2011年9月29日  サンシティ越谷市民ホール
No 1   もるるんより  
 

2011.09.27 「愛の歌」 サンシティ越谷
 
秋ツアー初日です。場所は越谷。以前にもここの会場で初日がありましたよね。埼玉は我が家から近いのでラッキーです。(武蔵野線がある!)
今ツアーは、見守る会優先は、友達が大宮に、私が東京の楽日に使ったので、初日はフリップでゲット。とりあえず、来れるだけでもOKです。
 
開演の前に、いつものお友達とお茶!をしようと思ったんですが、私、この日「髑髏城の七人」を昼間に見に行ってて、変な時間にお昼を食べたんで、猛烈におなかがすいていて、無理矢理、サンシティのうどん屋さんに連れて行ってしまいました。すみません。
しっかり腹ごしらえして、コンサートにのぞみます。
 
今回の座席は1階の24列です。まあ、そんなもんでしょう。でも、たまたまお隣に座った方たち、みなさんおひとり参加で、開演前とかにお話ししてすごく楽しかったです。どうもありがとうございました。
 
2ベルがなり、18:40にコンサートスタート。
あれ?弾き語りだ。本編最初が弾き語りって。。。久々だよね。何だかちょっとうれしいです。
相変わらずの声援。特に男子の声援がすごいです。
赤い幕がステージ真中くらいにあって、その前に千春が座ってます。
 

1曲目「君のために作った歌」
 
おおおおおお〜この曲からですか・・・何か嬉しいです。
間奏で大拍手。千春もギターを弾きながら応えます。
声は出てる・・・・けど、ちょっと音程が不安定か??
 
歌い終わると大声援。
まずはあいさつから
「こんばんは。2年半ぶりに越谷にやってまいりました」(大拍手)
「楽屋に入ってくるときからね、いっぱいの人がいて、「千春がんばって〜」みたいなね。何の声援にもならないような(笑い)」「しかも、いかつい男から「千春〜」とか言われたりしてね、ありがたいな」
 
「今日は弾き語りから始めさせていただきました」(拍手)
「1部2部とありますが、1部はほとんど弾き語り、というより語り語りだけどな(爆笑)」
 
「今日、秋のコンサート初日」(大拍手)
「ねえ、我々スタッフと話したときに、「初日はどっからにしましょうか?」俺がまっ先に「越谷!」(爆笑)」「といった事実もなく(大爆笑)」「スケジュール上ね」
「こうやって夜な夜な集まっていただいて、しかも2階席ひどいもんな」
会場から「遠い〜」という声
「遠いよな」「そんで俺、ギター弾くとき、歌詞カード見るじゃない。そしたら頭しか見えないもんな(爆笑)」
「しかも衣装も考えた方がよかった。俺、楽屋出る時にさ、親鸞聖人かって(爆笑)」
 
「1部は恋愛の曲中心で」
 

2曲目「もう一度」
 
声は出てるし音程も大丈夫そうです。。。よかった。この曲も好きだからうれしい
しかし・・・しかし・・・千春!ギター練習しましょう!!ちょっとヤバいレベルでしたよ〜
 
「正直、俺のコンサート何回も来てる人?」会場大拍手
「けど、CDは買ってない人?」けっこう拍手あり・・・すみません。私も最近・・・・・・(汗)
「はいはい、わかりましたけどね(笑い)」
 
「初めて来た人?」パラパラと拍手
「え?さいたま県は遅れてるね(笑い)」
 
「初めて来た方は、いかんせんヒット曲ないんで、いやいや何自慢してるんだ(笑い)」
「ギター1本で歌っているんで、初めての人は知らない歌が続くと思います。けど、どっかでひっかかるかもしれない。そしたら、あ〜違う曲だった(笑い)。そういうこともありますからね」
 

