2013年4月11日  サンシティ越谷市民ホール
No 1   もるるんより  
 

2013.04.11 「夢破れて尚」 サンシティ越谷市民ホール
 
 
2013年春のツアー初日です。今回は埼玉の越谷から。我が家からは30分くらいで行かれるのでとってもラッキーです。

さて、どんな歌を聴かせてくれるのか?どんな話なのか?声の調子はどうかな?
 
今回の席は1階29列。友達から「29列だから悪くてごめん」と言われたときに、
「え?なんでそんな悪くないじゃん」と思ったのは、、、フォーラムと勘違いしてたからでした。
29列、後ろから3列目でした。でも、会場が小さいから、問題なしでしたけど。
 

本ベルがなり、場内が暗くなると、男性の声の声援が。。。
というか、めっちゃ男性ばかり、それもたくさんの声なんですけど。すごいな〜
それと、拍手もものすごいです。
 
 
幕が開き、千春登場。

オレンジのインナーにカーディガン。。。(たぶんオレンジだと思う)
下はデニム?横と後ろのポケットにキラキラがついてた。
 
拍手が一段とすごくなる。
 

1曲目「ため息をつかせてよ」
 
声は出てます。なんか、安心した。千春も気持ちよさそうに歌ってます。
しかし、会場手拍子でしたけど、この曲って手拍子の曲??
間奏で「どーも!」に大拍手。

まずはあいさつ。
 
「1年半以上たちますが、越谷へ、しかも春のツアーの初日というわけで、松山でございます」(大拍手)
 
「幕が開く前から、千春〜千春〜と呼びやがって、汚い男の声で(笑い)」
「しかも巻き舌で呼び捨て(笑い)」
「気合入ってるな。お前ら。俺もこの日を待ち望んでいたわけだから」(拍手)
 
「しまいにお前ら偉いね。手拍子したりして。ね〜長く持った奴は少なかったな(笑い)」
「だいたい、頭はおおおっと行けるんだけど、途中から「この曲長いね」(爆笑)」
 
「後方席、2階席。最後まで落ちこぼれないように」

「できれば、コンサートが終わるまでミサイルが撃ち込まれないように(爆笑)(拍手)」
 
「今日からスタートですから、いろんな曲歌いますが。あそこは曲を変えた方がいいんじゃないかとか、あの曲はやめた方がいいんじゃないかと思いましたら、帰りがけに職員の人に一言言っていただければ(爆笑)」

「俺、二日前か、浦和のロイヤルパインズに泊まりまして、このあたりで一番いいホテルか。越谷にはないのか?(笑い)」
「前、ここの社長の加藤さんが知り合いだったんだよ。この加藤さんはもう退かれて、和歌山に帰って国会議員やってるんだ」
 
で、急に
「それでお前、1列目で双眼鏡はやめなさい!」(大爆笑)
「そういうのは、後ろや二階席はわかる。そこでそんなデカいので見ることない。毛穴まで見る気か?(笑い)」
 
「部屋に入ったらクッキーとかおいてあって、そいでな。メッセージまでね。今日持ってきたんだ」

歌詞カードに貼ってあったようで、それを読む

「このたびは浦和ロイヤルパインズホテルをご利用いただき、まことにありがとうございます。コンサートのご成功を心よりお祈り申し上げます 浦和ロイヤルパインズホテル スタッフ一同」
 
「こんな丁寧にメッセージいただいてだぞ、コンサートやっててこんなホテルはないよな」
「ぜひ、これから行く先々のホテルは、浦和パインズがここまでやったんだから、お前たちならもっとできるだろう(笑い)」
そっちか!みんな、浦和パインズに泊まりなさいって言うのかと思った・・・
 
「ゆっくりと松山千春の世界を楽しんでやってください」
 

2曲目「恋」
 
今回のステージは。後ろに大きな窓枠みたいなのが二つあって、そこにアーチ型のオブジェがかかってるって感じかな。そこに光があたることできれいな空間になってます。
あと、床も放射線状みたいな模様が。。。ここの会場だけじゃないよね??
 
続けて
 
3曲目「燃える日々」
 
あ〜この曲好きなんだよね。早くもこの曲、、、、思い入れがあって泣きそうだ。
千春のコンサートは涙腺が一段と緩くなる気がする。
サビの部分の高音が心配で、聴いてる私も力が入っちゃう。がんばれ!!

