンションが下がる下がる(笑い)」
 
「しかし、東京厚生年金会館、49年目にしてついに閉館。しかもコンサートとしてはこれが最後です」「今日はいろんなことがあるかもしれない。ひょっとしたら、音が出なくなるかもしれない。照明がおかしくなるかもしれない」「けど、このよき日に免じて(笑い)最後と思ってね。そういう思いも込めて自分も精いっぱい歌わさせていただき
ます」

「厚生年金会館、「最後に松山千春さん、どうですか?」って言われて、ねえ、ここはいろんな連中もやってるからな、事務所の人も考えたんだろう「ここは、最後はお坊さんで」(爆笑)」「それで、おれが選ばれたわけよ。やっぱり、終わりは坊主で(笑い)」
 
「さっき、厚生年金きたんですがね。要は2004年、6年前だな、厚生労働省、社保庁、グリーンピアとかさ、あーいう、な、公的資金の流用とかさ、たくさん作ったから、これはまずい!ってことでね、小泉政権がそんなものやめよう!みんな売っちゃえ!ってなったわけだ」
 
「今日は、幕が開く前にね、そのときの厚生労働大臣の、尾辻さん、ねえ、自民党の参議院議員ですよ、謝りに来てたよ。(笑い)「私が至らなかったばっかりに」いまさら謝られてもなあ(笑い)」
 
「全国に厚生年金会館、いくつもあったんだよ。ホールがあるのが全国で7つか。全部売りに出された」「東京は民間に120億で売られた。ねえ、私も入札には参加しましたけどね(笑い)まさか120億とは。」「札幌は28億、名古屋が65億、大阪は36億、広島が36億、北九州小倉が20億で落札されたわけだ」 
「あと、1か所、石川の金沢の会館も売られた。ねえ、東京が120億だろ、札幌だって28億」「ねえ、金沢といえば、元総理の森さんの石川県だよ」「入札されて、9億で落札」「9億だったら手が届いたよな(笑い)EXILEと一緒でやれた(爆笑)」
 
「49年間、皆さんにご利用いただいて、関係者のみなさん、職員のみなさん、ステージに立ってる人間も、感謝して、今日1日はがんばって歌わさせていただきます」
 

2曲目「おいで僕のそばに」
今日の服は。。。翌日のTVで見てる人多かったですよね。2階からみると、グレー系の服に見えました。靴は白
 
「しかしお前たちも冷たいね。え?出足は手拍子があって(笑い)ついてくるかと思ったら、途中からいなくなるし(爆笑)中途半端だよ」
 
「今日は、最後のコンサートですからね。チケットは皆さん苦労されたみたいで」「インターネットですごいことになってる、どういうこと?」「高くなった値段で買った人、それとかダフ屋さんから買った人(笑い)」「売った人はいないよな、今こうして来てるんだから」「違法行為までして手に入れた方(笑い)」
「そんな人たちに負けないくらい今日は歌うから(大拍手)、家の人に言ってもらっていい「今日は遅くなるよ」(大拍手)」
 
「厚生年金会館、デビューした昭和52年の8月8日に札幌厚生年金会館でコンサートして、ねえ華々しく、髪を振り乱して(笑い)、今、考えるとなんだったんでしょう」
「その年の11月16日にね、東京厚生年金会館、小ホールよ」「2階、3階席よ。最初は小ホールだったんだぞ。それからだんだんなりあがってよ。大ホールでできるようになって」「しかも33年間こんな風にやってるんだ」
「これはひとえに(笑い)自分1人の力です(大拍手)」「ねえ、誰の世話にもなってない(笑い)自分の力。そう考えないとやっていけないって(笑い)」
 
「「おいで僕のそばに」は若いころの曲でね。要は女をひっかける、いい女いないか?イメージで作った歌、ねえ(笑い)」「若い時はそれでいいけどな、50過ぎてはそうはいかない」「今歌ってみてよ。これは介護の歌だな(大爆笑)」「いまさらベッドに来られてもしょうがない。しかも俺は心臓悪くてな(笑い)」 
「ベッドに呼ばれて介護だよ(笑い)」「こういうとらえ方で、今度から歌ってみる(笑い)」
 
♪おいで、僕の〜僕のそばに〜 と1フレーズ歌って
「松山さん、歌わなくてもボタン押してくれれば行きますから。いちいち歌わなくてもいいですから(大爆笑)」
「そんな世界だと思うけどな」
 
「今日は、会場に来る前に何歌おうか迷ってた。1曲目は「君のために作った歌」で行くことは決めてたんだけどな」
「忘れちゃったのもあるけどな(笑い)」
  

3曲目「あたい」 
おーーーなつかしいよ。会場も手拍子で盛り上がる。

と、ワンフレーズ歌って、千春が突然

「ちょっと、待て!(爆笑)」「拍手、お前ら人に合わせる気あるのか?(笑い)」「お前らの拍手は速い」「ギターの音聞こえるだろ」
 
で、ここで練習、みんなで千春のギターに合わせるが。。。途中で合わなくなる
 
「ちょっと2階だけ」
2階だけ練習・・・で、やっぱりずれる
 
「問題がどこにあるかわかった(爆笑)」「まあ、会館は後ろと前とだと時差ができるからな」「時差を乗り越えて!」
 
再度「あたい」 
しっかり手拍子そろってきれいでした。千春は・・・ギターがいろいろ御愛嬌で。。。さすが、千春のギターです。

「今日は、心なしか歌いやすかった(笑い)手拍子は難しいんだよな。お客さんは気が焦るらしいよ。演奏より前へ前へって行きたくなるらしい(笑い)」「お前たちだけでないんだ。他のやつのコンサートでも大体そうらしいよ」
 