3曲目「時のいたずら」
 
すごいな〜初期の曲が続く選曲だ・・・・弾き語りだと、なんか話と曲のテンポ感がすごくいいです。
 
「時のいたずらという曲を知ってた方?」大拍手
「今日のお客さんは感じがいいね(笑い)俺も、幕があいた瞬間から、今日は感じがいいねって(笑い)」
「そうか、それだけ予習復習ねえ」
「まあね、ギター弾いてない俺がだぞ、練習してきたんだぞ(大拍手)」
「多少間違うけど、そこは目をつぶって耳もつぶって、なかったことにしよう(笑い)」「みんな前を向いてね、終わったことは終わったこと」
「自分でもびっくりだよ。歌詞カード見ながら歌詞間違うんだから(大爆笑)終わったこと終わったこと」
 
「俺はね、真面目な話な、今日まで多くの女性とつきあってきました」
「俺を幸せにしてくれた女性はたくさんいました。しかし俺が幸せにした女性はいただろうか」
 
「もう年も30を超えると(笑い)いや55だよ、30超えてるから嘘はついてないじゃないか(笑い)」
 
「考えるな〜俺は幸せだけど、俺とつきあった女は今幸せにしているだろうか」「ひょっとしたらくだらない男とつきあって、今シングルマザーになってるんじゃないだろうか」「それとかDVに悩まされて、または姑とうまくいかず、こんな姑さえいなければとか、それが行動に出ないだけで」
「考えるよ俺は」
 
「けど恋愛はすばらしいですよ」
「たった1回の恋愛のために人生を棒に振る人もいるかもしれない。しかし、それでもいい。それがあなたの運命の人だったんだから」
「2回3回といくらつきあっても運命の人と出会うことができない。それに比べたら、たった1回の恋愛で人生を終えるのもまた人間かもしれない」
 
「愛してください、悲しんでください、喜んでください、苦しんでください、悩んでください」「あなたが生きている証ですから」
 

4曲目「これ以上」 
 
ホントに1部は恋愛の曲です。なんか胸にぐっときますね
声がすごく出てるから・・・「私を見つめて」も行けそうだ!なんて、聴きながら考えてました。
この曲の一番最後に♪これ以上〜〜♪って伸ばすところがあるけど。。。ここすごく好きなんです。鳥肌たちましたよ。声の伸びに。
 
続けて
 
5曲目「愛って呼べるほどのもんじゃない」
 
きゃ〜久々に聴いた。なんか今日の選曲に泣きそうなんですけど・・・
 
ところが、、、千春が熱唱しているときに、近くの方の携帯で緊急地震速報が。緊張が走る。私の携帯は鳴らなかったけど。。。??
揺れる?揺れる?来たけど、、、、小さい、震度1か2か・・・・
 
ほっとして、千春の熱唱に意識を戻す・・・・・千春も気持ちがすごく入ってた。
いいなあ〜やっぱりこの曲。
 

続けて
ピアノが入る・・・弾き語りはここまでか。幕があがり、バックのメンバーがスタンバイしてました。会場大拍手
 
 
6曲目「祈り」
 
千春が立ったので衣裳がようやく見える。黒っぽいジャケット。ニットっぽい?
弾き語りが続いたので、バックが入るのもなんか新鮮だわ〜
 
この曲もすごく声が出てて。。。今日は絶好調なんですね。コンディション最高!!
歌い終わるとマイクをおいて、退場する千春。え?1部はここまでなんだ。バックがついたのは1曲だけ?ちょっと拍子ぬけでした。
 

恒例のスクリーンが下りてきて、まずはメンバー紹介。
メンバーは春と変更なし・・・・です。
 
すみません。私、ちゃんと見てないです。というのは、緊急地震速報が気になって、申し訳ない。最中に携帯見ました。
私、地震が多い千葉なんで、もし大きい地震なら子供が心配で。
茨城県震源で震度5弱と確認。とりあえず家は大丈夫そう・・・・ちょっとホッとしました。
 
あ!でも、中道さんの「恋」の熱唱は度肝を抜かれました。。。思わず、スクリーンに目が戻りましたもん。
 
確認後、スクリーンに・・・
五木ひろしさんのチャリティコンサート(7/29)にゲスト出演したときの模様でした。
千春節が炸裂してましたね
「バックがたくさんいていいですね」とか、突然に「五木さん目が小さいですね」とか
 