「「恋」はみんな知ってるだろ。こんなコンサートの始めにやっちゃって、あと持つのか」(笑い)
「そう思った方もね〜」
 
突然に
「北朝鮮がどのようになるのか。ほんとだよな。キムジョンウン」

「うちのメンバーにも一人キムジョンウンがいますけどね(と、ももちゃんを見る)」(爆笑)
「彼がここにいる限り、ミサイルのボタンは押されないと思いますけどね」(笑い)

「日本は、昭和20年8月15日、終戦を迎えました」
「ポツダム宣言を受諾。いわゆる無条件降伏ですね。まあ、条件はあったにはあったんですけど」
「8月6日に広島に、9日に長崎に原爆が落とされます」
「ところがアメリカの歴史観ですけど、「アメリカが原爆を落としたのは、あれ以上犠牲者が出ないようにするためには仕方がなかった」といいます」
「でも、当時、日本の軍部は、原爆を何個でも落とされても、最後まで戦うつもりでいた。一億総玉砕」
「日本が最終的にポツダム宣言を受け入れて降伏を決めたのは8月8日です。8月6日に広島に落とされて」

「8月9日に、日ソ中立宣言を一方的に破棄して、ソ連が侵攻してきます。満州から樺太、国後、択捉と。北方四島に入ったのは、9月に入ってから」
「8月15日に降伏したのに、それなのに、ソ連は侵攻してきて、北方四島には9月の中旬に入って、自分たちの領土だ。だから我々は、北方四島を返せっていうのはそういうこと」
 
「沖縄はひめゆりの塔が有名ですが、北海道は樺太、南樺太の半分は日本の領土だったからな」
「ここに戦争中、電話電報を担当する女性が20数名いました」
「しかし、8月9日にソ連が宣戦布告してきたため、危険を感じて、ソ連軍に攻められるなら、自分たちで命を絶とうと毒薬を飲んで死んでいった方もいます」
 
「平和というのは与えられるものではありません」
「我々が普段の、日常の生活の中で戦い勝ち取るものです」
 
「戦争は愚かなこと。何よりも、人として愚かなことです」
「でも、その戦争で亡くなった人のことを愚かな人だと思いたくはありません」
「我々のために、将来のために、国のために、ふるさとのために」
 
「そんな中、平成の日本は金融緩和が行われ、日銀総裁が変わっただけで、こんなに変わるものか?」
「白川から黒田になっただけで」(笑い)「そうだ黒田」
「黒田白だで思い出したけどさ、裁判官」

「まあ、お前たちもなかなか法廷にたつことはないとは思うけど。俺の友達で法廷に立つ人多いからさ」(爆笑)
 
「裁判官黒の服着てくるべ。あれなんで黒と思う?正義なら白じゃないか」
「黒い服の意味は、どんな色にも染まらないこと。どんな偏見にも差別もしないってこと」
「それで黒を着て判決をいう」
 
「お前たち、俺のこと黒いっていうけど、黒は黒なりに大変よ。あっちに行って色をつけられ。こっちに行って色をつけられ」(笑い)
「お前たちは白でいいんだから」
 
「けど、俺はたった1回の人生だから真っ黒になりますよ」「いろんな色をつけて真っ黒になって、この時代をみすえたいと思います」
 
「平和は普段のみんなの努力で勝ち取るものだ。与えられるものではありません」
「恋愛したくても、忙しくて、自分の身を守るだけでそれどころではない」
「そんな状況下でも人を愛することは尊いことだと思います」
 

4曲目「思ひ」 
 
あ〜なるほど、この曲って何年か前に、日テレのスペシャルドラマの主題歌でしたよね。
調べました・・・・

「日テレ開局55年記念ドラマ「霧の火〜終戦の5日後、樺太に散った九人の乙女たち(仮)」
2008年8月25日放送でした。
太平洋戦争終戦後にソ連の侵攻を受け集団自決した樺太の郵便局の女性電話交換手を描いたドラマ」
見ましたよ〜うん。泣けるドラマだった。
今調べたら、生き残った女性を市原悦子さんが。。この人の少女時代を福田麻由子ちゃんが演じてましたね。
私はこのドラマ。。。白石美帆さんが出てたことしか覚えてなかったんですけど。
 
なるほど、この曲につなげるために、、、その話ですか。
 
で、この曲は好きです。ドラマのときにもいいな〜って思ったけど、
改めて今日聞いてもいい曲です。ピアノとかがすごくいいです。千春王道のメロディですよね
声ものびていて、とっても心に沁みました。
 