「今日は、東京以外の人もね」
会場からあちこちの声が飛ぶ。。。千春も反応
札幌〜の声には「何しにきてんの?(笑い)」
金沢〜の声には「9億な(笑い)」
 
「東京生まれで東京育ちってやつどのくらいいる?」客席アンケート そこそこの拍手
「じゃあ、自分にはふるさとがあるってやつは?」 こっちの方が多かった!
 
「そうだよな〜考えてみたら、厚生年金会館の果たした役割はでかいよな」「田舎からな、札幌とか北海道から東京出てきて、いろんなことやろう、あれになりたい。これになりたい」「けど、土台、田舎もんだから、どこいっていいかわからない」「そんなときに、松山千春とか、中島みゆきとか、北海道出身の人間のコンサートで故郷を感じた
りな」「北島三郎、細川たかし、ドリカム、GLAY・・・」
「GLAYなんて弟みたいな連中だからな。やつらは函館か」「お前らGLAY知ってるか?(笑い)4人組だぞ(笑い)わかるか?太郎、次郎、三郎(爆笑)」「やつらはかわいいもんだよ」
「そういう人間がね、厚生年金会館にきて、ふるさとのにおいを感じる。それで49年間やってきたんだもんな。ありがたいな〜」
 

4曲目「あの日のままで」 
最初・・・何の曲??って思って。。。歌えるのにタイトルが出てこない。。。そうだ!!「あの日のままで」だ!!
たぶんですが、コンサートで聴いたことがないような・・・
弾き語りだと、レコード(CDでなくてレコードって感じ)より、ずっとスローテンポで染みました・・
 
続けて
5曲目「これ以上」
うわ〜泣けるよ。すごい選曲だ・・・熱唱で感動・・・とってもとっても満足です。
 
 
「懐かしい歌ばかり、続けて聞いてもらいました」

「俺のコンサート、今日初めてって方もいるかもしれませんが、昔はずっと弾き語りだったんだ」
「何年かたって、バックにバンドをつけて。。まあ、金回りがよくなったんだな(笑い)全国回ったりしてな」
「今日はやっぱり原点、昭和52年11月16日に戻ろうという気持ちでね、ギター1本で、そしたら基本的にギターが下手で(笑い)」「ギターが下手と噂には聞いてたけど、俺ですら感じるもん。もっとうまくならないとな」
会場から「そんなことないよ!!」と声がかかり、爆笑
「そんなことないよ!!。まるでサクラのような客だな(爆笑)」
 
「今レコーディングしててね、みんな期待してくれ(拍手)。今度5/12にね」
「俺、最初はキャニオンレコードだったんだけど、そっから、あれどこだっけ?」NEWSからアルファですよね・・・
「ねえ、いろいろと、どこ行ってもお荷物でな。コロンビアが引き取ってくれてな(笑い)」
「10/1にコロンビアが創立100周年なんだって(拍手)そりゃすごいよな。100周年ってな。」「けど、創立当時の人間なんて誰一人いない。当り前だよな。18で入社したとしても、今、118だもん(笑い)」
「今レコーディングやってるんだけど、「コロンビア100周年なんです」「そうかい、それはよかったな」俺なんか途中組だもん。」「今日、レコード会社の営業がな、「コロンビア100周年で10/1にイベントやるんです」「やれば?いいよ。がんばって」(爆笑)」
「「千春さん、ぜひその日はあけておいてほしいんです」「いいけど、何をするんだよ。俺が氷川の歌、歌うのか?(笑い)」」「コロンビア、いっぱいいるからな。わけのわかんないのからな」
 
「今回、アルバムとシングル2枚(大拍手)これはちょっとコロンビアも社運をかけた(笑い)」「先はみえたぞ。そんな感じだな。出すもの出して、社員は身構えるみたいな」
「アルバムは「ずーっと一緒」で、シングルは「神よ」ねえ、できちゃったんだよ。そういうのが」「俺、浄土真宗なのにな。親鸞聖人に怒られるよな」「もう1曲は「慕う」って曲で、なかなかいい感じにできあがった」
 

6曲目「慕う」
ちょっと演歌っぽいしっとりとした曲。千春らしい曲です
 
「こんな感じの曲です。シングルで出すから、期待してください」
「今回16曲レコーディングしてね、自分でもよくがんばりましたね。曲作ったな」
「「慕う」は、いざCDで聴いたらな、ちょっと違うかも。レコーディング最中でねえ、たぶんこのメロディ間違ってないとは思う(笑い)手探り状態で歌ってる(笑い)」
「久し振りだったよ。レコーディングしながら涙が出てくるのは」
 