弾き語りしてましたね。黒いストライプのジャケット着てました。
 
それと、元NHKの宮本隆治さんも出てて。。。彼はNHK帯広時代に、アマチュアだった千春と共演したとのエピソードを披露してました。36年ぶりに同じステージにたったそうで。
 
コンサートではそれぞれの持ち歌をお互いに披露したそうで。。。
千春は「夜空」を五木さんは「恋」を歌ってました。しかし、「恋」は五木さんが歌うと五木節で違う歌に聞こえましたよ。
 
それから五木さんが千春に文句を
千春の作品を歌うつもりでレコーディングまでしてたら、千春自身が先にシングルで出してしまったとのことでしたよ。
千春のいいわけは「コロンビアが悪い」そうです
 
で、、、相変わらず、歌のシーンはほとんど流れないという・・・ぶれないなあ〜千春、幕間のスクリーンのポリシーは
 

そして、2部開幕です。
 
7曲目「愛の歌」
 
千春はお色直し。白い上下で、靴も白でした。ショール好きだよね。
 
新曲ですね。これが・・・・うーん、私はいまひとつかなあ。。。
 
「こっからは2部になります。1部は弾き語りでしたが、2部はやけにうるさくね。(笑い)このメンバーでやっていきます」
 
「俺はおとついか、浦和に入って、ロイヤルパインズ、さいたまの1番のホテル、2番目もみたけど(笑い)」
「昨日リハーサルをここでやって、ロイヤルパインズに戻って、ロイヤルホスト行って(爆笑)越谷でロイヤルホストに行くのは我々のパターンだな」
「そしたら全部禁煙になっちゃってさ。ばかやろうな」

「あんだけ、酒はコマーシャルやってるのに、たばこのCMは一切ダメですからね。だから売ってるJTのコマーシャルはゴミ拾いとかね(笑い)かわいそうだよな」
 
「この前堺正章さんが22歳年下の嫁もらったんだよな、悔しくもなんともなかった(爆笑)」「見たらわかる、へえ〜みたいな(笑い)」
「堺さんは3度目だべや、3度目だと披露宴はできないみたいなな。それで7、8人で集まって、ちょうど、巨人の試合終わって原監督とかかけつけてね」「布施明も来たな。布施さん、太っちゃって、農協の青年団みたいになってたな(笑い)」「その横に舘ひろしがいて、「千春さんたばこ吸ってんですか?」とかうるせ〜ってんだ(爆笑)銭貰って禁煙はないだろ(爆笑)」
 
「お前ね、変な話、日本人の3大義務(笑い)」
「話は変わってるんだよ。堺正章のことは忘れろ(爆笑)」
 
「日本人の3大義務わかるか、教育、勤労、納税。日本国憲法に記されています」「教育を受けなさい、ちゃんと働きなさい。働いたお金から税金を払いなさい。これが3大義務」
 
「今まさに10/1から東京沖縄でも施行される暴力団(笑い)対策の各条例について(笑い)」
「正直言ってこっからはラジオやテレビでは話せない話になります(爆笑)そのために今夜こうやって集まってるんだ(大爆笑)」
 
「島田紳助が余計なことをしたばっかりに、あちこちでとばっちりを受けてますけどね」
「しかし私は常に、日本国憲法を持ち歩いていますけどね(笑い)冗談抜きにホントに。何かあったときにすぐに見れるように(爆笑)」「そんな危険な毎日を送っている(笑い)」

「日本国憲法の中に、一部の国民はと付き合うなとか、飲食をともにするなという文言は一行もありません」「まして国民の命を守るべき公務員が、国民を盾に、暴力団を排除する追放する、国家権力でいじめよう。そんな条文は憲法の中にありません」
 
「ヤクザの肩をもつわけじゃないけど、暴力団を増長させようという気もありません。なくなるならなくなった方がいいと思います」「しかし、皆さん、排除するってどこに排除するんですか?それがわからない」「警視庁長官であれ、何であれ、暴力団をこの社会から排除しましょう。どこに排除するの?」
「俺達、そんな教育うけてない。みんなと仲良くやりなさい。だろ?できのいいやつも悪いやつもみんなで仲良くがんばろうね」「排除追放、許したとしよう。じゃあ更生の道はないんですか?」「俺が一番ひっかかるのはそこなのよ」