 
「今日のお客さんは運がいい」(笑い)
「本当は、メンバーと6日にリハーサルの予定だったんだ。6日は埼玉もすごい天気だったべ」
「そんで、飛行機が飛ばなくてさ、俺は札幌からリハーサル来ようと思ったけど、欠航欠航でよ。そりゃけっこう(爆笑)」
「俺そういうキャラじゃないな(笑い)」
 
「リハーサルできなくて、昨日始めてメンバーとのリハやったんだよ」「だから、1曲1曲かみしめながら(爆笑)」
「コンサートツアーも最後の方になると、緩んでくるからな」
「歌詞カードなんかたまにしか見ないから、間違えるんだよ(笑い)」
 
「しかし、お前らもいろいろ恋愛したべ」
「男と女がいるけどさ、俺も57年間男やってるけどさ(笑い)途中二年間女とかないから(爆笑)」
 
「自分の付き合った女がさ、他の男に行くくらいな、死んでもらいたい(笑いというか、会場どよめき)」
「男なんてそう思うもんだけど、女はどうよ?」(会場から同じ!との声)「同じ?(笑い)」
 
「さっきまで戦争の話してたのにな(爆笑)」
「それくらい女を好きになったってことだ」

「今日は恋愛の歌を中心にね」
「あ!今日も1部2部構成ですから。1部が終わるとスクリーンが下りてきてね。いろんなことね。仙台、盛岡、郡山の復興支援コンサートとか、この前高知でやった、久しぶりに小田和正、正やん、あと、さだもいたな(爆笑)」

「デュークという会社の40周年、四国のイベンターのな、デュークの社長退任のイベントで。客も無料、出演者も無料(爆笑)俺たちもノーギャラですよ」
「それで、社長の退任を祝うってすごいべ」
 
「小田がよ、「千春、宮垣社長がやめるから退任パーティがあるけど、来てくれる?」「いいよ。小田は大丈夫なの?」「千春、先に言っておくけど、さだもいるんだけど(大爆笑)」「心配ないって、さだでも谷村でも武田鉄矢でも(笑い)。お前が来いと言ったらいくから」」
 
「我々は、3度の飯より義理人情ですから(拍手)フォークシンガーから義理人情を取ったら何が残る?まして、このハゲに(爆笑)」

「ねえ、後ろの皆様、二階席、さぞ残念だと思います。あんなふうになっちゃったんだ(笑い)」
 
「けど、こんな私でも愛してやってください」(大拍手)
 

5曲目「陽だまりの中」
 
夏目さんはアコーディオン。ちょっとシャンソンぽい感じのアレンジ?
声がちょっときついか。
 
サックスの後奏の中、千春はマイクを置いて退場
 
 

そして、インターバルのスクリーンです。
 
まずは、3月に行われた、復興応援コンサートの模様から
3/15郡山のステージ

千春はひょう柄のシャツだった・・・

この日の出演メンバーの紹介の模様だったけど、完全に仕切ってました。
正やん→なぎらさん→加川良さん→八神純子さんと紹介。
八神さんに至っては、年寄りが多いステージだから介護のために呼んだとか紹介してた
 
いつものごとく、千春の歌の部分はやらないという・・・
 
でも、千春と加川良さんのコラボは流してくれました。
千春がギターを引きながら「フォーク界の主砲」と紹介して、加川さんが出てくるんだけど
加川さんさかんに「やりにくい。やりにくい」と言ってました。

千春が最後の締めを言ってる時に、客席でかえってしまう人(笑い)
千春が「あれ?帰っちゃうの?」っていうのがおもしろかった。その方は気にせずに帰っちゃったし。。。
(長かったらしいですからね。このイベント)
 
「遠い世界に」「大空と大地の中で」をみんなで歌うシーンも。
 
千春が言った言葉
「一歩踏み出すのは難しいよな。でも、いつでも歌で我々が支えていると思っていただいてかまいませんから」

心に残りますよね。うん。
 
 
次が、高知でのデュークのイベント
 
まずは正やんと千春のステージの映像から
「デビューして将来正やんのようになる予定だった。ハゲたくてハゲたわけではない」(笑い)
すると、正やんが「日焼けしてるね」と突っ込み。
グァム行ってて日焼けしたらしいです。「カッパみたいでしょ」との千春の言葉に正やんが一言「かわいい」
それから正やんの地獄のリハーサルの話。
リハが長いらしい。でも本番はちょこっとだって。。。
そんで「俺と泉谷しげるくらい。リハーサルやらないの」っていばってました。
 