「33年ですよ。多くのみなさんにお世話になり」「つくづく思うよな。どうしてみんな、俺みたいのにくっついてきてくれるんだろうって」「ヒット曲もほとんどないしよ。よく考えてみろ。胸に手をあててよ(笑い)ここ4,5年1曲も出てないもん」「どこいっても、九州、沖縄、東京、横浜、千葉、埼玉、群馬・・・(笑い)」
「やつらのパワーはすごいよな。千春ー!千春ー!って巻き舌でくるわけだ」
客席から、千春〜!と男性の声
「・・・・・」思わず千春無言(爆笑)
「男だぞ(爆笑)」
 
「そして、まさか自分が歌ってる時代に厚生年金会館がなくなるとは思いませんでした」
「この小ホールからやれるもんなら、もう一回やってみたいな」「けど、人生はやり直しきかんからな。われわれ、行ったっきりの人生を送っているんだから、止まることもできないしよ」
「俺さ、みんなに、がんばれ!って言うけど、がんばって1日生きたら、1日寿命が縮まるんだよ」「人間って強いよな。ゴール、死に向かって走る。それが理解できるんだぞ、人間だけだ」「犬や猫はわからないもんな」「人間だけだ。確実に死ぬとわかってて今を生きてるのは」「犬や猫には時間の感覚がない。犬は思い出し笑いしないだろ(笑い)そんな犬見たことあるか?(笑い)」「時間の感覚がないから、減ったら飯食って」
「ところが、人間は過去も今も未来もあるんだから」
 

7曲目「父さん」
うわ〜やばい!!スペシャルだ!!
イントロでわかるから。。。涙腺が思いっきりゆるみました。やばいよ〜
この曲持ってくるとはやられた。。。
でも。。。正直、高音がきつそうで、、、千春無理しないで!!って切に思ってしまった。それでも、ものすごい熱唱で、涙が出そうでした。ありがとう。
歌い終わったときの拍手がハンパなかったです。
 

ここで、スクリーンが下りてきて、1部は終了です。
スクリーンでは、東京厚生年金会館の歴史のVTRが。。。開館当時の映像や、ここで行われたいろいろな行事を・・・
開館当時は、2,062席というのは、最大級だったそうです。
また、この会館のいろいろな場所を映し出してくれました。私もこの椅子や壁や、、、ロビーの風景を目に焼き付けようと思いました。
このホールは、本館はヨドバシカメラに売却され、カメラ博物館に。別館(?)はシンワギケン(?)に売却で、マンションになるそうです。
「ファイナリスト松山千春が最後になります」のナレーションでVTR終了。会場から大拍手
 

そして2部開幕です。2部はバンドもつけて
8曲目「水溜り」
千春は赤いトップスに白いパンツ。そして赤い靴。上から見るとやたら赤い靴が目立つ!!
やっぱり、少し声が心配。高音が細くて・・・
 
「一応、今日がファイナルコンサートってことですから、1部2部構成でね」「1部は弾き語り。まあ、語り語りですが(笑い)」
「2部は金にまかせて(笑い)メンバーをつけてね」
 
夏目さんに
「どうだった?1部?「慕う」あってた?」夏目さん、OKを返してました。
「今日はね、NHKが撮っておいて、万が一流せるようならな(爆笑)」「カメラあるから、お前らピース!とかするんじゃないぞ(笑い)お前ら映すかもしれないから、気を緩めるな(笑い)」「背筋伸ばして腹引っ込めて、引き締まるコンサートになるだろ」
 
「まあ、ほとんど使えないと思いますがね(爆笑)俺が言ってることは、NHKでは流せない(笑い)」「流せるもんなら流してもらいたいよ」(拍手)

「俺はねNACK5ってねラジオ局で番組やってますが(大拍手)、スポンサーアサヒ緑研ですから」
「ほーらみろ!もう流せないから(大爆笑)」
 
「NACK5はさいたまのFM局なんだけどね。」「あちこち流してくれて、北海道はSTVラジオ、それだったら、うちでも流してとね」「東北放送、ラジオ福島、ありがたいな」
 
「たぶん、福島は、俺のおじちゃんがいるからな。」「77か78かな。このおじちゃんが2階の一番後ろにいても、カツラだってわかる(爆笑)」「メンバーもみんな知ってるよな」
「このおじちゃんが5年前にガンになって、1分1秒でも長生きすれば、新薬もでるかもしれないしってな」
「そんでそのあと、楽屋に来てよ。そしたらカツラをかぶってないんだよ(笑い)「「ガンだって聞いたけど大丈夫?」「千春、ガンになってよかったよ。抗がん剤のせいだって言えば、隠さなくったって済む。(爆笑)」バレバレだったじゃないか!」
「そのおじちゃんがよ。俺、おととし倒れたじゃないか、そのあと楽屋に来て「千春、ホントにだめなのか?」「医者から言われてるしな。おじちゃん、俺は女はもういいよ」「ホントか?まだ、50だろ?」って真面目な顔で言う
んだよ。「ホントにだめなのか?お医者さんに言って俺のを移植するか?」(爆笑)」「真面目に言われたんだ。移植っていう発想にもビックリするけど、おじちゃんまだ現役なのにびっくりだよな(笑い)ねえ、ガンでも大丈夫らしい(笑い)」
 