「素行が悪いやつ、暴力団のやつもいっぱいいるって。けど、みんなでその人間に対して、ここが悪いんだよって言って、更生させて行くのが人間社会じゃないんですか?」
「何でも排除、排除って、俺たちは血の通った人間だぞ。腐ったリンゴではない。箱を買って捨てるという問題ではない」
 
「2部の冒頭から重い話がな(大爆笑)」
 
「憲法第14条、すべて国民は、法の下(もと)に平等であつて、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない」
「憲法はこう記しています」
「正直言ってあーいう条例とか、暴対法もそうだけど、基本的人権を傷つけると思います」「たぶん皆さんの中には、いやあそんなことはない。やつらは悪いから法律で縛るしかないと思う人もいると思う」
「その考え方が、いつの間にか我々が息苦しい生活を送ることになるんですよ」「いつの間にか、警察が国家権力が、その人とつきあっちゃダメ、それはダメとかこんなことやられたら、この国はいったいどうなるのよ」
「もしお前ら、アメリカ人でもいい、イタリア人でもいいよ。外人の友達がいて、我が国に呼んだときに「いいか、お前の国とは違って、我が国はつきあってはいけない、あいさつもしてはいけない、そういう一部の人種がいるから、それに気をつけて観光してくれ」こんなバカなことがいえますか?」
「法治国家なんですよ、日本は」
「それは我々が日々頑張って努力して解決すべきものです」「権力を持って排除することではありません」
「悪いことは悪いよ。そんなことをしちゃいけないよ。犯罪を犯したら、どんな人間であれ、同じ法律で裁いてもらいたいです」
 
「俺はいつでもどんな境遇にある人間でも、人と人として、その絆は持っていたいと思う」「立派な肩書きを持とうが、裁判長であろうが、検事、国会議員であろうが、立派な肩書きがついていても、尊敬できないやつは尊敬しない」
「俺の同級生で、365日厳しい気象条件の中で牛を飼って家族5人で暮らしている、俺はそっちを尊敬したいです」
「どうか世の中がフェアである、公正である、公平である、正義はいつもあなた方国民の心の中にある、忘れないでください」(大拍手)
 
 
8曲目「INTENTIONAL」
 
この話の中でのこの曲は、胸に響きますね〜
今日のステージは階段状の模様のオブジェが後ろにつるしてあります。セットとかで大きなものはなくシンプル。
そうそう、私の席からは中道さんが見えなくてちょっと悲しい・・・
 
この曲を聴くと、いつも光子さんを思い出すのは私だけ??
 

「中身重い話になってしまうけど」
「1部が軽かったからその引き換えに、その分2部にしわ寄せがくる(笑い)」
 
「自由とか平和とか基本的人権は、与えられるものではないんだ」「我々の父さんやじいさんたちが闘ったんだよ。戦って、平和や自由、平等を」「それを我々の時代で止めてはいけないな」
 
「9/29から始まったこのコンサートも、はたしてどこまでいけるか(笑い)こんなことばかりしゃべってますから」
 
「けど俺は戦いは止めないよ。おれは歌謡曲や演歌やポップスではない。フォークシンガーなんですから(拍手)」
「数少ないヒット曲をつなげて歌ってだぞ、それで「どうもありがとうございました」こんなことない」「客が、初めて聞いて、しかもわかんないような歌(笑い)」
 
「俺は常にお前たちに問いかけたいわけよ。普段考えてないようなことを問いかけたいわけよ」
「国会が開かれても、小沢さんの証人喚問をどうするか。今の政治家はバカじゃないか、自分で自分の首をしめてるな」「政治資金規制法、政治資金収支報告書を間違えて、石川、大久保、池田」「そして、その代表である小沢一郎にどれくらい責任があるか」「この間裁判の結果が出たけど、皆さんは納得されるかもしれないけど私は納得できないんですよ」「あの裁判長は許せないんですよ。何を証拠に考えたんですか?検察調書は不採用だったんですよね」