「22歳の別れ」を二人で歌うシーン・・・正やんがハモってくれてました。
 
そのあと、千春が宮垣さんの話(兄弟東大って話)をして、彼をステージに上げる。
ここは、小田さんと千春で仕切ってました。
 
宮垣さんは、「こんなことはありえない企画だと思ってた。それをやることができて感動とは言い表せない気持ち」
このステージを5列目真ん中で楽しんでいたそうです。
 
千春は小田さんと一緒に上がるのは初めてだそうです。
小田さんと良さんが一緒に上がったのは、35年くらい前にあったそうです。売れてない頃のオフコース時代だそうです。
この日ステージに上がった中で一番売れたのはかぐや姫、その次がオフコース。加川良はずっと隠れてた。
スタレビは、つい昨日出てきたような・・・
 
「本来これがイベントです。これをやるのがイベンターの仕事なんです。それをこいつらは魂を忘れてしまって、売れてるタレントのコンサートのお手伝いになってしまった」
いやあ〜イベンターさんのイベントで、この発言は厳しいでしょ
 
「お前が一声かければ、俺だって集まるんだから、高知でも徳島でも、みんな集まるんだから」
最後まで千春が仕切っちゃったです。

ちなみに、さださんは一度も映らなかった
 

最後にメンバー紹介。今回も去年秋と変わらずです。
 
 

車の音や人が歩く音など、雑踏の音のBGMから、ピアノの音に
そんな中、千春が登場
 
 
6曲目「午前3時」
 
おお〜久々だ。この曲懐かしいな〜
お色直し後の千春は、白のジャケット、インは緑っぽい水色っぽい?シャツ。黒のスリムパンツ
 
バックにあったオブジェがちょっと変わった。
 

「高知のイベントと復興応援、3/11から仙台盛岡郡山とね」

「復興応援、復興応援とばかり言ってて、自分の応援するのを忘れてしまった」
「人の曲ばかり歌ってたから、自分の曲を改めて歌うと、やっぱり俺は・・・・」
ここで、間を置くと、会場が笑いと拍手に
「なんでお前たちは先に言ってくれないんだ?」(爆笑)
 
「「午前3時」みんなも俺と一緒に年を取って、昔は午前3時まで遊んでいたが、今や午前3時に起きる(爆笑)」
「そんな年齢になってしまった」
 
「こう見えてもすすきのにちょこちょこ行ってる」
「うちのメンバーの中で、旅先で必ずキャバクラいくやつ、手をあげてみて?(笑い)」
モモちゃんひとり手をあげる・・・(爆笑)
 
「キムジョンウン一人じゃないだろ?行ってるやつ手あげて」
全員手をあげる・・・(大爆笑)
 
「このあと富山、上越とか行くんだけど、旅に出たら、ホントに楽しそうだもんな」
 
「俺もこの間、久しぶりにすすきのに行ったら、ねえちゃんたち、20とか22、3とかばかりだべ」
「俺に付いた女、背がでかかったな」
 
「そんで「千春さんってきれい系とかわいい系どっちが好きですか?(笑い)」」
「俺もきかれて考えるべや。そしたら「私どっち?(笑い)」「お前はどっちにも入らんだろ(爆笑)」」
 
「去年は夏のイベントがあったし、、同級生とかとクラス会やったもんな」
「お前らもクラス会、中学とか高校とかいつでもいいよ」

「中学校のとき、ブスだったやつは57になってもブスよ(爆笑)」
「ブスが社会に出て急にきれいになるっていないもん(笑い)」
「ブスはブス。長いことブスをやってるな(爆笑)」
 
「かわいかった、きれいだったやつは疲れ果てた顔になってる(笑い)昔のおもかげはある」
「ブスはすべてがおもかげ(爆笑)」
 
「俺たちの同級生、ブスに限って早く結婚してな。ブスだからつきあったらこの人以外、私の人生に現れないだろうみたいな(笑い)すぐ結婚しちゃう」

「きれいでかわいいやつは、2,3人男が言い寄ってきても、、まだまだ、もっといいやつが出てくる」
「そのうち40,50になり、選べる立場ではなくなった。(笑い)そういう可能性もある」
「そんなあなたに(笑い)」

