2010年4月21日  東金文化会館
No 1   もるるんより  
 

3月末の東京厚生年金会館ファイナルの余韻を引きずったまま(私だけ?)、春ツアーに突入。
 
しかも。。。初日は東金文化会館。。。いやあ、近いんでうれしいです。
家を15時に車で出て、あれこれ用事を済ませてから、会館に向かったのに、16時前には会館駐車場に着くなんて幸せですよ。(ちなみに、帰りは30分かからずに帰宅。家に帰ったら「ベストハウス123」やってました)
その分、皆様は遠路はるばるお疲れ様でした。わかってくれた〜?うちから座間とか横須賀に行くのがいかに遠いかって(誰に言ってるんだ??)
 
東金文化会館は、八鶴湖のほとりにポツンとある施設で、ちなみに、どっかでお茶!とか思っても会館そばには、バーミヤン1軒しかありません。なので、バーミヤンの混雑ぶりはすごかったです。

お友達とお茶してのんびりお話して。。(楽しかったよ、ありがとう)会場へ。そしていよいよ開演。。。
 
今回の席は1階17列・・・狭い会館なので見やすかった。
そしたら、PA席関係者席のすぐ前の列で、、、私たちの後ろには、各地イベンターさんや、文化通信の渡辺さんとか、、関係者の方々が多数座ってらっしゃいました。ちょっと緊張。
私の後ろには、ビデオカメラがセットされていて、思わず??と思って振り向いたら、「資料用に撮ってる」と教えてくれました。。。アンコールで立ったら悪いかな?なんて思ったんだけど、アンコールのとき振り向いたら、カメラは座席の一番後ろにセットされてました。
 
会場はもちろん満席で、立ち見の方々もいらっしゃいました。初日独特の熱気がホールをつつみます。
 
18:30に1ベル

そして、2ベルで照明が落ち、、、いつもの声援多数。。。いよいよです。
 
1曲目「優しい風」

私、、、この曲好きなんだよね〜(大倉山ジャンプ場のコンサートを思い出す)
会場は手拍子でいい感じ・・・
千春は、白の上下。インは若草色。。。靴も白でした。
 
「16年ぶりに東金にやってきました」(大拍手)
「お前ら思い出したか?16年前だよ」
「びっくりするよな。16年前。俺な、記憶にはあるよ。昨日のことのようだ(爆笑)」
「いやあ、ごめん頭から嘘ついて」(笑い)
「あの不思議な有料道路を通った瞬間、思い出しました(爆笑)あ!東金だ(笑い)」
・・・すみません。わけのわからない有料道路。。。しょっちゅう乗ってます。
 
「今日も集まっていただいて、ありがとうございます。精いっぱい歌わさせていただきます」(大拍手)
 

2曲目「あたい」

ピアノのソロから始まる曲・・・この曲何?何?と、思ったら、なんと「あたい」でした。
斬新なアレンジだ。低音はすごく伸びてるけど。。。高音がちょっと細くて心配でした。
今回のステージは、細い布?がひものような感じにたくさん、カーブを描いたような感じに下がってて。。。(あ〜うまく形容できない)
そこに照明が当たってきれいでしたよ。
後奏も春名さんのSAXとか、強一さんのドラムとか。。。なかなか好きでした。
 
続けて
3曲目「恋」

おおお〜そうですか!厚生年金のときに、歌わなかったから。。。今回来ましたね!
間奏でも会場拍手です
 
「ありがとうございます。久しぶりにコンサートで真面目に「恋」を歌いました(笑い)」「普段ね、適当に歌ってたもんな(笑い)」「今日は、春のツアー初日なのでね(拍手)」

「「恋」はもう何百回歌ってきてるけどさ、あらためて歌うとね、これは21のときに書いた曲なんだけど」「ねえ21のときに、すでに愛することに疲れたみたいですからね。(爆笑)俺の人生何だったんだろうってね」
 
ここで、今、到着した人に
「今、到着された方、残念なお知らせです。このあとは知らない曲ばかりです(爆笑)。もうひと山越えました(笑い)」
 
「2階大丈夫か?1分1秒お前らのことを忘れたことないよ」
「東金文化会館、古い建物だからな。(笑い)2階の底がいつ落ちるか、見守っていないと(爆笑)」「これは、もうすぐ世界遺産に入るな(笑い)」
 