「裁判長は天の声といいいましたけど、じゃあ裁判長、大久保や石川が何月何日にどの会社にどうやって談合したんですか?証拠はあるんですか?水谷建設から1億わたった、いつどこで誰がですか?」「本人たちは否定しているんですよ。そしていきなり禁固1年執行猶予3年」
「私はこういう言葉に慣れてきました(笑い)」
 
「疑わしきは罰せず、これが法の理念として、疑わしきは罰せずなんです」「ところが今の世の中は、疑わしきはみんな罰してる。まずマスコミが悪い。「これは悪そう、あの人は何かしてそう」この時点で社会的制裁受けてるよな」
「検察と裁判所はつるんでるから、犯罪とかしたらな、お前らだって何もしてなくても絶対有罪です。これが冤罪を生む温床なんだって」
「警察は逮捕するだけ。現行犯逮捕。けど、有罪か無罪か、起訴する権利を警察はもっていないから」「検事が裁判に起訴する。起訴しない。検事が決めるんです」
 
「たとえば、1番前に座ってる方(笑い)たとえばお前が何もしていなくても、婦女暴行したとかな。検察にな「やったんだろ?とりあえず、サインしとけ。すれば楽になる。裁判で戦えばいいじゃないか」とか言われてサインするべ。裁判所と検察はつるんでいるから、「はい、有罪」ついてないな、お前(笑い)何にもやってないのに、そうなっちゃうんだよな」「これは怖い世の中ですよ」
 
「疑わしきは罰せず。何でそのことを忘れてしまったんだろう?与党も野党も、小沢を証人喚問に呼べとかやってるくらいだったら、与党も野党も一致して、裁判所にたいして、「お前たち、我々の政治活動を規制するな。そんなことやってたら政治活動できなくなる。俺たちが作った法律をお前たちが運用するんだから」」
「だから今の国会議員はバカだっていうんだよ」
 
「立法、国会ですけど、国会議員が法律を作るとこだろ。内閣が予算を執行する。裁判所は立法を裁く」
「三権分立ってくらいだから権利はあるよな、けど検察や警察を気にしてたら政治活動できないだろ」
 
「やっぱり寛容であった方がいいって。自分には厳しく他人に寛容です。ところが今の日本は自分に寛容で他人に厳しい。これではまっとうな世の中になりません」
 
「小沢さんは脛にいくつも傷あるわけだよ。けど、証拠、確たる証拠がなければ疑わしきは罰せず」
「第二の鈴木宗男をつくらないでくれ(笑い)」
「必ず時代の求める政治家、実業家たち、時代の寵児を必ず生贄にしたがる。そうすると、国民が「あ〜やっぱりな」と安心する。権力ってそういうものだ」
「ホリエモンだってそうだろ。かばう気いっぱいあるよ」「やっぱりやりすぎだよ」
 
「弁護士の方は今日おられますか?(笑い)」「司法試験通った人は私のコンサートにはこないか(爆笑)けど、バカじゃ俺のコンサートこれないんだ」
 
「弁護士バッジ、あれは16片のひまわりの葉に、その中心部に秤がある。ひまわりは正義と自由、秤は公平と平等を表している。弁護士のバッジはそういうバッジなんです」
「検察官のバッジは、起訴する方、これは旭日、いわゆる日の丸、これに白い菊の花弁、金色の葉っぱ、そういうバッジなんだ」
「検察バッジは太陽、菊の花弁、その下は金色の葉。秋霜烈日バッジと言われている」「秋の霜、強烈な日差し」「秋の冷たい霜の中でも、夏の激しい日差しの中でも、平等と公正、正義を追求する姿勢を示すバッジ」「検事というものは、霜のごとき厳格さと、太陽のひざしのような暖かさを持って正義を追求しなさい」「本来両方なければいけないんだよ。今の検察は霜ばかりで太陽はないな」
 
「裁判官にも当然バッジはある。弁護士と検事のバッジは個人個人、裏に番号が振ってあります。落としたら誰のかわかる」
「裁判官バッジは裁判所の職員がみんなつけてる。あれは三種の神器の1つの八咫の鏡の上に裁判所の裁の字が書いてある。そういうバッジなんだ」「きよらかなはっきりと曇りがなく真実を映しだす八咫の鏡」
 