「4/17に出る「夢破れて尚」のカップリング「君は泣く」(爆笑)それがぴったりだと思いますよ」
 
 

7曲目「君は泣く」
 
うーん。。。ひと時代前の曲って感じ?それよりこの曲歌詞がすごい
「君は泣く、きっと泣く・・・」って(笑い)

なんか、千春が歌いづらそうに思ったのは私だけ??さすがにタイトル曲にはできないよねって感じの曲ですね。
たっちゃんのエレキがなかなか目だってました。
 
 
「君は泣く、これな皆さんも経験あると思うんだけど、結婚する、男と女がひっつくってのは簡単だわな」
「問題は別れるときだよな」

「結婚するときよりも離婚するときの方が負担が大きかったメンバー、手をあげて」(笑い)
メンバーで夏目さんとたっちゃんが手をあげる(笑い)
 
「夏目、マイクあげて」
大変だったよな〜と千春がインタビュー
個人情報ですからね、、、あんまり詳しくはレポかけないけど
 
夏目さんは結婚したときの気持ちは「ハッピーハッピー」
でも離婚のときは、協議離婚を通り越して裁判所で調停まで行って
「結婚のパワーを10とすると、離婚のパワーは?」「300くらいです」(爆笑)
とのことでした。
 
ちなみに
「たつ、お前は?別れる時のパワーは?」「500です」(大爆笑)
 
「つくづく思うな。人を愛する。ピュアであってもらいたい」
「何の偏見もなく、人を好きになることは尊いことだし」
「どんな金持ちでも貧乏人でも、愛情に関しては実にフェアだ」
「健常者でも障害を持っていても人を好きになる、愛するという気持ちは何より尊い」
「ぜひそれを理解してほしい」
 
「新曲である「夢破れて尚」(笑い)」
「私、ここ数十年、ヒット曲もなく(爆笑)」
「いや、お前ら笑ってる場合ではないんですよ(笑い)真剣に考えた方がいい」
 
「それなのに、コロンビアは新曲を書いてくれという」
「書くけどまた売れないですよ(笑い)ロト6買った方が早いんじゃないか?(爆笑)」
 
「この曲は、わざと夏目に古くさい昭和の演歌のようなアレンジでと頼んだ」
「そしたら、何もそこまでしなくてもと(爆笑)」
 

8曲目「夢破れて尚」
 
ホントに昭和歌謡だ。。。うん。それもガチガチの。
ワルツなのね。この曲。
でも、音程のキーは歌いやすそうです。

ただ。。。この曲は絶対売れないと思う(汗)
 
 
「アレンジがくさいね(笑い)」
 
「今日の疲れは今日のうちにとってください」
「明日は明日の疲れがやってくる」
「しかし、今日見た夢は明日も夢見てください」
 
「年を取ってくると、あそこが痛い、これって病気とか考えます」
「痛い、かゆいがわかるということは生きている証拠です(笑い)」
「しみ、そばかす、しわの一つ一つ、小じわ、中じわ、大じわ、、、(笑い)すべてが愛しいと思います」
 
「埼玉、NACK5というラジオ局で番組やらさせてもらっています」(会場拍手)
「NACK5からSTV、岩手放送・・・・」全国の流れているネット局を全部あげる
 
「この番組で、先の日曜日にも言いましたけど、安倍総理は、アベノミクス、日銀の総裁の金融緩和によって、株価が上がり、円高解消、円安に」
「皆さんの所得もタイムラグがあるが上がるでしょう」

「総理肝いりで、産業競争力会議を作りました。これから成長戦略、どんな産業にどんな手をうっていくのか」
 
「総理肝いりで国会議員何人かと民間からメンバーを作った」
「ここにメンバーの名簿があるんだ」
「メンバーは、議長に安倍総理、副議長が甘利さん・・・・」と全員の名前と肩書を読み上げる
竹中教授とか、三木谷楽天社長など。。。
 
「違和感感じませんか?」
「こんな立派な肩書を持った連中が、総理のもとに集まって、規制緩和をやるんだ」
「なぜ会議の中に、現場の人がいないのよ?社長とか相談役とか、成功してきた人ばかりじゃないか?」