「今日はね1部、2部構成ですから。1部2部とも歌です(爆笑)。1部が歌で、2部がストリップとか(爆笑)」

「確かに、昨日は白子温泉に泊まってたけどさ」
やっぱり、白子温泉だよね〜うん。。。そうだと思ってた。
 
「俺は心臓病で2年前に倒れてさ、無事心臓は立ち直ったけど、いかんせん下の方が(笑い)」「いや、若い子は知らなくていい(笑い)」

「東金は16年ぶりに来たけどさ、16年前に生まれた子は、もう高校生だべ」
「昨日から、俺はリハーサルで、東金に来てるけどさ」「なかなかいないよ。これだけ超一流が前の日から東金にね(大拍手)」
「でさ、できるだけ会場に近いホテル探してくれって言ったらさ、「ありません!」ってな〜(大爆笑)」
「そしたら、俺たち旅館行っちゃったんだろ?白子温泉の(笑い)」「これが、立派なホテルだったよな。離れとかあって。」「俺だけ、メンバーと違って離れに行かされてさ」
「そしたら、いまどき、大浴場があるんだ。あるんだけどさ、注意書きがあって「午前0時以降に、お一人様でご入浴されるのは危険です」(爆笑)」「夜中にひとりで風呂に入るなってどういうこと?(爆笑)逆に入りたくなったよ。」
 
「北海道に俺、住んでるからな。千歳からな、東金に来るには、成田に飛んできました」「ねえ、アイスランドの噴火があって、大丈夫か?(笑い)成田は飛んでないんじゃないか?大丈夫でした。ヨーロッパの方は大変だけど北海道からはスムーズにきました」

「そんで、成田から東金は近いのな。でも道が狭い。あんな狭い道通ってるわけ?びっくりしたよ(笑い)」「あれは太ったやつはかわせないよな(爆笑)」
 
「東金も日曜日に市長選挙があったんだべ」「俺は足寄町の町民だから、町長選挙の投票できるけど、帯広って、十勝管内の一番大きな町ですけど、帯広の市長選挙やったんです」
「自民党、民主党と、民主党には新党大地(笑い)鈴木宗男さんの新党大地推薦だから」
「自民党は帯広議会議長の上野さん、こっちは、米山さんってサラリーマンだった方が立ったんだ」「民主党は今、逆風だべ」「自民党は伊吹さんとか小泉進次郎とかよ応援にきてさ」「こっち陣営は、鈴木宗男、石川智宏(爆笑)やばいよな」「逆風の選挙応援してるのは逮捕者ばっかりで、勝てるわけないだろう(爆笑)」
 
「俺たちの1番近い大きな町でさ、われわれの都だからな、帯広は」「宗男さんも俺も16日に行って、足寄帰るついでにな(笑い)」
「そしたら激戦で、なかなか当確がでなくて、138票差でわが陣営が勝ったんだよ(大拍手)」
「俺は、びっくりしましてね。落ちると思ってたからな(笑い)応援にいけば雰囲気わかりますから(笑い)」
「民主党は逆風ふいてるなって肌身に感じてね。俺が一生懸命応援してる横でだぞ、横にいる石川智宏は逮捕されたばかり(爆笑)車の下には何年か前に逮捕された宗男さんがいるわけだ(爆笑)」
「けど勝ったんだな。つくづく思ったな。ふるさとはありがたいな」
「同じ空気、空の下で、育ったもの同志、がんばって訴えれば138票差で勝つことができるんだな。ふるさとのありがたさをつくづく感じたな」
 
「そして家に帰って」「母さんに言ってたんだ。帯広に応援に行ってから足寄に帰るって。」
「帰ったらさ、「あれ母さんは?」「病院に行ってる」あらら(笑い)もう89だからな。病院行くよりも寺行った方が早いんじゃないか?(笑い)無駄な抵抗してないか(爆笑)」
「死んだ姉貴の友達で、あっけちゃん、あっけちゃんが母さんの面倒とかみてくれてるんだけど。「病院行ったの?」「うん、千春に置手紙あるよ」(笑い)」「置手紙?バカじゃないかあいつ。(笑い)けど、さぞや大変なことが書いてあるだろう」
「で、バッと見たら「千春、こづかいおいてって(大爆笑)」「昔から金には汚いやつだとな(笑い)」
「ホントにふるさとはありがたいな(爆笑)」
 
「けど、おれも33年歌って、年取りましたよ」「皆さんも年こいたでしょ(笑い)」「できれば若返りたい。できることなら2,3年おいてきたいよな。二桁おいてきたいみたいなね(笑い)」

「年取っていいこともある。若い時にはわからない」
「年取ったらな、すべてのものがいとおしく見える」「東金の空も(笑い)昨日から雨で星が見えないけど、それでも愛おしい」
「九十九里の浜も、空も海も山も」
 
ここで、、、、客席から携帯電話の着信音が・・・・どうしてかなあ。まったく(怒)
「電話なってますよ。(笑い)あれほど公共の場ではマナーモード(爆笑・大拍手)」ホントだよ!!
「今の電話の音でさえ、いとおしい(大爆笑)」
 