「日本古来の三種の神器わかるか?」
メンバーに向かって
「三種の神器わかるか?うちで大学出てるのだれだっけ?春名?春名わかるか?」
春名さんが「わからない」と答えると
「お前、わかんないなら、マイク寄せるんじゃない(爆笑)今期待したじゃないか(笑い)」
「ライターとハンカチと扇子?これは三種の神器ではない。キャバレーの三種の神器だよ(笑い)
 
「日本の三種の神器とは、やさかの勾玉、くさなぎの剣、やたの鏡、これが三種の神器という」
「ぜひ、三種の神器に映し出される真実、正義であってもらいたいと思いますよ」
 
「みんなは普段そういうことにふれることはないけど、たまたま私はそういう場面に数多く出くわしたという(笑い)」
「刑務所の慰問もいったことがあります。鈴木宗男の面会もいってきました」
 
「栃木の刑務所に面会に行ってきました。話す間もなく、泣き始めました」「これが、人と人との互いを思いやる気持ちなんだなと思いながら」「そして、お互いに「宗男さんやってないよね。冤罪だよね。戦おうね」大きな声では言えません。刑務官が聞いてるんで、事件の話をしちゃいけないんです」「だから(小さな声で)「弁護士が調べてるから、がんばろう」ねえ」
「本当に公平で正義がまかりとおる。たぶん日本にそのさかいめに来ていると思います」
 
「みんなも知ってるとおり、2年前に、自民党から民主党になればきっとよくなるだろう。そう思ってこの2年間、鳩山、菅、そしてのーだ!(笑い)」
「がっかりさせられることの数々」
「これならまだもとの自民党の方がよかったのでは、と思われる方もいらっしゃると思います。しかしその自民党も小泉純一郎につぶされボロボロな状態です」
 
「皆さんは1票を持ってます。国民主権ですからね」「ここにいらっしゃるのは当然選挙権をもった方々です。中には、あの人はひょっとしたら人の2倍も3倍も持ってるのではないかって(笑い)」
 
「バカな国民が選んだらバカな国会議員しか出ない。我々が賢くなれば、少しは賢い国会が運営されるのではないかと」
「日本にとっては勝負どころだと思います」
 

9曲目「最後のチャンス」
 
いきなり夏目さんの歌から始まるからちょっと驚いたけど
掛け合いの歌だから・・・ね。でも、夏目さんの声もよかったです。
途中のコーラスはたっちゃん?
 

「「最後のチャンス」という曲聞いていただいて、これ5,6年前にステージでやったっけ?」
(夏目さんに)
「そのときよりもお前下手になったんじゃないか?(笑い)」
「今日は全国各地のイベンターも来てるんだから」
 
「これレコーディングのときは俺が2回歌ってるんだけど、ステージではかぶるからよ。」
 
千春がひとりで歌ってみようとして・・・・歌いだして、いきなり歌詞間違えるし(爆笑)
 
もう一度やり直して。。。。
でも、けっこう忙しいけど、ちゃんとできてるし・・・すごい!!
 
「やろうと思ったらできるな」(大拍手)
「これ、でも1番だけで鼻血だして倒れるな(爆笑)」
 
「な、頼むぞ、夏目、それとたつか?一緒に歌ってるの?」「ハモるの?」「全然わからないんだよ」
 
「今日から全国回るから、もう1回やってみよう」
 
ホントにもう一度最初からイントロからやってるよ!!メンバーもしっかりと・・・
9曲目(再)「最後のチャンス」(1コーラス)
 
「よし!これくらいで」(大拍手)
「リハーサルにまでつきあってもらってすみません(爆笑)」
 
「おい、頼むぞ音響。ねえ、中央にいますけどね」
「夏目をぐっとね。あいつの場合出すぎる日があるから、頼むぞ、女がきてるときとか(爆笑)」
夏目さん。。。いつものようにあわてて否定
「ねえ、気をつけてやるように」
 
