たちが本を読むとき、活字を追うスピードは、人の話や朗読を聞くスピードよりも速くなっています。そのスピードには個人差がありますが、慣れれば数倍の速度で読んだり聞いたりできます。当然、速く読んだり速く聞いたりすれば、脳は情報を速く処理しようと大いに活性化されます。殊に高速処理を得意とする右脳が活発に働き、集中力や記憶力を高め、学習にも大きな効果が期待できます。
わくわく文庫の朗読を聞くときには、一番心地よいと思う速度で聞くことが大切で、そのスピードがだんだん速くなっていくと、脳の処理速度も増し、これが能力開発につながるのです。
 

 
 
 
 
『速読聴トレーニング』と読書
わくわく文庫の朗読を速い速度で聞きながら読書することは、多くの利点を生み出します。
1. 最初は読み聞かせの効果で、知らず知らずのうちに読み切ることができ、一冊読んだという達成感がある。
2. 読書時間が少なくて済み、多くの本を読むことができる。
3. 速く読めるようになり、読書量が増え、他の本も自力で読むようになる。
4. 本を読むことで、漢字を覚えたり、多くの言葉を知り、文の意味を汲み取れるようになる。
5. 教科の学習においても、国語のみならず他の教科でも読解力がつき、文の意味が速く理解できるようになる。
 
 
 
聞きながら読む『速読聴トレーニング』の効果
全国の実施塾のアンケートより
■ 国語のテストで全部読みきれなかった子が、読めるようになった。漢字も読めるようになっていた。
■ 本好きになる。特にシリーズものを読み始めると、続きを読みたがる。
■ 長い文章に慣れるので、長文も楽に読めるようになった。記憶力も良くなる。
■ ほとんどの子は本を読むのが速くなり、楽しくなるようだ。学校でも、書店でも文字の多い本を選ぶようになる。
■ 自己表現ができるようになった。感想や心に残った言葉など書かせているが、感情豊かな文章が書けるようになった。
■ 集中力がつき、やる気が出てくる。小学生の男子は落ち着きのない子が多いが、速読聴をすると落ち着いてくる。
■ 通常の算国での学習ではできない脳の処理能力を上げることができる。普通のスピードで読むよりも脳が活性化され、それが成績アップにもつながっている。
■ 考えるスピードが上がる。判断力、学習内容の吸収がよくなる。
■ 日本語を読んでいるのに、英語、数学など国語以外の成績も上がった。
■ 学習障害児と言われていた子が、驚異的に伸びて、お医者さんも学校の先生もびっくりしている。