「今回、5/12に新しいアルバムとシングル2枚出ます。」(大拍手)
「いえいえ、拍手したって、買う気がないんだから(爆笑)」

「5/12ですからね、レコーディングやっててよ、ふるさとを慕う気持ち。タイトルは「慕う」っていうな」
「これはよく仕上がったなと思ってな」「そしたらレコード会社が、「千春さん、シングル2枚出しましょう」って、こういうのをやけくそという(爆笑)」
「それでは、皆さんにこのシングルを聴いてもらいます。ふるさとのことを思った「慕う」」

4曲目「慕う」 

厚生年金のときに、弾き語りのこの曲を聴いたんですが、また、バックが入ると、ちょっと感じが違いました。
バックの布?には、空に浮かぶ雲が映し出されて、曲にあって素敵でした。

「「慕う」という曲を聴いてもらいました」
「俺は、レコード会社を転々としてね。今は、コロンビアにいるんだけど、明日はわからない(笑い)」「急にインディーズになるかもしれないし(笑い)」
「今回、コロンビアがこの曲を気に入ってくれて」「作った俺も、気に入ってるよ」「「千春さん、これシングル出しましょう。」「いや、シングルは「神よ」に決まってただろ」「いや、だったら2枚同時に行きます」」「俺はEXILEでないんだから(笑い)」

「ずっとヒット曲もないのに、「自信あるのか?」「ないです(爆笑)。けど、千春さんらしい、フォークシンガーらしい、いい曲だから我々は胸を張って売りにでることができます」」「これはなかなか、レコード会社言い切ったな。レコード会社自信を持って(拍手)」
「言い切ったのはいいんだけど、ってことは、売れる気がしないってことだよな(笑い)」
 
「土台、松山千春、今、54か?(笑い)54歳がんばれみたいなな」「54だべ、姿形が変わったべ。デビューした時からみると、詐欺みたいなな(笑い)」
 
「しまいには、この間、空港でさ、いろんなこと言われるんだけど、ボケた親父がさ「松山さん、昔からのファンなんです。北海道に旅行に来たんですけど、千春さんに会えたのが一番の思い出になりました」「いやあ、おれも照れるじゃないか」」「そしたらな「千春さん、昔ヤクルトのCM出てましたよね(爆笑)」「何?コーラだろ?」「え?ヤクルトじゃなかったでしたっけ?」(爆笑)」
「「なんで、おれがビフィズス菌でなきゃなんないんだ?(爆笑)コカコーラだろ。スカッとさわやか」「そうです。さわやかなヤクルトです(大爆笑)」お前はまだヤクルトにこだわるのか」
 
「この中で、おれがコカコーラのCMやったの知ってるやつ?」会場アンケート。大拍手でした。

「日がたつと、ヤクルトになっちゃうから(爆笑)。今は緑効青汁ですから」
ここで、ラジオで流れるCMをフリーダイヤルまで完璧にマネ・・・会場大拍手
「ねえ、フリーダイヤルまで覚えてるよ(笑い)まいっちゃった」
 
「うちの母さんじゃないけど、長生きはありがたいよな」「父さんも80で死んだ。こんど15回忌か」ここで、会場で笑い声が・・・
「あはは・・・って笑うとこじゃないけど」「中途半端だよな。13回忌だと、なんかやろうってなけどな」(笑い)

「おふくろは89だべ、この分だと俺より長生きだな(笑い)」「こづかいおいてって置手紙があるくらいだろうから、まだ花札とか麻雀とかしてるんだろうな(笑い)」「同級生はみんな死んだというのに(爆笑)」「うちのおふくろ天国からお呼びがかからない(笑い)」「けど、長生きはありがたいな」
 
「おやじが死んだとき、松山家の長男として、いろいろ取り仕切って、挨拶とかしましたよ」
「何が一番つらいかって、焼き場に行ったとき」ここでもなぜか笑い声
「笑うようなとこじゃない!」(爆笑)
「焼き場で職員の方が「これが最後のお別れですよ」棺桶に入れて、「じゃあ、やいてください」」
「そりゃそうだろうよ。ねえ、蒸してどうする?プリンになっても困るだろ(爆笑)」
 
「ずっと涙が出なかったんだけど、最後どんな姿であれ、もう会えなくなると思ったら涙出てきてな」「よれよれしててもあえればな」
「俺はどっちかって言ったら、父さん子だったからな、母さんも嫌いじゃないけど、それなりに好き(爆笑)」「父さん好きだったもんな」「通夜のときに、死んだ父さんの隣で寝た。あ〜もう会えないんだな」「親の長生きはありがたい。」
 
「しまいには、このごろの日本は、親殺しとか、子殺しとか、あまりに殺伐としてる」
「お前らだって生まれた時はかわいかったんだから(笑い)」
会場から「今も〜」と声
「今もだな。遠くて見えないからはっきりしたこと言えないけど(爆笑)」
 