「何の話でしたっけ?(笑い)」
「ラジオ福島な、東海ラジオ、新潟は北日本放送、北陸放送、福井放送にネットされてんですよ」
「大阪はラジオ大阪」(なかなか局名が出てきてなくて・・・会場からの声で「ここまで出かかってたんだよ。答えを言うんじゃない(笑い)))
「四国、西日本放送、愛媛は南海放送、中国放送」「長野の信越放送はこの春から加わってくれることになりました」
「RKB毎日放送、南日本放送、そして琉球放送が流してくれてる」「ありがたいよな」
 
「ラジオでは言いたいこと言ってるように思えるかもしれないけど、自分の思ってることの半分も言ってない(爆笑)ラジオだって言いたくても言えないことがあるんだから。ねえ、コンサートだから言えるんだよ」
「たとえば、子供手当て、どうでもいいよな。13000円だろうが26000円だろうが、そんなガキに与えるなら、年金をしっかりしてくれ(大拍手)」「ガキに13000円あげたって、携帯料金になるだけだ」「年寄りは一生懸命働いてきたんだよ。年金はしっかり支払いますよ。ってな。こっちをしっかり片づけてから」
「子供手当てだって何年続くかわからんけど、こいつらが大人になったときに、年金貰おうとしたときに、急に「あなたたちは、子供のころにもらってたでしょ。年金なんてとんでもない」ってことになるかもしれないんだぞ。国にそんなに金があるわけないんだから。こんな風になったらたまらんだろって」
 
「そうやってコンサートでは話すけど、ラジオでは言えないんだって。じゃあTVでは言えるのかって?(爆笑)ましてNHKでは流せない(笑い)」
「NHKは総務省の許認可事業だからな。NHKは受信料で成り立ってる。国会で予算立ててる。そういう意味では透明な部分だけどな。だから政府に立てつけない」
「政府が毎回政権交代するたんびに、カメラもどこ見ていのかわからなくなるよな。自民党見るのか民主党なのか、そのうち共産党までな。こんがらがってくるよな」
「俺、こんがらがった時代大好きなの(笑い)そういう時代に生まれてありがたい(笑い)」
 
「尾辻さんも今日来てくれたけど、ねえうちの鈴木宗男さんと一緒に(笑い)ご迷惑おかけしまして、宗男さん、今、外務委員長ですからね(笑い)」「逮捕されて、裁判で有罪判決が出てても外務委員長(笑い)」「今、核の密約とかやってますけど、あれ宗男さんがやってるんですからね。世の中わからんよな(笑い)」「だから、お前らも隣の人には優しくしておけよ(爆笑)」「今はボケっとしたやつかもしれないけど、ひょっとしたら化けるぞ(笑い)」
 
「俺は、宗男さんには感謝してる。世間やマスコミもさ「鈴木宗男は悪い!」とか言ったりしてるけど」「そんなことはない。宗男さんは金にはクリーンな人よ。あのわいろだって領収書あるんだから」「私がそうやって擁護すると、「千春は歌だけ歌ってればいいんだ。鈴木宗男なんか応援するな」とか言われるけどさ」 「俺にそこまで信じさせてくれるんだから」
 
「みんなに問うよ。誰かをとことん信じたことありますか?誰かをとことん愛したり、いとしいと思ったことありますか?俺はそういう場面に何回でくわしたか」
「俺は、宗男さんにだまされるならそれでもいい」「俺がくたばるときに、たぶん、俺の方が先に行くだろうからな」「そのときに、宗男さんが「チー、本当のことをいっとくと、あれはわいろだった(爆笑)」それでも全然かまわない。俺をそこまで信じさせてくれたから」
 
「俺は先に地獄に行って宗男さんを待ってる。どう考えても俺と鈴木宗男は地獄行きだよな。(笑い)俺が先に行って地獄の下調べをしておかないといけない。落ちてきたときに道案内しないといけないからな」
「お前らは天国に行きなさい。お前らは地獄に行く必要はない」
「おれと鈴木宗男は地獄だ(笑い)」「ここにきて仲間が増えてきました。石川智宏(爆笑)。小林千恵美、小沢一郎、鳩山由紀夫、みんな地獄だな(笑い)」
 
「というのは、流せないだろ。絶対(大爆笑)」
 
「コンサート会場だから言える。けど、TVでは絶対流せない。流したら立派だよな」「カメラ!ただ俺撮ってるだけなのに、俺が言っちゃったばっかりにな、お前に責任はないから(爆笑)俺は責任もつよ。いくらでも責任持つ(笑い)」
 
「俺は俺らしく生きたい(拍手)」「生意気で態度がでかくなかったら、松山千春でないだろ(大拍手)」「おとなしくていい子で、ねえ「今の曲いかがでしたか?」(笑い)そんな松山千春は見たくないだろ?(拍手)」
 