「なんで、農家のおじさんがいないのよ?水産業のおじさんは?製造業、中小で一生懸命、日本の匠の技でがんばってる連中が入っていないのよ?」

「こんな連中で規制緩和とか決めてほしくない」「ますます世の中と政治が乖離していく」
 
「安倍さん、もう少し考えた方がいい。今度電話しておきます(笑い・拍手)」
 
「権力は強いって。俺はラジオでもこういうこと言った」
「今日はNACK5の社長も来てるけど、俺の首を斬るならいつでも切ってくれ」
「しかし、せめても、テレビラジオの良心でありたいんだ(拍手)」
「スポンサーのいいなりになって、何も言えなくなったら、ラジオは終わりだって」
 
「産業競争力会議でこの間決めたことは、東京を特区にする。世界からの企業の誘致、資本を東京に集めるんだって」
「バカか?東京はすでに特別区じゃないか。しかも物も人も金もみんな東京に集まってる」

「特区にするなら、仙台とか福島とかならわかる」
「なぜ今さら東京なのか。お前らそんな動きたくないのか?」
「なんでもかんでも東京に集めるな。バカたれが!」

「基地問題で揺れてる沖縄なら沖縄に特区をあげろって」
「東京じゃないだろ。ましてや、オリンピックだぞ」

「俺、猪瀬ってさ、お前らも東京都民じゃないから大丈夫だと思うけど、俺あいつ大嫌いなんだ(笑い)」
「目つきも手つきもきらいなんだよ(笑い)」
「クラスに必ずあーいうヤツいたよな。何か言うと「松山君それは違うと思う」って正論ばかり吐いて(笑い)」
 
「いまどき、東京オリンピックはないだろ」
「俺は、オリンピックやるなら、福岡だと思う。アジアの玄関だし」
「それか、もし、復興が終わったら仙台だろ。仙台にやらせてあげたいです」
 
「札幌は冬はやったけど、夏はやったことない。ぜひやってみたい」
「なぜかというと、世界中探しても、夏も冬両方のオリンピックができるような人口が200万人もった都市はどこにもない」
 
「埼玉の人にはわからないかもしれないけど、われわれ北海道民は」
「足寄町からは宗男さんが捕まったために中途半端になった高速で(爆笑)」
「真っ白い雪の中、吹雪の中行くわけだ。途中、ほとんど信号もなく、いくつもの小さな町を通って」
「そしたら銀世界の中、200万人の都市がどーんと見えてくるんだ」

「そのとき、これだ!北海道民の作った都は!世界中どこにもないだろ」
「こんな雪の中200万人の人が働いている」
 
「田舎には田舎の持ち分があるし、都会には都会の持ち分がある」
「お互い敬意を払わないといけない」

「都会は都会で、田舎のみんなががんばっているから、こんなきらびやかな街ができた」
「田舎は田舎で俺たちががんばるから、あの都を支えられるんだ」
 
「秩父の田舎でがんばってる皆様のためにも、さいたまは栄えなきゃいけない(笑い)」
「もっとホテルもたくさんいいの作りましょ。ロイヤルパインズだけでなく(爆笑)」
 
「これから日本はどこへ向かっていくのか」
「それは安倍総理も含め、こんな人たちが描く将来ではないと思う」

「皆さん一人一人が不安やこれからどうなるんだろうと抱えながらも、描く将来」

「過去は、振り返るのは楽なんだ。なぜかと言えば、もう通り過ぎてしまったから」
「未来は怖い。まだ行ってないから」「今がいちばん楽」
「だからみんな振り返ってしまう。安心だからな」

「けど、未来への一歩を踏み出すことがどれほど肝心か」
「同じ世代を生きたもんだし、ぜひ輝く一歩を踏み出しましょう」(大拍手)
 

9曲目「虹のかなた」
 
おおお〜なんか、久しぶりだし、この曲大好きだし、泣きそう。

虹だからか、バックにあたる光が七色だった。
高音がちょっとつらそうで心配
 

「昭和52年にデビューして、それから平成に入って、36年の中の曲からコンサートやってるべ」
「古い曲、今の曲を聞いても、何の違和感もないだろ(拍手)」

「それは私がフォークシンガーだからでね。ずっとフォークしてたからなんだ」
「ではフォークソングとは何だべ。ギターを持てばフォークか?かっこじゃないんだ」

「フォークシンガーか、歌謡曲、演歌なのかは、詩でわかる。詩をよく聞いてもらいたい」
「そうすれば、これがフォークシンガーの作る歌なのかとわかる」
 
「今日は初日ということで、急にちょっとメンバーよ」
「「青空」って出して?新しい曲なんだけど」(拍手)
 