「友達のガキが1歳半なんだけど、かわいいもんな」「俺、昔はあんまり好きじゃなかったんだよ。赤ちゃんとか犬とか猫とか(笑い)」
「一緒にするなって話だけど(爆笑)」

「あれ、おもしろいな、赤んぼは純粋で、全く穢れをしらない、屈託ない。この純粋な赤んぼをいじめたりとかな」「確かに泣きやまないとかストレスはあるかもしれないよ」「しかし、あの純粋さはみんなあったはずだし」「次の世代の連中にも、純粋さ、尊さを教えていかないと」
 
「それで「神よ」って曲ができたわけだ」
「大変長い前振りになりました(大爆笑)」「たった1曲紹介するのにね(笑い)それくらい、今回曲を作った時に、「神よ」で行こうとね」
 
「あ〜メンバー紹介はね、あとでね、スクリーンでね、得にもならないね(爆笑)」
 
「「神よ」だよ。この曲、おもしろい作品になりましたね。「神様、この子たちすくすくと」と作った曲です」

5曲目「神よ」

ちょっと、意外だった。タイトルだけ聴いてたら、もっとバラード調のものかと思ったら、アップテンポで・・・
間奏もなかなか、面白い感じ。千春には珍しい感じの曲ですよね〜
で・・・気になったのが、春名さんの持ってる楽器は何??
後奏もよかったです。
 
千春はマイクを置き、、、スクリーンが下りてきて、1部は終了です。

スクリーンは、まずはメンバー紹介。今回のメンバー紹介はあっさりとしてるんだけど、なかなかおしゃれな感じでかっこいい
 
次に、先日の東京厚生年金ファイナルのコンサートの模様。
最初は、厚生年金の歴史とか・・・コンサートでも流れた映像と同じものが。。。
会館の人の会見、コンサートの模様や、ステージを終えた千春の会見、そして終了後に会館の人に挨拶をして帰る風景など。。。
たくさんの映像でした。
インタビューしてたんですね。。。翌日のワイドショーとかで全然インタビューとか流れなかったから心配してたんだけど、ちゃんと千春の会見もあったんですね〜
映像を見ながら、また、あのコンサートを思い出して。。。感激でした
 

そして2部開幕です。

6曲目「こもれ陽」
千春はダメージジーンズにグレーのボーダーなセーター。かっこいい!!
ちょっと、高音がつらそうで心配だ!!
 
「ここからが2部です。お色直しも終わり(笑い)」
メンバーを見て
「お前らみんな縦縞?俺だけ横縞か(笑い)囚人服みたいだな(爆笑)」
 
「今日は初日ですからね、東金のみなさんの反応を見てね」「曲目に対して意見とか、ご要望、ご不満を帰りにスタッフに伝えていただければ(笑い)」「できる範囲で次のコンサートにいかしていきたい」
「ここまで順調にね(爆笑)」
 
「2部は、シングルと同時に出るアルバム「ずうっと一緒」からね」「このタイトルね、ずうっと一緒よ。メンバーも(笑い)」
「前回、16年前の東金で、バックやってたのは?」
ももちゃん、夏目さん、たっちゃんの3人でした(拍手)
「長生きはするもんだな(笑い)ほお〜夏目もいたのか、ももちゃんは今年73ですよ(爆笑)」
ももちゃん「イヤイヤ」と否定・・・お約束ですよね。
「加山雄三と同い年で」すかさず、ももちゃんまた「イヤイヤ」と否定(爆笑)

「今、まさに、普天間基地をどこに持ってくるか(爆笑)」相変わらず急に話題が変わるので、会場もついていくのが大変です。
「徳之島にご迷惑とか、ねえ」
 
「年金がどうなるのかもわからないのに、子ども手当ばらまいてよ。金出せば子供が育つと思ってんのか?」「確かに鳩山家はそうだった(笑い)」「高速道路無料化とか言ってよ。、でもこのあと上がりそうとかな」
 
「基本的に、政治と金の問題とか言うけど、誠実さがないんだよな」「鳩山由紀夫は私、昔から若いころから知ってますけどね、あいつはボンボンなんだよ。お坊ちゃんだからな。ノーテンキなんだよ(笑い)」「支持率下がっても本人は気にしてない。みんなの方が気にしてるんだよ(笑い)本人は気になってない」