「俺は俺らしくありたい」「あなたはあなたらしく、あなたはあなた以外の人生を歩く必要はない(拍手)」
「俺たち、生まれも育ちも全然違うんだよ。けど、同じ時代に生まれて、今、同じ時間を共有してるんだよ」「それぞれ生活も違う、貧乏人もいれば金持ちもいる、元気なやつもいれば障害をもったやつもいる」「けど、お互い一瞬、同じ時間を共有してるんだろ、これほどいとしい時間はないだろ(大拍手)」
「だから俺は、コンサートがしたいんだ。」「同じ時間を共有できる。そんなことはないだろ。コンサートはそれができるんだから」
「これからも大切に全国すみずみまでまわっていきたいと思います」(大拍手)
 

9曲目「INTENTIONAL」
この曲も好きだなあ・・・厚生年金に通ってた頃を思い出しました。
それと、光子さんだっけ?のコーラスも思い出しました・・・
モモちゃんのアコギがすごく心地よかった。
 
続けて
10曲目「風は泣いている」
かわってアップテンポの曲。。。いいですね。

「たつ!よかったな。(大拍手)」「エレキソロ、じーんときた。入り方がよかったな。もう1回やってみて」とリクエスト
 
たっちゃんがエンディングのエレキソロを・・・ギターが鳴いてました。大拍手
 
「たつは、もともとエレキだからな、俺はフォークソングだから、あんまりエレキガンガンじゃないんで」「こういうときに、彼がエレキ!今日はこれで帰れそうか?(笑い)」「彼は、ロッカーだからな、ロックやりたくて、エレキ始めたんだもんな。しかも好きなシンナーやめて(爆笑)」たっちゃん、真剣に否定してました
 
「また、使えないもんな」(大爆笑)
 
「たつはディープパープルから入ったんだよな。ちょっとやってみて!!」
懐かしい。たっちゃん弾いてましたよ。バリバリに
「こういうのやるのに、俺のバックやってるんだもんな。一日中もやもやしてな。ホントはこういうの弾きたいんだよな。たつ!ごめんな(笑い)」たっちゃん、いえいえと否定続きでした。
 
「メンバー紹介すんの、忘れてた。」
「ファイナルだから、紹介してもしょうがないだろ(笑い)」
こういう、メンバー紹介っていつ以来?最近はインターバルでの映像での紹介ばかりだもんね・・・懐かしい!
 
「左はし、ピアノを弾いてくれてる、ホントは歌が一番うまい 中道!(爆笑)」
思い出した。。。何年か前の「春夏秋冬」を・・・あれは、すごかった!!
 
「アコースティックギター、彼はギターの先生ですからね。DVDで教則本出してますから。「隣の新妻」(大爆笑)」ももちゃん真面目に否定
「CDも出してるんだよな。なんだっけ?忘れもしないあれだよ」また、タイトルが出てこない千春「夢の中でも」だそうです
「皆さんもギターをやりたいという人は、ももちゃんのDVD見てね」
「私も今日は終わったら個人的にミーティングが待ってる(笑い)」「「千春さん、あのギターはひどすぎですね」
「はい、わかりました」とか言ってな。(笑い)アコースティックギター、丸山くん」
 
「サックス、パーカッション。ホントは彼はサックス吹きなんですよ」「ただ、毎回毎回、サックスの曲だったら、うるさくてしょうがない(笑い)」「そんなときには、彼は暇ですから、コンガとか、ベルトゥリーとかね。ちょっとベルトゥリー鳴らして」

春名さんが鳴らしてくれて、拍手

「あってもなくてもいいようなね(爆笑)いや、こうやって流さないと聞こえないんだ。けど、CDとか聞きなおしてみると、その曲の中で重要なところで鳴ってたりするもんだ」
「今日帰ったら聴きなおしてみてくれ。いや、松山千春の曲でなくてもいい(笑い)。ただ、さだや谷村はやめてくれ(爆笑)」「さだは昨日だったんだってな。俺の前座をつとめてくれて(爆笑)」
「サックス・パーカッションは春名!」
 
「ドラムは2枚目をご用意いたしました(笑い)九州は大分県の日田市出身、ドラムは強一!」
「ドラム、幾つに見える?若く見えるよな」「顔のつくりは俺と一緒で、彫りの深い(笑い)ジャニーズ系(笑い)」
「強一、いくつだ?」「今年48です」会場からえ〜???っていう声多数
「え〜じゃないよ。俺はお前の年を聞きたいよ(爆笑)」「48ですよ。すごいだろ。俺たちのとこは平均年齢高いですから」
「中道が一番若いんだろ、39。で、丸山くんが72?」(大爆笑)ももちゃん、お決まりの否定。
「ももちゃんが52で、春名が54、54でコンバカコンバカですからね(爆笑)」
 
「次は、ベース、けっこう年寄りに見えるけど、恵美!」「恵美は46ですから。若い方です」
 
「そして、たつ!え?アコギもつの?俺に対して厭味?(爆笑)」「エレキギター、アコースティックギター、好永立彦!」
 
「そして、おれの音楽に関してのプロデューサー、キーボード夏目一朗!」
 
「しかしな、メンバー紹介もな、TVでまともに流せないっていうな。そんなコンサートないぞ(笑い)」
「NHKもカメラしまった方がいいよ。これ以上いいものは撮れない(爆笑)」「こうやって撮ってだよ。編集するんだろ?どこの部分を使うんだろう(爆笑)」
 