「3/11に東日本大震災、我々は多くの犠牲を払い、いまだ遺体も発見されない、避難生活を強いられている方、原発事故で自分の土地に戻ることができず、こんな中、この震災から復興するには、政治力はもちろんですが、一人ひとりが互いに敬意をはらい、まずは犠牲になられた方に追悼の念を持ち、被災された方々、避難されている方々に、生きる気力を失ってもらっては困る」
「いいかみんな、国会では復興増税、税金で復興予算」「けど、被災の方々が生きる気持ちで立ちあがってくれなければ、いくら銭金積んでも、復興は成り立たないんだって」
「厳しい言い方かもしれないけど、被災された方は頼むから立ち上がってくれ。そして生きていたいと思ってくれ。そしたら必ずいいことあるから。まずは立ち上がってくれ」「座り込んだあなたの目の前に100万積もうが1000万積もうが、何の役にも立たない」「それよりも、役にたつのは、あなた方、被災されていない方が生きること」
「あなた方が元気に生きてくれれば、彼らも、俺もがんばろう、きっとそう思ってくれると思う」「銭金の問題ではない。まずはこの世の中、生きて楽しい、そのためには、どうか健康に気をつけて生きて生きて生き続けてくれ」
 
「我々が先頭にたってがんばって生きていかないと、あの震災で犠牲になられた方、今でもあの日のことを考えたらおびえながら暮らしている方々、彼らの命の尊厳をプライドを誰が守ってあげるんですか?」

「俺は政治家に言いたい。国会を開いて復興をどうのこうの言う前に、まずは「被災された皆さん、酷かもしれないけど、立ち上がってください。あくまで自力で立ち上がってください。そしたら我々が、道路も港も家もやりくりして作っていくから」その気持ちが今の政治家にはないんだから」
「10兆とか19兆とか銭金の話ばかりするな。それよりもまず、彼らが立ち上がる、そのためにも我々がもっと強く生きていくことです」
 
「俺は死なんぞ」「心臓で倒れたり、不適切な発言があったりしても、死んでたまるか!」「こんな楽しい世の中じゃない。頼むって」
「犠牲になった方々被害にあった方々、その尊厳やプライドを保てるのはあなた方なんですから、どうか生きてください」
 
 
10曲目「残照」
 
暖かいおだやかな曲ですよね。メッセージ性があるけど、優しい歌です。
「どうか生きてください」という千春のメッセージがすごく伝わります。
 
続けて
 
11曲目「君を忘れない」
 
この曲大好きで。。。久々に聴きたいと思ってたから、イントロのピアノを聴いた瞬間に泣きそうでした。
声も出てて最高だ。なんか嬉しい。すごく嬉しい。
間奏で会場大拍手です。きっと、私以外のみんなも聴きたかったよね。この曲。
 
歌い終わって
「ありがとうございしまた」
客席に手を振って
「元気で。どーも!」といい、マイクをおき、千春はステージを後にしました。
 

会場は、アンコールの拍手です。
 
再び、幕が開き
 
12曲目「冬がやってきた」

会場もりあがってます。1階はほぼスタンディング・・・・すごい。最近どの会場もすごいね。客の盛り上がりが気持ちいいです。
 
続けて

13曲目「北風」

秋だ〜秋コンサートの定番だわ。。。うん。
 
会場の声援、拍手が一段とすごい。
 
「じゃあね、初日ということで、途中でこの曲は変えた方がとか、多々あると思います」
「このあと大宮もあるんで、そのときは全然内容が違っているかもですが(笑い)」
「弾き語りがなくなってるかも。だって指痛いんだもん(大爆笑)」
「今夜、最後までありがとうございます」(大拍手)
 
「古い歌なんですが、「虹のかなた」という曲ですが」
 
会場の大拍手に
「え?知ってるのか?」(笑い)
「俺コンサートやる前に、自分のCD聞いたべや。普段自分のCDなんか聞かないから。谷村新司と違うんだから(笑い)」「「虹のかなた」なんて歌があったか、これいい歌じゃないか」(大拍手)
「これ、古い歌なんで、夏目がイントロを変えました」
会場から、エ〜!!という声多数(爆笑)夏目さんかわいそうすぎる
 