「金持ちのボンボンで育ってるから、今回徳之島の問題にしても、迷惑をかけたっていう意識がない」「だから、副官房長官が町長に電話したってさ、こんなもん、内閣総理大臣が知らなかったら、誰が知ってるのよ?」「それを「私はわかりません」とか言って、うそこけ!ばかやろう(笑い)」「副官房長官が勝手に電話するわけないだろ。そういう誠実さがないんだよな」
「あーいうとこ、ボンボンなんだよな。こっちは、北海道に田舎で育ってるから、誠実さと謙虚だけが命よ(大拍手)」
「お互い、言い過ぎた部分もある(爆笑)」
「俺は気になってしょうがないんだよ」
 
「問題は批判する方、自民党。今日も党首討論やってた。谷垣総裁がな、「普天間に関しては、5月に決着するんですか?」」「鳩山はノーテンキだからね、「決着します」」「たぶん決着しないと思いますよ。けど、決着しなくても、あいつは責任感じませんもん。そういうやつなんだって(笑い)」

「いるだろ。お前らの友達の中でも(笑い)よくそんなこと言えるな、お前、B型か?みたいな(大爆笑)」「いやいや、Bの血が入ってる方には、まことに申し訳ない(笑い)」
 
「じゃあ、自民党は、「総理、5月に決着するんですね。腹案はあるんですね」とか、さんざん追い詰めてだぞ。「決着しなかったら、辞任するんですね。どうするんですか」とか党首討論でやってさ、ばーか!(笑い)」「土台、政治能力は谷垣の方が上なんだって」「だから、谷垣もちゃんと考えてよ「鳩山くん、5月に決着できるんですか?あなたのお考えはないんでしょ。じゃあ、我々の考えをいいましょうか?自民党は、苦渋の選択で、名護の辺野古沖を選びました。アメリカとも合意をしました。名護の市長の苦渋の選択もありました。我々はそのときそう思ったんですから。今からでも頭下げて、我々やってもいいですよ。」そう、堂々と言えばいいじゃない。それを追い詰めるばっかりでさ、あれは党首討論とは言わない。痴話喧嘩っていうんだ」
 
「こっちは、楽屋でインシュリン打ちながら、血糖値気にしながらな(笑い)糖尿病だから」
「いやな、糖尿病のやつ、お前ら周りにいないかもしれないけどよ。あれは見せられませんね」
「楽屋で一人で注射打ってる姿、絶対勘違いされますよ(爆笑)あの人何かをする前に、必ず注射を打つんだ(爆笑)」
 
「インシュリンてね、自分で打たないといけないいんだ」
「だから、看護師によ、「松山さん、オレンジの方なんて言うんですか?」「(かわいく)ノボラビットです」(爆笑)小学校の子供じゃあるまいし」「「何単位ですか?」「6単位です」(爆笑)な〜、これ、10時には8単位なんですよ。そんなこと自慢してもしょうがない(笑い)」
 
「政治家は重い仕事なんですよ。我々1票を投じて選んでるわけだけどな」「言ってみれば、おれたち日本国民が、税金をおさめてここまでにしてきたわけだろ?このあと、俺たちがよれよれになってよ、どんなふうにくたばっていくか、俺の人生を国がどうやってみとってくれるのか」「これは最終的に、政治家の判断ですから。そう考えると、やつらの判断は重いはずですよ」
 
「こんなことをしゃべりながら33年コンサートをやってるわけですよ(笑い)」
「いいですか?皆さん、ずーっと一緒ですよ(大拍手)」
 

7曲目「ずうっと一緒」

新曲ですね。アルバムのタイトル曲。
唐突な曲への振りに、春名さんがあわてて立ち上がったのが、、なんか初日だな〜っておかしかった。
フォークっぽい感じの曲ですね・・途中のSAXがなかなかいいです

「今日はね、今回の「ずうっと一緒」ってアルバムはいろんな曲入ってるんだけど、ここしばらくの中で、一番フォークシンガーらしい曲の数々あるんで、ぜひ期待してください」「私ね、今回のは、じゃあ前回どうだったんだって(笑い)自信ありますから」
 
「要はな、総理というのは」会場がついていけずに大爆笑
「鳩山に戻るぞ(笑い)」

「あれは、謙虚さがあれば、普天間に関しても、「沖縄の人のことを考えれば、これ以上沖縄の皆さんの貢献に負担をかけられない。県外に移します。県外ということは、その他46都道府県のみなさん、そちらに行くかもしれません」まずそれを言わなきゃだめだろ」「鳩山はそれをしくじった」
 
「土台、あいつは北海道から出てるけどよ。北海道とは縁もゆかりもないんだよ。けど、室蘭・苫小牧から出てるんだよ。」「だったら、苫小牧も候補地の一つですって言わなきゃだめよ。そうでなきゃ、総理じゃないよ」「だべ、東金も候補地の一つです」