「今回も16曲、レコーディングして、夏目が8曲アレンジか。瀬尾ちゃんと、あとは、古川くん。アコースティックギターだからな、クラシックな」
「うちの丸山くんはフォークソング、カントリーっぽいですけどね。今回の古川はクラシックで、スパニッシュだもん(笑い)」「あの指はすごいね」
「弾いてくれるのはいいんだけど、あれをステージでやるんだぞ(笑い)丸山くんはいいけど、たつ!がんばれよ(爆笑)」
 
「今回さ、たつ!トランペット、プップーって(笑い)」「レコーディングでいろんな楽器入れるのはいいんだけどさ、いざステージで誰がやるの?(笑い)」「ねえ、しまいには俺が、トロンボーンとか吹いてるかもしれない(爆笑)そんときは、ボーカルは中道、お前だな(大爆笑)」
 
「特にここ数年、自分ではいい曲だな、自信はある。俺って天才?って思うんだけど。世の中うんともすんと言わない(笑い)ねえ、納得いかんな」
「コロンビアのやつが、昨日ラジオの本番前にきやがって「5/12にアルバムとシングル2枚、出すことが決まりました。ついては千春さんヒット曲がほしいんです」(爆笑)」「レコード会社に言われたけど、けど、俺はいい曲を毎回出してるんだけどな」「しかし、これは客が悪いな(笑い)いい音楽がわからないんだよ。」
「お前もレコード会社に帰って大変だろうけど、がんばれよ。そんなのに2枚も大丈夫か?(笑い)」「「千春さん、「君を忘れない」という曲をご存じですか?」「当り前だよ(爆笑)」「あれ以来ヒット曲がないんです(爆笑)」「あのときが自分の初めての仕事でやりがいがありました(笑い)」「じゃあ、それから今まではないのか?」こっちは毎回いい曲だしてるつもりですよ」
 
「これからも絶対いい曲を作り続け、歌い続けていきたいです」(大拍手)
 

11曲目「ひき潮」
この曲千春最近のお気に入りですね。でも、すごく素敵な曲。こころが穏やかになりますね。
 
「これは、ラジオでも言える話なんだけど」「バカな国民が選ぶと、バカな国会議員が出る」「そしたら政治家を利口にしたかったら、有権者であるわれわれが利口にならないと、これからもバカを送りだすだけだ」
「政治家と我々の違いはな、どこにあるかといえば、我々はがんばっても、歴史の教科書に載らない。ところが、政治家はその一挙手一動が歴史となって残っていく。だろ。吉田茂、佐藤栄作であっても」「だから我々が選ぶ人間には、歴史を作るから、しっかりした人間を選ばなくてはならない」「歴史を作れる立場の人間には、間違った歴史を残してもらいたくない」「だから政治家は、誠実で真面目で嘘をつかない人間を」「後世の人間が我々の生きた時代に嘘はなかった。そういう歴史をちゃんと作ってほしい」「確かに日本にとってまずいことであっても、ちゃんとした歴史を残してほしい」「だからみんなの1票は重いですよ」
 
「俺は北海道の足寄に生まれて54年」「誕生日は12月16日(笑い)今は、どんな形でも送り方はある(笑い)足寄郡足寄町南5条4丁目(笑い)」
 
「ここで、生まれて育って、親父は死んでしまって、姉ちゃんも死んじゃった」「弟は今日も来てたけど、東京出てきて、コロンビアの敵だな(笑い)ユニバーサルにいるんだけど」「俺と全く似てない。俺は酒は飲まないけど、打つ買う博打好きだけど、弟はまじめ1本だもんな。女に手も出さない」「結局一回り上の女房もらってな、びっくらこいたな(笑い)弟、30歳のとき女は42歳だもんな」「だから、みんなあきらめることはない(爆笑)どんなご縁があるか(爆笑)」
「「お兄ちゃん、いいだろうか?」明人、明るい人と書いて暗い性格なんだけどな(笑い)。「結婚してもいいかな?」っていうから「いいよ。お前が選んだんだからな」「けど、お兄ちゃん42にはみえないだろ」「見える(大爆笑)どうやっても見える。暗めだったら50代かと思う(爆笑)」
「けどな、松山家はOKだったんだけど、向こうが反対で、信じられるか?(爆笑)」「男が30で女が42、いろいろあって初婚だったんだろう。女の方は万々歳だろ?」「ところが向こうは大反対で。結婚式に向こうは誰も来なかった。「うちの娘はだまされてる」(爆笑)それはうちが言いたい。おたくがいうことではない(大爆笑)」
「あいつは血のつながったかわいい弟だ」「女房、子供、あとは足寄に母さん、90になるけど、元気で今日も花札やってる(爆笑)」「あと、死んだ姉ちゃんの旦那が残ってくれて、たけちゃんって言うんだけど、これがおふくろと仲悪くてたまらんぞ(笑い)」「嫁、姑とかよくわかる」「たけちゃんは女房が死んじゃってもいてくれてるのに、おふくろは「武光はひとつもいうこときいてくれない」とかな「そんな、残ってくれるだけでもありがたいじゃないか」「千春、お前はいつもいないからわからない」(爆笑)そういうこと言ってくる」