「この「青空」という曲は、NACK5を聞いてる人は、私の番組でアサヒ緑健のCMが流れているときに後ろで流れてる曲」
「ラジオ聞いてる人は、あ〜あの曲かとわかる」
 
「実はこの「青空」という曲は夕張のために作った歌なんだ」

「夕張は一時炭鉱が国の政策で、石炭でな、10万人とかいたんだ。いわゆる国策で10万の人が石炭掘ってた」
「それを石炭を掘るより石油の方が安い。それから石炭は掘ってて危ないよな事故がある」
「それで、人口も3万人、2万人と減って、財政破たん。公共サービスはできない状態」

「ちょっと待ってくれって、お前たち国の政策で、北海道の夕張、芦別、赤平、歌志内」
「国の政策で石炭掘れってやってたのに、ダメになったら財政破たんだよ」
 
「北海道といえば、ジンギスカン」「あれはもともと北海道の名物ではなかった」
「第二次世界大戦の時に、冬用の軍服の中に羊綿を入れようと、綿がほしいから、北海道で羊を育てろといってな」

「ところが戦争が終わったら、軍服はいらないべや」
「でも羊ばっかり飼っちゃってるから余ってさ、それで肉を食ってみたらまずい(笑い)」

「そこで北大の教授が考えて、ニンニクとかいろいろなものにつけたら食べれた。それがジンギスカン」
「だから戦争の遺物なわけよ。北海道のジンギスカンは」
 
「国の政策によって、1つの町が、ましてや1人の人間の人生が、右往左往するのは見てられない」

「それで自分は「青空」を作った」
「夕張の人たち、あなたたちは全国バラバラになるんでしょう。でも、この空は続いている。夕張も埼玉も東京も」
「くじけずにがんばってくださいね。そういう意味でこの曲を作った」
 
「それをアサヒ緑健は緑効青汁(笑い)」
「ありがたいね、なんてことをしてくれた(笑い)」
 
「空はつながってますから、初日ですんで、1曲増えます」(笑い・大拍手)
 
 

10曲目「青空」
 
 
最初は中道さんのピアノのみ。
ラジオを聞いてない人なんで、初めて聞きましたが。。。すごい千春らしい曲ですね。沁みる歌です。
なんか、オーラスの曲っぽいイメージ。幕が閉まりそうな感じ。
 

「これってステージで歌ったことないな」(拍手)
「機会があって、日曜夜9時から10時のラジオやってますから、聞いてくれれば、CMのとき入って来ます」(笑い)
「アサヒ緑健、緑効青汁とかいいながら(笑い)」
 
「皆さん方は、これからも輝きつづけ」
「私は・・・(笑い)こう見えても浄土真宗、親鸞聖人、さほど神仏を信じるタイプではありませんし」
 
「あなたがいるから、神がいるんですよ。あなたがいるから仏もいるんですよ。」
「あなたがいなければ、神も仏もいないんですから」
「さほど宗教にかたよる必要はありません」
 
「しかし、比叡山の最澄は、「一隅を照らす」という言葉を残しました」
「一隅とは一つの隅。一つの隅を照らす」
 
「俺たち一人一人が輝けば、日本は地球上は輝くはずだ。何もあなたが太陽になる必要はない」
「あなたが、家庭だったり、職場だったり、たとえ一人でいても一隅を照らしていてください」
「そしたら世の中が、明るい世の中になりますから」
 
「今日から全国照らしまくりのコンサートに出かけてまいります」(笑い・大拍手)
 
「2階席、後方席の方、前のお客さんもどうぞ照らしてください」
「自分の家で、職場で、学校であなた光れば、世界は光りますから」(大拍手)
 