「みんな、嫌だ嫌だっていう。これ、いつもそうなんだよ」
「問題になるのはな、生活してる上でゴミが出るよな。ゴミの処分場いるだろ。絶対作らないとならないだろ。けど、うちのそばは嫌なんだ」「これ絶対国民のエゴなんだって」
「けど、それを乗り越えて、沖縄県民は貢献してくれたんだから、日本の平和のためなら、騒音の中でも、いつ落ちてくるかわからないヘリコプターの中でも貢献してくれてたんだから」「それに対して、我々な、おれは北海道の人間だけど、みんながどう応えるかだよ」
 
「総理はな、日本株式会社の社長だろ。簡単にいうとな」
「今日は、お子様にもな、ほとんど俺の歌なんか知らないしな、親が好きなだけで、無理やり連れてこられてな、前から2番目で、いいの?こんな前で?みたいなな(笑い)」
その2番目の子に
「お前いくつ?」「小学6年生?」「隣はお母さんですか?そうだよね、お姉さんにはみえない(爆笑)」
 
「小学6年生にもわかりやすく言うと、総理大臣はな、日本株式会社の社長、そして千葉県、北海道などは各支店、支店長はお前たちのとこは森田健作か、(笑い)」そうなんです。。。千葉県知事は森田健作です・・・
「みんなは社員、株主は国会議員。我々は、株主、国会議員は選べる。けど、総理は選べない」「支店長は選べる」「東金市長はな、日本株式会社千葉支店、東金出張所(笑い)そこまでは我々選べるんだよ」
 
「日本株式会社の創業者はな、昭和30年体制、自由党と民主党が一緒になって、自由民主党、社会党の左派と右派が一緒になって、日本社会党。これが昭和30年、55年体制」「吉田茂が総理になって、だから創業者は吉田家」「吉田創業家が51%の株を持ってやってた。安定株を持ってやってた」

「ところが、ここにきてよ。創業家を代々渡していくには、相続税がかかる。それで株を売っていったわけだ。売ってくうちに、筆頭株主じゃなくなっちゃったんだよ」「そしたら、鳩山とか小沢とか、ちょっと小銭がたまったやつらが、(笑い)集まって筆頭株主になったんだよ。それも45%くらい」「そんで株主総会に出てくる」「そしたら、創業家の自民党は株売っちゃってるから株がないしよ」「こっちは、45%もってるからでかい。けど、51%には満たないから、国民新党とか社民党とか連れてきて、一緒に安定株にして、我々が運営するって言って社長は鳩山にした。」「だから、鳩山は日本株式会社の社長だと思ってればいい」
「みんなは我々社員はだぞ。あの社長ではたしてやっていけるんだろうか?」「このままやってられないな?鳩山小沢家よりも、創業家の方がいいかな?また自民党に戻るのか。その創業家は株がないんだから」
 
「トヨタと同じだよ、トヨタの社長は創業家だぞ。けど、あの人トヨタの株の0.1%しかもってない」「100%株持ってたら、相続税は半分かかるから、50%を売る。次の代に譲るには、それにまた相続税かかるから、よほどがんばらないとだめなんだ。次の代につなぐにはな」「そうやって、豊田家は今、0.1%しかないわけよ」「けど、トヨタっていう創業家の名前で社長やってもらわなきゃって決まったわけよ」
 
「日本株式会社は、はたして誰にやってもらったらいいのか?我々社員の面倒みてくれるのは誰か?」「そうやって考えると、経営手腕がよくて、義理人情に厚くて、なかなかそういう崇高な理念を持った政治家がいないよな」「みんな野心はあるけど、けど、株式会社つぶすわけにはいかないもんな、社員の生活もあるからな」「社長がいくらでっかいこと言っても、社員がやめたらそんな会社なくなるしな」「株主国会議員がいくら、やいのやいのいっても、社員がいなくちゃ、国会議員だけではできないしな」

「だから、社員が一番、主権者なんだって」「はたして、誰に社長をね〜?」
 
「私も事務所の社長なんですよ(笑い)」「わが社も高齢化に突入しまして(笑い)去年新人が入ったんですよ。お〜よくやった!40歳でした(爆笑)」「今年になって、30歳と37歳って新人が入ってきた。この会社はのびますよ。私が動いてる間はな」
「うちにスタッフいっぱいいるじゃん。俺は好き勝手言って、歌いたいときにはそこに帰って歌ってな(爆笑)歌詞カードのところ」
 
「会社はいったいどれほどの老後を見てくれるんだろう」「そして、新しく会社に入ったときに、こいつらはどれくらいがんばってくれるんだろうか?」「株主経営陣に対してだぞ、われわれもう少ししっかりしないとな」
 
「俺はいつもラジオで言うよ。バカな国民が選んだら、バカな国会議員ができる」「賢い国民が選んだら、賢い政治家ができるから」

「今の日本に対して、不満もストレスも感じてるだろ。けど、われわれ社員がいなかったら、この会社は成り立たないんだから」「経営陣が情けないんだから、我々社員がふんばるしかないな」
 