「けど、すべて正しいよ。足寄で生まれて、あの親で、あの兄弟で、竹田さんと知り合って歌を歌わさせてもらって、デビューしたその年の11/16に、この年金の小ホールで歌って、翌年からこの大きい方を使えるようになって」「もう、なくなるのかと思うとな」

「この会館、いろんなやつが歌って、いろんな人が聞いてただろうし、49年の歴史がいま、終わろうとしてる」
「厚生年金会館のみんなの座席も49年間、いろんなやつが座ったと思うよ。そのドアもいろんなやつらがな」「それに今、幕が下りようとしている」「これは真摯に敬意を払うし、この会館で歌えることを、そして今日でコンサートとしては終わるし」「4/1からは売却されてしまう。」「じゃあ、明日明後日は何やるんだ?気がかりだな。(笑い)」
 
「職員の人たちも、みんな集まってな、おれたちのせいじゃないのにってな」「つぶされるはめになって「ごめんな」みたいなね」
「あれは社保庁悪くて、そんときの政治がいろんなとこに金を貸して、それを国民に見つかって、簡保も郵貯と同じで売ってしまえ!」
「やつら、政治家はこの場面を知らないんだよ」「ここで、演歌、歌謡曲、バレエ、芝居、フォークソング、ロック、いろんな連中が49年間やってきた、やつらはその場面を知らないんですよ。それを民間に売ってしまえ!ってな」

「そうやって考えたらわれわれの責任なんだよ」「我々がもっと賢い政治家を選んでおけば、こういう施設は大切だからとっておいてな」「厚生年金の施設も売却されてしまったけど、病院これだけは残ることになったらしいよ。そりゃそうだ。厚労省も何でも売っちゃえって、病院まで売っちゃいけない。今頃気づくのは遅いんだよ」

「俺は、言いたいことの半分も(笑い)」
 
「悔しい思いと、さびしい思いと、感謝と敬意と」「東京厚生年金会館、49年間ありがとうございます」(大拍手)

千春は深ぶかと長いこと礼をして
 

12曲目「大いなる愛よ夢よ」
イントロの段階で・・・・もう涙がどーっとあふれてきて。。。あわててタオルを探し、目にあててもあてても、涙が止まらずに。
この曲最後なんて。。。もう号泣でした。
 
この曲、ここで何回聞いたでしょう。あれこれ思い出して、また泣けて。。
1番は千春を見てません。見れないくらい涙が出てきて。。
 
間奏でも、歓声と拍手と。。。みんな思うことは同じです。
すごくうれしかったし。。。ホントに千春ありがとう。
 
歌い終わって、会場すごい拍手です
千春は「どうもありがとう。ありがとう。元気で」「どーーーも!」と言って、ステージをあとにしました。

感動しました。この曲を聴けるなんて・・・千春も熱唱熱唱でした。
 

アンコールの拍手拍手。会場も盛り上がって拍手です。私はちょっと放心状態でしたが。。。アンコールに備え、やっぱり拍手拍手。会場のアンコールの拍手はハンパないすごさでした。
 
そして、再び、幕が開き、その曲は
 
13曲目「旅立ち」
きゃあ・・・ホントに今日はスペシャルだ。
千春は黒のスーツに、ストール。靴は銀色だったような・・・あれ?ダブルアンコールのときかな?銀の靴は。どっちかは銀の靴ですごい印象が強かった。
私は、まだ涙が半分抜けなくて・・・半分、ぼーっとしながらの「旅立ち」でした。
 
続けて
14曲目「銀の雨」
おお〜ホントに昔の曲ばかりだ・・・相変わらず、途中で手拍子がなくなって(笑い)お決まりですよね。
 
歌い終わって、会場の拍手がホントにすごいです。鳴りやまない!
 
「ありがとうございます。ありがとう」「時間はあるか?大丈夫か?」
「心臓に糖尿病だからな。医者から言われてるのは、100メートルダッシュするような過激な運動はだめ、飛んだり跳ねたりも、そういうのは、一発でいっちゃいますからってな。いっちゃいますって言われてもな(笑い)」「それと脱水症状はダメ。ねえ、脱毛はいいらしい(爆笑)」
 
「今日は、ずーっとこうやって歌ってきてな、普段のコンサートでは歌わない曲ばかりだしよ(拍手)」「アンコールなんて「旅立ち」「銀の雨」だぞ、こんなコンサートはめったにないと思いますよ(大拍手)」
会場から「まだまだ!」とかけ声
「いや、お前に言われてもテンション下がる下がる(爆笑)」
 
「そう考えるとね、厚生年金に対するみんなの思いがね、我々アーティストにもあるし、みんな側にもあるし。それに対して、自分にとって最高のものをね、並べてあげないと(大拍手)」
 
 
15曲目「人生の空から」
私はここで立ちました。2階もこの曲でだいぶ人がたって、ほぼ総立ち状態に。。。いい感じです。
この曲もアンコールでよく聴いたなあ・・・
あの頃を思い出しながらの手拍子でした。
 
「どうも。ど〜も!」と千春は叫んで、また幕が下りました。

会場はさらに拍手拍手。ホントに会場の一体感はすごいです。みんなで千春を待ちます。

そして。。。再び幕が開き、
 
16曲目「長い夜」
今日はやらないと思ってたけど、やっぱり、これがないとね・・・厚生年金ファイナルではないですよね。
会場はものすごい盛り上がって、1階も2階もほぼみんな立ってます。すごい!!
 