11曲目「春夏秋冬」
 
まずはバックのメンバーのコーラスから。。。

すご〜い。今日は私のど真ん中のセトリだよ。。。なんか、鳥肌がたつ

でも、大サビの部分で声が出るかが、めっちゃ心配だった。。。けど、よかった〜
 
会場に歌って!っていう感じに千春がやって、会場も歌いました。
 
すごい声が出てて、ビンビンときて、、、ホントによかった
 
歌い終わり「どーも」と挨拶をして「2階席も後ろも前もありがとうございました」

そしてマイクを置き、千春はステージを下りました。
 
会場は、アンコールの拍手です。
再び、幕が開き
 

12曲目「BABY」
 
ダメだ〜この選曲。ホントに私のど真ん中。
あの頃、厚生年金に毎日通ってた頃を思い出し、、、泣きそうになる。

会場はスタンディングです。すごいいい雰囲気。
 
サビの部分をくりかえすのを忘れたのは千春。。。笑っちゃった。
 
 
続けて

13曲目「24時間」
 
千春の衣装はツアーTに派手なジャケットでした。
 
「お前らおそろしく元気だな」(笑い)
「初日ですからね、今も歌詞間違えましたけど(爆笑)」
「お気づきの方もいたかもしれませんが。あれ、すぐ繰り返すんですね」そうですよ、千春!!
「私、アレンジが変わったのかと思いました(爆笑)」
 
「今回、ツアーに出るにあたって、ギターを1本作りました」
「新しいギターの初お目見えです」(大拍手)
「今までは竜の彫り物みたいなのだったけど、今度はなんだろ。メルヘンチックですね。ジブリの世界」
 
ここでみんな座りました。
千春も弾き語り用に椅子に座る。。。。
 
弾き語りモードで、少し弾いて
 
「メンバーそのままいてよ。俺一人にしないでよ(笑い)」
「でも、これは弾き語りで歌ってみます」
 
 
14曲目「宗谷岬」
 
千春の弾き語りで、、、ものすごい声が出てて、感動的でした。
 
 
「ギターの鳴りはどうだ?いい音だべ。2階席聞こえたか?」(大拍手)
「これね、猫に小判なんですよ」(笑い)
「ももちゃんが使えばもっといい音色だと思うけど」
「ももちゃん、なかなかいいでしょ。ほしい?」(爆笑)
ここからひとしきり、ももちゃんいじり
 

15曲目「長い夜」
 
千春が弾きだして、会場もちょっと立ちはじめ。。。

で、おかしかったのが後ろのメンバーで、演奏に入ろうかどうしようかと、メンバー同士
顔を見合わせてるのが笑っちゃった。
ももちゃんとか恵美さんとか立ち上がって、、、演奏に入りだし。。。。

千春もギターを置き、いつもの状況に
 
会場も総立ちでしたね。。。ホントにすごいいい雰囲気のコンサート。
 

歌い終えて「どーも!」

そして幕がおりました。

会場はさらに拍手で、千春を待ちます

千春を呼ぶ声がすごく多かった。特に男性の声。。。すごいなあ〜さすが初日。
 
 
16曲目「流浪」
 
千春はスーツでした。スーツがかっこいい。
 
ピアノでの「流浪」いいわ〜
っていうか、この曲もど真ん中の曲で、この日のセトリはどうしましょって感じでした。
 
最後歌い上げるところの前で
「越谷ありがとうございました」
「メンバースタッフ全員で、がんばって全国回ってきます」
そして
♪うた〜う〜
はめっちゃ感動でした。ありがとう、千春。会場の声援もホントにすごかった。
 
 

「どうも」「ありがとう」「ありがとう」「気を付けて」
「どーーーーーーも!!」マイクをおとし、
千春は手をふり、いつものように、袖で深々とお辞儀をして退場しました。
 
 
 
 
春ツアー初日です。千春もMCでリハーサルができなかった話をしてましたが、全然大丈夫。声も出てたし、話もすごいまとまってて面白かったです。
たぶん、声に関しては3月に復興支援コンサートとかやってたからでしょうね。
高音は、ところどころ苦しそうなところはありましがた、中音っていうんですか、ビンビンと響いて圧倒されました。すごかった。
 
それと、今回のセトリがね、何度もしつこいくらいに書いちゃいましたが、私のストライクゾーンど真ん中で。。。
私、1985〜1989年くらいの曲がめっちゃ好きで。。。アルバムにすると「明日のために」「自由の彼方へ」「Message」「ISHI」あたり。
そのあたりの曲が今回とっても多くて、もうズキュンバキュンと心を撃ち抜かれてました。泣きそうだった。
 
参議院選のこともちょっと心配ではありますが、でも、そういった話も出ず、、私はMCも心穏やかに聞いていられました。
 
春ツアースタートです。全国を照らしまくってくれるとのことで、すごく楽しみです。
「全国回ってきます」という力強い言葉に、会場みんなで送り出しました。がんばってくださいませ。
そして、私は、、、次は東京に行ってきます。フォーラムで待ってるよ。千春!!