「そんな思いをこめて、「崩壊」という曲ができました(笑い)」「崩壊、崩れ壊れるですよ。これはびっくらこいたな」「タイトルだけ聴いたら「崩壊」ってすごい歌だべ。詩の内容をしっかり聞いてほしい」「そしたら、おれがどんな気持ちでこの歌を作ったか、よくわかると思うから」

「「崩壊」次に「決意」な。これ続けるから(笑い)」
「やっぱり、東金の皆さんな。市内だけでなくあちこちからな、口にだしてもわからないような街から来てるかもしれないしよ(笑い)」
「崩れ壊れる「崩壊」!」

8曲目「崩壊」

ものすごいメッセージソングですよね。千春らしい・・・
なんか、、、昭和の時代を思い出した。なんなんだろ〜今の政治の閉塞感からかな?この曲を聴いて。。。そんな感じになりました。
別に昭和の時代がいいかどうかはわからないんだけど。。。そう考えると、最近、ドラマもそういうテーマが多いかも「わが家の歴史」とか「官僚たちの夏」とか・・・この曲を聴きながら、そんなことを漠然と考えてました。
 
でも。。。「俺も長くない」とか歌詞に入れられちゃうと・・・胸が痛い。
千春の叫びが伝わってくる歌で・・・この曲を聴いてるだけで、いろんなことを考えてしまいました。
 
続けて
9曲目「決意」

アップテンポの曲で。。。すごい好き!!
たっちゃんのギターがいいなあ・・・
今日、聞いた新曲の中で、、、この曲が一番好きでした。

「自分も54でね。この先、日本が果たしてどんな国になっていくのか。グローバル化とか言われて、それこそ、アメリカの正義に世界中に染めらている」「考えてみてくれ。イスラム教にはイスラム教の正義があるんだ。仏教にも仏教の正義、キリスト教にはキリスト教の正義があるんでしょ」「我々が自由主義や資本主義をの考えの違う人に押し付けてもしょうがないでしょ」「それよりもお互い共存していく方がな」
 
「情けないのはマスコミ、ジャーナリスト、考えてくれ」
「今回学力テスト、お前のところあったか?(先ほどの小学生に)」
「事業仕分けでさ、本来、全国でやってたのをさ、3割か4割の学校でやれば、それで大体平均わかる。全校でやんなくてもな」「世論調査でな、お前ら選挙行かなくていいよ。どの候補者が受かるかわかるから」「事業仕分けの連中よ。子供の学力を世論調査と一緒にしないでくれ」「そう考えると、ますます危機感よ」< /div> 
 
「子ども手当13000円、本来は26000円か、これは親が使うよな(笑い)」「スムーズに子供に使う親はなかなかいないと思うよ」「もし、子供にわたったとしても携帯代になってしまうだろうよ」「不景気とか言っててだぞ。ほとんどの子供が携帯持ってる国がどこにある?」「そう考えると、ちょっと俺達、間違った方向いってるかもしれないな?次の世代がまともに育つような、俺たちが背中で見せていかないとな」

「これだけは言えます。この時代に生まれてこんな日本を生きる価値はある」「あなたがこの世に生まれたんですから、生きる価値がある時代です」
 
「みんなの健康はもちろん願います」「こんな糖尿病でインシュリンを打ちながら、心臓病で倒れた男に願われてもしょうがないかもしれませんが、できれば健康で一日も長く」「医学はどんどん進歩してるから、一日でも長く生きれば、新しい薬も出るだろうし」
 
「この先どうなるか楽しみじゃないか、10年、20年先の東金が千葉がどんな姿に変わってるか。ずーっと見てたいよ」

「お互い、体はボロボロになっていきますが、これはしょうがない」
「俺は、心臓で倒れたらさ、医者からタバコやめろって言われてさ、糖尿病の方に行ったら、そこでも言われてさ」「さんざん言われたけど、今だに3箱吸ってるんだ」(笑い)
「ばかやろ!よく考えろ、今日本は、40兆の税収も上がってないんだぞ。それなのに90何兆の予算を組んでるんだぞ(笑い)」「俺はな、税収を上げるためにだぞ。これでもか!これでもか!って吸ってるんだ(笑い)まだ、行かないか?40兆」「日々努力してるんだよ」
 
「けど、お互い健康で長生きしたいよな」
「後ろのやつも2階席も前のやつも、男も女もきれいなやつもそうでないやつも(笑い)」
「1分1秒でも長生きして、1曲でも多く、俺が作る歌を聞いてやってください」(大拍手)

10曲目「小さな幸せ」

この曲も好きです。いいですね〜ホントに千春らしくて。。。じーんと来ます。特にさびが好き。
最後は熱唱熱唱!!
 