「聞いたか今の。ひでえ〜」(大爆笑)
「アレンジやリズムは変わってないんですけど、あの部分がちょっと変わると思うんで(笑い)それを確かめながら歌わせていただきます」
 

14曲目「虹のかなた」
 
このあたりの時代の曲好きなんだよな〜今日はごきげんな選曲だわ。
イントロのアレンジは、、、夏目さんっぽい。でも、嫌じゃないですよ。私は。
 
「「虹のかなた」頭があんなもんで大丈夫でしたか?」(拍手)
「なんだか、こいつはね古い曲をいじるんですよね(笑い)だからこいつは大きな人間にはなれないんですよ(爆笑)」
今回も夏目いじりですか
 
そして突然に
「おい、「車を止めて」」会場大拍手
きゃ〜きゃ〜・・・・・・すごいすごいぞ。
 
「あれよ「車を止めて」と「浜辺」って曲よ」
会場また大興奮。私「浜辺」の方が好き。
 
会場から「歌って〜」という声多数。
それに答えて
 
♪お前らしくもないよ〜♪会場、大興奮で手拍子と思ったら・・・・・
 
♪お前らしくもないよ〜お前らしくもないよ〜お前らしくもないよ〜お前らしくもな〜い〜よ〜〜♪
 
要は歌詞がわからない・・・・会場が大爆笑・・・・
どこまでそのまま行くんだ!!っていうくらい、押し通す千春が素敵。
ピアノもそのまま行くんだもなあ。。。すごすぎる。
 
え〜歌えないなら、私が歌ってあげるし、歌詞教えてあげるし。。。歌ってほしいのに〜
 
「じゃあ、悪い。今日は「車を止めて」」いや、悪くないから、この曲も好きだし。。。
 

15曲目「車を止めて」
 
いやあ、昔のコンサートを思い出しますよ。涙が出そうだわ〜
懐かしすぎる。ちょっと高音がきびそうではありましたが・・・・会場の盛り上がりもすごいです。
 
歌い終わると幕が下り、会場は再びアンコールの拍手です。手拍子もそろうし、「千春!」っていうかけ声も・・・
 
再び幕が開き
 

16曲目「雪化粧」
 
あ〜秋の定番だ。オーラス、雪化粧、ドライアイスの雪・・・定番だ。
この曲好きだけど。。。違う曲でもよかったかなあ。でも、1ツアー1回は聴きたいかも(私のわがままです)
 
歌い終わって「どーーーーーーも!!」「元気で、また越谷に来ます。ありがとうございました。元気で。」
最後に再び「どーーーーーーーーーーーーーも!!!」と、叫んでから、一度マイクを落としましたが、また
「1年間回ってきます。必ずまた越谷に帰ってきます」と叫んで、マイクをおき、
ステージの袖でしっかりとお辞儀をし、千春はステージを下りました。
 

今回はすごいね〜選曲が泣きそうでした。なんかやばかった。どうしようっていうような鳥肌がたつような曲ばかりで。
特に、弾き語りとか・・・・やばすぎた。弾き語りだと話が少ないというか、テンポがよくて1部はあっという間でしたね。
千春の声は出てましたね。初日の心配の必要はなかったです。体調もよさそうでした。うん。
 
未だ復興への道がなかなか定まらない世の中。。。。千春のメッセージに込められた思いや歌を感じ取ることができました。
「残照」にメッセージされたささやかな幸せを取り戻すにはどうしたらよいか、どうすれば普通の生活・日常に戻れるか。。。元気を出すだけで、がんばって生きることだけでいいのかは正直わからないけど、でも、被災を免れた私たちが何かを考えていかないとと思います。
「残照」「夕焼け」「幸せ」このあたりの曲は、ともすれば優しいのんびりした曲に聞こえますが、詩の内容は奥が深くて、千春の曲の中でも大好きな曲です。この曲に込められた思いが、みんなに届くといいなと考えながら聴いてました。
 
さてさて、今ツアーも初日に参加することができました。千春も元気で全国をまわってきてくださいね。
私は11月の大宮と東京にまた、会いに行きます。