アコースティックっぽいアレンジの「長い夜」
歌い終わっての拍手、歓声、またまたすごいです。
 
 
「厚生年金会館、東京はですね、3/31で終わりなわけですから、そう考えればこのまま31日までやっててもな(大拍手)」「俺はいいけど、客はどうするんだ(笑い)」
 
「ホントに、北海道から東北、関東、名古屋大阪、広島九州沖縄まで、ホントにより一層、客の方が力が入ってるけ
ど(拍手、笑い)」「松山千春は、もうダメ、歌えないみたいなな(笑い)」「そう考えたらどれが最後かわかんないもんな」「毎回コンサートで、これが最後かもしれないってな」「納得のいく歌を歌ってよ(大拍手)」「もし、お前の人生で最後に何歌う?って言われたら」
 
会場から盛んに声が飛ぶ。。。いろんな曲。千春はいちいち反応
でも、「時代をこえて」には「曲がわかんない(爆笑)」
 
「今日でお別れじゃないですから。ねえ、それこそファイナリストとか言われてな(笑い)要は最後の人だろ(爆笑)」「今、日本ではこの会館を敬意をもって鎮めさせるのは、松山千春しかいない(大拍手、大歓声)」
 
「それでは、ホントに49年間の感謝をこめて、お客さん、関係者スタッフ、職員の皆さん、最後はみんなで「大空と大地の中で」をね(大拍手)」
「歌詞カードでるか?俺はないと歌えない(爆笑)」
 
歌詞のでっかいパネルが下りてきて。。。すごいでかい!!感動だ!!
 
「声がな、音程が悪かろうがな、これだけいると、わかりませんから(笑い)」「もし、変だったらみんなが音程が悪かったってことで」
 
「じゃあ、すべての感謝をこめて」「おい、ワイヤレス!」と千春はマイクを持ちかえて・・・
「一緒に、厚生年金会館のすべての皆さんに感謝をこめて「大空と大地の中で」を歌わさせていただきます。」
 
 
17曲目「大空と大地の中で」
千春は会場に降りて歌います。前の方だけだけど、客席に降りて、厚生年金会館のステージを見届けるかのように、客席で歌ってくれました。
もちろん、会場のお客さんもみんな一緒に歌って。。。会場全体の・・・千春、メンバー、スタッフ、そしてお客さんの一体感は素晴らしかったです。
 
千春は「元気で、ありがとうございました。みんな幸せに」「元気で、どーも。どーーーーーーーーーーーーーも!!!」と叫び、マイクを投げて、頭をさげて、ステージを下りました。 会場は大拍手でした。。
 
 
最後に下りてきたスクリーンには、ふたたび、東京厚生年金会館の歴史や風景が・・・
その上をエンドロールとして、今日のメンバー、スタッフの名前が。泣ける演出です。
会場はみんな拍手を持って、そのスクリーンの映像を見て、本当のファイナルを一緒に敬意をもって見届けました。
 
なんだか映像を見て、またウルウルきてしまいました。
 
一番最後に
「東京厚生年金会館ファイナリスト 松山千春」
「記憶は永遠に・・・」
 
最後まで会場みんな見届けて。。。そして拍手拍手。すばらしい光景でした。感動しました。
 
「以上をもちまして、本日の公演はすべて終了いたしました」というアナウンスもなんだか愛おしくて、、胸にぐっときました。この会館で、このアナウンスもこれが最後だったんですね。。。そんな気持ちを胸に会場をあとにしました。 

  
この場にいれたことを、本当に感謝します。一緒にあの瞬間を感じた皆さんに感謝します。そしてファイナリストとして素晴らしいステージを見せてくれた千春に感謝します。思い出の東京厚生年金会館。。。私の思い出もたくさんもつまってます。東京厚生年金会館ありがとう。
 
ファイナルのステージは、素晴らしい構成でした。もう、、、何も言えません。久々に号泣です。あそこで「大いなる愛よ夢よ」は反則ですよ・・・今、思い出しても泣けてきます。他にも「父さん」「これ以上」「あの日のままで」・・・次々と出てくる曲がうれしくて。
自分が厚生年金会館に通ってたころを思い出しながら、聴いてました。
 
このホールがなくなってしまうのは、本当にさびしいけど、みんなの思いを代表して、千春が会館を鎮めてくれたと思います。
 
そして、もう今月の21日からツアーがスタートです。声の調子や体調そのものも心配ですが、きっと元気な姿、ステージを私たちに見せてくれることでしょう。千春!初日、東金で待ってるよ!!