千春はマイクを持ち、お辞儀をして、ステージをあとにしました。
 

会場はアンコールの拍手拍手です。今回、本編は新しい曲が多かったから。。。アンコールは何を歌うんだろう???楽しみですね
 
そして、再び、幕が開き、アンコールスタートです

11曲目「車を止めて」

おーーーー1曲目が「優しい風」でアンコール1曲目がこれですか・・・いいですね〜
のれますのれます!!もちろん、スタンディング。会場、けっこう立ってます。
 
続けて
12曲目「生まれてきてよかった」

この曲もいいですね〜好き。なぜだか、この曲を聴くと夏目さんを思い出すのはなぜ??
 
歌い終わって、会場大拍手、声援もすごいです
 
「ありがとうございます。ありがとう」
「しかし、今回はいろいろ歌ったけど、恋愛の曲が少ないな」「「恋」以外はあんまりない。選曲ミスですね(笑い)」
 
ここで、ももちゃんを・・・相変わらず・・いじって。。。
ももちゃんのCDとDVDの紹介から、ももちゃんに歌わせようとしたら、ももちゃんが「歌は中道ですよ」と言い出し。。。
千春も、「中道!「純」歌え!」と超むちゃぶりを・・・

私は。。。何年か前の東京での中道さんの「春夏秋冬」を思い出しました。。。(汗)
中道さんが、ワンフレーズ、ピアノの弾き語りで始めたんですが。。。破壊力満点。会場が圧倒されましたよ。すごすぎる!!
もう絶句状態ですね。夏目さんなんて、後ろまで行っちゃうし。。。千春も、メンバーも会場も。。凍りつくようなすごさだった。
千春〜中道さんにふっちゃだめです。かわいそう過ぎる。
けど。。。中道?歌ってのは、最近はネタになってるけど・・・
いやあ、何の曲かまったくわからないくらい、すごかったですよ。
 
「お前曲違ってないか?わかったか?何で、バックで演奏してるのか?俺もどんな曲かわからなくなってきたよ」

13曲目「純」

え〜本当に歌うの?って、マジに心配になりました。
だって、この曲のサビ・・・思いっきり声を張るじゃないですか〜??
でも、、、すごかった。熱唱だった!!鳥肌がたったよ〜すごい千春。
この曲、初日から歌っちゃって大丈夫なの?なんて、思ってごめんなさい・・・感動しました。
熱唱、熱唱のまま、幕が下がり、、、会場は感動に包まれてるって感じでした。

そして、アンコールの拍手拍手!!みんなで千春を待ちます。
 
そして。。。再び幕が開き、
 
千春登場。黒のジャケットの下に、緑のパーカーを着てて、パーカーのフードが出てるのがかわいい。
 
「今夜もありがとうございました」

「最後の札幌までこのメンバーで、ひょっとしたら、札幌のときはピアノが変わってるんじゃないか(爆笑)」
そして、メンバー紹介を・・・珍しいよ〜「ずうっと一緒」だもんね。
 
「このメンバーで、ずうっと一緒に全国回ってきます。今日はありがとうございました」会場大拍手、大声援です。

14曲目「凡庸」
 
びっくりしました。この曲を聴けるなんて。。。もう涙が出そうでした。。。。感動です。興奮しちゃいました。
いつ以来だろう・・・すごく聴きたかった曲だし。。。。
この曲も、サビの部分が一瞬、心配だったけど、、、、でも大丈夫。熱唱熱唱で涙が出ました。ありがとう。
千春が全身全霊で歌ってくれて、ホントにうれしかった。ありがとう。
 
歌い終わって、
「どーーーーーーーーーーーーーも!!!」と、心から叫んで、マイクを落とし、会場に笑顔で手を振って、千春はステージを下りました。

会場は、スタンディングオベーション。感動的でした。
 
 
正直、今日の初日、不安でした。3/29の東京厚生年金ファイナルは、、、すばらしい感動的なコンサートだったんだけど、声がいまひとつだったんです。だから、千春のコンディションがすごく心配だったんです。
でも。。。。「純」と「凡庸」を聴いて、そんな心配はふっとびました。すごかったです。声の張りとか。。。感動的でした。千春、本当にすごいよ!!
今回のツアーは新曲が多いので、初めて聞く曲も多かったんですが、アルバム楽しみですね。「決意」と「小さな幸せ」がすごく好きです。東金で初めて聞いて、即好きになりました。「崩壊」の詩も考えさせれてよかった。
話す内容もまとまってて、、、初日とは思えない感じでした。
最近、初日に行くことが多いんですが、全国を回る千春を今回も元気に送り出すことができました。いってらっしゃい、このツアー、「ずうっと一緒」にがんばってきてください